さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

小満・蚕起きて桑を食う~ドイツリートの会「秘めた愛」

2022-05-25 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月21日~25日ごろの今の時期は、
旧暦では小満の初候、
「蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)」
です。

小満とは、いのちが次第に満ち満ちていくころのこと。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節。

蚕起きて桑を食う とは、
蚕が桑の実をたくさん食べて育つころ。
美しい絹糸となる繭を、小さな体で紡ぎますが、
今では桑の実でなく、人工飼料で育つお蚕さん。
むかしの絹糸とは強度も違い、
呼び名は同じ「正絹」でも、同じものとは言い難いようです。

先日のドイツリートの会は、
男性ふたり、女性ひとり(私;)の参加でした。

曲は、まだまだ続くヴォルフシリーズの。。。これです。 ↓

 

10年前に一度習いましたが、
ヴォルフ独特の、味ある和音と、静かな中にも熱い情熱を感じさせる、
美しい曲です。憧れる~♪
自分なりに、ちゃんと歌えるようになりたーい!
のですが。。。

前半の、微妙なリズムのところを個人的に何度も直されました。。。
が、ツボにはまると、なかなか直らない;

 「ごめんな~イジメて。
  もうちょっとで直ると思ったから。。。」

とは、師匠のお言葉。

はい、承知しておりますとも^^
ニガテなところは、何度も練習をくりかえすことで克服。
それしかないし、それがいちばん。
今までも、ずっとそうしてきましたもんね。


 歌いきる多少リズムが狂っても さくら 


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ご近所で晩飲み

2022-05-19 | お酒ほかおいしいもの
お目よごしの着物姿を上書きするように、めずらしくも翌日の更新??
いきまーす!

晩はほとんど外食をしなくなったわがやですが、
先日、久しぶり(半年ぶり以上でしょうか)に、ご近所のお店で
夫と晩ごはん(晩飲み)をしたときの、お酒のラインナップ。

 

↑ 光栄菊。佐賀のお酒。お初のであい。


 

↑ 千歳鶴。北海道のお酒。これもお初。

はじめに選んだ2種類は、チャレンジでした。
これまで味わった記憶がない銘柄であることと、
北海道の地酒では
「おいしい!またのみたい♪」
と思うものに、まだ出合ったことがなかったから。

けれども、それはうれしい予想外で、
この日いただいた中で、これらの2種がいちばん好みでした^^

お次は、

 

↑ 翠玉。秋田のお酒。


 

↑ 善吉。長野のお酒。

このふたつは、
私にはちょっとニガテなタイプのお酒。。。でした;

なんというか、悪酔いしそうな予感がするというか、
むかし悪酔いしたときの苦しさを思い出させる味というか。
おいしいお酒を、ほどよい量とペースでじょうずに飲めなかった、
今よりもっと未熟な飲み手だった自分を思い出す苦さ、なのです。
お酒の味は甘いけど;;
おいしくない、というのではありません。
お好みの人も多いと思います。

 

↑ 庭のうぐいす。福岡のお酒。


 

↑ 農口。石川のお酒。

苦手なタイプが2種続いたので、
好みの味わいのお酒で締めるべく、おぼえのある2種を選択。
満足しました^^

が、今回は最初の2種がよかったかな♪

で、嬉々としてお酒のラベルを撮って、
おいしかったね~と帰宅して、
はたと気づきました。

私は食べながら飲む、食中酒として味わうタイプ。
ですから、
もちろんおいしいおかず、アテとともにいただいたはずなのに。。。

おいしいお造り盛り
れんこんのはさみ揚げ
自家製豆腐の揚げ出し
鰆の西京焼き
牛すじ肉の土手焼き

お酒とともにいただいた、
おいしかったお料理の数々は、
まったく写真に撮っていませんでした…とさ。

こちらのお店で必ずいただくのが、お造り盛り。
次回の機会には、1枚撮ってくるとしましょう。
いつになるやら、ですが^^;

お酒やお料理が運ばれると、
早く味わいたい気持ちが先走ってしまうのですね。。。
目の前にあるごちそうは、
今日もおいしいうちに、いただきましょう。


 うまい酒あれば腐らず生きられる さくら


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着物のおけいこ~久米島紬瓶覗その3

2022-05-18 | 着物のおけいこ
 

 

同じ着物で何度もお目よごし恐縮です。。。

先日のおけいこで、ツバメ柄の帯を合わせてみました。
着物と同じ柄ではうるさくならないかな、
と思いましたが、何となくしっくり落ち着きました。
自分でも、この帯がいいかなと思い、また
(これまでの)白の帯よりも、こちらがいいね~
と言ってくださる方が多かったので、
予定しているおでかけには、この組み合わせで着ることに決定^^
さて、当日うまく結べるかしら。。。
それが問題だ;

 

