Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2013/7/29//函館→東京。。。7月のツアーを終えて。。

2013-07-30 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

今日は
11時15分出発

東京まで13時間のドライブ
フェリー移動距離も含めると800キロ以上

ツアー中ずっとONのスイッチを切れないままだった気がするから
今日は道中OFFにして帰ろう


中村氏は函館駅を探索したらしい
海産物、丼物などなど
凄いらしい

ちょっと気になるが
どうも億劫で駅探索はせず
支度してからはゴロゴロ過ごした


そうだ
フェリーに乗ったら
ずっとマッサージチェア―をやって行こう


11時50分
乗船時間を5分過ぎて到着
一番最後に乗船





乗船して3フロアー階段で上がったら息切れと足に乳酸が溜まって倒れそうです



残念なことにマッサージチェアはこの船には無かった
行きに乗ったタイプより小振りで古いようだ


乗船後、中村氏は別行動
船内真ん中の共有ソファ ースペースで
和泉さんと二人並んで座った

サングラスをした和泉さんは
じゃがりこをツマミに昼間から水割りを飲んでる

僕はホテルの隣のコンビニで買ったビールを
乗船前に車中で飲んで既に赤い顔
そして二人とも髭面

向かいのソファーに座ってる叔父さん叔母さんが居心地悪そう

やはり柄が悪く見えるんでしょうね^^;


でもまぁ
演奏でエネルギー放電をし続けた後は
充電しなければならないし

手枷足枷を外して
気持ちを開放して過ごすわけです
迷惑はかけてはいないし
ただちょっと胡散臭そうに見られても平気かどうか
ってだけの話ですから
僕らは気ままに過ごしました

二人でソファースペースで酔って
しばらくはクダラナイ話をして笑ってましたが
一度リセットされると
早くも充電され始めたのか
自然と音楽の話になった

良い流れです


今後増やしたい曲を
急に和泉さんが言い始めたので
曲名とキーを携帯でメモした

僕の知ってる好きな曲も含まれている
東京に戻ったら少しずつ譜面に起こしてみようと思う



15時20分
下船準備のアナウンス

「下船の前にトロピカルなシャツを着た僕を撮って
さかきぃのブログの小ネタにでもしてよ」
と和泉さんから珍しく撮影リクエスト



音にナーバスになってる時は撮られるのをハッキリ嫌がる人だが
ツアーも終え
OFFになって本来の茶目っ気が戻ってるのだろう




無事青森に到着





。。。



「すいませんトイレに寄ってください」
という和泉さんの声で目が覚めた
いつの間にか眠り込んでいたようだ
続けて「250キロ走ってまだ花巻ですか…」と和泉さんの呟き声


18時半
花巻パーキングエリア



車を降りるとステレオでヒグラシの声に包まれた
ほんの15秒ほど立ち止まってヒグラシを満喫した
東京まであと500キロ





夕食休憩は1時間40分後の国見にしよう
という合意になる

函館→青森のフェリーで一緒だったGLAYの楽器車10tトラックを追い抜く
今回函館で大きなコンサートがあったようだ







東北道を南下してゆく


アルバムレコーディングで秋田へ向かう道中
雪で足止めを食らい否応なしに一泊した水沢を通過
まだ4ヶ月半前のことなのにずいぶん懐かしく感じる

初めて東北ツアーに出た時は全てが目新しく感じ
移動の風景を撮影し続けたが
今は地名にも見慣れてしまった

ツアーを回り演奏にも新鮮さが失われてゆくのか…
と一瞬不安がよぎったがすぐに払拭した

演奏だけは聖域であり
心を濁らすことで自らが手離さない限り
常に涌き出ている泉のようにピュアである

この泉の透き通った水が飲めるなら
誰かから理不尽な罵倒を受けてもきっと立っていられる


この水を飲み
そして自分の浄化するために音を出している

誰のためでもない
自分のため
である

その波長に反応してくださる方は必ず
自らの濁りと葛藤なさっている
とも感じる

自分の心中の濁りを知っている人は
もう既に美しい心を持った人といえる








人は言葉で伝達しているつもりでも
五感全てを使って伝え
また感じ取っている


僕の音色に反応し
癒されたと伝えてくださった方の放つ気配は優しく
僕が壊れやすいピュアを剥き出しにして奏でても
ふんわり包んで守ってくださる


一緒に奏でるミュージシャンからでさえ
何度となく踏みつけられることがある壊れやすい部分を
僕は僕のリスナーに守ってもらっているのだ


マイナスに落ち込めば
殺し合いまでする人間同士が
お互い無防備で
壊れやすいピュアな状態のまま関わることは
奇跡に近いことかもしれない

だけどこのツアーで
僕は少しだけでもそれを成し得たと感じている


音楽を生業にした僕は
音楽の神様に守ってもらいながら
ピュアが傷付くことがあっても
今まで精神が壊れるまで行かず生きてこれた

だが一般的な日常の中で自分のピュアを守ってくれる
何らかの神様を見付けることはなかかなか難しいだろう

神様が見つからない場所でピュアを無防備に開放することは
とても恐ろしくて誰もが二の足を踏むだろう

だからもしかしたら
ここまでずっと何十年も内省的な音楽を用いてピュアを露にすること
(言い換えるなら精神を開放するとも言える)を試行錯誤してきた僕に
運命が和泉さんとの縁を与え
そして沢山の地に伝えに行く役割を与えたのかもしれない

神様は居て
誰ものピュアを必ず守ってくれる
ということを伝えに…


こういう話題を語る時に一緒によく記すが
因みに僕は完全に無宗教だ
無宗教だが音楽と関わる毎に
いろんな信仰の説くところや
また先人が残した知恵や格言など全てが附に落ちてゆく



人生は自分を主役に据えた映画の監督をするようなもの

自分の好奇心を開放して命いっぱいに使い切ることなのだろう

その喜びが
Duo LIBRAの活動や
それを楽しみにしてくださる方へと反映されてゆけば良いのだ


気付けばすっかり外は夜のとばり…







。。。




20時半
きっちり予定通り国見サービスエリア到着

雨が本降りになっている

このツアー
食べ過ぎ納めに牛タン丼



21時
国見出発

川口インターを24時過ぎて通過すればETCで高速料金が半額になるのだそうだ
ちょうど良いペースのようだ



。。。



いつの間にか眠ってしまったようで
目が覚めると23時55分
浦和まで10キロの辺り





24時10分
無事にETC半額になり
首都高川口線に乗った
やっと東京に帰って来た




和泉さんと僕は
苫小牧での最終演奏以降 完全に店じまいモードだが
運転してる中村さんはまだON状態
ご本人運転が好きだとはいっても長期間運転
ありがたいことです




12時40分
麻布到着








2ヶ月に渡って南から北まで全国を周り
多くの収穫を得ました

それを糧に
優しさと情熱の両方の幅をもっと広げながら
心の奥深くまで届く音を目指したいと思います


是非また聴きにいらしてくださいね


関わってくださった全ての方に感謝しています
ありがとうございました




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2013/7/28//苫小牧トマティーヨ

2013-07-29 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

今日はいつもより早い10時出発です
2時間前に目覚ましで起きた

どうやら熟睡出来たようです

夕べコンビニで買っておいた軽食を食べてから
いつものように湯船に浸かって体を温めながら
考えていた


今日が東北北海道ツアーラスト

ラストだからその後の日程に対しペース配分も考えなくていい

終わったら倒れちゃうくらい精神力を使い果たしても構わないわけだよな

…ん?
待てよ…
じゃぁ僕は…今までの会場では精神力を使い果たしてこなかった?

いやいや
やれるだけのことをして来た

ただ…
一回一回
今日がツアー最後の演奏 今日が人生最後の演奏だとは特に意識はしていなかった


湯船のお湯でチャプチャプ顔を擦りながら続きを考えた


きっとそこ
なんだよな…

ツアー全体を一つの大きなライブに見立て
ペース配分を意識して
ラストまで事故無く勤め上げるプロフェッショナル性と

(大袈裟かもしれないが)途中で倒れるかもしれないリスクを背負いながら今日が最後だという意識で
貯蓄エネルギーをその1日で使い果たしながら歩を進めるのと

お前自身はどちらを取りたいのだ?
と自問自答してみれば
明らかに後者である


決して時間を追い抜くことは出来ないが
瞬間瞬間を捕まえて
それを積み重ねながら
命を営むアンテナの感度を上げてゆきたい

例えば自分の眼前で
今まさに息を引き取ろうとしている人の心とも
産まれたばかりの赤ん坊とも波長を合わせ
心中に微笑みを持って命というメロディを奏でていたい


あ…
…やば

考えに耽り過ぎた
出発までに1時間切ってた

風呂から出て
手のかかる天パ~の髪をばっちりキメなきゃ
( ̄ー+ ̄)


。。。





10時15分
誰も寝坊せず
無事出発


10時50分
道央自動車道で
苫小牧まであと160キロ





今日は晴れ曇り
湿度も高めな真夏日です





11時10分
中村氏が微笑みを含んだ声を発した
「40キロ先の岩見沢ってとこに寄ってみましょうか
何があるかわかりませんが…」

和泉榊原
「は~い…」


車に乗っている僕ら3人は
現実で同じ時間を共有しながら
精神内部では全く異なる世界を旅している

それぞれの得意分野がまるで違う

上手くやらないとストレスになることも沢山あるが
基本的には
それぞれの得意分野を持ち寄って成り立っていることをそれぞれが把握しているし
心の中でリスペクトし合っている


3人のうち誰か1人が抜けたら
Duo LIBRAというユニットはこの世から無くなるだろう






11時35分
岩見沢
トイレとちょっとした売店しかなく不発




再出発
50キロ先の輪厚に期待





輪厚と書いて
ワッツと読むんですね

以前サポートやってた
WaTを連想してしまった

仕事で生まれた縁は
仕事の終了と共に呆気なく遠退くものばかりだけど
一度でも音楽で感動を共有した共演者のことは
記憶からは決して無くならない
WaTの二人は元気だろうかなぁ…


ずっと追われるような気分でツアー回ってきたけど
今日は落ち着いてる自分が居るようです

ツボ圧し棒でグリグリしながら輪厚に向かう



12時
札幌に入る

高速道路で通過してみると実感が湧くが
やはり大きな都市だなぁ





12時10分
輪厚到着

助手席側の窓ガラスに小さな虫を発見



彼は自分の意思と関係なく膨大な距離を移動してしまったのだね
輪厚で幸せに暮らすのだよ


今日も元気な男の子
和泉宏隆くんは
車を降りると誰よりも早足で食べ物にまっしぐら




食券機でカツ丼を選んで買ってから
窓際の和泉の隣の席に座ってみると
和泉さんもカツ丼

「最終戦を勝丼で乗り切ろうって算段ですね」と和泉さん

さすがバランスの天秤座二人
最終日に無意識にも同じ量だけカロリー摂取
これで今日の演奏の馬力は同等だ



中村氏は外のベンチでヘルシー自家製サラダを食べてる






12時50分
輪厚を出発
天気は雨に



天気自体が変化してるのか
長期間移動してるから空模様が変わるのか
どっちなんでしょうかね




もう少しで「新千歳」の出口が出来るらしい

まだ地名が書かれていない表示板






13時10分
高速道路を降りた





国道から脇道に左折してどんどん奥へ奥へ





後部席から
「熊が出るぅ~…熊が出るぅ~…」と和泉氏の呻き声のような独り言


「帰っていいよ~…
泊まっていいよ~(トマティーヨ)…」とまた呻き声




13時半
到着です



まだ一般のお客様が居て
セッティング出来ないから珈琲飲みながら待機




中村氏
庭園でリブラ撮影するらしい

中村氏が車からギター降ろしてきた

まだお客さんがいっぱいいる庭園の中でギター持って撮影は
なかなか恥ずかしいですよ (-o-;)




