Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

昼食後のこと

2017-05-31 | ギターの栄養


駅の方まで諸用外出を済ませ
帰宅後に昼食を済ませ仕事部屋で休んでいる


真正面の枇杷の木に
白っぽい洗濯物らしき物が引っかかってる

風で飛んだな...
あれは相当使い込んだ黄ばんだ手ぬぐいだ




あれは3階の高さだ
あの高さじゃ下から物干竿などで突いても届かないだろう

となると自然に落ちるまでこれから毎日
あの黄ばんだ手ぬぐいを見ながら過ごすというのはちと嫌だな

自然に落ちないもんかな

きっと風でフワッと落ちて
ちょっと引っかかってるだけだと思うんだよね


どれ…

とバードウォッチング用の双眼鏡で観てみてびっくらこいた

黄ばんだ手ぬぐいだと思っていた物は
ギョッとするような巨大な花だったのだ


この驚きは…そう
あの話に似てる…


最近一緒のステージに上がったキーボードのワカ君と
以前確かベイビーブーのサポート本番を一緒にやった時
コンサート中盤のコーナーでバンドだけがハケることがあった

僕は下手の舞台袖でぶらぶらしてたが
上手側からハケたワカ君が
裏通路を通って僕の所まで来てこう言ったのだ

「サカキさん
オレさっきね
本番始まる前トイレ行った時
スタッフさんの楽屋のドアが開いてて
テーブルの上にケータリングのお菓子が幾つもあって
そのお菓子の袋の下の方に「干し芋」が見えてたんすよ
あ、干し芋だ、と思って
オレらの楽屋に干し芋なんて無かったじゃないすか
オレ干し芋大好物なんすよ
なんだよ、きっとケータリングの人がオレらんとこに
干し芋置くのを忘れたんだな、と思って

本番になったら
皆持ち場に出払って楽屋に誰も居なくなるから
この中盤のバンドのみハケのタイミングで
あの干し芋1、2本食ってやろうと狙ってたんすよね
で今こっち来る途中にスタッフさんの楽屋入って
さぁ干し芋食ってやろうと思って近づいたら
滑り止めのゴムの着いた軍手だったんすよね…」














(二人、袖で、舞台に聞こえるくらいな声で)
ぎゃははははははははははははははは
と爆笑したのだった

絶対にこれだと信じ切っていた物が
まるで違うものだった時に思いの外ギョッとするやつね

そして一人でギョッとした後に
誰に観られたわけでもないのに「なんだよ…驚かせやがって...」
とばつが悪くなるやつね


それにしても… あの木は枇杷じゃなかったのかい?

そういえば昨年の秋に実が生らないなとは思っていたが
きっと不作の年なのだろうくらいに思っていた

一体何なんだね?
人を驚かせておいてからにこのお化け花は


「枇杷の葉に似た木 花」
で検索

あった

タイサンボク?っていうんだ
知らなかった


こうなりゃタイサンボクでもトウヘンボクでも構わないが
この木の出で立ちにこの花の大きさって
いくら何でもいきなり過ぎやしませんか?って
これスイカくらいありますよ



しかたない
ギョッとしちまったばつの悪さはもう盆には返らない
この花を「お化け手ぬぐい」と命名し
敬愛して止まない水木しげる先生に捧げ
あの世からゲゲゲっと厄を落として頂くことにしよう


無理だろうと思いつつも
まぁまぁ試しに、と
双眼鏡の覗き口にガラ系携帯のカメラくっ付けて撮ったら撮れてしまった

こんな安易なやり方で撮れるんだ?

しかし真ん中の雄しべだか雌しべだだかがホントに毒々しいんですよ


(注:くれぐれも他所のお宅の盗撮ではありません)





お化け手ぬぐいの一件であっという間に時は流れ
日差しは既に午後の彩を呈している


そして今日の彼らもそれぞれ元気である

緑を取り戻したパクチー



茎だけで根を張り芽を出し
遂に葉を広げようとしているポトス



グンと背丈が伸びて来たミニトマラシキ



最初のラベンダーの花が咲いた



色濃くなって来た鉢の朝顔たち



今朝より微妙に太くなっている気がするミニキュウ







今…

隣の空き地でカエルが鳴いている…







一番最初に摘心したゴーヤ
摘心前より葉がしっかりしてる


摘んだ葉蔓は土に還す







巻き付いたと思ったがまた放してしまった朝顔
キミを「天邪鬼」と呼ぶことにしよう








外は薄くもり

涼しい風










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朝起き

2017-05-31 | ギターの栄養


朝起きた
(当たり前か…)


