うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

プティ・フール

2015-03-28 22:58:57 | グルメ
最後に紅茶のフィナンシェが出ました。最近ではコーヒーと共に出る小さな焼き菓子をミニャルディーズというそうですが、プティ・フールのほうが、古い私にはしっくり来ます。

今回は、一皿ごとにとても楽しむことが出来ました。特にデセールの手法が料理に生かされているのが印象的でした。
フォアグラはソテーかパテで食べたことしかありませんでしたが、ここでは苺のムースと合わせ他にない表現でした。前菜で出たカクテルも、層で見せるやり方はデセールがベースにあると思います。

しかし、今では最初に出た”シフォン・サレ”のように”ケーク・サレという惣菜ケーキが金沢で売られていたり、考えたらパンでもバターと卵を多く入れてリッチに作れば”ブリオッシュ”というお菓子のようなものが出来ます。ですから甘いか甘くないかだけで、本来料理とデセールの境界なんてないのかもしれません?

そんな中ここのシェフはパテシィエ出身だけに何のためらいもなく変化球を投げてきます。
それにより、より軽く、美しく、また新しい組み合わせの味の提案がなされます。
是非また季節を変え、シェフの変化球を受け止めたいと思います。

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モンバジャック

2015-03-27 23:26:49 | グルメ
AOCモンバジャックのワインを初めていただきました。正直に言うとこのAOC自体知りませんでした。ワイン好きにはあってはならないことですが!ボルドーのそばということもあり昔から甘口白ワインが作られているようです。貴腐ワインではないと思いますが、2006で酸など角が取れ複雑で味わい深いワインです。
やはり、デセールには甘いワインがほしくなります。
今度、レストランに行ったら「モンバジャックのワインはないんですか」なんて、言ってみましょうか?
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ショレイ・レ・ボーヌ

2015-03-26 20:57:03 | グルメ
メインに合わせたのは、私の好きなブルゴーニュ、ミシェル マルタンのショレイ・レ・ボーヌ 2009。
新しいドメーヌらしく私は知らなかったのですが、ボーヌのワインらしくそんなに重くはないのですが、果実味豊かで、滑らか、余韻も長いすばらしいワインでした。
仔牛のやさしい味わいには、丁度良い品のあるワインでした。
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ローズ・ソヴァージュ

2015-03-25 19:38:03 | グルメ
料理に合わせていただいたワインを少し書きたいと思います。さすがソムリエールと思わせるマリアージュでした。

アルザスなどの北のピノ・ノワールで美味しいワインをあまり飲んだことがありませんでした。またシャンパーニュ以外でおいしいロゼワインをあまり飲んだことがありませんでした。
このワインはその両方をいい意味で裏切っています。
マルク・テンペというビオディナミでも有名な作り手のワインです。ピノ・ノワール主体で醸造に24ヶ月かけたロゼワインは赤い果実の印象で今までにないしっかりとまとまった味わいです。
その部分で、フォアグラのテリーヌと合い苺のムースの色合いともシンクロしていたようで、バランスの良い組み合わせでした。
何か、ソムリエールの意図が垣間見えた感じがしました。
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クレーム・ダンジュ

2015-03-24 18:31:28 | グルメ
なんとも豪華なデセール、フワフワので軽やかな食感、名前からするとフレッシュなチーズと生クリーム、メレンゲを攪拌して作られるらしいのですが、レストランならではの味わいに感激、パイナップルのさわやかな味わいも食欲をそそります。
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