さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

立秋・蒙霧升降す~教会のパイプオルガン

2023-08-18 | たわごと・できごと
新暦の、およそ8月17日~22日ごろの今の時期は
旧暦では立秋の末候、
「蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」
です。

蒙霧升降す とは、
深い霧が立ちこめるころ。
春は霞、秋は霧…ですね。
まだ残暑厳しい折ですが、あとひと息、もうひと息。

お盆休み中の1日、
歌のお友達が通っているご近所の教会を訪ねました。
その日は、こどもたち向けに、
教会にあるパイプオルガンの音色や曲を聴いたり
しくみを学んだり、中や裏の構造を見せてもらったり…
という催しがありました。

おとなも来ていいよ、とのことなので
はーい♪ とお邪魔しました。

 

写真には撮れませんでしたが、
このあと、背面のくりぬいた壁の中や、
2階に上がって上からのオルガンの背面のしくみなども
見せていただくことができました。


 

 

↑ 教会の中の扉には、こんな可愛い装飾も。
フエルトで手作りされたロウロク絵でした。


 

↑ こどもたちに混じって、
ストロー笛づくりにもチャレンジしましたよ♪
ちゃんと、ドレミファソラシド~の音階が鳴りました。

最後には、
牧師さまのお話を聴いて、お祈りをして、
みんなで讃美歌を歌いました。

合唱や歌のレッスンを、今はすべてお休みしているので
歌うための声を出したのは、本当にひさしぶり。
ここちよい、しあわせな時間でした。
(知っている歌でよかった。。。^^;)

このあと、案内してくれたお友達と、
ここに来て久しぶりに会うことができたお友達と3人で
スパイスカレーのランチと、午後のサングリアを楽しみました。

この日、教会のオルガン奏者のかたの演奏で
聴かせていただいたのは、

 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 J.Sバッハ

 主よ人の望みの喜びよ BWV147 J.Sバッハ


どちらも、誰もがきっと耳にしたことのある曲。
ジャズやロック風になど、さまざまにアレンジされてもいます。

やはり生で聴く音色、演奏は、楽器も声もすばらしい。

「主よ人の望みの喜びよ」は、
むかし合唱でも歌った懐かしい曲。

よい休日のひとときでした。
お友達ふたりにも、教会のみなさんにも、
一緒に参加したこどもたちやおとなたち^^にも感謝します。


 パイプオルガン歌う祈りも熱情も さくら


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立秋・寒蝉鳴く~お盆休み

2023-08-15 | たわごと・できごと
新暦の、およそ8月12日~16日ごろの今の時期は
旧暦では立秋の次候、
「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」
です。

立秋とは、
初めて秋の気配がほの見えるころのこと。
暑い盛りですが、これ以降は、夏の名残りの残暑
といいます。

今年も、立秋の日が父の命日でした。
もう9年になります。早いものですね。
今も懐かしく、慕わしく、会いたい父です。

寒蝉鳴く とは、
カナカナ…とひぐらしが鳴くころ。
7月後半に箕面を訪れたときに、
ひぐらしの声を聴き、涼をもらいましたが
下りてくれば、まだまだ秋は遠い気分。

またまたとばしてしまったふたつの時候は、

大暑の末候
「大雨時行る(たいうときどきふる)」
…夏の雨が時に激しく降るころ

立秋の初候
「涼風至る(りょうふういたる)」
…涼しい風が初めて立つころ
 
でした。

バタバタが続いていた職場のクリニックも、
先週からお盆休みに入っていますが、
お休みはもう残すところ明日1日となりました。
あっというまですね~^^;

暑さのこともあり、
りんの歩くペースや気分が安定しないこともあり、
外へお散歩に連れ出す習慣がなくなってからしばらく。

8月にもなってから、
いつものお寺さんの今月のことばを、
7月は見ていないことに気づきました。

 りんとお散歩に出ていないからだ…

夫と私、ふたりともがお休みで家にいた日、
少しだけ涼しくなった日暮れから、
りんをカートに乗せて一緒におでかけしました。
お寺さんにお参りしてから、晩酌用のお酒を買いに酒屋さんへ。
時々、カートから下ろして歩かせながら、
ゆっくりのんびり、ひさしぶりのお散歩ができました。