昨夜の採譜作業で少々知恵熱っぽさが残っている頭に
この朝の冷気は最高


露に濡れた朝の産毛






蔓も伸びて来たし


巻き付き始めてるし






居た居た




居る居る











ミニキュウリ
どこまで大きくなるのか今回はまだ採らないでみてるのだ










ゴーヤ摘心後の小蔓たち










さぁ
今日も無い頭を絞って
曲のコード進行のアナリーゼをして
良い代理コード探して
テンションノートを選んで
作品に僕の色を塗って行かなくちゃ

あと4日カナフの準備と
夏に使うので
今から少しずつエレキのウォーミングアップ


カナフは今回は初披露の独奏曲をやりますので
お楽しみにね

















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花を咲かせること

2017-05-30 | ギターの栄養



こんもり茂った本葉の上に顔を出して来た蔓たち







この蔓が巻き付き第1号





健やかなる成長を観ていると力を貰える



ただ

僕はこういった子たち↓も
どういう風に成長し
どんな風に花をつけてくれるのか
じっと観ていたいと思うのだ

僕が「ほくろ」と呼んでいた子
種の殻が双葉から取れず
大きなホクロのようになったけど
ちゃんと本葉を育てている





多分僕の植え替え作業などのせいで
双葉の一つを折ってしまった子...
他の者より成長が遅いが双葉を付けてくれてる
すまなかった
頑張って




この子たちも





頑張って






とか書いたら…


期せずして
ふっと涙腺が緩んだ



よし
心の準備が整ったということだな




音楽の作業を始めよう



















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昨日辺りからどうも...

2017-05-30 | ギターの栄養


今日はもうカマキリの赤ちゃんの姿は
1匹も見当たらなかった


生まれてすぐ風に乗ってそれぞれの未来へ旅立ったのだね

僕にとっては皆
夢を運ぶ小さなメアリーポピンズだ



(祝大関昇進)





ところでメアリーポピンズもディズニーなんですね
改めて昨日知りました

この先のDellaさんのアルバム製作のいろんなことが
昨日辺りから急に動き始めたので
自分のモードが急激に変わり
頭と心を全開にしてアレンジの糸口を捕まえるモードに入ったようです

いざという時の加減を知らない人間なので
アルバム製作にほとんどのエネルギーを使ってしまうことで
視界から入るものや日常の出来事に対して全く無頓着になり
表面的な見た目で言えばきっと一日中魂が抜けたような態になっている
内部は非常に過敏な状態ですが...

この湯船で逆上せたような微熱を帯びた状態が
納期の9月半ばまで続きます


昨日カマキリの赤ちゃんに逢えた嬉しさも
あれだけ楽しみにしていたのに
既にオブラートに包まれたような鈍い感覚だった


他のクリエーターはどうか分かりませんが
僕はこんな特殊な状態の中でしか作品を作れないようです

この状態に入ってしまえば終わるまでもう止まれない
目に見えぬ力に誘導されて行くような感覚

自分が何か出来ることがあるとしたら
心身が故障しないように少しでもケアすることしか無い

そういう意味でも緑の存在が
ノージョークで僕のこの先の生命線になってくれるでしょう








もうすぐ巻き付ける

































ということで...

昨日辺りからどうも
遂に隠遁モードに入ってしまったようです



この先、多分
文章を書くエネルギーも停滞してくると思われるので
ブログも
好きな緑の写真を載せるばかりになってしまうかもしれません



ありさちゃんとのマンスリーも
ボランティアなので自分への負荷が大きいので
6/4カナフの後はもしかしたら
アルバム制作が完了するまでお休みさせて頂くことになるかもしれません

自分を壊さぬ程度に出来ることで参加させて頂けたらと思います
















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巣立ち

2017-05-29 | ギターの栄養



一昨日本葉9枚目を摘心し昨日は8枚目
今日7枚目の摘心をして第1回摘心を終えたゴーヤ






これから小蔓たちの成長が楽しみ






ワシャワシャと表現してたプランター朝顔は
丸みのある本葉が沢山育って今はモサモサ










(昨日負けちゃったけど…)