店の前の綺麗な庭園で
ひとしきり撮影して





搬入
セッティング
サウンドチェック
リハーサル
とスムーズに進みました
トマティーヨさんはHPで写真見た時から良い響きがしそうだと想像してましたが想像通り
まろやかで広がりのある音空間でした

納得いく音質になるまで微調整してるうちに開場時間

ステージを明け渡して外に出ると涼しい風が緩やかに吹いている
最高の環境です





この風に吹かれながら本番まで過ごします




。。。

一部が終わって

本番が始まってみると
お客様が入ったことで
リハの時より音が吸われ
ギターの音が細くなっている感じがしました

リハと本番のこういう変化ってよくあることだけど
毎回必死になります

ピアノと溶け合う音色を 自分のタッチで探して探して…
一部は葛藤しながら終りました


休憩時間に和泉さんに相談
ミキサーでギターの音量とリバーブを微調整してもらうことに

二部はどうだろう…


ライブって本当に本当に最後まで気が抜けない…






。。。


微調整してもらって二部はググ~ッと演奏に入り込んでゆけました
特に独奏の辺りからかなぁ


最後に向けてちゃんとプレイの体温は上がって行ったと思います


ツアー最後のライブを
ハイクオリティで一曲目から最後まで飛ばしたかったけど
やっぱり生身の人間ぽく葛藤しながら必死で弾いたラストライブでした


でもね
これで良かったのかも…
ライブで100点取れることはは永久に無いですものね

そしてそれは人生と一緒かもね


自分の中で感じた未熟はきっとこの先の成長のバネにします




でもとにかく終りました^^ 東北北海道ツアー


出向いた先で関わらせていただいた方達も
FBやブログに書き込んでくださったり
後記を読んでくださった方達も
ホントありがとうございました



思春期に道を見失いかけたりした僕が
なんだかんだ紆余曲折しながら
たった一つ
音楽だけ諦めずに続けてきて
52歳になって今
音楽を通じて
いろんな人達と
喜びを共有させていただいてます

マジに
うっかり気を緩めると泣けてきます
ホント(ToT)



レコ発ライブとしては
あと8月から9月頭にかけて8本くらい残っていますので
レコ発ツアー最終月の8月も
お時間合う方は是非是非聴きにいらしてくださいね

それとは別に8月は21日~23日の3日間
クローズですがリブラで八丈島に行ってきます

その際
ピンクボンゴのリーダー宮本大路さんと
初めてご一緒させていただきます

どんな旅になりますやら

あと8月6日
FMサルースにDuo LIBRA
生出演します


詳細や後記など
FBやブログなどでまたご報告させていただきますね




終演の頃は雨も本降りになっていました


演奏で火照った体に
ひんやりした空気と雨の匂いが心地好かった





足を運んでくださったお客様
心よりお礼申し上げます
そしてトマティーヨさん ありがとうございました



積み込んで出発
雨の中
今夜のうちに函館に300キロほど移動です




出向いた先で関わらせていただいた人達も
FBやブログに書き込んでくださったり
後記を読んでくださった方達も
ホントありがとうございました




もう眠ってしまうかも…




。。。




7月ツアー最終日を終えての安堵感から
車中で飲んでいたら眠ってしまいました



起きたらまだ結構な雨

中村さん
運転ありがとう

函館に入って来ました

無事ホテルに到着





予約時の話と食い違い
和泉さんの喫煙部屋が無いと言うフロントと
喫煙部屋を用意してくれ、と掛け合う中村氏
全く頼りになるぜマネージャー(o~-')b
和泉さんは子供のような顔をして中村氏に任せ切ってる様子

良いチームだな…うちら


これから部屋で後記を書きます

このツアーで感じた
人と人との関わりから生まれる(小さなものから大きなものまでの) 感動は
きっと言葉に表し切れないと思います

こんな言い方で
僕の喜びと感謝の心中
お察しください


ありがとう
北海道


幸せでした


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2013/7/27//旭川 JAZZそば放哉

2013-07-27 | 参加ユニット『Duo LIBRA』



窓の外からカラカラという音がずっと聞こえていたので気が付いた
目の前にずっと停まってる電車はディーゼルだったんだ
路線に電線が無い

目の前の線路やディーゼル車や
十分に快適だった部屋の扇風機



こういう物たちがこの宿泊の雰囲気を何気に盛り上げてくれた




11時半出発
また昨日のラーメン屋
だるまやへ
このツアー初のリピート



車中
「でも旭川ラーメンてのも有名なんでしょ?」
と僕

和泉氏
「でも今日の会場はお蕎麦屋さんなんですよね
ジャズ蕎麦屋さん
まぁだから明日の移動し初めに旭川ラーメンを食べるって手はありますがね」

中村氏
「明日はあまり時間の余裕は無いです
昼間の公演ですから」

和泉氏
「ラスト苫小牧トマティ―ヨですね
トマティ―ヨ(泊まっていいよ)と言われても東京に帰るわけですよ」


だるまや到着

食べ物に向かう和泉さんは常に早足です




中村氏は今日もドロラーメン

和泉さんは
オレ塩ラーメン
プラス玉子かけごはん
僕は
えび塩ラーメン



スープは海老味噌を溶かし込んだような淡いオレンジ色
海老の殻を煮出したようなしっかりした風味で絶品でした

この店はどのラーメンを頼んでもはっきり個性があって美味しい

「東京にあったら2日にいっぺん食べちゃいますね」と和泉氏




12時10分
改めて旭川へ向けて出発
しばらくの間
左手にオホーツク海を見ながら走り徐々に内陸に入る





広大な風景が広がる中に 墓地があった




空は良く晴れ
ずっと蝉の鳴き声が聞こえている









丘陵地帯を抜けて北見の町に入る





7月の北日本ツアーも
あと2本

マラソンでラストスパートをかけるように攻めながら
しっかりラスト2本を務め上げて良き幕を降ろしたい







13時
旭川まで156キロ


大きな北見の町を抜ける
畑の中を走る単線の可愛い踏み切り




13時半
前方に見える形の良い山は何山だろう







13時45分
建物はほとんど見えなくなり道は緑の中を








14時
旭川まで95キロ

普段
肩凝りをしないと言っている中村氏が
運転しながら肩首を回している
疲れがたまっているのだろう

後部席の和泉さんは珍しく鼾をかかず静かに眠っている

僕は黙って携帯で旅日記をメモっている





14時10分
石北峠茶屋でトイレ休憩





皆がやりがちなことをやってしまった





ここからは下り






長いトンネルを抜けると層雲境温泉郷







15時
旭川紋別道路に乗る
目的地まであと50キロほど









15時10分
石狩川横断して
すぐに比布北
比布と書いてピップと読ませるのか




。。。


15時45分
眠ってしまっていたようでホテル着いてました

30分でも仮眠出来ると楽になる





16時半
会場へ出発
今日の会場は旭川JAZZそば放哉さん







到着して今日は持ち込みのPAを使う

組み上げてバランスを取り始めると
自分ちに帰って来たような安心感

ここ2日間
お店のPAを使わせていただき
どちらも良い音でしたが
やり馴れたシステムだとやはり安心

プレイでの微妙な出し引きなども自然に出来そう
開場時間になり僕はサイレントギターを持って控え室へ

和泉さんはさっきホテルへ戻ったようだ
多分また腕を温めるのだろう

やはり日焼けをしているような気がする
顔が微妙にヒリヒリして何となく頭が重い
多分寝不足も重なってるのだろうが
体調の乱れは今日の音環境が助けてくれそうた気がする

本番までサイレントギターで指馴らししながら
ツボ圧し棒で首などグリグリします



。。。



本番を終えて


今日の演奏は全てが落ち着いてました

無心になって表情を描くということ
合奏相手をリスペクトする濃度と落ち着き
ダイナミクスを上げたい時に頭に血が上るのではなく
丹田に気を溜めること

全てが上手く回転していた

それは多分
全て客席に伝わったと思います


良いライブでした

今日はそれ以外に書くこと無いです^^

明日のラスト公演への加速がつきました


足を運んでくださったお客様
ありがとうございました
そして
ジャズそば放哉さん
ありがとうございました






明日はいよいよ北方面ツアー、ラスト

じっくり落ち着いて挑みます








あぁ...
そういえば
旭川ラーメン食べなかったなぁ...





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2013/7/26//網走ちぱしり

2013-07-27 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


7月26日
目覚ましより1時間早くにふと起きて
外の天気を見ようと遮光カーテン開けたら完全に目が覚めてしまった


天気は小雨
相変わらず厚い雲が垂れ込めている

夕べBar BROSのオーナーさんが教えてくれたんだけど
釧路沖は暖流と寒流がぶつかることから発生する霧が
釧路湿原に流れ込み湿原の北に位置する摩周湖の辺りに溜まる

だから霧の摩周湖なんだな
そして釧路の曇り空に独特のものを感じたのも理由がわかった



今日は網走まで150㎞ほどの移動で「ちぱしり」さんという面白い名前のお店

網走へ北上する道中
摩周湖の辺りもかすめるのではないかしら…


ぬるい湯船に入り
朝からまた体ほぐし

早く起きたから1時間は浸かっていられる


携帯を持って入り
メモしてある行程を確認すると
15時目標で会場近隣の中学校訪問
とある

ちゃんと行程把握してなかったけど中学校で演奏するのかな…?

