うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

釣りの先生

2015-04-28 21:35:19 | 釣り
東京に居るときは釣りはしませんでした。
時に中善寺湖で釣りをしている人の話を聞いたり、開高健の釣行記を読んだりなんとなくルアーやフライをしたいという思いは埋み火のようにありました。それが、現実となったのは富山に来て自転車で海まで行ける環境になったからです。
そこで、地元の先生が必要でした。
幸い大学に腕利きのアングラーがいらっしゃいました。道具の選び方、ポイント、釣具店、はもとより実釣にも連れて行っていただきました。例えば、エギングで結果が出せないとき、釣行に誘ってもらい、初めてアオリイカを釣ることができました。
その後、釣りは続けていましたが、大学を離れその先生とも疎遠になっていました。
そんなある日、私はシーバスを狙って庄川に行きました。川沿いのパットゴルフ場の脇をポイントに向かって歩いているとどこかで見た方がプレイをしていました。おそらく、釣りの先生?ほどなく先生も気がつき挨拶をしました。当然、釣りの先生が持っているのはパットゴルフのクラブ、私は、ロッド。わたしはとっさに言い放っていました。
「何を持っているのですか?」
結果として皮肉となった言い方に対して、先生は
「朝、エギングに行ってきたよ!」
と、聞いてもいない釣行の話で切り返えしてきました。しかしながら少々気まずい雰囲気を残したまま・・・
「シーバスを狙っているんです」
等と言いながら別かれました。
そんなことをえらそうに言いましたが、そのときも、釣果ゼロ、最近でも海では隣の人はシーバス2本サゴシ1本、バラシも有りと大忙しなのに、私には当たり一つないという体たらく。4月に解禁のサクラマスも空振り続きです。
まだまだ、情けないアングラー見習いです。
コメント
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