さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

今年のイブはすっぽんの会

2022-12-28 | お酒ほかおいしいもの
24日イブの夜、
お友達とその息子くん、そして夫と私の4人で
すっぽん料理を楽しみました。

事故のケガで、
11月後半から多くの予定を白紙にせざるをえませんでしたが、
これは幸運にも、キャンセルせずにお出かけできた、
先月からの予定。

着物のことにかぎらず、
日頃から多くのことでお世話になっているおかみさんは
このお店「遠山」の先代女将。
今は息子さんご夫婦が切り盛りされています。
先代女将さんも、今の女将さんも、
お肌ツルツル、ツヤツヤです!

この日は、すっぽんを味わうのにぴったりの??
冷え込み厳しい日になりました。
雪が降るのかと思ったくらい。
完全防備でおでかけです。

 

事故でケガをして以来、初めて着物を着てみました。
食事の会ですし、ほかのみんなは洋服なので
カジュアルに、洋服感覚でざっくりと着てみたいなと。

 

黒格子柄の綿の着物。
デニムのワンピースを着ているような心地です。
長襦袢の袖がちょっと長くて、着物から出てしまっていました。。。

 

半幅帯ならなんとかなるか、と思っていたのに
いざとなると、すっかり忘れてしまっており、
例によって苦しまぎれのテキトー結び;
なんでこうなるの。。。^^;

すっぽんは、私は以前にもいただいたことがありますが、
お初だという人もあり、いろいろ味わえるコースにしていただきました。

食前酒の梅酒。おいしい梅も入っています。
お通しの三品。
ワインか烏龍茶で割っていただく生血。
(お味はほとんどワインor烏龍茶で、抵抗なくいただけます)
お造り(肝や腎臓、白子などのうちどれが当たるかお楽しみ)
唐揚げ。
酢の物。
丸鍋。
雑炊。
自家製ぬか漬けたっぷり。
デザートの果物、焼き菓子、コーヒー。

写真がなくてごめんなさい。
食べるのに必死、食い気に走りました。
すべてそのまま味わえるよう、調理されてきます。
サービスも行き届き、心地よい時間をゆっくり過ごせます。

なんといっても、おだしの味が最高です。
すっぽんでしか出せない、まろやかなうまみ。
それがしみ込んだお野菜。そして雑炊。
雑炊だけでもごちそうです。
私は、お昼に、着物の先生やお仲間のみなさんと
雑炊のランチをいただいたことがありますが、
これも大満足でした。

私は、お肉のゼラチンは苦手なのですが、
お魚のはOKで、皮もぱくぱく。
内臓系も、ほかのものはどうしても受けつけないのですが、
なぜかすっぽんは大丈夫。
そのまま丸呑みするスタイルだからかな。

どのお料理も、すっぽんの生臭さはまったくありません。
手間暇かけられた下準備のおかげでしょう。

4人で、丸鍋も雑炊も、余さずぺろりといただきました。
広島のお酒「たけはら」とともに。。。♪
お腹いっぱいですが、もたれる感じはありません。
お友達&就職して1年、がんばっている息子くんにも、
満足してもらえたようです。

事故でケガをしてから、
それによるものなのかどうか、
これまでより足腰の冷えを感じるようになっていましたが、
すっぽんのパワーで改善されるかも。

冬の冷える季節にも、夏バテの時期にも食べたくなるすっぽん。
ぜいたくがゆるされるなら、ひと月かふた月に一度くらい、
味わいたいもの。。。
すばらしい薬膳料理です。


 すっぽんと酒で血と気が巡りだす さくら


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ご近所で晩飲み

2022-05-19 | お酒ほかおいしいもの
お目よごしの着物姿を上書きするように、めずらしくも翌日の更新??
いきまーす!

晩はほとんど外食をしなくなったわがやですが、
先日、久しぶり(半年ぶり以上でしょうか)に、ご近所のお店で
夫と晩ごはん(晩飲み)をしたときの、お酒のラインナップ。

 

↑ 光栄菊。佐賀のお酒。お初のであい。


 

↑ 千歳鶴。北海道のお酒。これもお初。

はじめに選んだ2種類は、チャレンジでした。
これまで味わった記憶がない銘柄であることと、
北海道の地酒では
「おいしい!またのみたい♪」
と思うものに、まだ出合ったことがなかったから。

けれども、それはうれしい予想外で、
この日いただいた中で、これらの2種がいちばん好みでした^^

お次は、

 