演奏してもしなくても
学校という場所に音楽を持って出向くのは楽しみだ

学校を出て社会に出たらもう誰も守ってくれない
いや…
守ってくれる友や家族は居るだろうが
自分が誰かから守ってもらえると思ってるうちは決して世間からは認めてもらえない

そしてその事は
国語の授業にも数学の授業にも出てこない

僕が偉そうなことが言える人間でもないが
社会に出てからその事に自分が気付くまでに
しばらく時間がかかったし
気付けずに躓いた時に
今思い返せば音楽に助けられていたんだと思うから
だから
音楽を持って学校という場所に出向くことが楽しみ
というか
出向いたらそこで自分が何をするべきなのかハッキリ見えているように感じるのだ


昨日のBar BROSのオーナー木嶋さんはDJをやってきた経歴だそうだ

そして決してジャズではないリブラは全国のジャズのお店にも沢山出させてもらってる

僕はハードロックの仲良いギタリストの友達がいる

それら全てが今
摩擦無く回転している

要するに
自分の音楽を持って
ジャンル違いの場所に出向いては
そこでジャンル違いの人たちとの間に良い関係性を作ってゆくことで
カテゴリー分けの垣根を取り払いつつある

僕が今生でやり遂げたいことは
自分の音楽でカテゴリーの垣根を取り払うこと

自分の家も他人の家も関係無くなり
自分の財産は他人の財産で
他人の財産は自分の財産だと感じられ
誰と関わってもストレス無く
その傍らに音楽が微笑んでいる

まぁ
そんな方向へ少しずつでも近づいてゆく人生を歩めたな
、と感じながら棺桶に入りたい

こんな感じが僕の平和観なのだと思う


今夜の網走は18時半開場、19時開演
今日もまた垣根を取り払えたらいいな



部屋を出てチェックアウト前にエレベーターでホテル最上階に登ってみると部屋からは見えなかった港がすぐ近くに見えた
夕べの本番の1部の後
店の外に出た時に
やけに響いて聞こえた海猫の鳴き声が一瞬頭の中でフラッシュバックした


車で出発



走り出してすぐ
大きな2本のエントツからモウモウと立ち上る蒸気が空に繋がり
釧路の空の厚い雲を産み出しているかのように見えた





30分ほど走るともうこんな景色


一瞬のことで写真に撮れなかったが
草原で何かを啄む20羽ほどの丹頂鶴の群れを見た


野生の丹頂鶴が居るんだ…と
都会育ちの僕は感心していると今度は右手に牛の群れ


「え~?
今、柵が無かったですよね?」と僕

中村氏クールに
「はい…」


「え?え?
なんで?柵が無いわけ?野生?
じゃないですよね
なんで柵無いの???」

中村氏
「必要無いからじゃないですか…」


北海道はデッカイ動物園だと思った













。。。


やはり摩周湖の近くを通ってゆくようです


摩周湖の地名を思い浮かべる度に
布施明の歌う姿が頭に浮かんでしょうがない




摩周湖周辺
山の頂きに低い雲がかかる





摩周湖越えて阿寒国立公園に入る



ズーラシア北海道
今度は馬













13時
山を一つ越えたところで阿寒国立公園は終わった
















昨夜終演後の大盛チャーシュー麺カロリー摂取の帳尻合わせに
今朝は朝食抜いたが
朝8時前から起きてるのでさすがに空腹感が…


13時20分
小清水という町を通過
網走まで30キロ




小清水を通過して間もなく国道を右折すると
これぞ北海道という風景


















俗名
じゃがいも街道というらしい ^^




東京者の勝手な思い込みで
北海道の景色は是非ともこうあって欲しい
という風景が今まさにここに展開されてます














中村氏
「ちょっと...撮りましょうかね...」






風で髪が^^;サイヤ人になってます


サクッと撮影終了



お食事処&民宿
おばちゃんの家...って...

後部席から和泉さんの声
「そこまでどうどうと言われちゃうと
是非どんなおばちゃんか会いに行ってみたくなりますね^^」


。。。


また後部席から声
「ピラミッドが見えたっ!!
あれ..?
もう少し行くときっと左側にまた出てくるはず
いや...
ピラミッドといっても窓とかあるんだけど...
この地にふさわしくないような形だった...というか...
...
....
.....

あっ出て来た出て来た
あれあれ」



中村氏
「あぁ、あそこに登ると海が一望出来るみたいですよ
ナビで見るとあっち側がすぐ海だから」


。。。。


網走に近づくにつれ草原や丘は無くなり
ただただ広い空が広がってきた











オホーツク海に出て
海に沿って網走に入る






14時過ぎに ラーメンだるまや
という店に到着


中村氏がちぱしりさんに電話して
お勧め店を教えていただいたのだ



メニューを見るとどれも惹かれる

結局3人別々のものを頼んだ


ドロラーメン


プレミアム塩ラーメン


焙煎にんにくラーメン


これは美味しいです

3人ともハマってしまったようで
明日の出発したらまた寄りたいなどと話しました


だるまやからはすぐ近くがホテル


チェックインして


窓の外は何とも言えない景色



エアコン点けようとスイッチかリモコンを探したが見つからない

しばらく探し続けたが、ようやく理解した

この地にエアコンは要らないのですね
涼しいから

足下に扇風機があることにようやく気付きました
こういうのもまた旅の風情
いい感じ



10分ほどで会場へ出発






良い天気で気持ち良いです^^


網走神社のデカイ鳥居


鳥居のところに信号
くぐってそのまま真っすぐ入ってゆけるし
突っ切った先には踏切が見える
要するに
本堂に向かって参道を車で入って行って良くて
しかも参道を横切るように電車が走ってる、ってことでしょ

車内が
「...いいのだろうか...
罰が当たらないかな...」
みたいな雰囲気になって

僕らは鳥居をくぐったら右折したのですが
くぐり抜ける際に中村氏
ハンドルから両手を離し
パンパンと柏手を二つ打ったのにはウケました



小さな踏み切りを渡ったり


日だまりの中を会場へ


そして到着


出迎えてくださったマスターにご挨拶

着くともう既にピアノの音響は作っていただいていて
店内を埋める太い響きでした


gtもセッティング

いつもより自分のところで聴こえる音量が大きいのだけど
ピアノとはバランスが取れてるので
この環境に慣れてみることにした

しばらくRHをした後
和泉さんと中村さんは近くの中学に出掛けた

吹奏楽の子供達と何かやるみたいで
あぁ、行程予定に書いてあったのはこれのことだったのか。。。と

僕は自由参加、ということらしいので
会場に残ってもうしばらく弾いて
今日の音環境に慣れることにした

二人の演奏の時は良い感じなんだけど
gtの独奏の時には音量がちょっと大きい気がして
タッチが弱くなりすぎてしまう傾向なのだ

僕のエフェクトでは音量を2段階に設定してあって
メロディーを弾く時は「大」
伴奏の時は「小」と切り替える

独奏の時に普段は「大」でやってるのだが
今日は「小」でやった方が良いか...

でも...微妙なんだよなぁ

「小」だとしっかり弾弦しないとならないから
演奏の表情から優しさや憂いが少なくなる

「大」だと表情は付けられるが
強く弾いた時に飛び出しすぎてしまう

引き続けて
迷って迷って
結局「大」でやることにしたが
この後
本番では結局「小」でやることになることを
この時点で僕はまだ知らない


開場時間が近づき
控え室へ
会場の下のフロアー

奥様が陶芸教室をなさっているそうで
その作業場です





ここで休んでたらマスターが来たので
「音楽と陶芸の生活って羨ましいです」と言ったら
「あと畑もね^^」とにっこり笑った


音楽と陶芸と菜園
羨ましい...





。。。

本番始まりました

今日は沢山のお客様

後で聞いたのですがマスターがいろいろプロモートしてくださったようで
本当に感謝です

どこの会場もそうですが
地方に出たらもう、その地の人たちに支援していただけなければ
興行は続けられない

そういうことに報いるために
僕らが出来ることはただ一つ
聴いてくださった方達に
本当に聴いて良かった
と感じていただける演奏をすることだけです



一部無事終了

ちょっと僕が事故

最後の曲のイントロアルペで指が縺れてグシャッとなって
ちょっと迷ったんだけど止めてやり直させてもらっちゃいました
すみませんです

和泉さんがキュルキュルと言いながら
時間を巻き戻すパフォーマンスしてくれました

二部は
今日、中学校での生徒さん達との演奏にベースが居ないということで
助っ人に来てくださったベーシスト山凬 義朗さんが
アンコールで参加してくれて「feel like making love」やりました

ベースが入ると、もともとピアノもギターも上物楽器だから
底辺はベースに任せて、急に自由になれる
久しぶりにトリオ演奏を楽しみました

終演後、山凬 義朗くんに
「ギャラ出ないけど一緒に全国まわらない?」
なんて言って笑いました^^

(これ、後ろで僕が彼の脇腹をくすぐってる)


即売会が落ち着いた頃
和泉さんのファンの女の子が
「この次来た時は『遠雷』をやってください」
と頼んだら
「今弾くよ」と弾き始めた





こういう光景は微笑ましいです

リクエストした女の子は涙ぐんでました
良かったね~弾いてもらえて^^



柱に記念のサイン
レタリングが上手な中村氏がユニット名を書く


その下に僕


和泉さん



お客様が全て帰られた後
ちぱしりさんが打ち上げを用意してくださいました

和泉さんは乾杯の前のbgmを弾いてるようです



そして乾杯



ちぱしりのマスターご夫婦はハッピーでホットでナチュラルな方達でした

なんて表現したら良いか...
腹が据わってて
イカしてる

数々の有名ミュージシャンがこの店に訪れるのがよく解ります^^



ちぱしりさん
ありがとうございました

そして足を運んでくださったお客様
心よりお礼申し上げます





ホテルに着いてブログに後記アップしようとして
途中までやって気付いたら寝てた^^;

4時頃、肌寒くて目が覚めて続きを書き始めました


そして今
書き終えるとこで時刻は7時

もう一寝入りしなきゃ







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2013/7/25//Bar BROS 本番

2013-07-26 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

18時手前に出発
僕の部屋はエレベーターから一番離れてるんです
プリンスホテルは綺麗だけど
大きいから距離が長くて疲れまする


外は小雨で
今回のツアーで一番寒いです


会場はホテルからすごく近いみたいで
ホテルを出発した途端にナビが到着したと判断して終了してしまうため少し迷って到着

今日は会場のPAを使わせていただきます

PAのオペレーターさんは昔大手のPAに居た人らしく
またロックよりアコースティックの方が得意だそうで
作っていただいた音環境は非常に温かみのある響きでした

今夜も気持ち良くやれそうだな



今日もまた一番端っこの席で待機
お客様から丸見えだけどサイレントギターを出して触って過ごしてます
開演10分前



。。。


そして本番

今日は沢山のお客様
皆さん喜んでくださってるみたいでとても嬉しいです

今までの積み重ねを心ある演奏で届けるだけ
と感じてます

良い感じに一部終わって店の外に出たら
夜のとばりに海猫の声が響いてました
すぐ側に港か運河があるのかなぁ



汗かいたので着替えた和泉さん

二部も良い感じに終了

昨日の帯広から
お客様がヤンヤヤンヤとリブラをノセてくださってる気がする

何故だろう?


