さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

ドイツリートの会「セレナーデ」

2022-10-25 | 歌のおけいこ
もうひとつ続けて、ドイツリートの会の話題を。
つい先日の曲は、こちらでした。

 

今回は、うれしいことに女性の参加がもうひとり。
おなじみのお仲間さんですが、
お仕事の関係で最近なかなか参加がかなわないそうで。。。
男性ひとりと女性ふたり、計3名でレッスンを受けました。

「セレナーデ」という求愛の曲、
同じセレナーデのタイトルでも、
いろいろな詩に多くの作曲家が曲をつけ、実にバラエティゆたかです。

このブラームスさんのセレナーデは、
ピアノの演奏が、フルートやヴァイオリン、ギターの弦のようだったりして
とても弾んで、楽しく聴かせてくれます。

歌うにも楽しい曲ではありますが、
例によって、
 フレーズがぎくしゃくせず流れるように
というところで、いつも注意を受けますね。。。

最後のぷち演奏会では、楽しく歌えました。
(なんとか;)
でも、顔は相変わらず硬かったかも^^;


 若者の求愛かき鳴らすギター さくら


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霜降・霜始めて降る~「歌の調べのように」

2022-10-24 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ10月23日~27日ごろの今の時期は、
旧暦で霜降の初候、
「霜始めて降る(しもはじめてふる)」
です。

霜降とは、
朝夕ぐっと冷え込み、霜が降りるころのこと。

霜始めて降る とは、
霜がはじめて降りるころ。

たしかに、朝晩の冷え込みが増してきました。
そろそろ冬支度ですね。
インフルエンザワクチンも始まりました。
これから年末までの11月12月、職場も特に忙しくなります。
元気に乗りきるとしましょう。


先日のドイツリートの会では、この曲を習いました。
今年いっぱいはブラームスさんとラブラブおつきあい^^

 

2008年5月に一度習いましたが、会で取りあげられたのはそれ以来なので
14年ぶり??
11年ほど前に、別の先生の門下のコンサートで、歌ったことがあります。
懐かしい曲です。

曲のタイトルどおり、流れるようによどみなく歌いたい曲ですが、
詩も味わいぶかく、
 歌詞をきちんと語ろう。。。
 発音をきちんとしよう。。。
と思うと、旋律がギクシャクしたり、ぶつ切りになってしまいます;
私はそこを注意されました。

参加は男性ひとりと私だけ。
ひとりずつ、それぞれの課題について何度もしぼられ歌いましたあ;;
そして最後は、おなじみのぶち演奏会。
レッスンでいろいろ難題に直面しても、
最後には笑顔で楽しく歌う。
これっきゃありません!
。。。が、なかなかそれも難題であります。


 旋律の流れを阻むのは言葉 さくら

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寒露・蟋蟀戸に在り~まだ単衣

2022-10-18 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ10月18日~22日ごろの今の時期は、
旧暦で寒露の末候、
「蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)」
です。

蟋蟀戸に在り とは、
きりぎりすが、戸口で鳴くころのこと。
昔は、コオロギのことをきりぎりすと呼んでいたそうで、
この蟋蟀というのは、コオロギや鳴く虫の総称だとか。

朝晩はすっかりひんやり、
朝方に毛布をかぶり直したりしますが、
ここ数日、日中は半袖でもじゅうぶん、という暑さでした。

10月も半ば、次回のお稽古からは、そろそろ袷かな。。。
と思っていたところ、当日になると、
朝の涼しさから一転、気温はぐんぐん上がりだし、
とても袷なんぞ着られない、なんのガマン大会やの;
という暑さ。

で、結局まだ単衣を着ることに。
お稽古に来られたみなさんも、そのようでした。
単衣でも、下には肌襦袢や長襦袢の重ね着ですからね。
重ね着って! この暑さで、という感じです。
肌襦袢は汗を吸ってくれるものなので、必須だと思いますが。

今回の帯結びは、つの出し(銀座結び)。
少し前に習いましたが、??マークが飛び交ったまま終わってしまい、
そのまま記憶の彼方でした^^;
早くマスターしたい帯結びなのですが。

 

母の十日町紬と。
この着物には、ほかにもっと合う帯が手持ちの中にもありそうなのですが、
11月に予定しているおでかけでは、
この帯でつの出しができたらいいなと思っているので
練習のためにこれで。
よもぎ染めの紬らしいです。

うまいぐあいにツノが出るか、
たれの長さは適当か、
最後までどうなるか、よくわからないまま
なんとか仕上げました。

毎回、出たとこ勝負みたいになるのが安定性に欠けますが、
回を重ねないとしょうがないですね。
何でも、すぐにはうまくいきません。
まして、不器用な私のことですから;;

 

最初は、たれが長すぎ?
お尻にぺったりひっついて、なんだかヘンですね;


 

次は、ちょっと調整して、まあまあまとまりました^^
やれやれ!

