うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

Chardonnay

2014-12-30 21:07:41 | グルメ
シャルドネに関しては以前に2度書いたことがあります。それくらい白ワインでは一番多く飲んだ品種でしょう。そしておそらく最も広く栽培されている白ワイン品種だと思います。
レストランで白で迷えばまずシャルドネを考えます。ポピュラーで最もはずれが少ないからです。
それに、最も偉大な白ワインもおそらくこの品種から生まれると思います。モンラッシュやムルソー辺りがそれだと思います。
シャルドネで新樽を利用して丁寧に作られた時、長命で偉大なワインになる可能性があります。
しかし、そのようなワインはそうそうお目にかかれません。いやいくらでもあるのですが、財政的に・・・
そんな中、今迄最も印象に残るのは、ムルソー・シャルム、濃い黄色で堂々としてこくがあり蜂蜜の味わいの豊かなワインでした。詳細は覚えていませんが?
P.S.黒の漆は長い時間が経つと朱合漆のように透けて茶色に近くなります。ワインでは白ワインは濃い黄色から褐色に変化するそうです。赤ワインは赤みが薄れ透けてやはり褐色に変化するそうです。
自然のものは、時間が経つとどれも茶色に向かうようです。そうなるにはそれぞれどれだけの時間が必要なのでしょう?
私はそんなワインを飲んでみたいと思います。
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Cabernet Franc

2014-12-21 20:15:35 | グルメ
今迄、ボジョレーや日本のワインなどワインを飲み続けることによって認識を新たにしたことも多かったのですが、カベルネ・フランだけは、未だによい印象に変わっていません。
原産地はボルドーで、そこではブレンドで使われますが、品種100%となるとロワールのシノンかブルグイユになると思います。
特にシノンは安いこともあり何度か飲んだのですが、際立った香りや味わいに乏しく、凡庸な印象がぬぐえません!
先日も、シャトー・ド・クーレーヌの'12 ソレイユを飲みました。”スミレの花やスパイスの香りが優雅に混じりあい穏やかでしとやか”とネットにはありますが、私にはその魅力が理解できませんでした。
こうなれば、この品種の魅力を最高に引き出したワインを飲むしかありません!
シャトー シュヴァルブラン
サンテミリオンの頂点に立つワイン、カベルネ・フランを6割ほど使用した、この品種の効果を最も引き出したワインだそうです。
でも問題があります。どのヴィンテージも10万円前後はするようです。
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Syrah

2014-12-08 19:29:42 | グルメ
私がよくワインを飲んでいた頃、フランスのワインが一番でした。
それは、同じ品種のブドウを使ったとしてもフランスのワインが美味しいと思いました。それはピノ・ノアールしかりシャルドネしかり、そしてこのシラーもでした。
オーストラリアで生産されたシラーを飲んだのですが、黒く、濃く、飲むとパワーはすごいのですが、それだけでタールのような香りのワインでした。
同じ品種でも(完璧な単一品種でない場合もありますが)コート・ロティー、エルミタージュ(赤)の華やかさはどうでしょう!やはり、アルコール度数は強く濃いのですが、複雑でエレガント、どうしてこうも違うのでしょう?
テロワール、醸造技術、でしょうか?
最も最近は、日本もそうですが、フランス以外のワインの質も上がってきて本場を越えるようなワインも出てきているようです。
しかし、シラーに関しては、私が数年前、飲んだ段階ではやはりフランスがいいようです。
シラーで印象的なワインは・・・
フランスのリヨンの南、ヴィエンヌのレストラン、ピラミッドで飲んだ、Gilles BARGE の’86コート・ロティーです。これを超えるものは出会ってません。
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Gamay Noir

2014-12-07 19:31:22 | グルメ
ガメイで作ったボージョレーは好きではありませんでした。あのヌーヴォーのイメージがあったからです。フレッシュといえば聞こえはいいのですが、軽く、奥行きのない、ブドウジュースがやっとワインになっただけの赤ワイン。
収穫祭の意味ならば地元で祝えば、それでいいと思いますが、わざわざ買って飲む必要性は感じませんでした。
ある時、マルセル・ラピエールのモルゴンを飲む機会がありました。
熟した果実のような濃密で複雑な味わいでした。同じガメイでこんなすばらしいワインが出来るんだ! 認識を新たにすることが出来ました。
更にヌーヴォーでも生産者を選べば飲むに耐えるワインがあるのだと気づくことが出来ました。
というわけで、今年もボージョレー・ヌーヴォーを味わうことが出来ました。
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金沢の美味しい鮨店

2014-12-05 20:21:35 | グルメ
以前も書いたように、鮨飯に魚の切り身を乗せれば握りになるのは大きな間違いです。新鮮であればいいというのも間違い、鮨飯に合うような仕事がされているかが、大事な部分です。
それがなされていれば食べたときシャリとネタが調和し美味しい鮨を食べたと言うことです。ここの鮨は私の主観でそれが出来ています。
赤イカの握りは身に細かな包丁が入れられ大葉の香りを足して柔らかく鮨飯と合うように考えられています。サワラは独特の香りがあるため定石どうりあぶられています。
ここでは写っていませんが、ノドグロの巻物はあぶってあり、その香ばしさと脂の旨みが海苔と酢飯で包まれ噛むとその旨みが口に広がり今迄食べたことのない美味しさでした。
ここは、以前、評判を聞き是非行きたいと思っていたすし店の系列店です。ここでこの味!是非本家で食べたくなりました。
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