仕事をやめて家にいるようになってから、
りんと一緒にいられる時間がふえた。
ことに 暑さきびしい今年の夏、
働く人は、
毎日の通勤があるだけでも たいへん。
まして 外でお仕事しておられる人たちは…
いまや ぐうたら主婦であるわたしはといえば
働く人たちには 申し訳ない思いだが、
よほど必要な用でもないかぎり、
外出は パスしたいというもの。
暑いの、ホントにニガテなの
ほとんど汗をかけないいぬにとっても、
夏は たいへん。
朝は早朝のうち、
夜はかなり遅い時間にならないと
気温が高すぎて、
アスファルトも熱く、
さんぽに出かけられない。
早く涼しくならないかな。
で、これまでは働きに出て
1日のほとんど 家を空けていたので
見ることのできなかったりんの昼間の様子が
よくわかるのだが、
これが。。。
ぐうたら主婦 そのものやん
出勤する家人を なごり惜しげに送りだしたあとは、
うとうと
すやすや
ときには こんな あられもないカッコ で (おととしの記事と写真)
さらに エロいのが もう1枚
こんなふうにおなかを出して 脚をひろげて…
というのは、夏の暑いときだけかも知れないけれど。
で、この暑いのになぜか 1日に何度か
ベランダに出て、ねそべって日光浴(数分間の)
をしたり。
(虫干し でもしてるの??
それとも、野生の習性でこんなふうに日光に当たりたがるもんなのかな!?)
部屋から じーっと外をながめていたり。 こんなふうに…
うちは、りんの背の高さでの視界だと、
ベランダの柵のほんのちいさな隙間から
かろうじて外が ちいさく切りとられて見えるだけで、
なにもおもしろそうなモノは ないんだけど。。。
こういう姿をみると、
どんなことを考えているのかなあ
と 考える。
マンションでなく、地面を踏ませてやれる家に住みたいなあ
とも 思ったりする。
ぐうたら主婦の家事の合間、
ふと りんに目をやると かならず目が合う
寝ていても、こちらがのぞくと ちゃんと起きるのだ。
いつも 飼い主の行動を気にかけている。
パソコンをいじっていて、
そっと振り返ると
定位置のソファーベッドの上に長くなったり
まるくなったりして 寝ている姿が目に入る。
それだけで なんだかホッと気持ちがなごむ。
りんがいてくれることが うれしいと思う
時々、りんに話しかける。
だいすきだよ、と言う。
りんちゃんはかわいいね、と言う。
しんどい病気や 痛いケガをしたりしないで、
元気に 楽しく生きようね、と言う。
ずっと一緒にいてね、と言う。
りんちゃんは うちに来てしあわせ? ときく。
どんな歌でも、鼻歌なら ラララ~と歌うところを
りんりん~と わたしは歌う。
昼間ひとりで家にいても、
ひとりじゃないなあ と思う。
言葉ではなにもこたえてくれないけれど、
けっこういい話し相手になってくれている(と思う)。
気持ちが満たされる。
いつも りんの存在があって ぬくもりがある。
やわらかな毛の感触が ある。
癒されてるなあ、と思う。
いぬってすごい
りんが寿命をまっとうして
この世でおわかれしなければならないときが来たら…
わたしは しばらくほかのこと何も手につかないだろうな。
それもこれも、みんな覚悟して
りんを迎えたわけだけど、
その喪失感の大きさを考えるだけで 胸がつぶされそうになる。
でもやっぱり、
今 そばにいてくれることがうれしい。
人間の都合にいつも合わせてもらうばかりで
かまってあげられないことも多いけれど、
生きて一緒に暮らしているあいだに
たくさんふれあって、
たくさんのおもいでをつくって過ごそうね。