↑ 翠玉。秋田のお酒。


 

↑ 善吉。長野のお酒。

このふたつは、
私にはちょっとニガテなタイプのお酒。。。でした;

なんというか、悪酔いしそうな予感がするというか、
むかし悪酔いしたときの苦しさを思い出させる味というか。
おいしいお酒を、ほどよい量とペースでじょうずに飲めなかった、
今よりもっと未熟な飲み手だった自分を思い出す苦さ、なのです。
お酒の味は甘いけど;;
おいしくない、というのではありません。
お好みの人も多いと思います。

 

↑ 庭のうぐいす。福岡のお酒。


 

↑ 農口。石川のお酒。

苦手なタイプが2種続いたので、
好みの味わいのお酒で締めるべく、おぼえのある2種を選択。
満足しました^^

が、今回は最初の2種がよかったかな♪

で、嬉々としてお酒のラベルを撮って、
おいしかったね~と帰宅して、
はたと気づきました。

私は食べながら飲む、食中酒として味わうタイプ。
ですから、
もちろんおいしいおかず、アテとともにいただいたはずなのに。。。

おいしいお造り盛り
れんこんのはさみ揚げ
自家製豆腐の揚げ出し
鰆の西京焼き
牛すじ肉の土手焼き

お酒とともにいただいた、
おいしかったお料理の数々は、
まったく写真に撮っていませんでした…とさ。

こちらのお店で必ずいただくのが、お造り盛り。
次回の機会には、1枚撮ってくるとしましょう。
いつになるやら、ですが^^;

お酒やお料理が運ばれると、
早く味わいたい気持ちが先走ってしまうのですね。。。
目の前にあるごちそうは、
今日もおいしいうちに、いただきましょう。


 うまい酒あれば腐らず生きられる さくら


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穀雨・牡丹華さく~友人との1日

2022-05-01 | お酒ほかおいしいもの
新暦の、およそ4月30日~5月4日ごろの今の時期は、
旧暦では穀雨の末候、
「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」
です。

牡丹華さく とは、
牡丹の花が咲きだすころ。
中国では、牡丹は「花の王さま」というほど愛でられてきたとか。

雨で始まった連休の翌日は快晴でした。

池田の植物園で、友人の知人が出展されているというガラスアート展を楽しみ、
駅に戻りがてらの、久方ぶりの五月山動物園では、
ウォンバットやアルパカ、ヤギ、ヒツジ、ポニーたちに会って目を細め、
また電車で移動して昼飲みへと。

こぢんまりした雰囲気のいいお店を、友人が予約してくれていました。
お料理は決まっているコースで、
アルコールは日本酒を含め飲み放題。
最後の方で別のお客さんたちが来られましたが、
私たちの締めの頃まで、ずっと貸し切り状態。

ほかにお客さんがいなかったせいもあってか、
追い出されることなく??
午後2時から6時まで、ゆっくり飲めました。

 

↑ ビールで乾杯のあと、
「尾瀬の雪どけ」で日本酒スタート。群馬県のお酒。
こんな名前のお酒ですが、なぜかこれを「尾瀬」内では飲めません。
(売られていない。。。)

 

↑ 私の好きな銘柄のひとつ、「遊穂」の山おろし純米。
日本酒にはあまりなじみのなかった友人も、
最近石川県への旅行で買ってきた遊穂が(これとは違う種類の遊穂でしたが)
お気に入りになったようです。

 

↑ これも私の好きな銘柄「写楽」ですが、
この時フィーリングで「次はこれ」と選んだのは友人。
福島は会津若松のお酒です。

 

↑ 「明鏡止水」のすぷらいと。長野県のお酒。

  

↑ 「貴」。山口県のお酒。

 

↑ 「七賢」。これは初めていただきました。山梨県のお酒。

 

↑ 最後は「西條鶴」。広島県のお酒です。


ふたりで7種も飲んだのか~!^^;
どれもおいしくいただきました。
それぞれのお酒の味わいは、その時々によっても変わり、
私のその日の体調や好み、主観も加味されるので
甘いとか辛いとか、重いとか軽いとかの感想はひかえますが、
自分がくり返しのんでいるお酒は、やはり自分好みのものなのだなあ~
と、感じましたよ。

