飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

ハイパースペクトル応用利用班の活動(その2)

2005-06-03 17:54:57 | ハイパースペクトルカメラ
 前回の投稿から若干間を置きましたが、ハイパースペクトルカメラ(HSC)で得ることが出来るハイパースペクトルデータ(以下HSD)についてちょっと触れたいと思います。

 前回もちょっと触れましたが、HSDは画像データでありながら、スペクトルデータを持つという特殊なデータのことです。とは言っても、ちょっとわかり難いと思うので、下の図を使って説明したいと思います。



 この図の様に、HSDはその画像の1ピクセルごとにスペクトルデータを持ちます。前回の投稿では①~⑤のポイントのスペクトルデータを取って表示したものです。
 
 このようなスペクトルデータが、すぺてのピクセルにあると言うのは、下の図のような事が言えます。(この図はあくまでも例であって、HSCやHSS(*1)から得られるデータが全てこの様なものであると言う事ではありません。)



 HSDと言うのはこんな感じのデータです。HSCの詳しいことについてはこちらを見てください。

 次回は「HSDを使ってどんなことが出来るか」を書きたいと思います。
 (いつ投稿するかは分かりませんが~

 それでは、次回をお楽しみに~

 *1 ハイパースペクトルセンサの意

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