 

めずらしく、ちゃんとカメラに視線が。

 

あれこれ工夫しながら、こうして一緒に歩けるしあわせ。


いつもは逸れてくれる台風ですが、
今回はこちらあたりも影響を受けそうな台風7号。
追ってくる台風から逃げるように、
昨日から夫は群馬出張におでかけ。

いつもよりさらに心細いような、りんとのお留守番ですが
安全におうちの中で過ごします。
本当はお友達との予定がありましたが、
今回はキャンセルして、後日のお楽しみに。

みなさまも、どうぞご安全に。

お寺さんの、今月のことばです。

 

その、自分をどう生かすか 
が、誰にとっても課題なのですよね。
すでにもう知っている人は幸いですが、
また別の苦悩もあるでしょう。

深くつきつめて考えてみても、こたえは出ない。
自分の、いま目の前にあることに誠実にとりくむ。
ひたむきにやる。
それしかないように思います。
こたえは、さいごに出るものかもしれません。


 慣れぬ台風おろおろしつつ盆休み さくら


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大暑・土潤いて溽し暑し~コロナは陰性

2023-08-01 | たわごと・できごと
新暦の、およそ7月28日~8月1日ごろの今の時期は
旧暦では大暑の次候、
「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」
です。

大暑とは、
もっとも暑い真夏のころのこと。
夏の風物詩が目白押しの時期ですね。
コロナで思うようにできなかったお祭りや花火なども、
ようやく再開できつつある今年。

土潤いて溽し暑し とは、
むわっと熱気がまとわりつく蒸し暑いころ。

とはいえ、
もうずっと以前から、耐えがたき暑さに耐えている日々が
続いているような。。。

書くのが滞っているうちにとばしてしまったふたつの時候は、

小暑の末候
「鷹乃学を習う(たかわざをならう)」
…鷹のひなが、飛びかたをおぼえるころ

大暑の初候
「桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)」
…桐の花が梢高く、花咲かせるころ
 
でした。

先週ちょっと体調がすぐれず、コロナのPCR検査を受けました。
結果はマイナス。

のどチクチクの軽い違和感から始まる、いつもの私のカゼのパターン。
熱は出ず、けれども倦怠感が増していき、
鼻水、咳とひととおりの症状を経過するまで
薬をのんでも追いつきません。

コロナが今これほど流行っていなければ、
自分のいつものカゼとして、
あえて検査もしなかったと思うのですが、
職場と連携しお世話になっている病院がコロナの流行で
一時機能できなくなっていたり、
周囲の流行り状況を耳にしたりすると、
万が一コロナで職場に広げたりするとたいへんなので
ここはあえてチェックをと。

ちょっとドキドキもしましたが、
結果を聞いてほっとしました。
症状も、いつもよりすみやかに回復中です。

旅行やイベント、さまざまな催しや
人の集まる機会が増えていますが、
そのぶんコロナも流行しているのが現実ですね。
重症化せず、軽くすむ場合が多いことが救いですが。

その意味では、カゼと同様の扱いでいいのでしょうが、
油断せず、もしかかったらきちんと療養しつつ、
広げない配慮をしたいものです。
インフルエンザも同様ですね。

体調をくずす前、何度か浴衣でおでかけしました。
お世話になっている先生をお訪ねしたり、
数人のお仲間ですっぽん料理を囲んだり、
夫と久しぶりの外食で、初めての串揚げ屋さんへ出かけたり…

どの日も、暑い暑いと言いながら。。。

取りそびれてばかりの、数少ない写真から。

 

 この日は襟をつけた半襦袢を着ましたが、
 別の日には襟なしの浴衣で、帯も変え、木彫りの金魚ちゃんの帯留めを。

 


 こちらは、箕面の川床。夜の会でした。 ↓
 蜩が鳴いていましたよ。
 お初で着ました、近江上布。この日、帯は半幅を結ぶのが精いっぱい。。。

 

 周囲はみどりいっぱい。紅葉の時期も素敵でしょうね。

 

 しっかり帯を締めていても、ごちそうは残さずいただきました~♪
 もうおなかいっぱい;;


 蜩と川の流れがくれた涼  さくら



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする