さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

ささやかな0系ツアー・後編

2008-11-28 | 旅・自然・動物


さて、

なごり惜しく0系を見送った駅・相生(あいおい)から 

日生(ひなせ)へ。





現地では、どうやら 町おこしの取り組みともなっているらしい

  「カキオコ」。。。牡蠣のお好み焼き

のお店がずらりとできているようで、

せっかくなので そのカキオコ とやらを賞味してみることに。


ここで、食い気に負けたさくらは ひとつ失敗…


   写真を撮ることなんか すっかり頭からぬけていました 

   まいるどさん の気持ちが しみじみわかります。。。

   が、最近のまいるどさんは ちゃんと撮ってるもんね。すごい!!


直感で ここにしようと入ったそのお店のおばちゃんは、
大阪のオバチャンも負けそうなしゃきしゃきした仕事ぶりだったが、

それでもどこか のんびりした雰囲気を感じるのは
岡山の人らしい、もの言いの感じのせいかな。 


カキが いったいいくつ入っているんだろう!? 

と数える気もふっとんでしまうほど、

テキトーに 手づかみで ばさっと乗せる。

キャベツより カキの方が 多いんじゃ…?? 


お好み焼きの感じは 広島焼きの作りかたで、

まず タネを鉄板にひいて、キャベツをのせ
そのうえに 大量のカキ。

で、そこへまたタネを流し、

これまた 大量のネギを乗せ。。。

両面焼いて できあがり。


。。。すごい ボリューム 


少食の女性なら、1枚食べきれないほどの。

半分は お持ち帰りでもよかったかも…

と思いつつ、完食。 ゲフー。

でも おいしかった 


海産物では 
五味の市(ごみのいち)で友人が購入した、シャコのゆでたのを
ちょっと味見させていただく。

。。。甘い♪


新鮮なのをゆでて、その日のうちでないと 
味がすぐ落ちてしまうらしい。
冷蔵庫に入れるのも ダメ。

まさに 新鮮さがいのち。

おいしいうちに いただかなくちゃ。


それから、
日生から 三駅ほど乗り継いだ
備前片上(びぜんかたかみ) にある、

備前焼の窯…山麓窯 に向かう。





これは、焼き物好き、うつわ好きのわたしの
ぜひともの希望を 予定に組み込んでもらったもの。


そこでは、
ゆっくりとした時間のなかで
じっくり 作品を鑑賞できた。


いろいろ いいなあと思うものがあったけれど、
おねだんも いいので

ちいさなおちょこを ふたつだけ購入。





お酒ずきで うつわ好きなわたしが、

どこかに行って 自分のために何か買うときは

たいてい、おちょこや ぐいのみなどの酒器。


ほかのうつわも すきなのだが、
なにぶん かさばるので、食器棚にもすぐ入りきらなくなってしまう。
持ち帰るのも たいへんだし。

それで 酒器。 


家で お酒を楽しむときも、
旅の思い出といっしょに 味わえば
おいしさも 格別というもの 


ちいさな旅だけど、楽しかったな   


またひとつ、いい思い出ができました。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ささやかな0系ツアー・前編

2008-11-28 | 旅・自然・動物





11月いっぱいで 引退が決まっている
新幹線0系。


そう、あの、まあるい目とお鼻の
愛らしいお顔をした、
新幹線といえば まずこれを思い浮かべる人も多いだろう
あの0系 だ。


わたしは これまで
新幹線に乗る機会も ほとんどなかったし、
鉄っちゃんでもない。 


でも なぜか…

もう あのお顔の0系に乗れることはなくなってしまうのだと思ったら、

通常運転をしているあいだに
ぜひとも 乗っておきたくなった。


旅なれている身近な友人にお願いして
0系ツアーの予定をくんでもらう。


  「じゃあ、せっかくだから
   どこかでちょっとぐらい滞在して 
   お昼ぐらい食べて帰れるような 日帰りの予定を立てましょう♪」


  「博多まで行ってしまったのでは、
   行って帰るだけになってしまうから
   岡山…相生あたりまでが ちょうどいいかな」


  「そこからちょっと 電車を乗り継げば、
   日生に行けるね。
   海産物の市があるし、
   そこから ふた駅ほどのところに おのぞみの備前焼の窯もあるよ」


旅にも 交通にも 地図にも地理にも疎いことこのうえないわたしは
すべて おまかせ。。。

希望を言うだけ。 


トントンと計画が立てられてゆく。


11月はじめのある休日、
その日は 雨まじりで 底冷えのする日だった。

そういう天候も込みの旅。


尾瀬にかよったりしていると、
自然の天候の変化は あるべきものと思っているから、
さほど ガッカリすることもない。

旅の中止を余儀なくされたら、
そりゃ かなりガッカリだけど!