土地柄お客様が明るいのか
リブラの放つオーラが変化したのか
神様が味方に着いたのか運命の風向きが変わったのか

明日の網走でもお客様がもしノリノリだったら
神様が味方に着いた
と思うことにしよう



足を運んでくださったお客様
心よりお礼申し上げます
そしてBar BROSさん
ありがとうございました




終演後
お店の方たちとラーメン屋さんに行きました

創業50年
釧路の屋台ラーメンで最後まで生き残った親爺さんが出したという店
子熊



普通のにしようと思ったら和泉さんから
「な~に?さかきぃは
大盛り食べないの?
まだまだ夜は起きてるんでしょ?
迷うことなく大盛りで行ってみよう
そしてビールも頼もう」と煽られて
大盛りチャーシュー麺にしてしまった…

旅に出たらもう絶対に体重キープ出来ないです



ラーメン屋でマスターやお店の人と親睦を深めました

なんというか
僕の感じた釧路は
時間の流れが緩やかな感じがしました

そして人にも素朴なものを感じました

釧路
来てみるまで何にも知識が無かったけど
すっかり好きな街になりました

また来たいな
釧路

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2012/7/25// 釧路/Bar BROS 会場入り前まで

2013-07-25 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


7月25日
今日は曇り
釧路へ120キロの移動
Bar BROSさんでの演奏です


目覚めるとかなり体がバリバリに凝ってました(;;)

先月のツアー同様、だいぶ首から腰まで
背中全体の凝りが溜まってきたみたいで
就寝前はそれほど感じないけど
朝起きた時にバリバリに凝ってるんですよね


僕の体がそうだ、という話ですが
1日10時間、楽器を弾くと
継続した10時間の後半にしか得られないディープな手応え
はあるんだけど
次の日は丸々使い物にならなくなる

歳をとってからは
翌々日まで使い物にならなくなってきた

その10時間は丸々濃い練習ではなく
テレビを観ながら指だけ動かしてる時間なんかも含めて
の話しだし
最近はもう10時間も弾けないけど
30代から40代くらいは結構弾いてたんですよね

で、そういう10時間に比べたら
本番の時間はせいぜい2時間前後と短いけど
濃さは練習の比ではないから
やはり翌日は休むっていうのが理想なのだろうけど
そうもいかないもんねぇ

am10時

湯船で体を温めながら
体調管理についてあれこれ考えてます (^_^;)



11時チェックアウト

中村氏がフロント嬢に道状況を尋ねてる

帯広から釧路
高速道路は誰も使わないとのこと
地方の下道は信号も少なくて準高速道路状態だからなんでしょうね
東京の246みたいな

僕は日焼け防止に大きなマスクをしてウトウトすることにします


11時過ぎに出発






















って
ちっとも寝とらんやんけ



走り出すと景色とかに興奮するんでしょうね
車中で寝る寝ると言っておいて結局毎日ちっとも眠られない



あっ
電車としばらく並走



ナビで見ると根室本線だそうです




これはずいぶん古いトンネル...







12時半
釧路市に入った







12時40分
突然右手に海



13時
また右に海
左に草原
ホテルまで17キロ





新釧路川の上空を海猫の群れが飛び乱れていた


ずっと空が広く
そして曇っている


13時半
ホテル到着
夏休み時期で小振りなホテルはどこも満室だかったらしく
今日はプリンスホテル







チェックインしてすぐ食事に出る

今日の会場の人が教えてくださった創業128年という蕎麦屋
クロレラを練り込んだ緑色の蕎麦というのを中村氏と二人で食べに行く

和泉さんは今日は蕎麦気分ではないらしく別行動
牡蛎が食べたいらしい


車で蕎麦屋への移動中
「さっき創業何年て言ってたっけ?180年だっけ?」
と聞くと
中村氏、フフンと小さく笑いながら
「180年じゃ江戸時代になっちゃいます。。128年です」
といつものクール


車で10分弱
「竹老」という蕎麦屋に到着




窓の外はちょっとした日本庭園風




もりそばを注文
確かに淡く緑色
結構シコシコして美味しかったが普通の蕎麦の味だった ^^





中村氏は無類のワサビ好きで
通常付いてくる量のワサビでは足りないらしく
毎回必ずワサビ追加注文する

今日もいつも通りワサビを追加したが
ワサビの良く効いた蕎麦に舌鼓を打ちながら
すすり上げる際に二度ほどグフッとむせたのが
僕的にはこっそりツボだった

さっきのフフンのお返しに
その光景をこっそり楽しんだのでした^m^


ホテルの部屋に戻ると大きな窓の外が何やら明るい

おっ!晴れたのかな
とカーテンを開けた
建物に日差しが当たってるように見えるが
やはり空には雲が垂れ込めていた
不思議な感じ...



今日は会場への出発は18時


これから湯船でゆっくり体をほぐして
余裕があったら新曲を練習してみよう
余裕がなかったら寝ちゃおう(笑)







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2013/7/24//帯広B♭M7  本番

2013-07-25 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

チェックインしてから
帯広に着くまでのブログをアップした後
すっかり眠ってしまったみたい

出発の1時間前に起きたが体がだるい
急いで熱いシャワーを浴びて18時半出発

一方通行の関係で車だとぐるりと回り込むが
歩いたらホテルから1ブロック隣に店はあった





マスターのゲンさんはホントに人柄の良いかたでした

ご夫婦でお店やってるみたいで
奥様も落ち着いていて幸せそうに見えました
なんだかホッとします





開場の20時近くまでリハをやらせていただき
開演まで端っこの客席で待機しています



15分押しな感じ
みたい…



ギターを何となく触りながら待機
でもステージ横の座席だから前の方のお客様から丸見えなんです
まぁいっかf^_^;


。。。。


本番が始まって曲が終わると客席から
ヤンヤヤンヤと拍手を頂き続け
お客様にノセラレて調子良く演奏してしまった


多分
音楽好きの店の常連さんと
和泉さんのファンの方が混在していたと思います

今夜のお客様はライブの楽しみ方を知ってらっしゃるのでしょう
僕らミュージシャンをノセてくれるのがとてもお上手でした

演奏は良かったと思います


そして終演後
マスターゲンさんと和泉さんが
1曲だけですがセッションを繰り広げました





ゲンさんはホントに嬉しそうな顔でウッドベースを弾いて
その表情に僕は感動してしまったのでした










いつも自分が見られる方ばかりで知らなかったけど

ホントに好きなことを素直な気持ちでやってる時の人間の嬉しそうな表情って
見てるだけで泣けて来ちゃう

僕の今日の一番の収穫は
ゲンさんの表情に感動させてもらったことだなぁ

終演後にビールを2杯頂きました

3日間、休肝日を作ったので
やけに酔いが回るみたいで
実は今もうブログ書きながらフラフラしてます

すいません

文章がまとまり無いけど
今夜はもうこれで寝ます

ありがとう
帯広

すごく良い夜を過ごさせていただきました











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2013/7/24//帯広B♭M7 会場入り手前まで

2013-07-24 | 参加ユニット『Duo LIBRA』



一昨日沢山睡眠を取ったからか
夕べは眠ってからすぐ夜中に目覚めてしまった

眠れないので湯船で温まって
その後眠ったものの
浅い眠りだったようで長い夢を見ていた


連日の本番で覚醒した神経は
なかなか24時間のサイクルに収まってくれないようで
自己管理が難しい

移動中のんびり過ごして体力温存しなければ


10時出発

今日は帯広まで240キロの移動です

今日の情報は
帯広までの何処かで絶品の豚丼を食べる
ということと
帯広のオーナーさんは
ゲンさんという名の大変人の良い人物だということだけ

道東方面への景色はどんなだろうか



10時ロビー
和泉さん登場

昨日ニセコからお母さんと二人で来てくれた
小さな女の子が和泉さんにくれた可愛い薔薇の花束




「ワインは無いけど角ならあるよ」
と洒落ておいて更に
「わぁ~やだ
和泉さんたら角なんて飲んでるの~」
と自ら突っ込む


小樽は素敵な街だったな
また来たい







出発してすぐ高速に乗った
ナビが札樽自動車道と表示している

札樽
って何て読むのかな


「ねぇ
これ何て読むんですかね?」と問いかけると


中村氏
「さぁ…何でしょう…」


和泉さん
「さつたる?
さったる?
さつたる、さったる
え~~いっ
そんなこと僕に聞かれてもさったるか!(知ってるか)」


札樽に乗ってしばらくは
進行方向左手に綺麗な日本海が広がっていたと思ったら
あっという間
15分で札幌市に入った



高速が札幌市内で道央自動車道に入る




空が広いなぁ




結局
豚丼は帯広に着いてからだそうだ

現在10時50分
ナビが示す到着予定
15時45分

まだまだ先じゃないの
お腹空いた



11時10分
千歳東

あの飛行機
千歳空港に降りるのか
飛び立ったばかりか








道は真っ直ぐで空が広い高い山が無くて
丘陵がずっと広がっている
他の地とは明らかに違う景観
気持ち良くて少し眠気が…
寝ちゃうと勿体無いけど

ナビが古いから
夕張までしか高速が無いことになっていたようだ
実際には帯広まで道東自動車道は繋がってるようなので
13時には着いてしまうだろうと中村氏
現在11時20分
思いの外早く豚丼にありつけそうである


11時20分
由仁というパーキングエリアでトイレ休憩




11時半
夕張通過
帯広まで100キロ弱








11時40分
むかわ穂別

○○別
っていう地名が多いけど何でなのか興味が湧くな

○○別だけでなく
地名の韻が独特ですよね
北海道

タンネナイ



シムカップ





12時
富良野通過





緑が深くて気持ち良いがフロントガラス僕の真ん前に鳥の糞



綺麗な景観を撮るたびにど真ん中に鳥の糞…(-.-;)

とメモってる傍からまたピチョッと新たな鳥の糞
中村氏全く我関せず



さっきから異常にトンネルが多い
今はホロカトマムという名のトンネルの中
帯広まで60キロ







気持ち悪くなるくらい見たことないデザインの
高層リゾートマンションが突如現れる




トマム通過

豚丼まで54キロ



長いトンネルを出ると
いきなり霧と雨で真っ白
ワイパー始動
鳥の糞は綺麗に削除された



前のキャンピングカーはつくばナンバーだった




十勝川通過
案外狭い川でした











帯広ジャンクション通過






12時50分
音更帯広で高速を降りる
おとふけ
と読むんですね




帯広駅に向かってます
豚丼…



高速降りても高速と変わらないな…
道が



帯広市街地に入ってきました







駅周辺をしばらくグルグル迷ってからやっと発見
豚丼の
ぱんちょう


座れますかぁ?



定員30の小さなお店
相席ですがすぐ入れました



鰻の蒲焼きみたいな甘辛タレで
芳ばしく焼かれた厚切りお肉も柔らかで美味しかったです

もう一軒 駅のとこにある豚ハゲっていう店も美味しいらしいです


食べ終わって車に戻ったとこで和泉さん
「ぱんちょうさんで無事食べれたから
早速これから豚ハゲに行きましょうっ!」


ぱんちょうからホテルもすぐ近く



チェックインして
出発は18時とのこと

和泉さんが元気な声で
「じゃぁ18時ロビーでね、と解散して
駅前の豚ハゲにこっそり行ったら全員と会っちゃった
みないな~」
とか言いながらエレベーターで消えて行きました
豚ハゲの方もだいぶ気になっている御様子


部屋に入りました
やはり長距離移動は疲れるみたい

本当は新曲なんかも練習したいんだけど
本番のための体力温存が優先だよな

少しゆっくりゴロゴロしよう



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2013/7/23//小樽 Gold Stone

2013-07-24 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

同じフロアーの部屋掃除の音で何度か起きてしまったが
寝繋いで14時近くに起きた

洗濯して、湯船浸かって
遅い朝食を摂ってからまた湯船に浸かった






疲労にはとにかく眠るのが一番ですね

今日は小樽Gold Stoneさん



集合時間17時より少し手前にロビーに降りると
昔の小樽周辺のお店の古い登録商標や
ノスタルジックなポスターが飾ってありました




今は食べ物屋であったりお土産屋であったりする
小樽運河沿いの煉瓦倉庫たちが
昔、元々の仕事で営業していた時代の名残を残してあるんですね













17時出発するとすぐ近くがもう海
そして小樽運河
5分かからず会場到着





今日のGold Stoneさんも倉庫を改造したライヴハウス
ライヴハウスというより小ホールといった方が当たってるかもしれません

サウンドクルーというプロの大手PA屋さんが経営してる箱なので
さすがに音環境のクオリティが高いです

サウンドチェックもリハーサルもスムーズに終わりました



リハ終わりで和泉さんはホテルに戻られました

6月からのロングツアーで腕の疲労が著しいらしく
ホテルで本番直前までお湯に腕を浸して温めほぐすのです

6月は僕は左肩が壊れかけましたが
病院で筋肉をほぐす薬や湿布を処方してもらい
自分でもケアしながら7月はなんとか大丈夫だけど
連日の演奏を舐めてかかると体を痛めてしまうことを学んでます