他の実を自己間引きして成った2つ目のミニキュウリ



ぐんぐん育っているミニトマラシキ





すっかり賑やかになった鉢の朝顔たち


この子はどういう花を咲かせるのか楽しみ






そしてそして遂に






まだもう少し先かと思ってたよ
居住区となるゴーヤの成長が全然追いつかなかったね




生れ出たら鉛の兵隊さんみたいに
1列に行進すると勝手に想像してたけど
思い思いに散らばってるんだね

僕は君たちのお母さんをよく知ってるんだよ






あ〜
どうしたらいいかな…

彼らを手元に留めておきたいけど
捕まえるわけにもいかないし
ゴーヤはまだネットに広がってないし


と思う間に1匹がトコトコ…とネットを伝って歩いて行く


そして風に吹かれてあっという間に飛んで行ってしまいました


会えた途端にもう巣立ちかい?

ちょっと寂しいけどな

そっか
わかったよ

その辺の草原に降りて
小さな虫でも食べながら大きくなってくのだね




この子らの母親が卵を産んだ時に立ち会えて
こうしてまた無事に生まれた子供の姿も見ることが出来たことは
とても幸せ




今年はゴーヤと朝顔でグリーンカーテンが生い茂る予定だからね
また大きくなったらこの場所に戻っておいで

















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御贔屓

2017-05-28 | ギターの栄養



千秋楽だ

頑張れ高安
応援してるのだ





今日は照ノ富士とか


照ノ富士はねぶた祭の絵のような顔なので
僕は勝手にねぶた山と渾名で呼んでいる



凄い数の懸賞だ












勝つのだ高安






時間いっぱい

よっし
気合入った



ねぶた山も気合入った



待ったなし



手を着いて





あ”〜〜〜〜〜〜っ


負けてしまったか〜
残念...






高安よ...














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引き続き

2017-05-28 | ギターの栄養



47:57〜
どうでしょう?








遅れ発芽たちを全部こちらに移植するうち
こんなにも賑やかってしまった

移植の際にミスって根を切ってしまったのもあったが
皆根付いて来たようだ
朝顔は強い




斑入りは本葉も斑入りなのだね








プランター朝顔の蔓たちは
あとどれくらいで巻き付き始めるかな










あとどれくらいで生まれるのかな













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日曜に水曜どうでしょう

2017-05-28 | ギターの栄養


観ながら
ベランダ観察日記を書いています


今日は曇りで涼しく
しかし湿度があるようで空気が重いです



いよいよ一株のゴーヤの摘心
昨日9枚目の本葉をカット
そして今日8枚目をカット
明日7枚目と順にカット
この3日を1セットとして第一回目の摘心だということらしいです



するとこの小蔓たちが
「おっ!本蔓の先端に何かのアクシデントがあったらしいぞっ
これは大至急我々小蔓が発動せねばなりませんぞっ」




この摘心方法によりますと
小蔓たちが果敢に発動したら
3本を残して他は摘んでしまう

そして残った3本それぞれが本葉を6つ付けたところで
また摘心をする

「あ”〜っまたしても先端に何らかのアクシデントっ
一刻も早く孫蔓を発動せねば!!」
ということになる

だいぶ負荷をかけて逞しく育つことになる

筋トレによって筋肉を痛めつけ
筋肉の繊維を一度壊してから
目的に見合った新しい繊維を再生させながら
プロ運動選手が身体を作って行くのと同じだ

と…

全く筋肉質でないおじさんが偉そうに語っているわけです







今、注目株がこのミニトマラシキ
(ミニトマトらしき疑いがある自然発芽した植物の意)



今やこのミニトマラシキは
アキラに登場する鉄雄が覚醒し
己の力を制御出来なくなって膨れ上がった腕のように
新芽が噴き出して来ているのである











朝顔はゴーヤのような掴まり蔓は伸ばさない
本蔓本体で巻き付いて行くのだ

いよいよこの産毛本蔓は巻き付く準備に入ったような
そんな雰囲気が漂い始めているではないか




こっちも産毛






高安よ

日馬富士に勝った日は母上が泣いていたな
おじさんも目頭が熱くなったぞ



昨日は正代に寄り倒されて3敗目
残念だったが
おじさんはキミを毎日応援してるぞ







ラベンダー




ラベンダーとローズマリーの葉を一枚ずつ摘ませてもらって
その香りから力を貰う






そうこうする間に薄晴れ

大気からは湿度が減ったようだ














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長閑な午後3時

2017-05-27 | ギターの栄養


しかしキュウリってのは
自分で自分を間引くんだな...

