さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

ときに帰りたくなる帰山

2009-01-17 | お酒ほかおいしいもの


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すがすがしいブルーの瓶が印象的な日本酒・帰山(きざん)。


甘くちの日本酒でおいしいものは と
問われたならば、
これをいちばんに挙げます。
もう はじめて味わった何年も前からずっと、です。

というか、
「甘口」 としか表現できない日本酒で
まちがいなくおいしいものを ほかには知りません。


とびきり甘いのに、
くどくなく、口の中もべたべたすることはなく。


これもやはり、甘みに負けない酸味が、たとえ感じなくても
しっかりあるからこそ、
いやみのない 飽きのこない
「甘口のお酒」
となるのでしょう。


その味わいは安定して変わらず、
なつかしく、
ときに帰りたくなるお酒。


わたしを日本酒の世界にみちびいた

(おぼれさせた?? 

友人も、こよなく愛する日本酒のひとつです。


わたしの、看護学生時代からのつきあいである友人に
はじめてこのお酒をのんでもらったら、

そのとき彼女は こう言いました。

  「なにこれ…ワイン??」


そのとおり! 

まさに 米…ライスワイン 


夏には 凍らせて、帰山シャーベットとして
いただくこともできます。

わたしは 夏でもたいていそのまま
のんで味わうほうが すきですが。


食事とともにいただくには、
ちょっと 甘すぎるかも知れませんが
お酒そのものを 純粋に味わってみてほしいタイプの
日本酒 かなあ!

食前酒か 食後酒。。。


ビールと白ワイン以外は のめないという、
それでもアルコールずきな
そしておいしいものずきな女友達がいます。

時々 誘ってくれて、
おいしいお店につれて行ってくれる彼女。

  日本酒や 焼酎はどうも…

という彼女にも、 
いつかぜひこの帰山を 味わってもらいたいと
ひそかにその機会を 待っているわたしです 





コメント (3)
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王たる王禄

2009-01-14 | お酒ほかおいしいもの


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いや みごとです! 


島根県のお酒、王禄(おうろく)は
どっしりとしたボディ感のあるのみごたえ、
それでいて キレもあり
信頼のおける定番の銘柄 なのですが。。。


何年か前までは、体調にもよるのか、
この濃厚さを味わうのに
わたしが シンドイと感じることもありました。

まわりのみんなは おいしいおいしいと
よろこんでのんでいるのですが、
わたしは 苦みを感じてしまっていたり、とか…


体調や その日そのときの状況で味わいが変わるのは
とくに 日本酒では めずらしいことではないのですが、
わたしにとって 王禄は そういう意味では
けっこう 感想にばらつきのある銘柄のお酒でした。


それが 最近は、のむ王禄のむ王禄すべてが
ばっちりおいしく まちがいがないという感じ。

わたしの舌が育ってきたのかな?? なーんて!

体調も お酒を味わうのに問題なく元気なのでしょう♪


ところで、
わたしが 酒の師匠(笑)でもある友人に連れられて
時々買いに出かける
山中酒の店 では
試飲したうえで お気に入りの地酒を買うことができます。

電車を乗り継いで 40分ほどかけて行く必要はありますが、

お正月や、
ちょっとあらたまっておいしいお酒をいただきたい場合はもちろん、
ふだんにいただくためのお酒としても
できるなら こちらで買いたいと思うところです。


で、そこでも定番で置いてくれているお酒・王禄。

今回は 春季限定出荷の 超辛純米を購入。

いくつか試飲したなかで、
ひとつはコレだ! とすぐ決めました。

(ほかにも 何本か買ったんですけどね)


超辛、ときいて ただ辛いだけだと思うなかれ。

(もっとも、わたしののみ仲間には そんな人はいないか…)