和泉さんの腕が上手くほぐれるよう祈りながら考えてました


疲れた肉体で演奏しても
必ずや感動を投げかけなければプロは勤まらない

どんなに疲れていても
確実に感動を投げかけ続けるためには
ステージ上で愛を、リスペクトを
用いるしかないですね


今日からまだ6連チャン続きます

ステージ上は勿論
それ以外もこのチーム3人でリスペクトし合いながら
乗り切りらなきゃなと切実に思います




和泉さんをホテルに送った後
僕は中村さんと周辺を探索しました




北一硝子の3号館
というのがまたシブイ雰囲気で
「ここですここです」
と中村氏

「今日はもう閉まっちゃってるけど
ここもグランドピアノがあってライヴもやってるんですよ
こっちでもリブラ出てみたいんだよなぁ」
と店内を覗き込む中村氏




これはオルゴール館



2つ並んだ倉庫
左は六花亭と書いてあります
北海道名物マルセイバターサンドの六花亭ですね






次は小樽運河周辺へ

運河に面した煉瓦倉庫群の反対側に店の入口があるわけですが
まずはそちらに行ってみました














運河のすぐ隣のブロックに海
ここが小樽港なのかな?





そして最後は運河沿いの小路で撮影








時間が来て
和泉さんを迎えにホテルに寄って
開演10分前に会場入り



会場入りが開演のたった10分前ですよ

僕もずいぶんこなれてきたもんだ
と自分に感心してしまう





本番の評判は良かったみたいです

僕は落ち着いてリスペクトある演奏を心掛けました
会場の外音も素晴らしかったようです

前日入りして体を休めることが出来たことも
良い演奏に繋がってると思います

お客様に喜んでいただけたようで
終演後そういう声をかけていただきました





今さらだけどホントに思うんです

音環境のクオリティ
演奏技術のクオリティはとても大切だけど
音楽という料理の味付けの良し悪しを決める最後の塩一振りは
心からのリスペクトだな


だってライブって
人間同士が協力して紡ぎ出したものを
また人間が受け取るんですものね



足を運んでくださったお客様
心より御礼申し上げます

Gold Stoneさん
ありがとうございました
音環境のクオリティ最高です






明日は帯広

絶品の豚丼があるんだそうで
朝食は抜いておけ
との指令が来ております

明日からまた頑張ります





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2013/7/22//移動日・北海道上陸

2013-07-22 | 参加ユニット『Duo LIBRA』



今日は北海道への移動日
8時に起床

夕べの弘前からだけど
今朝も肌寒いくらいの気温で
長袖を一枚持ってくるべきだった…


今日は9時出発

寝足りないんだけど
多分 初青函フェリーとか北海道の景色とかで興奮して
車内で仮眠は取れないんだろうな





ちょっと押して9時15分
出発








青森なのに「札幌館」て何の看板かと思ったら
札幌ラーメン屋さん
朝食食べてないのと肌寒いので熱々の札幌ラーメンを食べたくなってしまった




9時半
フェリー埠頭という看板





あっ !
目の前にもうフェリーが居た







乗るのは青函フェリーじゃなくて津軽海峡フェリーでした



車に乗ったまま自動発券機を通って
あっという間に誘導されて乗船





駐車フロア
ずいぶん広いな

キョロキョロ




ここが入口



へぇ…
エスカレーターがあるのね





2等船室は大部屋雑魚寝なんだ



慣れてないから
知らない人が既にダラ~ッと寝そべってる近くに入って行きづらいなぁ

よし
大部屋スルー




1フロア上がってデッキに出てみた

北海道が見えてるのか見えてないのか
よくわからないです









二人とは乗船してすぐ別れ別れに


ツアーし始めた数ヵ月前は
行く先々ではぐれないように
金魚の糞みたいに二人にくっついてたんだけど
最近僕も多少は旅慣れてきたのか
フラッとはぐれても平気みたいです
気ままにやってます

お腹空いたので自販機の食堂へ



懐かしいお湯を注げる機能付きの自販機で
カップヌードルを買って食べてるうちに
10時になり静かに出港した






元々まばらだった食堂はいつの間にか
僕だけになっていた



こういう感じ
好きだなぁ



本土がだんだん遠くなって行く






こんな風に人もまばらで、もし雪が降り積もっていたら
そりゃ 津軽海峡冬景色みたいな名曲も生まれるよなぁ





僕は結局 大部屋には入らず
二人とは離れて通路のソファに座って過ごすことにした





ちょっと晴れ間が出たり隠れたりしてるので
もう一度デッキに出て
海の色でも撮ろうと思ったら
強風で携帯飛ばされそうだったので早々に退散

これで雪でも吹雪いていたら
ますます津軽海峡冬景色みたいな名曲が生まれちゃうなぁ






青森港から函館までは
3時間40分だそうで
僕としてはもう充分
船内を楽しんだので寝ることにした






目を瞑り
何となく首筋を揉んでいるうちに少しずつ眠気をもようして来た頃
目の前を小さな女の子が歌いながらスキップで通り過ぎた

あグ~ングングンっ
あグ~ングングンっ
あグ~ングングンっ
あグ~ングングンっ

ノリの良い音頭のリズム
洋楽風に解釈すればシャッフルのリズムとも言える
グングングンの3つの「グ」はそれぞれ1拍2拍3拍のそれぞれ3連の1つ目
「あ」が4拍目の3連の3つ目


ドンドンドンガラガッタ ドドンガドン

脳内で音頭のリズムに乗って
TOTOのロザーナのメロディが鳴り始め眠気が覚めてしまった…


こういうのってちょっとした職業病だと思う


だいぶ昔の話だが
テレビのCM聴くと
自動的に頭の中でスコア譜を書いてしまって疲れる
とぼやいてるアレンジャーの友達が居た





目が覚めたついでに
デッキに出てみると
進行方向右手に大きな半島
後で地図で調べてみようと考えながら
また眠ってみることにした



眠ってみようと思いながら一つ不安なことがある




30分くらい前から
僕の一席空いた左隣に座ってる御爺さんが
何となくこちらをチラチラ見てる気がするのだ


旅先の知らない地で無意識に警戒心が強まってるのかも
変な妄想をし始めた



御爺さんは殿山泰司に似ている

チビまる子の友蔵似とも言える


この爺さんは実はスリの名人で
僕のジーパンの尻ポケットに財布が入ってるのを船内で見て
スリを仕掛けるタイミングをずっと見計らっている

僕が眠ったら名人の技でスルリと財布を抜き取る算段なのだ


すると通路を通り過ぎる若い女性に爺さんが話しかけた
女性とは家族らしい

誰々ちゃんは大部屋で寝ていて子供たちはキッズルームで遊んでる
と女性は答え
爺さんは笑いながら
そうか
と言った

スリ疑惑は消えたか…

いやいや
油断してはいけない
家族ぐるみでスリ家業かもしれない

そんなくだらない妄想をしてるうち爺さんの方が鼾をかき始めた

逆に財布をすってやろうか…
なんて毒のある妄想をしていたら
ンハァ~という溜め息と共に爺さん目覚めた

僕のことを
「この男なかなか寝やがらない」
と舌打ちでもするかのようにもう一度剣呑そうな溜め息をついた



おとうちゃん
お腹空いた~
と男の子の声

別の家族が通り過ぎる

子が父を屈託なく呼ぶ「おとうちゃん」という響きが新鮮だった



TOTO音頭とか
スリの殿山泰司とか
おとうちゃんの男の子とか
誰も居なかった食堂とカップヌードルの給湯付き自販機とか
シュールだけれどだいぶフェリーの旅を満喫している


結局スリ爺さん
僕が全然寝ないから根負けしてどっかに行ってしまった






12時
あと1時間40分

ホントにもう一度寝ようと思い目を瞑る

ゆっくり半睡状態に入っていったようだ
30分くらい眠った気がしたが
フッと目を開けるとまだ5分しか経っていなかった


警戒心も和らいだのかリラックスしてる
窓の外の波間をボンヤリ眺めていると気分が良い

ステージの間中
ずっと客席から見られることの緊張を何かでリセットしないと
連日のライブでは精神疲労が蓄積して
最後には自分の許容範囲から溢れてしまうだろう


一番手っ取り早いのがお酒だけど
お酒を含む嗜好行為でリセットやストレス解消を続けてゆくと
その日その日は何とかなっても
長い目で見ると逆に精神が蝕まれてゆく

このところ毎晩飲み過ぎたから夕べは久しぶりにお酒を抜いた


この船内で今ボンヤリ過ごしてるのも
見られる
といい縛りから一旦抜け出すための一つのストレス解消なのだ

顔の筋肉をまるで働かせずボンヤリボンヤリ波間を見ている


到着まであと1時間



13時
遠くに陸地が見えて来たが…
時間的にはまだ着かないはず






トイレの近くでマッサージ機を発見
15分100円

緊張リセットモードに2回しくらいやることにした
極楽極楽





今夜もお酒を抜いて
湯船で良く温まって沢山眠ろう ^^



2回り目を堪能してると到着間近の船内放送


意外と早く到着したんだな..
車で乗船したお客様は車に戻るよう放送で促してる





余裕をかましてデッキから港の写真撮って
トイレにも行って
さて車に行こうとしたらルートがよくわからない

駐車フロアにたどり着けず迷子
中村氏に電話するが繋がらず
狭い階段を下がるとトラックしか居ないフロアに出てしまい
慌ててまた階段を駆け上がった

下がったり上がったり
旅慣れてきたつもりだったが
半べそ状態で係員さんに泣きついて引率してもらった



やっと車に乗り込み
船の開門を待つ



あら
前の車は大分ナンバー
ずいぶんまた遠くから来たもんだねぇ



「北海道旅行のついでに 網走ちぱしりにDuo LIBRAを聴きに来ませんかぁ」
と後部席から和泉の声



いろいろありますが無事
北海道上陸です





北海道は今日は雨

明日の会場のある小樽まで220キロ
下道でのんびり向かいます









また矢印の道標

知らなかったけど寒冷地には常設なんですね








そして14時半
食事休憩





道の駅
駐車場には結構遠くから来てるキャンピングカーなんかも停まってた



2階の食堂に上がると貸し切り状態だった




何食べよう


珍しいな
「カレー玉子飯」って




ながつか…
何かな?