改めて良く観ると
付け根から腐ってるやつが結構居る







最初実らせる数は多めにしといて
必要に応じて自ら間引くわけだ

もし何かの不具合で種が残せなかったら大変だから
最初から少ない数にはしないわけだね

備蓄的な行動ってのは
理屈じゃなく本能が司っていることなのか
なるほどね


人間の過食とか飽食とかもしかたないのかもな
DNAレベルで刻まれた飢餓の記憶があるわけだから

未来に来るかもしれない飢餓の可能性に備えて
メタボを蓄えているのだね

しかし飢餓に遭遇した際
備蓄であるメタボが使えるはずが
ライザップのモデルのようになる遥か手前で
餓死してしまうのは何故だい?

コブに水分を蓄え砂漠を横断出来るラクダのように
進化すれば良かったのに人間も


進化した巨大な胃袋に1回の食事で
ご飯10杯、ステーキ500g、コーラ2L詰め込んでおいて
とりあえず3日くらいは不眠不休で働けるとか



当然そんなことしたら血糖値が上がり過ぎて
インシュリン分泌が追いつかなくて
膵臓がダウンで糖尿病


1年乗らずに放置した車を
エンジンかけていきなり時速180キロまで一気に加速
そのままのスピードで東京から大阪まで爆走したら
100%崩壊するのと同じだ


身体と欲はどちらも車と同じマシンなのだ

上手に運転しないと壊れたり事故を起こす



進化上、人間はあまり長期間の備蓄が出来ない生物だから
エネルギー補給が途絶えないような文明を発達させたわけだ

その文明の発達意義を見失った者が飽食になるわけか

ぽっこりお腹の僕もその一人だな



キュウリよ
キミのように僕も
お腹の脂肪を自ら間引きしたいよ


とか...

どうでも良いことをノラリクラリと考えている
我が本日の午後3時は

まったくもって

長閑だ...













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長閑な昼

2017-05-27 | ギターの栄養



願っていた小さなことが叶った

対話してみたかったあのアブと
第1次遭遇



第2次接近

傍までおいで
傷付けないからね
安心して蜜を吸って行ってよ





気忙しく花の間を移動して蜜を吸いながら
どんどんこちらに来る


わぁ
近いよ近いよ



げ〜
この距離はもう完全に目が合ってる







むふふ…

ありがとう

満足満足










各所から遅れて発芽した朝顔たち
彼らへの日当りを良くするべく斑入りの鉢に移植




移植直後はまだ弱々しい感じだけどね
頑張って根付いてくれよ











根付くといえばこのポトス
葉も無く茎1本でよく持ち直したと感心してたが
気付いたらこんなにも根が張っていたのだね


葉が無く光合成が出来ない分
この根から養分を吸い上げているのか




しかし僕は
小学生くらいの時に自分の指向に気付いていたら
植物学者を目指したかも

煩悩を抱えたまま解脱出来てないので
どうせまた来世も与えられるだろうからね
その際には是非植物学者になりたいものだ


いくら観ていても飽きない
むしろ癒され落ち着き
そして力が湧いて来る




大人の本葉にも産毛があるんだな

(この子を高安と呼ぶことにしよう)


