さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

ぷち発表会 その1

2010-09-01 | 歌のおけいこ


先日、ドイツリートの会でひらかれた
おなじみの ぷち発表会。

われらが師匠が ほぼ半年おきくらいのペースで、
お仲間うちで 歌を発表する機会を設けて下さるこの会、
もう何度目になるだろうか。。。

けっこう数をかさねてきた。


はずなのに…


あいかわらず、ほんとにあいもかわらず、
緊張で 息もたえだえだ。

レッスンや 練習のときのように歌えたためしがない。


お仲間さんもみんな同じように

  「緊張するわーっ」 「緊張したわ~っ」

と話しているのだけれど、

聴かせていただいて感じるのは

みんなすこしずつ、でも確実に じょうずになってるわーっていうこと。

高い音がムリなく流れるようになっていたり、
声に質感が 出ていたり、
緊張を感じさせずに いい雰囲気で歌えていたり。。。


でも、自分の成長は ちっとも感じられないのよねえ。

絶対切りたくない、ブレスしたくないところで
息がたりなくなって 
あああかん、とブレス(あーあ またやっちゃった)


しかも、その前の箇所でも切りたくなかったからと
前もってブレスしなかった結果、
もっとも かんじんなところで
いちばん切りたくない語句の途中でやってしまうというアホさかげん。

これ、わたし本番で よくやってしまう。

  (本番だからなお かな?

   ふだんは流れるべきところが、緊張のあまりムダ息が多くなり
   ブレスしてもしても 足りなくなる。
   つまりは、息が入っていない ということなのだけど…)


それに、新しいフレーズに入るときに出が遅れてしまって
ピアノの先生に 思いっきり待って合わせていただいたりして
助けられること 専門だ。

いつぞや などは、リズムまで
3拍子の曲を 4拍子であっけらかんと
まったく自覚なしで歌うわたしに
合わせていただいたりもしたし。。。


本番ではいろいろなことが起こりうる、とはいうものの、
そして ピアニストの先生がたは
そんな状況にあって切り抜けられること百戦錬磨 なのだろうが、

  (われらが師匠も アドリブの宝庫??らしいし…

なんで いつもよりによって本番(発表の場)で こうなるかなあ。。。

と、自分の ”かんじんなとき ドジしてしまう”習性が
もどかしい。


  練習では最後まであかんかったのに、
  本番で はじめて成功した! 

なんていう うらやましいひともいるというのに。

本番によわい自分は、
人よりもっと練習をかさねるしかないと
わかってはいるが、ときどき

  あーあ、もう。。。

と へこむ。 

そして、次は もうちょっとましに歌えるように…

と、これのくりかえしだ。


さて、今回歌ったのは

ブラームスの「五月の夜」 と、

シューマンの「悲しい調子で歌わないで下さいな」


実は、発表の機会に歌う曲として
ブラームスを選んだのは、これがお初だ。

歌ってみたい すきな曲は多いのだが、
音域のレンジが低いところから 高めまで、というあたりで
低音と高音のスムーズなチェンジに
ややニガテ意識があってか、
選曲を 躊躇することが多かった。

でも今回は リートの会で最近習ったなかで
もっとも気に入った曲なので、 
そういうニガテ課題にとりくむ意味でも
思いきって選んでみた。

シューマン…も、実はほとんど自分では選んだことがない。

これまた なぜかニガテ意識が(そればっかり)
                     
なぜだろう。

ピアノが 歌のガイドにはならない旋律を奏で、
歌とピアノが それぞれうたいながら
その曲をつくりあげている、
というイメージが わたしにむずかしいと感じさせているのかな。

リズムも、にがてな曲が多いような気がして…

こういう思いこみ というか先入観は、
早く とっぱらったほうがいいんだろうな。

でも この曲は歌っていて楽しい。
早めのテンポで、
歌詞もいっぱいで 音もとびはねて
むずかしいといえばむずかしいのだけど、
失敗しても 笑顔で歌えそう(な気がするだけ??)

気持ちが 入りやすい。

今度のだいだいリートで歌うつもりの曲なので、
予行演習のつもりで…。

歌ってみて、
この曲のこれからの課題とか 
どういうふうに歌っていきたいとか 
が、すこし見えた気がするので、
その点では よかったと思っている。


「五月の夜」も、しばらくねかせておいて、
また いつか歌える機会があるといいな♪

さー また気をとり直してがんばろっと。


ぷち発表会の話題で
もうすこし書きたいことがあったので
また 次回につづく。。。ことにしますね 






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2 コメント

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緊張というか・・なんでしょね~ (うたこ)
2010-09-02 16:49:12
私の台所ステージに是非・・・と、言いたいくらい
なぜあの台所ではすばらしいスターのように歌える私が・・人の前に立つと、まるで自分を見失ってしまうのね。
テレなのか、緊張なのか、まるでわかりません。
歌ってる間中、ど~しよ~です。

積み上げてきた練習の成果は一向に発揮できません。
そんなものなのかもしれませんね。残念だけど。

さあ、そんな事お構いなしに、悲しそうな顔して歌わないよう・・・がんばりますわ~。

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ほんまねにぇ (さくら)
2010-09-03 10:50:44
うん、
少なくとも今のコレよりは
レッスンの時、練習の時、ハナ歌の時のほうが
絶対ましやぁ~って
泣きたくなるよねえ。

わたしの場合は やっぱり緊張のように思うわ。
心臓バコバコの音が自分にきこえるんですもの(泣)

アガってしまうところは
長年かかっても克服したい課題です。。。
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