さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

エネルギー不足

2014-11-29 | おしごと(なーすのなすこと・その後)


あっというまに11月が過ぎようとしている。

11月は、勤務先のクリニックでは
集中してインフルエンザワクチンを接種する月でもあり、
体調をくずしやすい時期でもあり、
かなりの忙しさ。

それでなくても、うちのクリニックは
地域に根ざして、他の医療機関や施設とも連携をとり
誠実な医療をおこなう院長に大きな信頼が寄せられ、
年中、毎日、何かしらいろいろあって
患者さんも、患者さんとの関係も濃い。
ひとことで言って、濃ゆい。

そこで勤務する者にとっても、
やりがいがある。
仕事をしているという充実感もある。
そのぶん、自分がエネルギー不足では、
到底仕事にならない。
40代も後半になって、
20代30代の頃のような力わざでの無理もきかないし、
心身ともに、万全の状態で仕事に臨むのも、
責任のひとつ。

父母の入院や闘病の時期、
仕事をしながらたいへんなこともあったが、
ここでの仕事なしには、もっと精神的にたいへんだっただろう。
仕事に集中できることには、大きな救いがあった。

が、特に11月になって忙しすぎる日が続いたせいだろう、
最近疲れがひどくて、それを持ち越したまま翌日になり、
また忙しい1日でバタバタ。
それが1週間続くと、もう限界が来て
使いものにならないヨレヨレ状態の人になってしまう。

仕事中はどうしても気がぬけなくて。。。
チカラの使い方の緩急がへたなのだと思うが、
オフになるとどっとくる。

これからまだまだ、もっとも忙しい時期が続くので
じょうずに心身のリフレッシュをしていかないと。
なにがリフレッシュになるかな。。。
どこかへ旅したいけど、なかなかそれもできる状況にない。

いまは、すきなはずの歌さえしんどいと感じる。
うたうのにも、エネルギーが必要なのだなあと、
こんなとき実感する。

父のこと、
ちゃんと振り返って向き合って
じっくり書いてみたいという思いもあるが、
かなりエネルギーのいる作業になりそうで、
これまた今はとても自信がない。
いつになるやらだけど、
むりはしないでおこう。

そのときが来たら、きっと自然に書きたくなるだろう。

うたいたくなるだろう。

でも、今なぜこんなに何もかもがしんどいのだろう。









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卒哭忌

2014-11-16 | 父・母、家族のこと


昨日11月15日、
この8月に亡くなった父の百箇日を迎えた。

もう百日も経ったなんて…
早いものだな。
父がこの世にいなくなったことが、
まだ信じられないくらいなのにな。

百箇日は、
この日からは、もう泣き暮らすのをやめて
日常の生活にもどりましょう という意味をこめて
「卒哭忌」(そっこくき)
ともいうそうだ。

でも、わたしはこれまでよりも、
これからさきの方がちょくちょくめそめそしそうな気がする。

父を見送った直後よりも、
そのあとのさまざまな雑事に追われている頃よりも、
もうすっかりと日常生活に戻った(かに見える)頃から
日毎につのる、父のいないさびしさ。
もうこの世ではあうことのできないさびしさ。

こんなにも、父の顔や声やぬくもりや、
その全存在がわたしの中では色濃く生きているのに。

母にとっても、そうだと思う。

ねちねちしたところのない、
いさぎよく決断も早い父に

 いつまでもめそめそするんじゃないよ

と言われそうだけど。

そう言う声や表情まで、はっきりと思い描けてしまう。

父ならどう考えるか、父ならどう言うか…
ひとりで、自分役と父役の会話をしたりする。
ひとりボケつっこみ??
そのたび、なんでおとうさんいないのよう~
と、かなしくなってしまう。

当分は、こんなかな。

あせらずぼちぼち。
心身回復するまでゆっくり。


ところで、
いつ更新されるとも知れないこのブログ、
忘れずに訪ねて下さるかたのなかには、
リアルの生活での友人・知人がポツポツとおられるようで

 「ひさしぶりに新しい記事が書かれていてホッとしました」

 「読んだよ~」

 「もう最近は書かないの?」

などと声をかけられることが、このところちょくちょくあった。

そのたび、ひえ~と恥ずかしくなる。

ここでは、折々にわたしが考えていること 感じていることが
まるわかりだから。

 「あえなくても、近況がわかるとうれしいので
  また時々は書いてね!」

と言われれば、うれしいような面映いような。

気にかけてくれる人のいる、ありがたさ。

ふだんにも増して、かなり情緒不安定なこの頃ではあるけれど、
なんとか元気にやっています。




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今度は日本歌曲集

2014-11-01 | 歌のおけいこ


歌も、そろそろボチボチと再開して、
混声合唱のジュビラーテと ドイツリートの会の
定期の日には、よほどのことがない限り休まず行く。

でも本当にぼちぼちで、
あまりむりな予定のつめかたや、課題の抱えかたを
しないようにしている。
まだあまり予備力がないように思えるので。

それでも、できることは続けていこうと、
日本歌曲のみのプログラムである
次回だいだいリートコンサートには(あさってだ)
参加させていただくことにした。

レッスンもなかなか受けられなくて...
昨日までで何とか ソロとデュエットのレッスンを
1回ずつ。
これで歌うのは申し訳ないくらいなのだが、
とにかくこれも歌うことに意義がとかなんとか言いきかせて
毎回毎回アガりながら、それでもひと前で歌おうとしている。

レッスンでは相変わらず、
直らないクセやらにがてなことを指摘されながら
なかなかそれがうまくいかないけれど、
ソロもデュエットも、歌うのはここちよかった。

ぬっくさんとのデュエットも本当に久しぶりで...
歌えないでいるあいだ、わたしのこころを占めていたのは
父のこと一色だったが、
その期間があまりに濃密な日々だったので
実際の時間以上に ときが経ったように思えて、
とても なつかしい気がした。
4年前にも一緒に歌った曲だからということもあるかも知れないが。

この曲の歌詞が、いまのわたしの心境で歌うのにまた
ぴったりはまるというか、
ソロもそうなのだが、
なんとなく 歌詞に素直に気持ちが添っていく。

これらの歌が、いまのこのタイミングで
わたしのもとにひらひらと降りてきてくれた感じ。

いま歌えるめぐりあわせとなった、この歌たちに感謝しよう。
以前から変わらず一緒に歌ってくれるぬっくさんにも。

あとは。。。

あまりアガらずに歌えるといいな。

今日は、忙しかったここしばらくの疲れなのか
なんだかしんどいので、
用事はちょっとだけにして、のんびりまったり過ごそうかな。








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