店員さんに和泉さんが訊ねたら
写真を見せてくれて
太くて短い鰻みたいな魚でした


これ美味しそう
ホタテの唐揚げ




だけど温まりたくて辛味噌ラーメンにしました








再び出発

大沼国道という道で
右側に海を見ながら長万部方面へ向かいます



右に海


左に緑


薄陽が射してきました






後部席から和泉さんの声
「晴れてきましたね
これは
もしかすると
シャコタン半島で撮影も可能になりそうですか」

「…そ~でぃすにぃ~…
もしかしたらワビサビの写真が撮れるかもぅ…
...しれません...ね」
と中村氏


撮影かぁ...
今日は本番が無いから僕は髪の毛適当なんですけど...



遂に
由利徹のオシャ~マンベ~の地に入って来ました










市街地まではもう少し








ここまで海沿いを来ましたが
長万部から内陸に入り北上









16時
またすっかり曇ってしまいました
小樽の宿泊ホテルまで115キロ

この辺は黄色と黒の矢印





標識に岩内の地名を発見




後部席から小さな呟き

「言ったのに岩内…」
(by和泉宏隆)




前方に巨大な風車が10基
出現






そしてパッと日本海側に出た





追分ソーランラインという道らしい

50キロほど海沿いを走る
































岩内港で積丹半島の根元に入り海とお別れ



後部席からまた呟きが

「お願いだから教えて

ダ~メ岩内の

そんなこと言わずに教えてよ

ダメったらダメ
岩~内」

(By和泉宏隆)




車内
誰も反応せず






尻別国道というので北東に向かってます











帰宅途中の上下ジャージを着た女子中学生が歩いていたので
北海道の娘はどんな顔かなぁとボンヤリ眺めてたら
向こうもこっちを見ていたみたいで
近づいて来たら気付いてパッと目を逸らされました

決して怖いオジサンじゃないんだよ~;;






積丹半島の付け根を突っ切って向こう側が余市








8年前に中村氏が偶然迷い込んだという余市の寂れた港で
さかきぃギター持って撮影したら
絶対に演歌歌手風になると言うので
是非とも撮影をお願いした



しかしなかなか見付からず
中村氏
ナビの地形を見ながら当たりをつける



「そうだ確か鉄道も近くを走ってたんだ…」
と中村氏が呟くと和泉氏が割って入る

「鉄道は大事ですよ
また線路に座ったさかきぃを撮影して
是非ともクリスマス辺りには写真集を出さなきゃなりませんから」

中村氏
「小樽の街も撮影に適した場所だらけなんだけど
演歌歌手になりたいなら絶対に余市です」


「じゃ是非余市でお願いします」





結局
中村氏が8年前に偶然遭遇したという寂れた港は発見出来なかったが
夕暮れの小さな浜で少し撮影しました



























余市から小樽はすぐ近く なので間もなくホテル到着







このホテルは本館別館二棟あり
うちらは別館

そしてインターネットは本館ロビーまで行かないと使えない
不便だぁ

今日の写真多いからなぁ部屋でゆっくりアップしたかったけど…
しかもこのホテルに連泊なんです

あとでブログアップしに本館に行こうっと




現在20時半

和泉さんは今夜は適当に一人で過ごすということで
では、ということで
これから中村氏と二人で良さげな寿司屋に行ってみようと思います

ホテルで教えてもらった
歩いて行けて
手頃な値段で美味しい寿司屋

魚真という寿司屋に入り
「小樽にぎり」というのを注文

これは~なかなか美味しかったですよ^^





とうことで
いろいろ体験しながら無事に小樽入りです

明日は小樽/GOLD STONEさん
17時出発だからゆ~~~~っくり眠って疲れを取ります


ではでは
長文お付き合いいただきありがとうございました




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2013/7/21//弘前 喫茶れもん

2013-07-22 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


いよいよ今日僕は初青森
弘前 喫茶レモンさん
会場までは130㎞ほど

15時入りを目指して
11時過ぎに盛岡を出発です



早目にロビーに降りてきたらフロントで中村氏が 道を聞いてる様子


離れたソファーに座って聞くともなく聞いてると
小岩井農場がどうした
蕎麦屋がどうした
みたいな単語が聞こえてくる

旅好きで旅慣れた中村氏
今日の道選びで何をしようと企んでるのかな…

それにしてもフロントマンと愉しげに話し込んでる様子


和泉さんがロビーに登場
会話に入る

「あぁ何?雫石の蕎麦を?
食べるのね?
小岩井農場の近くの雫石の蕎麦ね
ちょっと待って
検索するわ」
と和泉さんロビーでiPadで検索し出す

「あったあった
ここでしょ
ゴクラクノ
ここだここだ」


こういう時
この二人のチームワークは抜群です


すごく親切なフロントマン
フロントからロビーにまで出てきて説明を始めた

「小岩井農場をちょっと過ぎたところの
小岩井牛乳をちょっと過ぎたところを右に曲がって
どうしてこうして
すぐあります
この辺りです」

とロビーの3人は大変盛り上がっております



「12時手前に着かないと混んじゃうか
こりゃ一刻の猶予も無いということですな」

それ急げ急げと
ホテルを出発



ナビに住所を打ち込む中村氏


岩手県雫石町長山極楽野○丁目○番地

ホテルからは19キロ

「なんだ
地名を店の名にしただけなんだね」
と和泉氏

続けて浪花節みたいな口調で駄洒落を連発したあと
恒例の「携帯が無い」の儀式


「嫌だぁもう
今さっきロビーで検索した後
ちゃんと指先確認したはずなんだけど…
すみませんちょっと鳴らして
これはもう重くても常に首からぶら下げて歩くしかないかなぁ…」

車内の何処かから小さくチ~~…チ~~...

「…鳴ってますよね?
…何処かで…
とにかく車内に在ることだけはわかったから
とにかく蕎麦屋に急ぎましょうっ!」



ここで中村氏が僕に説明してくれる
「ウォーターカラーズの鳥越君から教えてもらった蕎麦屋なんだけど
あの有名な小岩井農場の敷地内にある蕎麦屋なんですよ」

「へえ…いいっすね」と 答えながら
夕べ寝る前に緑のたぬきを食べたこと
そして今朝また1時間前に
緑のたぬきの特盛りを食べてしまったことを悔いていた僕でありました














無事12時前に到着

涼しくて空気も気持ち良いです










和泉さんが
「なんかこのお座敷
日本昔ばなしが始まりそうな空間ですね
…っていうか僕がやりたい」
(一同ゲラゲラ)









蕎麦はシコシココリッコリで最高の食感でした



美味さに堪えきれず
モリソバ二枚目をオーダーした二人













僕は蕎麦食べ過ぎでお腹壊しました^^;




蕎麦処「極楽乃」から外に出てすぐの原っぱでちょっと撮影





原っぱ…っていう単語
何十年も使ってなかったなぁ







立看板にあった「森のパン屋」を探しに行ったのですが見付からず
しかし中村氏
「盛岡は市街地から20分走ったらこんな場所に来ちゃうんですねぇ」
とご機嫌







ではそろそろ弘前へ向かおうかと走り出してすぐ
小岩井農場が出てきたので時間調整も兼ねて寄ってくことに







「これでソフトクリームが食べられますね
って
いったいどれだけ食うんだっていう話しだけど」
と言いながら和泉さん
入場するやいなや
すごい早足でソフトクリームにまっしぐら












牛乳館




僕はここの二階が気に入ってずっと一人で座ってました

冷房してなくて開いた窓からは緩やかに風が吹き込んで来て気持ち良い











あれに乗ってみたい







これにも乗ってみたい
モ~モ~電車







1時間ほど農場で過ごして再出発



暑さで疲れたから
少し体を休めながら行こう
只今14時
会場まで150キロ



東北道で北上


岩手山


八幡平




14時半
会場まで100キロ

少し仮眠することにした



。。。



15時40分

眠りから覚めたら
会場のすぐ近くだった



見たこと無い名前に興味が湧く


みちのく銀行


あおもりペット


あどはだり?
意味はわからないんだけど津軽三味線の生演奏が入ってる居酒屋みたい



いい感じの単線の踏切を渡って
間もなく到着です

ホームページの写真ではわかりづらかったのですが
到着してみると洒落た造りの素敵なお店でした

そしてそしてなんと

吹き抜けの天井
そして壁は漆喰でこそないですが
わざとザラザラした感じに塗られてる壁
適度に音の跳ね返りの硬質な部分を吸収してくれそう
期待出来そう













初めてのお店なのでスピーカー置く位置や演奏の立ち位置や
音のバランス取るのに少し多目に時間取られましたが
すごく良い響きです

やはり
高い天井と塗り壁は最強でした

逆に僕の天敵は硝子窓かなぁ
外に緑が見えたりしたら素敵なシチュエーションなんだけど
硝子窓の面積が大きいと跳ね返りが硬質で
音がカリカリしてしまう
とにかく今日は演奏に入り込める環境だと嬉しくなりました

迎えてくださったお店の方たちも丁寧で優しくて感謝です

本番まであと10分ちょっと




。。。




今日は18時開演
通例より1時間か1時間半早かったので
外から入る自然光の中で一部が始まりました

今日の僕の演奏位置はピアノとすごく近くで
蓋を開けたピアノ生音が十分聴こえて
和泉さんのリズムを取る気配も感じやすい

今日は安心して「間」を合わせることが出来る
と思いながら1曲目のテーマを弾いた途端…
きっと悟られなかったとは思うけど
僕的にはかなりの大事件勃発

あれっ…?
ギターの音量がリハより微妙に大きい
なんで?
なんで?
アンプを誰か触った?
いやいや
まずそんなことはないと思うけど…
でもなんで微妙に大きいの?


試しにちょっと強めのタッチで弾いてみると
やはり明らかにデカイ

微妙にデカイとはいえ
このデカさなら
リハの時点で僕も和泉さんも当選気付いたはずだし
微妙とはいえこの音量では演奏出来ない

状況把握しようと
頭ん中をフル回転させる

どうやらPAから出てる音量がデカイのではなく
ギターアンプの音量がデカイようだ

アンプのラインアウトから
ミキサーに送ってるレベルを変えるわけにはいかないから
アンプのマスターツマミ下げるしかないのだけど
僕のアンプのマスターツマミは小さくて
しかもほんの少し回しただけで音量がかなり変化してしまう
それこそ1ミリ回したら全然音量が変わってしまう

賭けだよなぁ
もう

1曲目終わり曲つなぎなので
すぐに始まった2曲目のピアノイントロの4小節の間に
慎重にマスターつまみを指先でほんの少し下げた

もしこれで音量が小さくなりすぎていたら
2曲目中ずっと小さな音量で表現しなきゃならない

いつも最初の1曲目2曲目で
その日のお客様が入った状態での会場の響きを感じながら
(リハで念入りに音決めしてもお客様が入ると
衣類が音を吸い取り会場の響きが痩せるのです)
その日の自分のタッチの微妙な匙加減を決めているのだが
今日は思いがけないハプニングで体制が整わない
こういう時はもう
心意気で乗り切るしかない


