さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

りんの不調

2012-06-07 | 愛犬りん


6歳になった今まで、
足にできた良性のおでき以外には
病気をしたことのなかったりんが、
めずらしく 調子をくずした。

ウンチがやわらかくなることは
たびたびあるし、
いつものそれは 病的なものではないのだが
今回は。。。

ちびちびと下痢がつづき、
だんだん 性状が水様になってくる。

頻回なので りんも落ちつかない様子。
その気はなくても、
部屋のあちこちに ほんの少量ずつ
便汁がついてしまう。


フードと、いつも食後に好んで噛むガムを
未消化の状態で 吐いている。

水も、吐いたような跡がある。

ぐったりとした重症感はないので
1日 様子をみようかとも思ったが、
悩んでいるよりはと 病院につれて行く。

口からの飲食物が なんとか胃腸におさまるぶんには
すこしずつでも(特に水分は!)
摂取したほうがいいのだけど、

下痢や嘔吐がひどくて
それを受けつけないときには、
あえて飲食をひかえて 胃腸の安静をはかり、
回復を待ちたいところ。


けれど、

体重のちいさい動物のことなので、
このまま下痢と嘔吐がおさまらなければ
脱水にいたるのも早いし、
補えば 助かるものでも
遅れれば 命とりになることもあるので
どの程度の 予備力があるものか
判断がつかない以上、
早い受診にこしたことはない。


結果、それでよかったなと思う。

病院で検温してもらったら 発熱しており、
おそらくはそのせいで 胃腸が弱ったのだろうということだった。

病院にかかる前、最後にした便を持って行ったところ、
顕微鏡でみて下さり、
ほとんどが未消化物とのこと。

体重も 減ってはいなかった。

その日1日、飲食できなくても大丈夫な程度の点滴もしていただき、
よほど 症状がひどくならなければ
これで脱水の心配はないと、ほっとする。


仕事柄なのか 心配性の性格ゆえか、
ある症状をみると、
ついつい まず重症な病気を原因として
あれこれ 考えてしまう。

今回の りんの場合は、
人間にもあるような、
おなかが冷えたとか 
急に暑くなったことで 胃腸が弱ったとか
夏かぜみたいなものだったのだろうが

(思いあたる原因がなかったので、
 よけい 心配だった)

こわい感染症にやられたのか!?

とか、

寄生虫??

はたまた 内臓になにかわるい病気が!

このままおさまらなかったら、

とか、そんなことばかり考えて 心配して…


どっと疲れた。


しんどさを言葉でうまく伝えられない動物が
調子をくずすと、
こんなにも心配で 目が離せず、
たった1日や2日のことでも
自分の身が細る思いがすることだなあ。

ちいさいこどものいるおかあさんも
そうでしょうね。


りんは 病院から帰ったあとは
下痢も 吐くのも おさまり、
翌日の朝 
お湯でふやかして少量から、おそるおそる与えたフードも
胃におさまってくれた。

くすりも なんとかのんでくれる。

みた感じは、回復してきていると思える。

あとは…

健康な便が出てくれるのを待っているのだが、
今のところ
その後の排便がなくて、まる2日。
まだ ちょっと心配がつづいている。


ほんとに、ひとも 動物も 元気がなにより。


ちなみに、いぬの点滴って
あんなふうにするんだーと はじめて知った。

点滴というより、皮下注射 なのね。

腕(足か。。。)の血管からではなく、
くびの後ろあたりの皮膚に針を刺し、
ごく短時間(5分~)で一気に点滴セットで皮下に注入。
徐々に吸収される。
皮膚が伸びるいぬだから、できる方法らしい。

血管さがしたり、細い血管に悩まされたりする心配がないので、
いいわね。
時間をかけて徐々に吸収されるというのも、
今回のような場合は 助かる。








コメント (2)
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