帯締めと帯留めは、これまでと替えていませんが、
この帯にも合わせられそう。
帯留めには、こんなとんぼ玉。
夏の装いに、涼しげです。

この日の、普通に肌襦袢を着て、長襦袢を着て…の状態だと、
5月末のおでかけにはとても暑そう;;
ということで、
ちょっと涼しそうな、襟付きの二部式肌襦袢の上だけのものを買いました。

これがなかなか便利そうで、
襟あり・レースの袖付きなので、肌襦袢兼長襦袢になり、
(白の半襟を、例によってたどたどしくも自分で付けました;)
この上に着物を着ればOKみたいですが、
汗よけに、キャミソールかタンクトップを着ようと思います。
下は裾よけを着るところですが、私は涼しい生地のステテコで♪
(これがとっても快適^^)

お茶席など、正式なマナーや決まりがある場面以外での
カジュアルなおでかけなら、かなり自由がきくと知った着物
(ほとんど何でもアリ^^;)ですが、
いかに楽に、堅苦しくなく自然に着るか、
暑い時期にどう涼しく、寒い時期にはどう暖かく着るか。
自分の好みや個性をどのように出して着るか。
着方も決まったひとつではなく、
毎回毎回に、課題や工夫の余地があります。
進化も?します。

そんな工夫や知恵、着物や日本文化のこれまで知らなかった知識を
先生がたやみなさんと分かち合い、
ひとつずつ身につけてゆくのは、とても楽しく、こころ豊かな時間です。


 着くずれもありと着物の自然体 さくら


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立夏・竹笋生ず~ドイツリートの会「陰棲」

2022-05-17 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月15日~20日ごろの今の時期は、
旧暦では立夏の末候、
「竹笋生ず(たけのこしょうず)」
です。

竹笋生ず とは、
たけのこが、ひょっこり出てくるころ。
この場合のたけのこは、
もっとも出回っている孟宗竹ではなく、細目の真竹(マダケ…日本原産)
などだそう。

たけのこ、もう味わいましたか?
私は、下ごしらえ済みの状態で2度も分けていただき、
楽ちん調理でおいしくいただきました♪

たいてい若竹煮なのですが、
今回は天ぷらと、炒め物で。
どちらも美味~!
炒め物は、豚肉、人参、ピーマンなどと合わせましたが、
筍の調理としては新鮮な味わいでした。
考えてみれば、中華料理の炒め物にもよく入っていて、
ポピュラーなのでしょうけどね^^

さて、
先日はだいだいリートコンサート後初めての、ドイツリートの会でした。

 

ヴォルフの曲が続いており、先日は懐かしの「Verborgenheit(陰棲)」。
なにが懐かしいかって、この曲は、
私が初めてだいだいリートコンサートで歌わせていただいた時に
選んだものなのでした。

ドイツリートの会に通いはじめて間もないころで、
習った曲もまだ少なかったのですが、
その中で選んだ1曲がこれでした。
今にして思うと、マニアックな選曲でしたが、
習い始めた初期のころに、この曲をリートの会で取り上げられた先生も
かなりチャレンジャー??
あと1曲はシューベルトの「Seligkeit(至福)」。
プログラムの1番目に歌うことになって、
緊張も極致だったことを思い出します。。。

その後、
何番目に歌おうが、何回歌おうが、
やっぱりいつもひどく緊張してアガってしまうのは同じだわ
ということになるのですが;;

先日の参加は、男性ふたり、女性ふたりの計4人。
ピアノと歌で完成する和音を感じて歌って、という
先生のレッスンも懐かしい思いで受けました。
最後はひとりずつ歌う、ぷち発表会となりました。。。とさ。
先生いわく、

 「みんな違って、みんないい、だよ~」

長くひとつの曲に親しむ。
むかし向き合った曲に再び出会う。
あたらしい曲との出会いも胸ときめきますが、
おなじみの、愛着ある曲との長いおつきあいや再会も、
また楽しいものです。


 半音のぶつかりクセになる和音 さくら


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アンニュイな休日

2022-05-11 | たわごと・できごと
朝は雨で、出勤前の夫が行ってくれたりんのおさんぽは、
階下の、屋根のある駐車場周辺をウロウロするだけにとどめたとのこと。

お昼前には雨も上がりましたが、私は何となくカラダが重く、物憂い1日。
心身お休みモードの休日でした。
エネルギーをチャージするための日だったと思いましょう。

夕方、りんに必要なお薬やフードをもらうために、
動物病院へ。
道も乾いているので、もういちど連れ出したい気持ちもありましたが、
缶詰のフードで荷物が重くなるし、
おねむモードのりんにはお留守番してもらうことに。

動物病院近くにあるブラシの木は、今年も元気そう。 ↓
 
 

 

行き帰りに出会ったねこさんたち。 ↓

 

 

 


私の帰宅後も、りんはこのとおりぼんやりさん。 ↓
 
 


まあ、こんな日もあっていいかな。
平和で穏やかな今日いちにちに感謝。


 ♭でアンニュイな日もアクセント さくら


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