さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

雨水・霞始めて靆く~断捨離は。。。

2024-02-27 | たわごと・できごと
新暦の、およそ2月24日~28日ごろの今の時期は
旧暦では雨水の次候、
「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)」
です。

霞始めて靆く とは、
春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。
遠くかすかな眺めが、ほのかに現れては消える、
移ろいの季節です。

たなびく霞と、立ちこめる霧。
春は霞、秋には霧と呼び分けるとか。
また、気象学では、視程1キロ以下のものが霧、
それより薄いものが霞 だそうですよ。
そして夜には、
霞とは言わず朧(おぼろ)と。


沈丁花は満開。

 


先日買ったチューリップの株は、
水仙のお隣りで、可愛いピンクの花を咲かせてくれました。
水仙もまだまだ元気に咲き、
いい香りを放っています。

 


唐突ですが、
お友達が教えてくれた動物柄のワンカップ酒。
こんなの見せられたら、買うしかないわ~♪

 

すっきりさっぱり、甘みも辛みもうまみも??ひかえめなお味で、
常温でいただくと少々ものたりないような気はしましたが^^;
食事といただくのに、じゃまをしない味わいです。
そして、燗酒にすると常温よりおいしくいただけましたv

すっかり中身は。。。

 


絵柄のワンカップ、わがやには、
静岡は志太泉のニャンカップとか、
大阪秋鹿の鹿さんとか、
銘柄は忘れましたがパンダカップとか。。。

 


尾瀬に出かけた際のぐんまちゃん&ぐんま女将、 
りんどう柄。
そして神奈川泉橋のとんぼカップなど。。。

 

 

 


あります^^

どんだけスキやねん;;ですね。
普段使いしていますよ。

阪神大震災の折に、物欲はいったん捨てられたはずが…
やはり人には(私というニンゲンには)
お楽しみが、お気に入りが、よりどころが必要。

こりないやつでスミマセン。。。


 お気に入り増えて断捨離先送り さくら



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雨水・土脈潤い起こる~おひなさまいろいろ

2024-02-20 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ2月19日~23日ごろの今の時期は
旧暦では雨水の初候、
「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」
です。

ひとつ飛ばしてしまった立春の末候は
「魚氷に上る(うおこおりにあがる)」
…暖かくなって湖の氷が割れ、魚が跳ねあがるころ

でした。

雨水とは、
降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。
昔から、農耕の準備を始める目安とされてきた季節です。

土脈潤い起こる とは、
早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地がうるおい目覚めるころ。

捕えた魚を岸に並べ、なかなか食べようとしない獺の様子が
祭の供え物のように見えたことから、
古くは
「獺魚を祭る(かわうそうおをまつる)」
という、不思議な季節とされていました。

そして、雨水といえばおひなさま。

もともとひな祭りは水に関係する行事で、
ひな人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来するため、
「水が豊かになる雨水にひな人形を飾り始めると良縁に恵まれる」
と言われていることから、
この時期におひなさまを飾るとよいそうなのですが。。。

立春のころから、わがやのおひなさまには
もうおいでいただきました^^

 


2月はじめにあった、お仲間さんとのすっぽん雑炊のランチ会では
紬を着ましょう♪ というドレスコード??が。
お部屋のしつらえは、もう可愛いおひなさまと桃の花。

 

 

 

この日はなぜか奇跡的に!帯がうまく決まり、
ろうけつ染めの鹿さんの柄もちゃんと出てくれました^^v
帯留めには木彫りのきつねさん(ブローチ)が跳ねています。


 

こちらは、お仲間さんのおひとりからいただいた
お手製の、これまた可愛らしいおひなさま。
お気に入りのコーナーに仲間入りしていただきましたよ♪

1週間前には、まだ咲き初めだった沈丁花は
もうほぼ咲き揃って、いい香りをさせてくれています。

 

今年は、最近おかみさんに教えていただいた
「沈丁花酒」
というのを作ってみようかなと思っています。
果実酒や果実酢をよく作っていた母ですが、
私は梅酢くらいしか;;
うまくできるといいなあ。

スーパーでお安く売られていたチューリップの株も仲間入り。
咲いてくれるのが楽しみです。

 

最後にまたまた余分なお目汚しですが
先日のおけいこ前の写真を。

季節が早くて、もう見頃になっているらしい梅の柄の母の着物を
今しかない、とばかりにあわてて着ました。
昨年も今年も、おけいこの場だけですが、
着ることができてよかったです。

 

帯留めも、木彫りの梅の花。

 

 


この日のためだけに、紅梅色の半襟もがんばって縫い付けたのに;
この日は、何度やっても帯がうまくできず、
行く前もおけいこでも、疲れ果てました。。。
顔が物語って?いますなあ。
五十肩の痛みが、なかなか厄介ですが、
がんばります~!