原因は最後までわからなかったし
過ぎた時間のことを追及もしなかったが
小さな会場で自給自足活動してると
こんなハプニングにも遭遇することがあるんですね


幸運なことには
マスターツマミの微調整が上手く行き
2曲目の中でペースを取り戻せた

あとはいつものように
和泉さんのピアノに気持ちを合わせてゆくだけです


そして無事終了




生まれて初めて訪れた青森
喫茶れもんさんは素敵な造りで音も良く
そして僕の見た青森は
人が優しかったなぁ

また来れたらいいな
頑張ります

あと
聴きに来てくださった純朴そうな大学生?高校生?の男の子が
吹奏楽部でピアノ弾いてるんです
って話してくれて
和泉さんの指が見える席に神妙に座ってた

終演後
僕も彼と少し話したりしたんだけど
CD買うお金無いんです
って申し訳なさそうに言うの

学生時代なんて皆お金無いじゃない?
(今も貧乏ミュージシャンだけど*^^*)
ギリギリのお財布で聴きに来てくれたんだ
と思ったらなんかジーンと来るものがあってね
こっちから
一緒に写真撮ろうよ
って誘ったんです

撮ったのがこれ



固いでしょ?彼
そこがとっても良いよねスレてなくて誠実が滲み出てる

音楽は
こういうピュアな人に頑張って欲しいな
大学の吹奏楽部で良い演奏出来るように祈ってます



足を運んでくださったお客様
ありがとうございました
喫茶れもんさん
お世話になりありがとうございました











今夜のうちに弘前から青森港近くまで50キロ移動です

途中で面白いものがありました



車道と歩道の境目の真上に矢印の街灯

豪雪になったときのためのものみたい




ホテル到着
今夜のホテル
宿泊料金 素泊まり2980 激安です







明日は生まれて初めての青函フェリーだよ~


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2013/7/20//盛岡The S

2013-07-21 | 参加ユニット『Duo LIBRA』






11時過ぎに出発
11時半に山形蔵王インターから山形自動車道に乗りました



すごく良い天気

緑が深くて景観も気持ち良いです






12時半
長者原サービスエリアで 昼食



13時過ぎに再出発




新しい独奏曲
練習しようかな

車中で譜面見てたら酔っちゃうかな…






車で揺られながら小一時間譜面さらって
ちょっと酔ったみたいでプチ気持ち悪くなりながらですが(^_^;)
なんとか新曲に当たりをつけました
今日の盛岡でやれそうです



リブラにレパートリーや新曲が増えると
新しい服を買った時みたいに気分が華やぎます


そうこうするうちに14時
いつの間にか会場まで50キロ



遠くのアスファルトに逃げ水が見えてる

少し頭と体を休めることにします




しかし
全くもって良い天気です


今日の盛岡The Sさんも 僕は二度目
震災で水浸しになったのを念入りにメンテして生き返らせたという
とても良い響きのベーゼンが在るお店です

前回は終演後に24時回って誕生日を迎えたお客様に
和泉さんがハッピーバースデーを弾いたんだった

喜んでくださって
また聴きに来ます
なんて言ってくれたけど今日また本当に来てくれたら嬉しいなぁ…


14時半
盛岡インターで高速を降りる



田んぼの緑がホント綺麗






14時45分
ホテル到着
会場入りより先にチェックイン



パソコンの電源コード
無事に届いてた
o(^-^)o




1時間ちょっと休んでから会場へ
車で5分ちょっとです






会場に着いて早速セッティング
縦長な会場だから
ピアノの近くから奥までバランス良く網羅するのに持ち込みスピーカーやアンプの向きなど試しながら
やはりお店の響きは良い感触です



繊細な鳴りなんだけど細くはない

こういった行く場所行く場所での
音環境の違いから引き出されるものって沢山あるので
今日の自分の演奏が未知の不安と楽しみがあります


今日は和泉さんの知り合いの女性ボーカルさんが
2曲ほどセッションで歌うことに
彼女も天秤座だそうで
そのブロックだけはTorio LIBRAです

開場して僕は
店の一番奥のレコード部屋で指慣らし

本番まであと20分





。。。。。


本番が始まりました

音が鳴り出してまず
あれ?と感じました
RHの時より音が細い...と感じて

1曲目を演奏しながら原因を考えてたら
タッチが浅くなって凡ミスが出そうだったので
もう気にするのは止めて
グッと深く指先を弦に差し込んで強めに弾弦
しっかりした音を出すことにしました

多分、お客様が入った事で
中域の豊かさが吸われたんだと気付きました

いつもはかなり力を加減しながら弾いていて
そういうタッチから生まれる優しさは
今日はいつもより生まれないだろうけれど
中域を吸われて細く弱い音色で表現するよりは全然良いのだから
なんて思いながら、いつもより男性っぽいタッチで奏でてゆきました

音楽って、歌い口は一つじゃないですし
今日は今日の環境を使い切って歌い尽くすしかないですね

いつもより2~3割増しにバリバリ弾きながら
それが調子に乗った軽薄な演奏にだけはならないように気を引き締めた


面白いものです
強めに弾いていると
自分の出している音が
自分の耳から入りレイドバックして
自分自身が煽られてゆくことを感じました

それが効を奏した部分もあったのでしょうか
後半に進むほど自分の演奏はヒートアップしていったようです

後で知った事ですが、2部では和泉さんは
本番で音が吸われて細くなった分を補填するように
微妙にレベルを上げたそうです

和泉さんはそういう微調整をよくしてくれて
その微妙な匙加減はツボをいつも網羅してくれるので
ホントに信頼してます

ただその時は上げた事を知らないので
自分の強いタッチによって自分が感じていたものが
更に増幅して
昨夜の演奏はいつもよりヒートアップしたものになりました

曲によっては
音色こそアコギだけど
これはもうロックだな、と思うような場面も
多々生まれてたように思います


最近、MCも参加し出しました
まだ少ない量ですが

本編2部最後に向かうくだり
起承転結の結に入って行く部分を
自分なりに少しMCで触れる事が出来始め
そこからの相乗効果でかなり体温が熱くなり始めてます

中村氏からも
昨夜の最後の辺りの曲のさかきぃーの演奏は
現在までの中でベストだったと評価してもらいました







6月とはまた違うニュアンスで音が育ち続けているように感じられてます
音だけではなくスピリチュアルな部分も一緒に育って来てます


夕べはホテル戻ってエネルギーチャージ切れて
電気も点けたまま寝てしまったようです


昨日感じられた成長が今日の励みになります


また車の中で車酔いしながら練習しちゃおうかな~
げろげ~ろ~


盛岡The Sさん
お世話になりました
ありがとうございました



ご一緒させていただいたVo
睦さん
ありがとうございました




そして
足を運んでくださったお客様ありがとうございました

リピートして聴きにきてくださったお客様も
少しずつ増えて行ってくれてるみたいで
ホント、嬉しいです



次はいよいよ初、青森です

ここからは初めて伺う会場ばかり

良いも悪いも全て音に反映されますから
気を引き締めて
誠実に演奏を重ねて行きたいと思います



。。。


追加です

盛岡The Sさんのオーディオは「パラゴン」というシステム

僕はオーディオマニアじゃないので
これの価値に疎いのですが
涎出ちゃう人も居るのかな~?って
画像悪いけど写真を何枚かアップしますね

木の香りのする円やかでふくよかな音でした







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2013/7/19//山形オビハチ

2013-07-20 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


13時までたっぷり眠ってゆ~っくり支度して
16時出発

ホテルから歩いて2ブロック先に会場があるので楽です






もう着いちゃった^^








漆喰壁で天井高い蔵オビハチさんは
前回来た時に響きが大変良かったので楽しみにしてきました

着くとお店の方が笑顔で丁寧に迎えてくださって
気持ちが和らぎます


着いた時には調律師の方が入っておられました


極力音を立てないように機材を運び込み
調律終了と同時に機材組み立てとサウンドチェック



音を出してみると
やはり大変良い響きです



漆喰壁と高い天井の組み合わせは最強かも



いつもの曲でバランスを取り
新曲に加えてからまだ数回しかやってない曲を3曲
念入りにリハーサルしました






蔵の二階が楽屋にあてがわれてます



西日が長く射し込んで
なんともいえない良い風情の中
これまた良い風情の食事を出していただきました







二人は何話してるかな…?






旦那
大きな声じゃぁ言えねぇが今日は上物が入ってますぜ
お安くしとくよ
どうっすか




。。。
。。

。。
。。。


静かな気分で本番まで二階で緩く指慣らしして
開演時間が来て
そして
す~っと滑り込むような気分で本番が始まりました


一曲目のイントロのピアノは最高の滑り出しだったが
Aメロに入るところの
コード打ちっぱなし部分の変拍子で和泉さんがロストした

ロストしたまま数小節さ迷った
そのさ迷い方が妙な感じだったので
原因は解らないが非常事態が起こってるのかも、という
臨戦態勢のスイッチがバチンと入ってしまった

一気に頭の中をいろんな事が駆け巡って
和泉さんが旅の疲労から体調を非常に崩してるのか…とか想像したりと
全神経を和泉さんのフォローにまわる回路が全開で作動したのでした

ロスト自体は数小節で戻りましたが
もしかしたら
ロストしたのは和泉さんだけど
僕が無意識にぼんやりしていて
ロストに過剰に反応し過ぎたのかもしれない...


まあ...
演奏に入り込むほどに主観の世界になるので
あのロストはいったい何が原因だったのか
妙な感じがしたのは何のせいだったのか...
はっきりは僕にもわからないんです



ただ2曲目終わりでは完全に立て直されており
立て直した時に頭を過ったのはこんなことだった


このオビハチさんの響きは素晴らしい
響きというより正確には余韻が絶品なのだ
その余韻に聴き入り、浸ってしまい
拍を見失い演奏がロストしたのかもしれない
この場所の余韻には魔性がある
気持ち良くても酔っちゃダメだ
気をしっかり持たねば

みたいなことが頭を過ったように思う


しかし… もうこれは余談だが
ステージ上では
演奏してるかMCしてるかチューニングしてるか
なのだから
一体いつこんなことを考えたのかも
よく覚えていないのだ


人間の脳は面白く出来ている
そして
深く演奏する
という行為は
脳を更に面白く活性化させる



出だしのロスト事件で
和泉さんをフォローするスイッチがバッチリ入ってしまった僕は
その後
ピアノに対してリスペクトがかなり効いた演奏を展開したのであります

これらはあくまでも僕の主観の話だけど
いつもよりリスペクトが1割2割増しになったような
とても温かい演奏が産み落とされた気がします

こういうのを瓢箪から駒っていうのかな

棚からぼた餅
..



終演後の即売会



リピートして聴きに来てくださったお客様も何人か居らして嬉しかったです


僕がこういう事を言うと
照れ屋の和泉さんは嫌がるけど
やはり和泉さんの胸を借りながら
僕は少しずつ
各地のリスナーの方たちに顔を覚えてもらっていってる
恵まれた環境に居させてもらってると思います



足を運んでくださったお客様
心よりありがとうございました


オビハチさん
お世話になりありがとうございました


(僕の髪型がなんか変...)



