先輩への感謝を込めて

釣り場で会うアングラーには笑顔で挨拶し情報交換等していますが、お互いがライバルです。特に、ほとんど何も釣れないサクラマスという時間つぶしをしていますが、自分だけは釣れると信じている幸せな人たちです。（自分も含め）
先日もブログで書いたAさんという先輩アングラーがいます。私がサクラマスを始めたころから指導いただきました。むろんこの辺りでは知らない人はいません！今も良くお会いします。そしてこの方には何度も辛酸をなめています。川では目の前でサクラマスを釣られ、海で会った時も（ルアー全般に精通されています）私が一度も釣ったことがないフクラギをポイントに入って即座に釣りあげられました。
後輩としては仕方がない部分もありますが、たまには少しお返ししたいと思っていました（人間が小さい）
そして、その時がやっと来ました！私が先輩より遅く同じポイントに入ったにも関わらずサクラマスを釣ることが出来ました！
それも66ｃｍ3.4ｋｇの大物、先輩に申し訳ないと思ったのですが、記念に私が両手でサクラマスを抱えている写真まで撮ってもらいました。
本人はさぞ、さぞ悔しい思いをされていたのではないでしょうか？（むろん私もそこまで計算済みのことですが）先輩の「おめでとう」の表情にその思いを感じ取ることが出来ました！
たまにはいいですよね・・・

遅れてきたサクラマス

今年は本当に釣れないのかと思いました！
例年なら４月中には１本は上げていました。しかし・・・
今年は雪が少なくその雪代の為水量が少なくサクラマスの遡上が少なすぎました。私のように上流でサクラマスを狙うアングラーとしては致命的、いつも上流中流で狙う他のアングラーも下流のポイントに流れ上流等は閑古鳥、さすがの私もウグイさえも釣れない上流から最近は下流のポイントに出張していました。
でもやっと、やっと、後１か月という時になりやっと３ｋｇの今年初サクラをあげることが出来ました！
待ちに待ったサクラの当りは不意で鮮烈そして剛力、ネットに入った瞬間しばらく動けませんでした。帰り際重いサクラマスを持ち帰る道すがら、薄暗くなった河原にはもうマーガレットが咲いていました。