とにかく わくわくと出発。


0系に乗って、

車内を眺めて その雰囲気を満喫。 写真もちょっと撮って。




食堂車のカウンター??のなごりのスペースも見たし…。


今までまったく知らなかった、鉄道車の略語??

クモハ とか、 キハ とか。。。

それがどういうことを意味しているのか、

の講習を 詳しい友人に受けたりして、

鉄道、電車のお勉強をしながらのちいさな旅。


知らなかったことを知るのは 楽しい。

楽しいと思っていたことでも、もっと知れば さらに楽しくなる。


そんなことを感じながら、

新大阪から 相生駅までは 約1時間。


相生で降りてから、0系が 発車するまで
ゆっくり 眺め、写真もいくつか撮って、
最後尾の車両のライトの光がみえなくなるまで 見送る。



   おつかれさま、0系。




   後編に 続きます。。。




コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前向きに

2008-11-27 | 歌のおけいこ


どんなことに対しても
いつも ひたむきに前向きでありたいけれど、
なれないときも あります。。。


だいたいが、わたしって
ほおっておくと、ヒクツになりがち。


だから、
しょっちゅう自分をいましめておかないといけないのです。


   どうせ… とか、 

   わたしなんか…は 禁句 


そういうネガティブな言葉を発するたび、
身近な友人にも 注意されてる。


だれが言うのを聞いていても、
気持ちのいい言葉じゃ ないものね。


客観的に考えれば、
そんなこと言うてるヒマがあったら 
ひとつでもやれることを やれよ! と思えるもの。


だから、こころの中でそういう思いが
フツフツとわいてきたとしても、
くちには 出すまい…


と、日頃 気をつけているけれど、

どうしても 言いたくなってしまうこともあり。 



きのうは、

発表会前 さいごのレッスンだったのに

いま こんなこと言われてたらあかんよなぁ~

みたいな感じで。。。


あとで聴きかえしたら、


やっと リズムが直ってきた ニガテの箇所なのに、
ほかのことを注意されて そちらへ意識が向いているうちに
今度は、また以前に直せたはずの音の高さが
カンペキに 暗く 低く戻ってしまっていたりもして。


それにかぎらず、いろいろな場面で

いつも注意されることが なかなか直らなくて

おなじことを 注意されつづけているわたし。


ブレスのしかた とか、

音楽が 流れない とか、

自分で 客観的に聴けない とか

リズム感や テンポ感がないとか。。。


どんな歌をうたうときも
それは いつも大きな問題として かかわってくる。


教えがいのない弟子で…
もうしわけなくなってくる。


二重唱の相棒のぬっくさんにも…
もうしわけなくなってくる。


すると 顔が暗くなる。

声の響きも くらくなる。


どよーん。。。



ほかのお仲間さんたちは それぞれに
確実に 成長しているのがみえるのに、


一歩ずつ どころか
わたしったら 踊り場で 足踏み状態やん。。。


どよ どよ~ん 



こういうなきごとや ネガティブな感情は
本当は ここに書きたくナイ。


師匠も お仲間さんたちも 友人たちも 
読んでいるのに、
読んで楽しくない話なんか というのもあるけれど、


そういう、
言っても 書いてもどうしようもないこと
(なんのプラスにもならないこと)

は 意味がないどころか、

ますます 深みにはまって自虐的になってしまうだけだから。


でも、次へすすむために という前提で
書いてしまおうっと。


かかえているのもシンドイし、
はきだしてしまお。

。。。うっぷんばらし??  


いまの自分が そういうネガティブなところに
はまってしまっているのは 事実だから…


あまり 読んでもおもしろくないようなことを書きたくない

というのと 同時に、

なるべく 正直に素直に書きたい

というのもあるから…。 


きのうは そのほかにも あるできごとで、

自分のわがままさとか 身勝手さ こころのせまさ 

みたいなものを自覚させられて 自己嫌悪のダブルパンチ 


ウツウツで 

明日は ちょっとでも気分を切りかえて がんばれますように 

と願いつつ、ねむりについた。


で、気をとりなおして

今日も ぬっくさんと
二重唱とソロの 自主練習。


きのうのレッスン内容をふまえて、
いま できることをする。


言われたところが ちゃんとできるように。


でだしは あわてないで、
悠然と ゆっくりと。


長いフレーズを感じて…前向きに…
音楽が流れるように。


子音をぜんぶ言おうとしないで、
きっちり言うべき言葉を意識する とともに 
レガートを こころがけて…


テンポ感を持って。


二重唱のニガテな箇所は
リズムと あかるい響き、高さを保って…


ふたりの息を あわせて やはり前向きに
長いフレーズを意識して…


からだは できるだけ揺らさずに。


そして なにより、ノドの奥を ハナの奥をひらいて!


