ルカの福音書13:22-24
『イエスは、町々村々を次々に教えながら通り、エルサレムへの旅を続けられた。
すると、「主よ。救われる者は少ないのですか」と言う人があった。イエスは、人々に言われた。
「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。』
主は人々が救われるために、福音を伝え、あらゆる奇跡も行いました。
主と共にいた弟子たちは、主が寝る暇もなく福音を伝え、奇跡を行っても人々の堅い心と福音を受け入れない姿を見ました。
ですから弟子たちは、『主よ。救われる者は少ないのですか』と質問しました。
主がなさることは、人間では不可能なことばかりでしたので、それを見たらどんな人でも簡単に神として認め、救われるはずなのに、実際は救われる人は少なく、ある者たちは面と向かって敵対していました。
弟子たちの質問に対して、主は多いとも少ないとも言わず、『努力して狭い門から入りなさい』と言われました。
狭い門と言われただけで、救われる人は少ないことが分かります。
ノアの洪水のさばきの時も、助かった人はわずか8人だけでした。
洪水が始まって、慌てて箱舟に人々が殺到したと思います。
しかし閉ざされた門が一度も開かれたことがなく、みんな洪水によって滅ぼされてしまいました。
似たような光景が世の終わりに再現されます。
【関連聖句】
第1テモテ1:15
『「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。』
【聖書通読】
-キリストの再臨-
- 第1テサロニケ3-5章
《 3分バイブルボイス 》