うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

川という参道

2013-05-22 12:54:49 | 釣り
敬愛する開高さんは本の中で書いておられます。
”信者が教会に出かけるように釣師は川へいく。川という参道を持った空と森の大伽藍に詣でる”
私はそこまでの気持ちを持ってつりに出かけるわけではありません。しかし、一人になりたい、日常の雑事から逃れたいと言う思いはあります。
水面の煌めきや鳥のさえずりで気持ちが落ち着くことがあります。
しかし、不意に当たりがあり、必死でやり取りし苦労してサクラマスを取り込んだ瞬間・・・ふと、辺りを見回してしまいます。
「誰か見ていてくれないか?」
いつもそうです。煩悩から逃れたいくらいの気持ちで川にきたはずなのですが・・・
こんな呪縛にいつもとらわれている自分がいます。
やはり、修行が足りないようです。
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ランカー

2013-05-07 19:29:53 | 釣り
ランカーという言葉があります。めったに釣れない大きな魚のことを言うようです。
ブラックバスなら50cm以上、シーバスなら80cm以上と物の本に書いてありました。
先日、アングラーと話をしたところシーバスの自己記録は92cmとのことでした。そのサイズなら間違いなくランカーだと思います。
では、虹鱒なら何センチ以上をランカーと呼ぶのでしょう。
以前、何かの本で50cm以上は一生に何度も釣れないと読んだことがあります。そうするとこの64cmは間違えなくランカーといえるのではないでしょうか。確かに、スチールヘッドどころかネィティブでもなく痩せてコンディションがいいとはいえません。しかしサケ科のオスによくある鼻曲がりになっています。間違えなく虹鱒だと思いますがこんなの見たことがありません。
無論、自己記録を大幅に更新し虹鱒の概念を変えてくれました。
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