うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

豊かな食事

2017-08-08 21:43:48 | グルメ
チリのワインは安く、そこそこ美味しく家で飲むにはもってこいです。ただ果実味が豊かですが複雑さや気品に欠けるきらいがあり、この値段では致し方ないと思っていました。
でも美味しいワインがありました。Puda グランレゼルバ
確かにチリの味ですが、熟した果実の濃縮度を感じます、オークの影響かいくらか甘く感じ、タンニンも重すぎず、複雑さもあり、豊かでバランスも良くとてもおいしい!
これに合わせたのはサンタンドレというチーズ、脂肪分が多く癖がなくリッチな味わい。この二つのマリアージュはチーズの濃厚な味わいがワインの果実味やタンニンと融合しまったく別の味わいを生んでくれました。幸せな時間でした。
そういえば、以前、ガヤのバルバレスコというワインとゴルゴンゾーラのチーズを共に楽しんだことがあります。今考えるともうできない贅沢な組み合わせですが、その時とても感激し強く印象に残っています。

豊かな食事を考えた場合、私にとってアルコールは欠かせません!
そして、人によって豊かな食事の内容は違うと思います。
例えばそんな食事のオードブルやデザートなどの要素、あるいは肉や魚などの材料とそれらを生かした料理など、優先順位で取り除いていって最後に残るのはワインとチーズではないでしょうか?私はそう思います。
まさしく、この二つのマリアージュが満たされれば私にとって豊かな食事となります。
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