うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

モンブラン

2013-02-28 11:41:02 | グルメ
モンブランというとガラスケースに入っているケーキの代表選手のひとつではないかと思われるむきもあろうかと思われます。しかしこれは全然似て非なるものです。
メレンゲのサクサクしたベースに乗ったクリームはふわふわで滑らかな食感です。もちろん甘すぎず栗の風味が生かされています。
今この出来立ての食感を是非味わってほしいと教えてくれています。
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いちごのスープ

2013-02-27 22:42:19 | グルメ
レストランで食べるデザートはそこでしか食べられないものをぜひ食べたいものです。
ガラスケースで売られているようなケーキをわざわざレストランで食べたいと思いません。
よくあるのは、ワゴンでいっぱい運んできて好きなだけどうぞというタイプです。多くはガラスケースで売られているものと大して変わりません。
例えばスフレは焼き立てを味わうデザートだと思います。この繊細なお菓子は保存出来ません。今でもパリで食べた、ピスタチオのスフレが私のなかで一番のデザートです。
レストランでは是非そういった保存出来ないお菓子の出来立てを味わいたいと思います。
イチゴのスープはこの時期にある、内のお気に入り。コンフィチュール(ジャム)のような濃厚さと新鮮なイチゴの味わいが両方楽しめる一皿です。イチゴ好きにはたまらないようです。
これもガラスケースで見たことはありません。
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仔羊のロースト

2013-02-25 12:58:36 | グルメ
以前、仔羊をフランス料理の華と書きました。これもこの店のシェフのことばですが、肉料理を選ぶとなるとやはり仔羊が食べたくなります。部位はカレ・ダニョー。シェフがまた言うように、香が命、それが香草のタイムで増幅されます。口に運ぶと外は香ばしく中はジューシー、たまりません。最後はやはり骨を持って食べてしまいました。
’98サヴィニー レ ボーヌを合わせました。熟成したピノ・ノワールの香と凝縮した味わいが、仔羊の旨みと合います。
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ひらめのムニエル

2013-02-22 19:10:46 | グルメ
今のフランス料理からするとなんともシンプル。ひらめの切り身にほうれん草が乗っているだけです。
この店のシェフがある雑誌のなかで発言しています。
「塩なしで魚は自立できません。そこから塩のみで進むのが日本料理、脂を加えるのがフランス料理です」
淡白な白身が、塩を打たれバターを加えたソースによって旨みを十分利かせたフレンチの一皿になりました。
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フォアグラのテリーヌ

2013-02-19 16:32:28 | グルメ
フォアグラは脂のかたまりです。しかし不思議と脂っ濃くありません。そしてなにより香がすばらしい。それに非常に滑らか。
最近、小さなステーキでも脂で食べられない私ですが、これなら美味しく食べられます。内のが”デザートみたい”と言いました。言い得て妙なのかもしれません。
付け合せはチコリ、りんご、胡桃のサラダが添えられています。歯ごたえの違い、そして酸、対比が計算されています。
パリで食べた、ラミルイのフォアグラのパテより格段に美味しいです。
ブシャールのムルソーとともに
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