このミニトマトらしき者は
このところ急に枝葉を広げ始めてる
地中でしっかり根付かせたのだね





日差しと植物の風景は良い
幸福感が湧いてくる

それは命の営み以外の何者でも無い風景を俯瞰出来るからなんだろう



















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穏やかな日差しと微風

2017-05-27 | ギターの栄養


まだ日差しが強くないうちの
木の葉の濃い緑と晴れた空の色は初夏をイメージさせる





朝、水やりをした後の
露の付いた産毛の姿が美しくて
このところすっかり虜になっている





朝顔もこんなにこんもり

こんなになっちゃうともう一株毎に認識出来ない
皆で健やかに育って欲しい





遅れて発芽した子たちもちゃんと居る



まだ今から発芽して来る子たちも居る







まだ今から発芽、といえば
またレモンバームの鉢から朝顔サプライズ発芽


理由が分かった
これは朝顔の発芽用に使ったプラ温室の残土を使って
レモンバームや他の鉢の古い土を取り替えたから
種がまだ土に混じってたのだね

こちらに植え替え






ノーアヒンサーにより元気を取り戻しつつあるパクチー







先日一番大きい実を捥いだら
また次の一つだけが大きくなって来たミニキュウ

写真に撮るために触れたら隣の小さい実が自然に落ちた
左側の指の後ろの実も既に枯れている

こうやって養分を一点集中させてるのだな







植物というのは面白い

ちっとも成長しない、成長が遅いなどと思っていると
ある時から急に育ち始めたりする

地表の成長が遅い時は
人目に触れぬ地中で根を張っている時期なのだ

根を張った者は強い
葉を捥がれても茎が折れてもまた蔓を伸ばして来る


この子たちもそろそろ根を張り終える気配がしてる






越冬時期に99%枯れたと思ってたアジアンタムも
また命を吹き返した



テーブルヤシも同じく



このポトスも同じく




昨日、一昨日と一日中アレンジと録音をしていたので
今日は軽度のガス欠
次のエンジン始動の発令が来るまで小休止




小鳥たちが盛んに囀っている

ここ2日ほど雨だったからね
今日は気持ち良いよね



そして
仕事部屋の窓の外にお客さん























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アヒンサー

2017-05-26 | ギターの栄養


手塚治虫のブッダという長編漫画の中に
アヒンサーという名の通り魔が登場する

少し記憶が定かでない部分があるのだが…

アヒンサーは夜な夜な無差別に人を襲い
小指を切り取る

ストーリー中で
彼が幼児期に虐待を受けてそうなっていったことにも
触れていたと思う

アヒンサーは綺麗事を言う人間に対し
一番に憎悪を抱く

悟りを説くブッダに対し激しい憎悪を剥き出しにし
ブッダの小指を切り取ろうとする場面になる

そこでの両者の問答で
ブッダが無駄な殺生を止めるように諭すが
アヒンサーがこう答える

「偉そうなこと言うな
てめぇだって知らないうちに
足の裏で蟻を踏みつぶしてるんじゃねえのかよ?」


ブッダがこう答える
「確かに...そこには気付かなかった
お前の言う通りだね
これからは歩く時にも蟻を踏まぬよう注意しよう
そしてこのことを忘れぬために
この教訓をアヒンサーと名付けることにしよう」


ブッダの聖人然とした答えを聞いたアヒンサーは
更に火がついたように猛り狂い
その後しばらくストーリーは白熱するのだが
それは置いておくとして


このアヒンサーという訓戒が
ずっと心に引っかかっている

これを守るのは難しい


虫と話すと感動するとか言いながら
僕は蚊をパチンと潰す



パクチーの葉が枯れ始めたり
白っぽい斑点が出ているものがあるので指で摘み取った



想像はしていたが
摘み取った葉の裏にはこういう虫が居る



心の中に「アヒンサーを守りなさい」
という声を聞きながら僕は
「植物に優しい」という殺虫剤をかける

植物に優しい
とか
栽培野菜にかけても人が食すのに害がない
とか
全く人間の身勝手な目線だ
ナンセンスだと思いながら結局殺生する


丸い虫に対しては
「悪いね」と心の中で声はかけるが…
それで
「お前は優しい人間だね」などと
ブッダから褒められるとは到底思えない


例えば
毎日成長を楽しみにしているこのパクチーを
自分が食すことは諦め
この丸い虫に好きなようにエキスを吸わせることにすると
パクチーの斑点病は全体に広がり多分枯れる

