さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

ドイツリートの会「永遠の愛」

2022-11-26 | 歌のおけいこ
しばらくはお休みせざるをえないドイツリートの会ですが、
先月と今月にかけての2回、
おなじみブラームスさんの「永遠の愛」を習いました。

 

歌曲ではありながら、オペラチックで壮大な雰囲気の曲で
歌いごたえがあります。
ステージでも映える曲♪

この曲をとても素敵に歌われる先生がおられ、
私がすぐに思い浮かべるのは、そのかたの歌声。

自分が歌うには、力不足との思いがあり、
これまでレッスンを受けたことはなかったのですが。。。

ドイツリートの会で2回の受講のあと、
最後には、恒例の?ひとりずつ演奏会がありまして。

参加は例によって、男性ふたりと私の計3名。
男性のおふたりは、声量も技術もおありで、玄人はだしの方々なので
一緒に習っていても、ついてゆくのがやっとなのですが、
くらべて落ち込んでもしかたのないことなので、
私は私なりに~の精神で。

どうにか歌いきることだけは??できました!
憧れつつも、自分には歌えそうにないなあと、
ずっと思ってきた曲を歌いきることができて、ちょっと満足♪

しかしこの曲、
壮大に音楽を展開しながら、その歌詞は
よく読むとこっぱずかしいというか、青くさいというか。。。
オペラだと思えば、そんなものかとも思えますが ^^;

 「噂が気になるのなら、さっさと別れよう」

とか、

 「私たちの愛は鉄や鋼より硬いのよ」

あげく

 「鉄や鋼は壊れることもあるけれど、私たちの愛はいつまでも不滅よ」

とは。。。

この曲の、若者の本心がどこにあるのかも、気になるところです。
女の子の言葉は、
若さゆえの純粋なまっすぐさ、つよさなのかとも思えますが、
私はこんなこと、よー言わん;;

若いころ?は、さてどうだったかなあ。。。


 永遠を言葉にすれば消える愛 さくら


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霜降・霎時施す~コンサート「歌曲の夕べ」

2022-11-01 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ10月28日~11月1日ごろの今の時期は、
旧暦で霜降の次候、
「霎時施す(しぐれときどきほどこす)」
です。

霎時施す とは、
時雨が降るようになるころ。
霎という字は、
この時候での読み方は「しぐれ」ですが、訓読みで「こさめ」と読むのだとか。
冬の風が吹き始めたときの寒冷前線がもたらす雨で、
一時的に風が強まって、急にパラパラと雨が降り、数時間で通り過ぎます。

けれども、今朝からの雨は、1日降りつづきそうな。。。
気温も下がりそうです。


歌の話題が続きますが、
先日は、コンサートを聴きにおでかけでした。
着物のお稽古のあと、そのままおでかけした8月以来ですね。

 

ドイツリートの会や個人レッスン、だいだいリートコンサートで
お世話になっているピアニストの先生も出演される、
歌曲のコンサートです。
ご招待券をいただいており、ちょうど行ける日でよかったと
楽しみにしていました。
プログラムは、おもにフランス歌曲。

フランス歌曲も美しく、
ドイツやイタリアとはまた違った、独特の個性が感じられ魅力的なのですが、
(ハマる人はどハマリしそう^^;
 実際、きっとはまっていると思われるお仲間さんがいる。。。)
私の場合、これまでフランス語にまったく関わってこなかったので
(合唱曲で、ただ1曲歌ったことがあるだけ)
好きだなと思う曲があっても、
歌詞の発音から難儀しそうで、自分が歌う曲としては、
とても選べません。。。
そのことが、ちょっと残念に思えました。

久しぶりにゆっくり聴くことができたフランス歌曲。
素敵でしたね~♪
フォーレ、ドビュッシー、プーランク。。。
もっと聴いてみたいなと思いました。


 フランス語できれば愛を語るのに さくら


 
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ドイツリートの会「セレナーデ」

2022-10-25 | 歌のおけいこ
もうひとつ続けて、ドイツリートの会の話題を。
つい先日の曲は、こちらでした。

 

今回は、うれしいことに女性の参加がもうひとり。
おなじみのお仲間さんですが、
お仕事の関係で最近なかなか参加がかなわないそうで。。。
男性ひとりと女性ふたり、計3名でレッスンを受けました。