この日は、地域の秋祭りで、御神輿も出ていました。
秋晴れのいいお天気でよかったです。
暑かったけど;;

 

おまけ♪
帯留めに、元はブローチのきつねさんを。
最初は、やはり元ブローチの足長鹿さんをおともにしようとしたのですが、
落として足を骨折させてしまい;;
ただいま治療中。
秋のうちには、連れ出したいと思います^^


 帯のツノ出して頭のツノ隠す さくら


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寒露・菊花開く~りん17歳

2022-10-14 | 愛犬りん
新暦の、およそ10月13日~17日ごろの今の時期は、
旧暦で寒露の次候、
「菊花開く(きっかひらく)」
です。

寒露とは、
露が冷たく感じられてくるころのこと。
空気が澄み、
夜空に冴え冴えと月が明るむ季節。

初候の
「鴻雁来る(がんきたる)」…雁が北から渡ってくるころ
の時期をとばしてしまいました;

菊花開く とは、
菊の花が咲き始めるころ。

朝晩は冷えますが、日中はシャツ1枚、半袖でもいけそうな
ここ数日。
ご近所の金木犀も、まだ香ってこないのですが。。。
お彼岸を過ぎても、暑さ寒さが行ったり来たりですね。


先日12日は、りんの17歳の誕生日でした。
いつもどおりの1日でしたが、
その「いつもどおり」がとてもありがたいと感じます。

りんにとっては、特別なごちそうもなければ
1日おきの点滴も免除してもらえない、
うれしくもなんともない日だったでしょうが。。。^^;

16歳は難しいかも と言われていたりんが、
17歳の今日までいのちをつないで、
今も元気に生きていてくれることに感謝です。

カメラに顔を向けてくれないのは相変わらずで、
お誕生日当日の写真が撮れませんでしたが、
きっちりカメラを見てくれた、今年の貴重な写真を1枚。

 


りん、おめでとう♪
これからも、ゆっくりのんびり、歩こうね。


 名を呼べば代わりのきかぬうちの犬 さくら


追記:

夜、ドイツリートの会に出かけたときに、今年お初の金木犀の香りが♪
ようやくですね。ほっとしました~^^


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秋分・水始めて涸る~ひとやすみ

2022-10-07 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ10月3日~7日ごろの今の時期は、
旧暦で秋分の末候、
「水始めて涸る(みずはじめてかれる)」
です。

水始めて涸る とは、
田から水を抜き、稲刈りに取りかかるころ。
たわわに実った稲穂の、収穫の秋まっただなかですね。
新米のおいしい季節^^

予報どおり、週半ばから一気に冷え込みました。
長い残暑から一転、気温の急降下にカラダもびっくりしそうです。
体調管理にいっそう気をつけましょうね。

9月末の3連休は、だいだいリートコンサート本番に始まり
予定されていた着物の会でのおでかけ(住吉大社へお参り)と、
そのあいだで急に入った予定も含め、
楽しいながらも、ちょっと緊張感のあるおでかけが続いた3日間でした。
予定をすべてぶじにクリアできて、ここ最近は、
仕事に行くほかは、ホッとひと息、ひとやすみ。。。
の気分で過ごしてきました。

その間には、また夫の出張があったり、着物のおけいこがあったり。
気がつけば、もう10月も1週間が過ぎていますね;
またそろそろ、頭も身体もネジを巻いて動かしていくとしましょう。


 

 

住吉大社へのおでかけ前に、撮っていただいたもの。
このところ、続けておけいこしていた宮古上布の夏着物と帯です。
おかみさんに締め直していただいた帯では、
トンボがちゃんと気持ちよさそうに飛んでいます^^

20数名で撮った、素敵な集合写真もあるのですが、
みなさんの許可をいただいていないので。。。残念。
まだまだ暑かった9月のこの日、夏着物のかたがほとんどでした。


 

 

 

こちらは、10月に入ってからのおけいこ日。
紬の単衣と博多帯。
どちらも母がのこしてくれたものです。
この日もまだ暑くて、みなさん単衣でした。
帯留めに使ったのは、鳥のキーウィ。元はブローチです。
ヤンバルクイナといい、キーウィといい、

 「飛べない鳥ばかりねえ~」

などと、笑われたり^^;

ここ数日でようやく、袷を着られる気候になりました。

さて、みなさんは今年どんな秋を描かれますでしょうか♪


 きょうからの楽しみを練る雨のオフ さくら



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