わたしが声楽のレッスンで習っているのは、おもにドイツリート。
リートとは、歌曲のこと。
師匠が橘 茂(たちばな しげる)なので、
橘(たちばな→みかん→だいだい)から、
そして、ドイツ語のDeinは、「あなたの」、
という意味であることから名づけられた、
Dein Dein Lied (だいだいリート…「あなたの、あなたの歌」の意)
は、橘 茂&その門下生によるコンサート。
そのコンサートももうはや、19回目。
なんとかぶじに終えました。
わたしは2回目のだいだいリートから
ずっと続けて歌っているのにもかかわらず、
いまだにすごくへたっぴで、
いまだに初めての人ように、おどおどと舞台に立っています。
初めてでも、もっと堂々と歌えるひとがたくさんおられます。
何回歌っても、あがり症がいちばん問題になっているのは
わたしくらいかも…
せっかくレッスンや練習では
いい感じに歌えるようになってきたかな~
(あくまでも、自分なりにという意味で)
歌詞の流れにも慣れてきたかな
と思えていたところだったのに、
やっぱりひどくあがってしまい、
トホホな気持ちで終わったリハーサルにくらべれば
本番はいくぶんかましに歌えたかな、と思います。
まだまだといえばまだまだなのですが、
その点だけは、ちょっとホッ。
生来のあがり症は、とうていゼロにはなりませんが、
もうそれを、どうしてもあるもの、と前提して
「あがっても歌える」
ようになりたいと、
これまで思いつくあらゆることを試みてきました。
そしてそのたび撃沈。。。
今回、川柳関係のあるかたに
何かアドバイスをください!
と泣きつく勢い?でお願いしたところ、
ステージにあがる前に何度も深呼吸をする、
そうするうちに不思議と落ちついてくるものだ
そしてもうひとつ、
見ているほうは、あがっている姿を初々しくこのましく感じるものだ
慰めではなく、本当にそうだから
あがらないより、あがっているほうが純でかわいいと思いなさい
と言ってくださいました。
何回人前で歌ってるねんとツッコミを入れられそうなわたしが
今に至ってまだ初々しいのもどうなんだろう
と、複雑な思いがあるのもたしかですが、
実際何回歌っても治らないことに悩んでいるのだから、
ここは素直に従ってみるべし!
と思いました。
「あがってもいい」ではなく、
「あがったほうがいい」
とは、新鮮な発想でした。
こう思うようにすると、
むしろ少しちからを抜くことができるような気がします。
来月にもういちど、
ソロとデュエットおなじ曲目で歌うことになっているコンサートがあるので、
これらをおまじないにして、
もう一歩(半歩でも)前進できたらいいな、と思っています。
銀の靴(♪金のお鞍に銀の靴、という歌が)と合わせるのですね?
うらやましいなあ~もう!(笑)
気分はお姫様でいきましょうよ、少女に戻れば大丈夫♪
そして右手の親指を握り込んだ拳を作って。
その上に左手を乗せて隠して。
胸の真ん中かおなかに置きます(臍下丹田)。
目立たないのはおなかですが(笑)
胸に当てれば少女の風情。
どちらでもいいからそれで深呼吸・・・
「お願いしま~す」と心で唱えます♪
すると不思議なことに・・・
アガっていながら心の中に落ち着ける部分が☆
あ、外でホトトギスが鳴いた!(0時49分)
(編集や削除ができるといいのですが、ここ、できませんよね?)
「金のお鞍に銀の鈴」でした~!!
すぐに「月の砂漠」を思い浮かべたのですが、
いやちがう、この歌詞ではなかったなあと…
「夢のお馬車」
という歌なのですね。
わたしはこの歌を知りませんでしたが、
かわいらしい曲ですね。
Yumiさんが教えてくださった深呼吸、おちつきそう!
定番のおまじないにしようっと。
ちなみに、ドレスの色にかかわらず、
ステージ用の靴はこの銀の靴しか持っていないもので
合わせるもなにもアハハハ
銀の靴は、どんな色のドレスにも違和感なく合わせられるので
重宝しています。
ホトトギスの声が聴こえるなんて、いいなあ!
どんなふうにきこえるのかしら。。。
テッペンカケタカ とか 特許許可局
という聞きなしがあるそうですが、
わたしはまだきいたことがなくて。