終わって外に出ると
歩いて2ブロックのホテルの看板が見えた












ホテル戻ってから珍しくマネージャー氏と珍しく部屋飲み

といってもマネージャー氏は全く飲まないので
僕だけ飲んでましたが




(携帯の充電コードが僕の鬚にちょうど重なって
爺さんみたいな顔に見えて嫌だなぁ...
写真小さくしとこう^^)


ところで
マネージャー氏マネージャー氏と書いてますが
マネージャー中村さんは実はリブラのプロデューサーです


マネージメントから運転からカメラマンから
ブッキング、プロモートと1人何役もこなしてくれてますが
明らかにリブラの頭脳部です

彼と話してるととても面白い

リブラの半年先を見て
今するべき事を決め
それが更に何年も先への展開の足掛かりになっている

また逆算して
そうなるためには
我々は今何をすべきなのか
という話で僕らは盛り上がった


ユニット運営に於て
未来への明確なビジョンを持つことが
現在の活力源になる

結局
朝方4時過ぎまで話してしまいました


明日は盛岡The Sさん

こちらも2度目
繊細で良い響きだった記憶があります

楽しみです

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2013/7/18//福島AREA559

2013-07-19 | 参加ユニット『Duo LIBRA』



Duo LIBR レコ発ツアー後半戦の東北 北海道方面の初日
今日は福島エリア559さん
僕としては出演は二回目の会場です

一度でも本番をやると
その会場の響きの肌触りや
お店の方の醸し出す空気感なんかをハッキリ覚えてるようです


エリア559さんは
仕事はバリバリに職人気質なのに物腰がとても柔らかなPAさんと
フレンドリーな雰囲気の店長さん

そしてこのお二人がまた仲良しだという空気が伝わって来て和んだのを
よく記憶してます

音響は
ライヴハウスにありがちなガリガリした粒子の荒い高域も無く
しっかり腰がありながら決してブーミーではない中低域が気持ち良く空間を埋めてくれる

だから会場へ向かう道中の自分の精神状態に不安がよぎってこないようです


そして明日の山形も
明後日の盛岡も
僕にとって二度目の会場で
個性は違うけどどちらも安心して音風景を描ける響きです


僕にとって
こういった演奏前の安心て
演奏に多大な好影響音を与えてくれます


音で暖色系の絵を描くにしても寒色系の絵を描くにしても
安心は集中を促し
集中は
演奏でどこまで自らの深層心理までマインドトリップ出来るか
に直結してるように感じます


そして深層心理近くまで手が届くほどに
固まった心が解れた時に流す類いの涙は近い存在になり
それは
幾つか在る生きる歓びの中の最も大きな一つだと感じます


演奏手前のある種の覚醒状態に入ると僕は
こんな感じの思考が
とりとめ無く流れてゆくようです


頭上には夏空が広がり眩しい夏の日射しの中に
目には見えない命の細かい粒子が飛び交ってるかのように感じながら運転してます


。。。






13時45分

最後の機材を積み終えて予定より15分押しで和泉邸を出発です

東京タワーの麓
赤羽橋のとこから首都高に乗った




6月のツアーからと前回まで僕の小振りな車で移動だったんだけど
今回からやっとマネージャー氏の車

排気量が大きい分
車内の広さにゆとりがあって体的にはずいぶん助かります



前回の館林以降
数日しか経ってないが
和泉さんはピアノの音を拾うピンマイクを新しく購入したようだ

僕も館林の時に頂いた
新しいケーブルを使うしここのところ機材が細かく変化している


14時15分
東北道方面へ


。。。


14時半
ウトウトしていたようで料金所に着く夢を見て
もう福島に着いたのか
と目が覚めたが
浦和の料金所通過のナビアナウンスが聞こえただけだったようだ

もう一寝入り…

。。。

15時
ツボ圧し棒で首筋を圧しているうちにジンワリ気持ち良くなって
気付いたら結構深く眠てしまっていた

起こされると佐野サービスエリア

手短に休憩



和泉さんは
「僕は確か…さっき食券売場で冷たいうどんを頼んだはずなんだが…」
と呟きながら熱々のうどんを食べていた

僕はカツカレー

蕎麦好きの中村氏はフードコートに現れず
車に戻ってみると
「冷たい蕎麦が無かったから車でパン食べてました」と


さて再出発
と走り出したところで和泉さんから
「ちょっと待って…あれ…いつもの嫌な予感…
トイレに携帯を忘れたかも…すいません…
ちょっとさっきのトイレのとこに戻ってください」

探しに戻ったけど結局見付からず

「先月、佐賀で無くして
フォーゴットン携帯イン佐賀なんていう駄洒落が出来てから
まだ1ヶ月経ってないっていうのに…
あぁ…もう僕は
一人では何も出来ないかも…
こう度々では
もう紛失サービスも受けられないのよ」
と冗談混じりだが実は本当にショックな様子


ショック過ぎて
「♪馬鹿も休み休みにしてよ~♪」と
暢気な鼻歌まで飛び出して
最終的には車の座席の下に転がっていた


何かちょっとした事件がある度に
まぁ当事者は焦るけど
ちょっと俯瞰して観れば毎度お馴染みの珍道中膝栗毛
長閑な旅である


とはいえ現在の時刻は16時
福島まであと156キロ

今日の会場は
会場の音響機材を使わせていただくので
搬入セッティングは楽ですが
ナビが示す到着予定時刻は18時過ぎている

開場は18時半



ハラハラしそうなものだが演奏に対する不安は無いようで
僕も結構暢気に構えてる



行程の流れや運転は
マネージャーを信用しきってるし任せるしかない
最悪、開場後に到着したとしても
オープンリハが出来るしオープンリハしたことによって
本編の内容の一部がネタバレしてしまっても
リハ時とは違う本番用のスイッチを入れることによって
演奏はまるで違ったものになるから
客席に感動を投げ掛けることが出来る確信がある

その辺りまで
何手か先読みをして
車中から雲なんか眺めて暢気に過ごしている



16時25分
那須IC通過
会場まで110キロ


。。。



16時半
福島県の南端部に入り
会場まで100キロを切った
ナビ到着予定時刻も20分ほど巻き返した

田んぼの緑が鮮やかで目に眩しい


16時50分
会場まで57キロ
ナビ到着予定は30分巻き返した

このペースで巻き返してゆけたら
開場の1時間前に到着出来そうだ





17時
会場まで40キロ
もう着いたも同然


僕の好きな安達太良山が西日と雲の中に聳えてます





17時10分
会場まで20キロ

完全に巻き返し
開場の1時間前に到着しそう


17時15分
福島西インターで降りる少し手前からガスが低く垂れ込め小雨に
会場まで12キロ




17時20分
高速を降りた
雨は結構本降り
会場まで5キロ










17時40分
雨の中到着



開場は18時半だと思ってたのが19時だったので
たっぷりRH出来ました

そして20分ほど押して開演


。。。。。。



本番が終わって


今日の本番は
僕的には興味深い本番でした


30年物のカワイのピアノは骨太な音だし
お店も腰のある響きですが
今日はステージがちょっと広めで
見た目のバランスで
いつもよりピアノとほんの少し離れて座ったんです


モニター環境としては
ピアノとギターの音量バランスも良い


モニター上リバーブも気持ち良い感じに豊かにかかってくれてる


音質は好きな感じに骨太で腰がある


言うことない環境なはずなんだけど
何故かピアノとギターの音が
もう一つ溶け合わない...

本番始まって
あれ?っと思って

和泉さんが紡ぎ出す和音の左手のタイミングを聴き分けながら
それに自分のアルペジオのタイミングを慎重に合わせてゆきました

こういう環境は
調子に乗って勢いで演奏すると必ず倒けるので
ジリジリ粘りながら一筆一筆慎重に筆を運んだような一日でした

すごくエネルギー使ったけど
自分たちの未来の広がりに繋がる演奏が出来たと思います^^

滑り出しとしてはまずまず好調です

演奏は一期一会
今日もまた深くそれを感じた本番でした


雨の中、足を運んでくださったお客様
心よりお礼申し上げます

いつもフレンドリーに迎えてくださるAREA559さん
ありがとうございました




終演後、山形へ移動
距離は100キロなのであっという間に到着







明日は山形オビハチさん

音が大好きなお店です

楽しみ^^



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2013/7/15//@平塚KANAFU

2013-07-15 | 過去のライブ後記

叶高さんとのプチディナーショーで
ベース山崎洋さんと平塚KANAFUに来てます

蒸すけど良い天気
夜は雨みたいだけど



一昨日
館林でリブラのお客様から
「良かったら使ってみてください」
と頂いてしまったアコースティック用のケーブルを試してみたら
僕の好きな感じに音が太くなって
輪郭も一回り出たので
早速本番で使わせて頂くことにしました


高価なケーブルは
ハイ落ちしないから高域が出るけど
中域の豊かさが失われるように感じるものもあって
僕はその手のケーブルが苦手です

このケーブルは僕の好みにハマったようです


KAMINARI(神鳴)という
僕は聞いたことの無いメーカーでしたが
とても好きです


自分のイメージする理想の音色に近付けるために
弦に指先を当てる角度を微調整したり
爪の長さや形を微調整したりしますが
ケーブルによって理想の音色(ふくよかさ)に近付いた分
指先での微調整はだいぶ必要なくなるから
神経を別のことに使えるわけですよね

余裕が出来た分の神経を僕は自動的に「ニュアンス」を増す事に使い出すみたい

こういった変化があった時に
自分が何を優先順位に演奏してるか気付かされます

僕は「ふくよかさ」「ウォームなトーン」「腰のある中域」
なんかが一番最優先みたいです

そのために爪の形や指先当て方やらに神経を割いてるんでしょうね
その音色が手に入ったらやっと次に
表情やフレージングや和音の選び方が決まってくる

理屈っぽい言い回しだけど
こんなことを探り探りいろんな場所で
自分のギターが歌い安い環境を作っていってるんでしょうね
ほとんど無意識に



ゆっくりリハーサルも出来ました


ご自分の店だから
今日の席割り等、考え中の叶家の父娘さんたち




RHが終わって食事を出していただきました

でも僕はだいたいいつも本番前に食べないので
目の前で高さんと山ちゃんだけ食べてます



「さかきさん サラダだけでもどうですか?」By山崎洋





今日の衣装は黒スラックス指定です

山崎隊長
黒靴下忘れました


さすが隊長です






映画音楽 の笑いネタ
エマニュエル夫人の歌詞のタカシさんのカンペ









タカシさんは
駄洒落とかシュールなギャグがステージ上で全くウケなくても
シーンとした空気がむしろ気持ち良いそうで
長年ステージ立ってると人間こなれるもんだなと感心してしまいます


本番も無事終了

客席を小まめに笑わせて
そしてしっかり聴かせて
緩急を繰り返し
揺さぶっては心を掴む

この方とご一緒させていただく度に
ホント毎回勉強になります










カナフ無事終了

次回 タカシさんとやることになりそうなのは
9月11日@カナフです


詳細は後日改めてアップいたしますが
9.11の事件から毎年行われてる無料コンサートです


安直な言い方ではありますが…
平和を願う
という気持ちに賛同した
プロアマ織り混ぜてのミュージシャンの参加となるコンサートです


僕は先月 初めて広島原爆ドームを見て
ブログに何か書きたい気持ちが起こったのですが
言葉を選んだり
いろんな立場からの目線を想像したりしてるうちに
結局何も書けないまま月日が通り過ぎてしまいましたが
9.11のイベントのような場所に
奏でる
という形で参加させていただくことで
広島で感じた言葉に出来なかったものも
少しでも還元出来たら
と考えています


無料コンサートですのでお時間ある方
またお近くの方は是非お立ち寄りくださいませ


コメント (2)
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