さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

処暑・天地始めて粛し

2021-08-31 | 今月のことば
新暦の、およそ8月28日~9月1日ごろの今の時期は、
旧暦では処暑の次候、
「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」
です。

処暑とは、暑さが少しやわらぐころのこと。
朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂いはじめます。
日の暮れるのも、少し早くなってきましたね。

天地始めて粛し とは、ようやく暑さがおさまりはじめるころ。
夏の気が落ちつき、万物があらたまる時期とされるそうです。
長雨のあと、きびしい残暑が続きますが、
もうすこしの辛抱ですね。

記事を書けないでいるうちに、8月も最後の1日。
おうちにいる時間は以前よりはるかに多いのに、
なかなかゆっくりパソコンに向かえません。

近所のお寺さんの先月のことばは、
 
 

これでした。

親のぐあいがよくなくて心配なときなど、
とにかく駆けつけたり、できるだけかよったり、
手伝えることをしたり…
少々のむりをしてでも、そうしてやりたい、そうせずにはいられない。
まさにこういう心情で行動する気がいたします。

こちらは、ひと月遅れで7月のことばでした。

今月、8月のことばも続けてご紹介です。

 

挫折も、かなしい思いも、進んで多く味わいたいものではないですが
それらがすべてよきことにつながっているならば、
自分の糧とできるならば、
なにごとも経験してむだなことなどない 
ということでしょうか。

コメント (2)
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