さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

大暑・桐始めて花を結ぶ

2018-07-24 | 今月のことば

大暑とは、もっとも暑い真夏のころのことで、
土用のうなぎ、風鈴、花火と、風物詩が目白押しの季節です。

初候の「桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)」は、
桐の花が梢高く、花咲かせるころのことだそうです。
桐は、和の暮らしの中で、家具として役立ってきました。


学生さんは、もう夏休みですね。
宿題や受験勉強に追われながらも、楽しかった学生生活を思い出します。

それにしても今年は、まちがいなく
生まれてからいちばん暑い夏。
通常の体温よりもさらに高く、40℃も越える気温だなんて。
むかしは、
30℃を越えるだけで騒いでいたような気がするのですが、
こんな調子で年々気温が上昇していったらどうなるのでしょう。

打ち水やうちわ、風鈴、蚊帳…
エアコンがなくても、
そういうもので暑さをしのぎ、涼をとり入れていた夏は
はるか過去のものになってしまうのでしょうか。
今は、エアコンや扇風機をじょうずに使って室温調整をしていかないと、
いのちにかかわるというのが現実です。

暑さが大のニガテなわたしは、
毎年の夏を、やっとのことで過ごしているのですが、
今年は、このさきもまだまだ続きそうな酷暑を
どう切りぬけようかしらと頭を悩ませています。

こんなに暑くなる前には、
長年着ないまま過ごしてきた浴衣に
今年の夏は袖を通して、ご近所でもぶらぶらお出かけしてみようかな。
そうだ、母に着せてもらおう♪

などと考えたりしていたのですが、
こう暑くては、浴衣を着る以前に、何も着たくない??
お出かけも必要以上にしたくない!?

という気分になってしまいます~^^;



  

  ご近所のお寺さんの、今月のことば。

  自然災害が頻発している日本列島。
  阪神淡路大震災からあと、このたびの地震、大雨の際まで、
  以前被害に遭った自分たちも助けてもらったからと、支援のために行動する人たちがいます。
  さらには、今現在自分も被災者でありながら、
  もっと困っている被災者のかたのために動き、祈る人たちもいます。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする