うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

太刀魚

2024-02-09 00:09:27 | 釣り
寒空、吹きっさらしの海で、何時間も竿を振り続け、今日もいつも通りかと思っていました。
とっくに、夜の帷が下りた最後のポイントで、もう帰ろうかと思った時間、中層付近でした。
大きな当たりが、寒さを吹き飛ばします!
なんだ?何が掛かっているのか!とっさにネットが必要だと思いました。糸を引き込まれながら、やり取りを続ける。やっと姿を現したのはシルバーメタリックな魚体、暗い水面でのたうっています。
長さはありそうですが抜けると判断。
堤防に引き上げ、明かりを当てて確認!
「太刀魚」
初魚種でしたが流石にこれは分かる。しかもスレ、重いはずです。
人が集まってきました。
この辺りでも太刀魚がいるとか、いないとか、勝手な話をして、すぐ自分の竿に戻って行きました。
私も、もしや群れているかな?と思いましたが、これ以上、竿を振る気にはなれませんでした。
見える景色は、何も当たりが無い時に戻っていました。
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パイ包み

2024-02-06 22:58:21 | グルメ
メインは、蝦夷鹿のパイ包みモザイク仕立て、という手の込んだ料理。肉をモザイクに配しパイ生地で包んでありました。肉の赤、野菜の緑、パイの茶と彩りも良く仕上がっていました。
素人考えですがパイ生地で包んで焼くのにもかかわらず、肉をロゼに仕上げるのは難しいと思うのですが、どうでしょう?
ソースはショコラ風味の赤ワインソースこの濃い色が料理を締めており、添えられたビーツの赤も呼応しています。

PS 今回の3皿、全てフランス料理らしい手間のかかった美味しい料理でした。
まさに、ハレの食卓を感じました。
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クネル

2024-02-06 00:35:57 | グルメ
魚料理はサーモンのクネルです。私はあまり味わった事がありませんが。パリのレストランで食べた事が懐かしい思い出です。
少し調べたところ、材料をすり身にして、パナードと呼ばれるつなぎを入れて、火入れをしたものだそうです。手間がかかるようですね。
ソースはアメリケーヌソース、クネルの上には飾り包丁を入れたマッシュルームが乗っていました。
サーモンの色と味わいが、一段上に昇華されたと感じました。 
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パータブリック

2024-02-03 00:32:54 | グルメ
白いテーブルクロスが敷いてありシルバーのカトラリーそして大きめのワイングラス、それらを見ると何度経験しても心浮き立つものです。
さて、今日は何が頂けるのでしょう?
アミューズは、グージェール、一見小さなシュークリームのようですが、チーズが入っておりクレマンドブルゴーニュにピッタリです。まぁ、そうは言っても食事のスタートはいつも泡付きなのですが!
前菜にはパータブリックが使われていました。春巻きの皮のようなものだそうです。ここではモッツァレラを包み揚げてありました。
それだけではありません。野菜のコンソメスープを張り、中央には根菜が載っています。このように美味しい要素を2段3段に重ねるのはフレンチの手法。食感と味わいの違う料理が1つの皿に調和しています。
出だしの皿として申し分ありません。

PS 以前、パートカダイフを使った料理をいただいたことがあります。これは糸状の生地で素材に巻いて衣にして揚げてありました。衣の生地も様々あるようです。 
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