うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

ウコン(鬱金)

2010-04-28 19:58:43 | 
”ウコン”という種類の桜を見つけました。
ソメイヨシノやエドヒガンが散って少し寂しい思いをしていましたが、桜はそれだけではありません。少し調べたら、日本で200種類以上あり、春以外に咲く桜も多く、ほぼ一年中日本のどこかで咲いているそうです。桜の園芸種が一番多い国のようです。
ウコンは、富山で今の時期咲く種類です。写真ではわかりにくいかも知れませんが、緑がかった淡黄色をしています。桜で黄色い種類はこれだけだそうです。その上、大輪で八重咲きですから存在感があり「桜はソメイヨシノだけではない!」と主張しているようです。しかし、このウコンの桜が散る頃は花弁はピンクに色が変わります。やはり桜なのですね。
他にも今の時期は、タイハク(太白)やカンザン(関山)など大輪の桜が多いようです、探してみては如何でしょう。
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かたかご(カタクリ)

2010-04-25 20:45:46 | 
やっと、”かたかご”の花を見つけました!
普通はカタクリといいますが、高岡では古名の”かたかご”といいます。高岡市の花であり2年前まで通っていた大学の校章にもなっていました。ですから親しんでいて身近に感じていたのですが、見たことはありませんでした。
今日、近くのスキー場に、今は水仙の花が咲いてるとのことで、見に出かけた時、偶然その途中の林で、薄紫の花を見つけました。木漏れ日のさす斜面の落ち葉の上に群生していました。きれいに反った花が印象的で、思ったより大きく、うつむき加減で気品があるのは、ユリ科の特徴でしょうか?
カタクリは片栗粉でその名を知られるようにその原料です。球根からデンプンを取り食用にしたようです。今ではそれも名ばかりで、ジャガイモで作られているようです。こういった例は同じデンプンではワラビ粉など、食品で幾らでも見つかりそうです。本物のカタクリを使った料理を味わってみたいものです。
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富山の春

2010-04-19 21:19:21 | 
花を求めて、富山の東の端まで行ってきました。朝日町の舟川沿いに富山の春を代表する花、チューリップと菜の花それと桜が立山連峰と共に望める場所があるそうです。少し遠いですが、天気もよかったので出かけました。
桜は少し遅かったようですが、チューリップと菜の花は見頃で、立山連峰の白に美しい色を添えています。
富山はチューリップの生産が盛んで、私の住む砺波市でも22日から”となみチューリップフェア”が開催されます。その種類と規模は、他ではみられない大きさで毎年出かけています。
ベランダのチューリップも咲き始めました、春本番のようです。
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三条山

2010-04-17 20:27:43 | 
私の住む所は、桜を楽しむには絶好の環境です。すぐそばに”富山さくらの名所”50撰に選ばれた二ヶ所があるからです。「砺波嵐山」と「舟戸公園・水記念公園」です。「砺波嵐山」は写真のように庄川の右岸の三条山に点在するエドヒガンを眺望することが出来ます。「舟戸公園・水記念公園」は丁度その反対側の川沿いに植えられたソメイヨシノの並木が中心です。つまり庄川を挟んで、趣の異なる桜が一度に楽しめます。ですから、この時期、散歩が欠かせません。毎日、色々な桜の表情とその変化を楽しんでいます。
私はどちらかといえば山に点在する自然に溶け込んだ桜が好きです。しかしソメイヨシノの並木は東京にいた頃、千鳥ケ淵をよく散歩したものです。やはりピンクの明るいトンネルは桜の醍醐味です。ただ、この「舟戸公園」にある”ぼんぼり”は何とかならないでしょうか。並木は桜だけで十分だと思います。欲を言うなら、必要なのは曲水でしょう。
今日も雨、足元も小川もピンクに染まりつつあります。
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向野の江戸彼岸桜

2010-04-11 21:15:47 | 
素晴らしい桜を見つけました。大きな大きな桜です。私が北陸で見た最も感動した桜です。城端にある”向野の江戸彼岸桜”といいます。力強さというてんでは今迄見た桜の中で一番だと思います。東京に住んでいたとき毎年見た梅岩寺のしだれ桜のようにたった一本、川の側で立っています。私はこんな山里に一本、力強く咲いている桜が好きです。しかしこの木は、唯一本立っているだけではなく”孤高”という表現がふさわしいと思います。回りの空気まで、作り出しています。私は、可能な限り毎年見に来ると思います。
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