今週は雨続きのうえ、気温も急に変化しそうです。
体調管理や、お洗濯のタイミングも難儀ですね。
早い菜種梅雨だとか…
そういえば、通勤道の菜の花ももう咲いていましたよ。


 お楽しみいっぱい春が咲き初める さくら


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立春・黄鶯睍睆く~春が次々と

2024-02-14 | たわごと・できごと
新暦の、およそ2月9日~13日ごろの今の時期は
(1日過ぎてしまっていますが、おゆるしを^^;)
旧暦では立春の次候、
「黄鶯睍睆く(うぐいすなく)」
です。

黄鶯睍睆く とは、
春の到来を告げる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころ。

「春告鳥」ともいわれる鶯ですが、
初めからじょうずに鳴けるわけではないのですよね。。。
ケキョッ、ホッ、ホケッなどという、
まだたどたどしい鳴き方を耳にすると、
ガンバレ!と応援したくなります。

開花の早い今年の梅は、もう見頃だとか。
急に春の暖かさがやってきて、
季節に追いかけられているようで、あたふたさせられています。
わがやのお雛さまには、早々とご登場いただきましたが♪

2月中にもう一度ある着物のおけいこでは、
昨年も着た、母の梅柄の着物を着ようと思っていますが、
咲き終えていたらどうしましょ;;

年明けには色づいていたうちの沈丁花も、
そろそろ花が開きはじめそう。
一輪ほころびて、あの素敵な香りを放ってくれています。

 

 


うちにも咲いていてほしいなあ。。。
と、ずっと思っていた、だいすきな水仙の株を
最近ご近所の花屋さんで見つけたので買いもとめ、さっそく植えました。
元気に咲いてね。

 


まだ蕾なのは、例の?山茶花。
春咲きなのよね?きっとそうよね^^;
花の咲く日を信じて待っている、今日このごろ。。。

  


スーパーにも春野菜が並びます。
ふきのとう、菜の花、たらの芽、こごみ。。。
食べたいものがいっぱい。

職場のスタッフの、受験生の息子さんには、
早くも第一志望大学合格という、うれしいしらせが♪

次々と、あたらしい春の目覚めを感じるこのごろです。

能登にも、東北にも、
希望ある春が訪れますように。


 かぐわしい春の気を全身で吸う さくら



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立春・東風凍を解く~大正浪漫で

2024-02-07 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ2月4日~8日ごろの今の時期は
旧暦では立春の初候、
「東風凍を解く(とうふうこおりをとく)」
です。

さあ、新年のはじまりです。
旧暦の七十二候では、
新年はこの季節から始まります。

立春とは、
初めて春の兆しが現れてくるころのこと。
そして、
この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が
「春一番」です。

東風凍を解く とは、
暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が解け出すころ。

とはいえ…
立春を迎えた途端、いっそうの冷え込みと大雪でしたね。
私の住んでいるあたりは雪も降らず、
寒いのを我慢するだけですみましたが、
東京は通勤・通学もたいへんなことでしたね。
春が待たれるところへ、まだ冬の試練がありました。。。

先日は今年お初の、着物のおけいこ。
五十肩の痛みで右肩の動きが悪く、
いつも以上にうまくいきません。
帯が巻けない、帯枕が上がらない。。。
うまくいかなくても、やり直す気力がない~;;

 

な、なんだかいつもよりふっくらさんのような気がします。


振袖ほどではありませんが、袖は少し長め。
そしてここでは見えませんが、裏地もあでやかな色。
(袖口の裏はあざやかな赤! すそ裏の八掛は紫~)

黒地に橘の柄、大正浪漫様の着物ですが、
色あざやかなものが多い大正浪漫にしては
ハデすぎずシックな雰囲気でお気に入りです。
これは母のものではなく自分で買いもとめたのですが、
この日初めて着ました。

 

帯もきれいにできないまま出かけましたが
(いつもか^^;)
なんとか柄は出せました。
黒地にチュウチュウねずみと小槌の柄が可愛らしくて買った帯。

おけいこもがんばりましたが、
お仲間さんの手をお借りしてやっとこさ~みたいな。
今は肩が痛いせいもあるけれど、
なかなか自立できませんねえ;;

まあ、それもありとしてぼちぼちいきましょう。


 

帯留めにおともいただいたお多福さんはブローチです。
今年初めてのおけいこに、ちょっとお正月らしいかな~と♪ 
今年も汗かきかき、めげずに楽しみながら
着物と親しんでいきたいと思います。


 おたやんとふくよかに大正浪漫 さくら


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大寒・鶏始めて乳す~今月のことば

2024-02-02 | 今月のことば
新暦の、およそ1月30日~2月3日ごろの今の時期は
旧暦では大寒の末候、
「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」
です。

とばしてしまった次候は
「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」
…沢の水が厚く張りつめるころ

でした。

鶏始めて乳す とは、
鶏が卵を産みはじめるころ。
動物たちにとって、春は出産の季節ですね。

少しずつ日が長くなり、
春が近づいていることを感じさせます。
それでも、寒さはまだまだ。
コロナにインフルエンザ、カゼもまだ流行っているのに加えて、
早い花粉症も;
苦しいとか肌が荒れるとか、支障があるのでなければ
マスクはしておくのがよさそうです。

コロナ禍でマスクが必須だったころ、
手洗い&うがいの習慣もついて、
インフルエンザがまったくと言っていいほど出なかった年がありましたね。
マスクの効果も大きいと思います。


今月のことば、1月のご紹介がまだでした~;;
 
 

きょうの無事に感謝して、
希望に満ちたあしたを祈りましょう。
地震で被災された方々にとっても、
今日より明日が、少しでも希望のあるあしたでありますように。

さあ、
一年最後の節気・大寒が過ぎれば、立春ですね。
お雛さまにも、そろそろおでましいただかなくては。
おでましいただくために、定位置の片づけをまず。。。^^;


 約束のあした雨なら雨靴で さくら


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