うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

鮭の剛力

2010-11-21 20:04:32 | 日常
今年も鮭に会いに、庄川鮭まつりに行ってきました。
富山に来て感動したものが、2つあります。立山連峰の景色と鮭の遡上です。初めて鮭の遡上を見たときそのパワーに圧倒されました。
迸る生命力、剽悍、信念、悲痛、様々な思いが過ぎり川をずっと眺めていました。
その鮭の命が尽きようとすると、それまで深紫や深緑だった色が、瞬く間に、枯れるように砂色になっていきました。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランドマークのイチョウ

2010-11-14 19:29:44 | 日常
イチョウは小さい頃から親しんできました。高校では、イチョウの木が季節を教えてくれました。近くのお寺では、時期になるとあの異臭のする銀杏を拾いました。今、学んでいる木工でもイチョウの木は、材料としても狂いも少なく加工性に優れて、使ってみたい材料です。
しかし私は観賞としての存在が何より好きです。春の新緑の時期のイチョウは萌黄色とはこの色をさすのではないかと思うような鮮やかな新葉、秋にはここにイチョウがあることを主張するような鮮烈な黄色。樹木としても大樹となり、ランドマークとしても重要で観賞としては最もふさわしい樹種ではないでしょうか?
よく見ると、足元には扇の形の葉とともに銀杏も落ちていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔦の紅葉

2010-11-10 20:22:47 | 日常
花なら、昆虫などの興味を引くために、鮮やかな色彩を取り入れるのは理解できるのですが、落葉するだけの葉が、何故こんな美しい色彩を獲得することが出来たのでしょうか?
家の壁や塀に蔦を這わせる家を時々見ます。この美しさを理解した人が、他にも居られるようです。
宮中の調度の中で、網代蔦蒔絵棚があります。大垣昌訓の作品で、蔦の紅葉を蒔絵で色彩豊かに表現されています。私の好きな作品のひとつです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしいムース

2010-11-07 00:04:16 | グルメ
デザートは”洋梨とキャラメルのムース ヴァニラアイスクリーム添え”
メインの料理が終わっても豊富なデザート(デセール)があるのがフレンチの楽しみです。レストランにいる時間の半分くらいがデザート以降の時間だといわれます。あるフランスのレストランでは、デザートだけで3皿もでました。
このムースは、甘みを抑え繊細で違う味の2層なのがうれしい。料理の流れにもあっています。
オロロソのシェリーが飲みたくなりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしい赤身肉

2010-11-06 19:20:05 | グルメ
メインは”ランプ肉のソテー 黒コショウの赤ワインソース”
肉にはセップ茸を使ったグラタンが敷かれ、百万石しいたけ等が入ったローズマリー風味の野菜のエチュヴェが添えられています。ランプ肉は、普通は高級な部位とみなされていないかもしれませんが、材料を選べばやわらかくおいしい赤身です。 最近、脂の多い霜降りの肉よりこのような赤味の肉が好みになりました。ワインが進みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FLEUR

PAYSAGE