エゼキエル書12:2
『「人の子よ。あなたは反逆の家の中に住んでいる。彼らは反逆の家だから、見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない。』
預言者は見張りとしての使命を、神から受けた人です。
エゼキエルも主から次の使命を受けました。
エゼキエル書3:17
『「人の子よ。わたしはあなたをイスラエルの家の見張り人とした。あなたは、わたしの口からことばを聞くとき、わたしに代わって彼らに警告を与えよ。』
預言者は当然人々が「神からのことばだから耳を傾けて聞くだろう」と期待しますが、神はあなたが伝えても、彼らは聞かないとはっきりと語りました。
それを知っていながら、なぜ見張りをさせ、神のことばを伝えるようにしたでしょうか?
次のことばが理由を教えています。
エゼキエル書33:2-6
『「人の子よ。あなたの民の者たちに告げて言え。わたしが一つの国に剣を送るとき、その国の民は彼らの中からひとりを選び、自分たちの見張り人とする。
剣がその国に来るのを見たなら、彼は角笛を吹き鳴らし、民に警告を与えなければならない。
だれかが、角笛の音を聞いても警告を受けないなら、剣が来て、その者を打ち取るとき、その血の責任はその者の頭上に帰する。
角笛の音を聞きながら、警告を受けなければ、その血の責任は彼自身に帰する。しかし、警告を受けていれば、彼は自分のいのちを救う。
しかし、見張り人が、剣の来るのを見ながら角笛を吹き鳴らさず、そのため民が警告を受けないとき、剣が来て、彼らの中のひとりを打ち取れば、その者は自分の咎のために打ち取られ、わたしはその血の責任を見張り人に問う。』
神の民として選ばれた者が、見張り人からの警告を無視するならば、それは神への反逆の態度です。
警告を無視した人が血の責任を負うことになります。
【関連聖句】
エゼキエル書7:9
『わたしは惜しまず、あわれまない。わたしがあなたの行いに仕返しをし、あなたのうちの忌みきらうべきわざをあらわにするとき、あなたがたは、わたしがあなたがたを打っている主であることを知ろう。』
【聖書通読】
-キリストに従う-
- エペソ5:1-20
《 3分バイブルボイス 》