辛さ より わたしには、 
わたしごのみのしっかりとした酸味を感じます。

これは にごり酒ではないけれど、
もし うすにごりの色がついていたとしても
ナットクできる感じのお味です。

食中酒としていただいても
くどさはまったくなく、すっきりとしてキレがある。
かつ 単独でいただいてもちゃんと 味わいがあり
飽きがこない。

わたしごのみのお味 というせいももちろんありますが…


で、ついつい杯が すすんでしまうお酒です。

常温でいただいています。
冷やしてももちろん おいしいでしょう。


さらに、つい先日 
わたしが 時々日本酒を楽しみに行くお店、
池田の「まいまい」では

この王禄の にごりをいただきました。


一升瓶のなかで お酒は発泡しつづけています…

開栓するときには テクニックが要る!
栓が飛んで 電球やら まわりのものをハカイするおそれもあり、
大量にお酒がふきだして まわりにとびちるおそれもあり。。。

このようなタイプのお酒を購入して
おうちでいただこうとするならば。。。

バスルームで 開栓するのが無難かと 


お味は 絶品 

これぞ 生きたお酒。 

これぞ お米のシャンパン  しゅわしゅわ です。


開けたその場で、みんなで のみきります。

お店に居合わせた人たちとともに、
酒の味を ほめあいます。

顔なじみの常連さんも、
はじめての人も おなじお酒を 
おなじ空気を 共有して味わって。


日本の誇るべき文化のひとつが 日本酒であると実感するひとときです。


ああ、しあわせ。

生きててよかった。。。



ひさしぶりのお酒レポートでした。


ほかにも 
唸るようなおいしいお酒はいっぱいあるのですが、

なかなか マメにそのつど
系統だてて しかも自分のこのみ…主観もまじえたうえで
ここに書いていくことができずいるのが
ちょっと残念です。


まあ、おいおい いくとしましょ!


。。。





コメント (2)
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音楽教材…中学生用?うそっ。。。

2009-01-09 | 歌のおけいこ


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えらく年季の入ったこれ、
なにかと言いますと…

中学校の音楽教材(副読本)で、
習う歌の譜面や歌詞が載っているわけではなく、
基礎的な音楽理論が 書かれているものです。


友人が、休暇で実家に帰ったときに見つけて、

  コレは わかりやすいかも♪

と、持ち帰ったものをかしてくれるというので
ありがたくおかりしてきました。

で、ひととおり ざっと読んでみたのですが…


半分 理解できるかどうか 


基礎的なことが わかりやすく書かれてあるとはいえ、

わからないながらも 歌う実践のなかで
なんとなく 実感できるようになった内容もあるとはいえ、


ううむ、あなどれないぞ 中学校レベル。 


長く歌をうたっていながら、

いまだに 譜面もろくに読めず、
ほとんど 拍子や 調性を意識してこなかったわたし。

合唱から入り、その期間が長かった(いまも継続中)
こともあって、指揮者や 伴奏者の指示や誘導に
素直にしたがっていればよかったせいもあるけれど…


リートでソロも歌うようになってからは、
そういうものに頼っているばかりでは成り立たず。


耳で聴いた音の高低、リズム、流れ、雰囲気。

それらを ごちゃまぜにして

  この曲は こんな感じ!

と 自分が五感で体感した情報(思い込みも いっぱい含めて)
を ひとまとめに統合して

歌ってきたのが、このわたし。

それが 不可欠で、それがすべてで。


こんなことを言うと、

目をむいて

  「ええっ ありえない! 信じらんない!
   それで歌ってるなんて」

と、ビックリしながら あきれかえる人、数知れず です。


…当然ですよね 


師匠も きっと そうなんだろうけど、
そのことで とがめられたことはなかった。

ただ、歌えないと キビしいレッスンが待っているだけで 


おはずかしい話ですが、

こわいもの知らずというか しろうとの大胆さというか…。


でも 最近、ほんとに最近なのですが、

拍子や 調性という、

その曲の性質としてあるもの、
作曲者の意思である その曲の性格を

曲の理解を深めるための だいじな情報として
理解しようとしなければ、
結局は たどりつけないものがあるような気がしてきて…


それを 無視して歌う(演奏する)ことは、
すごく失礼で 無神経な人間であるような気がしてきて…


それって、もしかして 音楽に対する冒涜?? 


…って、今頃かい!  


まあ、そうおっしゃらないで。


せっかちなくせに、
なにごとも オクテ のわたしゆえ 


でも、そう思ったところで、
すぐに 理解できるものでも 体感できるものでもなく。


なのですが、とにかく

わかろうと 努力すること。


これからは つとめて コチラ方面のアタマを悩ませようと思います。



…新年そうそう、目をむくような内容で すみません  



コレを読んでいる方々、

あきれるのは当然のこととして

ようやく やっとここまで来たんかい と

どうか 変わりない師弟愛!? と 友情のほどを

よろしくお願いいたします。。。


 
 


コメント (4)
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