「セレナーデ」という求愛の曲、
同じセレナーデのタイトルでも、
いろいろな詩に多くの作曲家が曲をつけ、実にバラエティゆたかです。

このブラームスさんのセレナーデは、
ピアノの演奏が、フルートやヴァイオリン、ギターの弦のようだったりして
とても弾んで、楽しく聴かせてくれます。

歌うにも楽しい曲ではありますが、
例によって、
 フレーズがぎくしゃくせず流れるように
というところで、いつも注意を受けますね。。。

最後のぷち演奏会では、楽しく歌えました。
(なんとか;)
でも、顔は相変わらず硬かったかも^^;


 若者の求愛かき鳴らすギター さくら


コメント (2)
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霜降・霜始めて降る~「歌の調べのように」

2022-10-24 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ10月23日~27日ごろの今の時期は、
旧暦で霜降の初候、
「霜始めて降る(しもはじめてふる)」
です。

霜降とは、
朝夕ぐっと冷え込み、霜が降りるころのこと。

霜始めて降る とは、
霜がはじめて降りるころ。

たしかに、朝晩の冷え込みが増してきました。
そろそろ冬支度ですね。
インフルエンザワクチンも始まりました。
これから年末までの11月12月、職場も特に忙しくなります。
元気に乗りきるとしましょう。


先日のドイツリートの会では、この曲を習いました。
今年いっぱいはブラームスさんとラブラブおつきあい^^

 

2008年5月に一度習いましたが、会で取りあげられたのはそれ以来なので
14年ぶり??
11年ほど前に、別の先生の門下のコンサートで、歌ったことがあります。
懐かしい曲です。

曲のタイトルどおり、流れるようによどみなく歌いたい曲ですが、
詩も味わいぶかく、
 歌詞をきちんと語ろう。。。
 発音をきちんとしよう。。。
と思うと、旋律がギクシャクしたり、ぶつ切りになってしまいます;
私はそこを注意されました。

参加は男性ひとりと私だけ。
ひとりずつ、それぞれの課題について何度もしぼられ歌いましたあ;;
そして最後は、おなじみのぶち演奏会。
レッスンでいろいろ難題に直面しても、
最後には笑顔で楽しく歌う。
これっきゃありません!
。。。が、なかなかそれも難題であります。


 旋律の流れを阻むのは言葉 さくら

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白露・玄鳥去る~リハーサルは中止

2022-09-19 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ9月17日~21日ごろの今の時期は、
旧暦で白露の末候、
「玄鳥去る(つばめさる)」
です。

しばらく間があいてしまい、
白露ももう末候。
白露 とは、大気が冷えてきて露を結ぶころのこと。
ようやく残暑が引いていき、本格的な秋の訪れが。。。
という時期のはずですが、いまだに毎日、この残暑です;;

 「いつまでも暑いですねえ」

のご挨拶ばかりしている気がいたします。
先日のニュースによると、10月半ばまで厳しい残暑が続く見通しとか。
また秋を感じるまもなく、急に冬の寒さが訪れるのでしょうか。

玄鳥去る とは、
つばめが南に帰るころ。
しばしのお別れですね。

今日は、だいだいリートコンサートのリハーサル予定でしたが
台風の影響を考慮して、先週の時点で中止に。
コンサート当日、朝からのリハーサル→本番 ということになりました。

台風がまともに来たらたいへんなことですし、
私個人的には、先日のレッスンのあと、
もうすこし練習してからリハーサルに臨みたい気持ちがあったので
これはこれでよかったかもしれません。

何しろうちの師匠は、自他ともに認める、嵐を呼ぶ男。
台風を連れてきたり、大雪を呼んだり、飛行機を欠航にしたり、
とにかくそういう実績!?が多いのです。
リハーサルの中止は、賢明な判断でしょう(きっと)。

門下生には、晴れ男晴れ女が多いようで、
コンサート当日の天候には恵まれてきたのですが、
さて今回はどうかな??

この2曲を歌わせていただく予定です。 ↓

 

 


毎回のことながら、ドキドキはらはらです~^^;

気になる台風ですが、
各地に大きな被害がなく通り過ぎてくれますように。


 恋人を乗せて漕ぎ出したい入江  さくら


コメント (4)
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