うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

捨てられた猫

2010-06-29 22:51:39 | 日常
アパートの近くに住んでいた野良猫です。たまに餌をあげていたので逃げずに、写真に納まってくれました。この猫も捨てられた猫だったのでしょうか?捨て猫では、東京にいた頃、辛い思い出があります。
ある日、会社で仕事をしていると女子社員が子猫を拾ってきました。まだミルクを飲んでいるようなかわいい猫でした。ひとしきり社員は子猫と遊んでいました。私としては、この子猫どうするんだろう?と不安な気持ちで眺めていました。
退社時間になり、ひとりまた一人と帰っていきます。そして、とうとう事務所には、私と子猫一匹が残されました。また捨てに行くわけにもいかず、私は仕方なく子猫を連れて帰りました。まだミルクを飲んでいると思い、新宿のデパートのペットショップに行き哺乳瓶を買いその説明書で、便を促す方法なども学びました。ちょうど金曜日だったので、土日、自分の部屋で飼いました。しかしながら、遊んではくれますが、ミルクを飲む体力がないのかあまり飲んでくれません。それに部屋で飼うことはできませんし、引き取ってくれる人もあてがありません。
月曜日、かわいそうですが仕方なくペットを引き取ってもらえる施設へ、朝一で連れて行きました。その後、会社に行き女子社員にその旨を伝えました。そうしたら、ある女子社員から「どうしてそんなとこ連れて行ったのですか」と非難されました。気持ちは理解できますが、私としては納得できません。そして、その施設に電話をしていたようです。しかし、その子猫は特定できず、その後処分されたようです。
そのとき思いました。
苦労して人の失敗の後始末をしても、非難を受けるということが、私にはあるようです。
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2010-06-19 20:41:44 | 日常
梅雨になりました。今日も雨でした。この時期の慰めは花菖蒲などのアヤメ科の花と紫陽花です。通勤の道すがらところどころに咲いています。しかし今日はもう一つ慰めを発見しました。蛙です。近づいても達観したように、身じろぎもしません。それともよほどカラーの花が気に入っているのでしょうか?普通、サトイモの大きな葉がお気に入りのはずですが、いやもしかすると、カラーもサトイモ科とわかって安心して乗っているのでしょうか?
どちらにしても、色のコントラストも良くユーモラスで、立ち止まって見入ってしまいました。ある意味、こんな蛙のようにありたいものです。
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レインボートラウト

2010-06-18 18:44:09 | 釣り
サクラマスのシーズンが終わり、もうすぐ川は、鮎のシーズンになります。しかし、私は鮎はしないので、虹鱒(レインボートラウト)かヤマメを釣ることになります。ヤマメはサクラマス(ヤマメの降海型)の子供みたいなものなのであまり大きい固体はいません。ですからやはり虹鱒狙いということになります。
今回、23cmの虹鱒を釣りました。少し小さいですが、まだまだ大きい40cmクラスがいるはずです。
改めて、サケ・マスの仲間は美しいです。秋まで時間を見つけ挑戦したいと思います。そんな美しい釣果を報告できるといいのですが。
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夜高行燈

2010-06-06 22:09:43 | 日常
地元で庄川観光祭という祭が開催されました。色々なイベントが開催されますが、見所はやはり”夜高行燈”(ヨタカアンドン)という山車でしょう!多くの山車が町を練り歩き、また、時にぶつかり合う姿は勇壮で祭のハイライトです。
砺波地方ではこの形の山車が各地に残っており、今の時期、夜の街を彩ります。もともと五穀豊穣などを祈って始まったようですが、普段静かな町が、この時とばかり「よいやさー」の掛け声とともに参加する人々と夜高行燈が一つになり活気付きます。
そういえば、このブログを初めたころ、この祭りの中で開催される”庄川峡花火大会”のことを書きました。もう一年になるのですね。少しは見ていただける方が、増えるとよいのですが。
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