さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

春分・桜始めて開く~ハルサザンカ

2024-03-26 | たわごと・できごと

新暦の、およそ3月25日~29日ごろの今の時期は
旧暦では春分の次候、
「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」
です。

飛ばしてしまったふたつの時候…
啓蟄の末候は
「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」
…冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ

春分の初候は
「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」
…雀が枯れ草や毛を集め、巣をつくりはじめるころ

でした。

春分とは、
太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。
昼と夜が同じ長さになる春分の時期は、
二十四節気の大きな節目のひとつです。

桜始めて咲く とは、
その春に初めて桜の花が咲くころ。

…ですが、
ご近所や通勤道の桜の木々は、まだつぼみのまま。
週末からここ数日、冷たい雨の降る寒い日が続き、
いまだにほころびる気配はみえません。

当初は早そうに思えた今年の開花、
思いのほか遅れています。
いつごろ咲いてくれるかな。

この3月はほとんど出張で夫が不在のため、
長時間の留守は心配なりんのことがあり
着物でお花見のオフ会も泣く泣く不参加でしたが、
当日はあいにくのお天気だったうえ桜もまだ咲かずで
ちょっと残念だったようです。
そのぶん、おいしいランチとおしゃべりを楽しまれたとか。
私も、次の機会を楽しみにしたいと思います。

オフ会だけでなく、3月はおけいこも2回ともお休み。
やはり夫がおらず、りんを置いて留守にするのが心もとないためです。
着るつもりで出していた着物たちですが、
椿と鳥の柄の母の着物は、4月には時期が外れてしまうので
もう今年は着られないかな。。。

お花見の会で初めて着るつもりだった、
母にしたら珍しい緑の着物は、まだチャレンジの機会があるかもしれません。

このような状態で、
仕事に出かけるのと最小限の外出以外はほとんど
りんとおうちにおこもり。
今はそれでいいやと思っていますが。。。

留守番中の心配もさることながら、
夜中に少々不穏になることがあるりんが不憫です。
ベランダに連れ出して用を足したあとも、
居心地がわるいのか、
どこかぐあいがよくないのか
ウロウロ徘徊したり、悲しそうな声で鳴いてみたり。

夜中にひとりでこんなりんをみていると心細い思いがします。
たとえ夫が気づかずスヤスヤ寝ていたとしても、
いるのといないのとでは違うのですよねー。

ところで、
これから桜が咲くのも楽しみのひとつですが、
わがやでのお楽しみがもうひとつ。

つぼみはたくさん出ているのに、
一向に咲かず固そうなつぼみのままで
心配していたサザンカが
(たぶんサザンカ。たぶんハルサザンカ^^;)

やっと咲いてくれたのです!
3月も半ばを過ぎたころからでした。
ひとつ、またひとつと開きだし、
つぼみが次々白くふくらんできています。

 

 

 


つぼみをつけ出す以前から?
時々虫を発見したり
虫の跡を見つけたりしていたので、
こんな時期になっても咲かないのは、
虫が悪さをして病気になったのか?
このまま咲いてくれないのかと心配し、

そしてそもそもキミはサザンカなのかい?ツバキなのかい?
どっちなんだい??
咲く時期はいつなんだい?
とやきもきしていましたから、
ホッとしましたよ。

朝な夕な、楽しみに眺めています。
こころが和みますね。

更新がこれからもちょっと遅れ遅れになるかもしれませんが、
元気にしていますのでご安心ください^^


 お花見はまだおあずけの寒戻り さくら




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啓蟄・桃始めて笑う~りんとお留守番

2024-03-12 | 愛犬りん
新暦の、およそ3月10日~14日ごろの今の時期は
旧暦では啓蟄のもう次候、
「桃始めて笑う(ももはじめてわらう)」
です。

啓蟄とは、
陽気に誘われ、土の中の虫が動きだすころのこと。
ひと雨ごとに、春になっていくような季節ですね。

桃始めて笑う とは、
桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめるころ。
花が咲くことを、昔は「笑う」といったのですね。

飛ばしてしまったふたつの時候は

雨水の末候「草木萌え動く(そうもくもえうごく)」
…次第にやわらぐ陽光のもと、草木が芽吹きだすころ

啓蟄の初候「蟄虫戸を啓く(すごもりむしのとをひらく)」
…冬ごもりしていた虫が、姿を現しはじめるころ

でした。


夫の出張が続き、りんとの長いお留守番中です。
先週は職場のナーススタッフの急病で代わりに勤務したり
シフト変更があったりで、ちょっとバタバタしました。
その中で、
朝からの半日勤務が3日あったのですが
他のスタッフさんの気遣いで、診療後の往診も代わってもらい
慌てて帰宅したにもかかわらず、
3日連続でりんはケージ内をウンまみれにしていました。。。

午後から勤務のときは、比較的無事であることが多いのですが、
朝から出かけてお昼に帰宅すると、このところアウト;;
が続いています。
時間帯のせいなのか。。。
誰かりんとお留守番していてくれるなら、安心して出かけられるのですが
夫は出張続きでずっと不在、
私もまったく出かけないわけにはいかず、毎回ハラハラです。

前から楽しみにしていた予定を、先月からいくつも取りやめて、
仕事以外の外出は最小限にして家にいるようになりました。
ハイキングやら、着物でのお花見やら、
着物のおけいこやら。
夫が不在では、いつもならいてくれる土日もままなりません。

それでも、
留守の間に粗相した状態で長らく置いてしまうのはつらいので…
りんといられるおうち時間をのんびり過ごそうと思います。

夜中も、用を足すため何度か起きてベランダに連れ出したり
そのまま寝付かずウロウロしたりぐずったりするときにはなだめたり、
見守りや必要なお世話がいっそう増えてきました。
こうしてあたらしい段階に、すこしずつ移行していくのでしょう。

人にも犬にも、老いはひとしく訪れますね。
だれもが行く道です。
それでも、寝たきりというわけではなく、
よくがんばってくれています。
衰えはあっても、たいしたものだと思います。

啓蟄の初候に誕生日を迎えた私も、ひとつ齢をとりました。
りんにはもう、すでに追い越されてしまっているので、
だいじに見守ってやらないと^^


 

2月の終わりに、
散りそめた沈丁花を摘みとり、沈丁花酒を漬けてみました。
リカーの量からすると、花が少なすぎるかも??
初めてやってみたので、うまくできるかどうかわかりませんが
楽しみに様子をみていきましょう。



 りんちゃんのためならエンヤコラの日々 さくら



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