虫は生き
パクチーは死ぬ


このような目に見えている範囲で
自分の煩悩を最大限に制御し
自然の摂理を守ったつもりになったとしても
血液の中では白血球がウイルスを殺している

目に見えようが見えまいが
この世界では結局のところ
生存と淘汰がごちゃ混ぜに営まれている


そういうものがこの世界なのだと受け止めるしかない


受け止めた上で
自分は何を心がけるか
考えながら生きるしかない


この世界は矛盾に満ちている

ふと立ち止まった先に入り口が在る

唯物論的視点からの脱却の入り口がやっと開くのだ


そして目に見えない世界が観え始める




そのためにこの矛盾がある


虫を殺すか殺さないか
一回で良いから本気で悩んでみると良い


そこから次元の扉が開いて

そして確実に死生観が変わる


死への恐れはどんどん無くなって行く




アヒンサーが守れなくて僕は悩み込むが
悩み込むほどに死への恐怖がどんどん薄れて行くのだ






。。。






サプライズ発芽した朝顔
レモンバームと同じ鉢だと
地中で打ち消し合ってしまうかもしれないからね
こっちに植え替えるよ


違う価値観だったら
打ち消し合うより距離を取った方が良いでしょ?
不干渉の法則
平和への道







キミもよく生き延びたな
この新緑の芽を見てると
アヒンサーを守れない僕でも嬉しい気持ちになるよ
















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一周遅れ

2017-05-26 | ギターの栄養



そうです

一周遅れました


昼夜ひっくり返っていたところ
更に脳内熱で覚醒し続け
その後12時間ほど爆睡

1日24時間という周期がどんどんズレて行き
一周遅れて今朝は早朝起きることになりました

世の中が起き出す前の
早朝の空気が大変気持ちが良い

毎日早朝に起きることが出来たら
さぞ気持ち良いだろうけど
僕の1日は24時間周期の1,3倍〜1,8倍くらいを
行き来しているので残念ながら無理なのである


今日は涼しく弱雨


以前からことある毎に言ったりするのですが
僕は雨が好きだ

雨が音を吸収し静けさを増している

大気中に水分が溢れ
その中に身を置いていると
羊水の中に浮かぶ胎児のような
母体回帰する感覚が過るのだ


しかし…ホントに今日は静かだ

と思ったら
耳栓をしたままだった


このままで居ることにする


この後、音楽作業を始めるまで耳栓をしておく
そして作業開始時に取ってピュアな耳で始めるのだ



これは昨夜ポスト投函に出た時に出会った
まだ小さめのカナブン


この場所にしゃがみ込んで話しかけてみたかったが
不審者と思われると困るので我慢したのだ


虫と話すとか
いよいよ榊原も頭が可笑しくなったかと
お思いの方もいらっしゃるだろうが
何も日本語で話してるわけではないのです

こちらの殺気を消して
少しの時間を共有してみてるだけ

虫に向けた意識から殺気を消すだけじゃ駄目

全てに対しての一切の殺気を消す意識で近づいて行くと
虫は逃げない

騙されたと思ってやってみてご覧なさい

虫が逃げなかった時
貴方は今まで体験したことの無いような感動をすると思うよ





今日の宝石たち














レモンバームの鉢から朝顔のサプライズ発芽
キミは一体いつそこに埋まったのさ?
種の時夜中にこっそり歩いて来て自分で掘って
入ったのだね






心を潤す収穫物が毎日のように採れる僕の農場











強まった雨音が耳栓越しに聞こえ始め

開けた窓から冷気が部屋に入って来る…



数羽の小鳥の鳴き声がする

晴れの日とは鳴き方が違う

晴れの日は風船が破裂するかのように鳴き唄っているが
今日は慎ましい


やはり雨の日が好きだ

https://www.youtube.com/watch?v=Q3XDXSytiWY
















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養生

2017-05-25 | ギターの栄養



今の腰痛の状態で本気でギターを弾くと
一発で壊し切ってしまうから

これ以上悪化させないためには養生が一番



しかし

話し相手が欲しい...



誰か居ませんか?





👀



👀






居た...







ゴーヤの葉の表裏淵と気忙しく歩き回っている


なんでそんなに忙しいの?

キミの名前は知らないけど
羽があるから飛べるんだろ?

待って
飛んでかないで




傷付けることは何もしないから
少し僕と話さないか?

そう
そこに立ち止まって



そしてホントに彼は見事に立ち止まった

命の営みという意味で僕らは共通言語を共有してるからね
想いは通じるのさ




少し位置を変えてまたジッとしてる



近づいて良いんだね?