もともと、あまり旅行の機会には恵まれませんが、
地酒で地図をたどり、日本全国旅する気分を楽しんでいます。

お料理も、お酒をおいしく味わえるものばかりでした。
サラダ、あさりと三つ葉のスープ。
炙りしめ鯖。
珍味2種。酒盗とくらげ、だったかな?
鴨のハム。
鶏天。
いぶりがっことクリームチーズ。
ぶり大根はすごい迫力。
そしてあっさり、締めのそば。

お外でいただくお酒&ごはんは久しぶり。
友人とのおしゃべりにも花が咲き、
お腹もココロも満たされました。。。とさ♪


 再会のお酒しっくりしみわたる

 地酒の名たどり旅する日本地図 さくら



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立春・東風凍を解く~恵方巻

2022-02-04 | お酒ほかおいしいもの
新暦の、およそ2月4日~8日ごろの今の時期は、
旧暦では立春の初候、
「東風凍を解く(とうふうこおりをとく)」
です。

立春とは、初めて春の兆しが現れてくるころのことで、
この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が
春一番。
旧暦では、この季節が新年のはじまりです。
まだまだ寒さは残りますが、暦は春に入りました。

 

昨日の晩ごはんだった巻きずし。
具は、
サーモンやカニかま、きゅうり、たまご、サラダ菜、ほうれんそう、
それから牛肉のこまぎれを甘辛く煮たもの(すきやき風)。
これらを適当に組み合わせて巻き巻きしました。
かんぴょうや高野豆腐も家にありましたが、
今回は省略。

牛肉すきやき風の巻きずしは、
長いおつきあいの年長の友人が毎年作っている、
そのおうちでは定番のもの。
ほうれんそうや人参を合わせて、彩りもよくおいしいのです。
ずっと前に、教えてもらいながら一緒に巻いたことを、
節分になると毎年思い出します。

夫の急な日帰り出張が入り、遅い帰宅→遅い晩ごはんになりましたが、
りんの晩ごはんはその前にすませて、
ゆっくりいただきました。
おともには、燗酒。
食事がごはん(お米)系なので、
休肝日にしようかとも思ったのですけどね。。。
寒い日でからだも冷えていたし、
出張と遅くまでの仕事でお疲れの夫へ
ねぎらいの気持ちもあって??

最初のひと巻きだけ、
今年の恵方である北北西を向いて、黙って食しました^^

ふたりと1匹の家族。
そろっておいしくごはんを食べられるしあわせ。
ぶじに過ごせた1日に感謝して、
おなかも満足したら、ぐっすりおやすみ。。。です。

 


 黙食も慣れて静かに恵方巻 さくら


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おうち飲み

2021-03-19 | お酒ほかおいしいもの

お外ごはん&飲みも楽しいけれど、
おうち飲みも、のんびり落ち着きます。
特にコロナ以後は、もっぱらおうちごはん。
お酒も毎日楽しんでいます。
たまには休肝日をと思いながら…


 

今いちばんお気に入りで、
何度もリピート買いしては日常のんでいるのがこのお酒。
奈良の篠峯酒造さんの篠峯純米吟醸もろみ です。
シュワシュワの発泡性で、気をつけて開栓しないと栓が吹き飛び、
お酒も吹き出すわこぼれるわで、もったいないことになります。。。


 

最初は混ぜずに、そおっと透明な上澄みの部分だけを注ぎ、
開けたてのチリチリッとした味わいを楽しみます。
発泡性の酸味が少しずつマイルドに変化してゆくのも、また楽し です。

 
 

こちらは今回はじめてチャレンジで買ってみたお酒。
理由は…2割引きシールにつられたから。

よく知らないお酒を試飲なしで買うのは(しかも一升瓶!)
勇気が要りますし、それでくちに合わなかったら、かなりかなしい。
チャレンジで買ってみるのに、
2割引きならまあいいか、この機会にのんでみよう、
となったのでした。
地酒の割引なんて、めったに見ないことです。

さてお味はというと、
お米の風味が感じられる、やや辛口のお酒。
一升飲み切るまでに、味の変化はあまりなさそう。
安定している、といえば安定していますが、
単一的ともいえそう。
変に味がひねていくよりは、よほどいいのですが…

リピート買いはありかなしか?
ちょっと迷うところです。
わたしにとって好みの味で、飲み飽きしないのは
今の定番の篠峯もろみかな。

そのときの体調や気分、季節、
合わせるお料理によってもお酒の味わいは変わるので、
そのときどきで楽しめるのが、いいんですよね。

いつまでも元気に、お酒を味わいたいものです。


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