さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

立冬・金盞香し~六甲山へ

2022-11-17 | 旅・自然・動物
新暦の、およそ11月17日~21日ごろの今の時期は、
旧暦で立冬の末候、
「金盞香し(きんせんこうばし)」
です。

金盞香し とは、
水仙の花が咲き、かぐわしい香りが漂うころ。
金盞とは金色の杯を意味し、黄色い冠をいただく水仙の別名だそう。
白い日本水仙は、とても好きな花のひとつです。

昨日までは、立冬の次候
「地始めて凍る(ちはじめてこおる)」
でした。

冬が深まっていきますね。

昨日は友人ふたりと一緒に、地元の山・六甲山を登りました。
軽い足慣らし的なコースですが、
登山は初めてという友人と、
初めてではないけれども、体力に今ひとつ自信がない私のために??
六甲山にちょくちょく登るというもうひとりの友人が、
無理のない行程を考えてくれました。

 

道のりの途中途中で、
そして休憩した修法ヶ原(しおがはら)池ではゆっくり、
美しい紅葉の景色を堪能しました。

 

 


下山途中にあるカフェでは、
クラフトビール&ワインとともに、
とてもおいしいランチをいただきました。
このお店の名物は、スペアリブとピザ。
どちらも、ふだんあまり食べることのないお料理ですが、
また食べに行きたい!と思えるおいしさでした。
(食い気&飲み気に走り、写真は撮れていません。。。)

ほどよい汗をかき、
山のいい空気を吸い、
秋の景色を味わい、
おいしいランチと楽しいおしゃべり。

楽しい1日をありがとう^^

また違うコースで、六甲山を歩きましょう!
ということになりました。
今からとても楽しみです♪


 六甲でおいしい秋のてんこ盛り さくら


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春分・雷乃声を発す~桜満開

2022-04-02 | 旅・自然・動物
新暦の、およそ3月30日~4月3日ごろの今の時期は、
旧暦では春分の末候、
「雷乃声を発す(かみなりのこえをはっす)」
です。

雷乃声を発す とは、
春の訪れを告げる雷が鳴りはじめるころ。
恵みの雨を呼ぶ兆しとして、よろこばれたそうです。

ひとつ前の、春分の次候は
「桜始めて開く(さくらはじめてひらく」
でした。
もう桜も満開になりましたね。

お誘いがあり、昨日はお花見しながら夙川を歩きました。
「笑顔」の言葉の短冊を下げた桜の木を発見。

 

 

花冷えの寒さの中でしたが、楽しいひとときでした。

今日のりんとのお散歩道では、桜の木に登る黒猫さんを目撃。

 


今この時期にしかない、今年の桜。

ウクライナから避難して来られた人たちの目に、
桜はどんなふうに映るのでしょうか。
少しでも慰めとなるものであればよいなあと思います。


 忘れない今年あなたと見た桜 さくら


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

啓蟄・桃始めて笑う~沈丁花の鉢

2022-03-11 | 旅・自然・動物
新暦の、およそ3月10日~14日ごろの今の時期は、
旧暦では啓蟄の次候、
「桃始めて笑う(ももはじめてわらう)」
です。

桃始めて笑う とは、
桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめるころ。
花が咲くことを、昔は、笑うといっていました。

先日、急にお誘いをいただいて出かけた中山寺。
あたたかくなるという予報でしたが、まだ少し肌寒く、梅の花は三分咲きくらい?
愛らしいつぼみをたくさんつけて、
花が少しずつ開きはじめた梅の木を眺めながら歩いてきました。
見るだけで満足してしまって、写真も撮れずじまいでしたが、
来週には、みごとに咲いた梅が見られそうですよ。

ところで、
中山寺からひと駅のところには、
たくさんの花の苗や木があり、見て回るだけでも楽しいお店があります。
昨年は迷いながらとうとう買わずに帰った沈丁花の鉢ですが、
今回はひとつ、手ごろな大きさのものを買いもとめました。

この花の香りが好きで、
毎年ご近所で咲くのが楽しみ。
今の季節、沈丁花や水仙の香りを探して、
鼻をくんくんさせながら歩きます…
りんと変わりませんね;

わがやにもいてくれればうれしいなと、
思いきって連れ帰った沈丁花。
地植えにはしてあげられませんが、
うちのベランダでも、元気に育ってくれるといいな。
ちょうどあった、いい大きさの植木鉢に、そおっと植え替えました。 ↓

 


↓ こちらは、通勤道で毎日出会う菜の花。
 

 菜の花畑この世の春のうつくしさ さくら


桜が咲く前にも、あちこちで春を見つけながら歩く、楽しい季節です。


 くんくんと春を探して歩く鼻 さくら


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の花

2022-03-04 | 旅・自然・動物
 

まだ風が冷たく、寒さの残るこの季節に、
好きな花が多い。
水仙、梅、沈丁花。
派手ではないけれど、とてもいい香りで、
そこに咲いていることに気づかせてくれる。
つつましく咲いて、目立たなくてもちゃんとそこにいる。

そういえば、今年は沈丁花がまだ香ってこない。
いつもより遅いのかな。
去年の今ごろは、これくらい咲いていたのだけど… ↓

 


菜の花も好き。

 菜の花の黄は菜の花だけが持つ黄いろ

なんていう句をつくったこともある。
これから向かう春への、応援歌のような黄色とみどり。
今の季節、通勤みちに咲く菜の花に、毎日元気をもらっている。

そして、食べてもおいしい菜の花。
ひなまつりの昨日も、いただきました。

2月からご登場いただいたお雛さまと、
昨日生けた菜の花、桃の枝たちを眺めつつ、
白酒、ならぬにごり酒も。
ちょっと甘めでしたが、予定どおりの蒸しなべとともに、
くいくい杯が進んだのでした。。。


 存在を香りでそっと示す花 さくら


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穀雨・霜止んで苗出ず

2021-04-27 | 旅・自然・動物
新暦の、およそ4月25日~29日ごろの今の時期は、
旧暦では穀雨(こくう)の次候、
「霜止んで苗出ず(しもやんでなえいず)」
です。

穀雨とは、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころのこと。
この季節の終わりには、
夏の始まりを告げる八十八夜が訪れます。

霜止んで苗出ず とは、
霜のおおいがとれ、健やかに苗が育つころ です。

しばらく間があいてしまいました。

ちょっとした気疲れというのか、
エネルギー不足なのか、
身体が疲れやすく、
気分は少々沈みやすくなっています。
コロナのせいばかりでもないのでしょうが…

あせっても、あがいても、
あまりうまくいったためしがないので^^;
自然の流れにさからわず、
元気が出てくるのを待つとしましょう。


 


 


1週間ほど前、中山寺でみた藤棚。
花の期間がみじかい藤の花、
いつもその時期にちゃんとみられないまま過ぎてしまうのですが、
よいタイミングで誘ってくれたお友達に感謝です。

四季を忘れず咲く花々は、
ただそこに在るだけで、慰めや励ましをくれるようです。


 

こちらはわがやのプランターで咲いてくれたレンゲ。
川柳と人生の大先輩であるかたからいただいた種を植えて、
花の管理にまったく不慣れな私のお世話でも咲いてくれるだろうか
と、はらはらしながら見守っていましたが、
ちゃんと咲いてくれました!
私は種をまいて、
日当たりを気にしながら時々プランターの向きを変えて、
(これでいいのか?とよくわからないままに)
ただお水をあげただけ。

ありがとう、ありがとう^^



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする