うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

修了制作展

2010-03-26 21:01:36 | 漆工
私が通っている高岡デザイン・工芸センターの養成スクール(高岡市伝統工芸産業技術者養成スクール)の修了制作展が始まりました。これは2年に一度開かれるもので、金工、漆工のそれぞれ3つのコースの修了生がその成果を発表するものです。
私は漆工のコースに2年通い、螺鈿の箱など4点の作品を出しました。写真は引き型を使った乾漆の作品です。”乾漆朱塗輪花鉢”と付けました。引き型の作品は2点目ですが、今回は、朱の呂色上げをしました。難しいとは聞いていましたが、やはり苦労しました。写真ではわからないかもしれませんが、刷毛目のむらが残り、研ぎ破りもあります。正直出すのも恥ずかしかったのですが、仕方ありません。展示が終わったら、もう一度、呂色上げをやり直したいと思います。
先生方の指導に感謝し、これからも作品を制作していきたいと思います。
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お気に入りの席

2010-03-25 23:53:45 | グルメ
妻とレストランに食事に行きました。
以前のブログでシャブリを飲んだレストランです。ここは私のお気に入りの店でした。シェフはフレンチ一筋の方らしいのですが、地元の食材を使いイタリアンや和食の要素を取り入れた美味しい、そして楽しい料理を出してくれました。
例えば今日はブイヤベース風の鍋で、フランスでならパンをスープで浸して食べるところですが、ここでは締めで極細パスタのバミセリを入れていただきました。
写真はオードブルです。富山の旬の素材ホタルイカ(食べたので一杯足りない)、地元柚子の香りを付けたサーモンのマリネ、ミニトマトを使ったカプレーゼです。個性が現れていると思います。
しかしこの店は、このホテルと共に今月で閉店します。残念です。
私としてはかなり前より、漆の勉強をはじめたりなど、長くフランス料理どころではありませんでした。最近、やっと記念日くらいはこの店で楽しい時間を過ごすことが出来るようになった矢先でした。ですから今日はこの店で最後の食事になります。
デザートは桜の香りのアイスクリームが出ました。もうすぐ桜が咲くでしょう。


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蕗の薹(フキノトウ)

2010-03-13 23:24:09 | 
フキノトウを見つけました。
まだ日陰には雪が残っていますが、やっと春を感じられる時節になりました。この冬は、例年より雪が多くそれだけに、花を見つけるとよけいに嬉しくなります。
フキノトウは言うまでもなくフキの花茎で両方食べられます。フキは小さい頃、裏庭などで繁茂していました。自分が小さいからなのか、やたら大きく見えました。食卓に上ることも多かったのですが、青臭く食べたいと思ったことはありませんでした。今ならその青臭さや苦さが、美味しく感じられるのですが…
これから色々な花が咲いてくると思います。味覚も花の見方も変わっていくもののようです。楽しみです。
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雉(Faisan coq)

2010-03-05 22:54:39 | グルメ
野生の美しい雉を見つけました。それもかなり接近しても逃げずカメラに収まってくれました。
雉といえばフランス料理ではフザンといいジビエの代表として有名です。冬がシーズンで憧れです。しかしながら、野生の為なかなかお目にかかれず、私もジビエで記憶しているのは、以前も書いたパリのラセールで食べた青首の鴨くらいです。写真のような雉が手に入るなら是非、内臓も含めて味わいたいものです。出来ればパリのビストロ「ラミ・ルイ」で。
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雪山

2010-03-02 23:21:58 | 日常
石炭のボタ山のように雪が山になっています。
駐車場などで除雪した雪を隅に積み上げるのですが、雪のたびに山が大きくなってしまいます。ましてや、今年のように雪が多いとなおさらです。すぐに人の背丈以上になってしまいます。そしてこうなると、気温が高くなってもなかなか融けてくれません。この性質を利用して昔は雪室を作り食品を保存していたようです。もちろん、冷蔵庫も無かった時代の話です。しかし、地球温暖化が叫ばれている昨今、邪魔者扱いされている雪も必要になってくるかもしれません。事実、新潟では、雪室を利用した酒や味噌の貯蔵が試されているようです。今は、商品に雪室貯蔵という付加価値を付けることに重点が置かれているようですが、今後広がっていくかもしれません。
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