わかった近づくよ
あぁもう近過ぎてピントが合わないよ



距離はもうこれが限界
キミは逃げないことで僕の呼びかけに応えてくれたのかな



そして僕は満たされ
気付いたら彼はもう居なかった









生命力に溢れるパクチーだけど
葉に少し斑点が出てるものがある

そうなるにはこの世界の摂理で何らかの事情があるのだ
生きることは抱えるストレスとの鬩ぎ合いだね







この子には最近よくアブが蜜を吸いに来る
ホバリングしてる姿を撮ろうとするが逃げられてしまう
いつかこのアブとも話が出来たら嬉しい


木のような茶色の茎から可愛い葉が出たと思ったら
そこからすぐに蕾を付ける逞しさよ







おじさんは腰が痛いのだよ

どうかキミたちのエネルギーを分けて欲しい


香り療法だね


セージ


ミント


ラベンダー


ローズマリー





香りは紛れも無いエネルギーの一つだ

彼らはお金も取らず
エネルギーを分けてくれる


そのことに感謝だけをし
そうではない者に対する批判の心は持たない

それが無償でエネルギーを分けてくれた彼らへの
正しいお返し












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曇 湿アリ 腰小康状態

2017-05-25 | ギターの栄養




起きると曇り空で
空気は少し肌寒さを感じるくらいに涼しい

湿度があり若干空気が重たいが
これは梅雨に入って行く準備なのだろうか

ネットで検索すれば情報としてはすぐに判るのだろうが
それは勿体ないのでしない
自分の体験で学習してゆく悦びがある


大量に睡眠を取ったので脳内熱がリセットされたようだ


僕の生活の周期は昔から一般的なものとはだいぶ違っていたが
歳をとる毎にその落差はもっと開いて行くようだ

どうしようもない怠惰な人間として
ダラダラ日々を過ごしながら
ゆっくり貯蓄した精神エネルギーを
時々ライブやレコーディングという場で大放出する

それによって身体がガタついたり
精神エネルギーは空っぽになるので
またダラダラとチャージの期間に入る


今日も宝玉の風景がチャージを促してくれる



新しい本葉の産毛…♡



左の方にアブラムシが乗ってる
朝顔が枯れるほどはエキスを吸わないでくれよ



双葉を見事に追い抜いた大きな本葉






発芽遅れのこの子も元気な様子



原因は分からないが
この子は命を終えてしまった
ただただ胸の痛みを受け止めるしか無い...




数日写真を撮らないうちにこんなに葉を増やした
ミニトマト(らしき植物)




昨年の親株は枯れたが
一枝、手折って挿し木して
命を繋いだレモンバーム


キミの親も先祖ももうこの世には居ないけど
命の意志を受け継いだキミは生きてるのだよ

キミも僕も誰も皆同じだ

ささやかにでも命を繋ぐ意識さえあれば
それだけで個々それぞれの生存意義は在る
他者と競い合いながら自己主張することもないさ



なんだかんだゴーヤも背丈を伸ばしている
一番端で日当り条件があまり良くないこの子が
面白いもので一番背が高くなった
縦ネットにもうすぐ掴まれそう



他の子たちもだいぶ伸びて来てる






一番大きなゴーヤの本葉があと2枚出たら摘心をする
本蔓と茎の股には既に小蔓の赤ちゃんが控えている








この鉢もちょっと賑やかさが増して来たような?
双葉が大きくなったからかな...



あぁそうか
キミたちも本葉が育って来たのだね














チラシを配る青年が
南側の棟から
通路ではない芝生を横切り北側に出る際
うちのすぐ横を通ることになる

青年は窓全開にしている家の中の僕を見ないようにしていた

たまたまだがその後すぐに北側の部屋に行き窓を開けると
こちらを見てる青年と視線が合った

青年の視線には何らかの想いが宿っている



青年よ
気になるかね?僕が

それはね
僕とは関係なく
もともとキミの中にある負い目なんだよ


芝生の中をみだりに通っちゃいけないんだけど近道だから
と思いながら通っているキミが
もともと抱いてる闇が
キミ自身を怯えさせるのだ


キミが自由に出来るキミの素晴らしい人生で
キミがその闇から一刻も早く解脱出来ることを僕は祈るよ

















コメント
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