きもちも 前向きに。


ああ、やることが いっぱいある。


やれるだけやって、

いまは 苦しんで、

発表会当日は みんなと一緒に、
できるだけ気楽に 楽しくうたおう。


いまの自分は、こんなもんさ。


それで いいよね。


うまくやろう と思いすぎるから、

いつも うまくいかないのかもね。 





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あかるい響き

2008-11-22 | 歌のおけいこ


ここしばらく、
師匠に受けるレッスンとはべつに、
相棒のぬっくさんと ホールの練習室をおかりして
週に1回 1時間程度の自主練習をしている。

自宅では なかなか思いきった声出して歌えないし 

次回のレッスンまでに 前回言われた課題が
できるようになっておきたいし で…


おかりしているのは バンド用??の練習室らしく、
音がもれるのを防ぐためか
ぶあつい二重扉になっていて、
ふたつの扉のあいだにも ちいさなスペースがある。


それで、ぬっくさんの提案で
30分は 各自ソロの練習に、
あとの30分は 二重唱の練習にあてている。

なんとも 効率的で リーズナブル 

さすが ぬっくさんは かしこい 


短時間ながら、集中して練習できるのと、
前回のレッスン内容をふまえながら おたがい確認しあって
ちょくちょく 声を合わせられるのは
なかなか ありがたく、いい練習になっていると思う。

なんといっても、二重唱は
おたがいの呼吸(いろいろな意味での)を
あわせることが だいじだから。


たしかな耳で客観的に聴いて、
指導して下さる師匠がいない状態でやるのは
もちろん限界もあるのだけど、
自分たちで よくわからないところは

  「じゃ、これはまた今度先生にきいてもらうってことで」

で、かるく 流しといて 


自分たちで できることをする。


で、きのうもその自主練習の日だったのだけど。。。


部分的なハモリとか、発音のこととか、声の出しかたとか、
問題・課題は いろいろたくさんある。

ここ気をつけなきゃ、とか
ココは ヤバイ、コワイ とか思うところもあるし、

わたし自身の、個人的な課題もある。


でも、きのういちばん気になった全体としての問題は


    響きが ものがなしげ


だということ。


たしかにこの詩の連作は、

さいごには 男性が最愛の女性に失恋することになる。


その なりゆきがわかっているから、
そうなってしまうんだろうか…


でも、
このときは すくなくともラブラブ??で


  彼女がだいすきでたまらない彼が、
  彼女の胸にもたれかかり、
  彼女のくちびるにキスするだけで
  元気をとりもどし、至福を感じる


  そして 彼女に
   「愛しているわ」
  と ささやかれた日にはもうあかん、
  舞いあがって 泣いてしまうねん!


。。。みたいな恋の絶頂の時期なのだから

   (なぜに 関西弁に!?)


思いきり あかるくないとねぇ。


ふたりで そんなことを話していた。


やりすぎてもいいから、
能天気カップルのつもりで あかるく歌ってみようか??


ということになって、

そのつもりで うたう。

にこやかな表情、ホホをあげて、
あかるい響きをめざすことに こころを集中して。。。



でも、聴いてみると、

ほとんど 響きの変化がみられない(ように感じる)。

あいかわらず、いまにも泣きだしそうなせつない響きだ。

どうしたら あかるくなるんだろう。


    Ich liebe dich…


という、
たぶんこの世でもっとも魅惑的で 幸せで うっとりするはずの言葉が

かなしく響いてしまっている わたしたち。


ずっと以前のレッスンから、
このことは 師匠にも指摘されていた。


  「どうでもいいけど、

   その 暗いの なんとかなりません??

   ちっとも 愛してるわ という言葉にきこえないし、

   それじゃー 

   彼女の顔がみたい病、声がききたい病にかかった病気のヒトみたいだよ!」



うーん。 


わたしたちの気持ちのなかで せつなさがぬぐいきれていないんだろうか。


発声とか くちのあけ方とか 技術的な問題なんだろうか。


発表会本番まで もうあと1週間。

レッスンと 自主練習の予定も あと1回ずつを残すのみだけど、

すこしでも 今よりよくなるように、

できることを できるだけ やってみたいと思う。


どういう方向に がんばったら、

あかるい響きが 出せるかなあ! 




  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドレスのお直しが

2008-11-19 | 歌のおけいこ


さくらママが ちくちくとお直ししてくれたドレス、

わたしサイズに 仕上がりました!


以下、次の記事に 続きまーす。  




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする