Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

Tamami Hirota Birthday Consert 2017 後記

2017-02-28 | ギターの栄養


先日のRHから
タマ先生、サカキ先生などとこのブログでは名乗っている


2017のタマ先生のお誕生日演奏会に出向いたサカキ先生は
会場近場のコインパに停めてギターを背負って
アンプとエフェクターを台車に載せて会場に歩いて行ったのである

因に台車は「静かキャリー」という名の
キャスターがガラガラ煩くない優れものなのだ

サカキ先生はよく「北大路欣也」に似てる、などと言われるが
静かキャリーを押しながら会場に到着したサカキ先生を
今日のゲストのマリンバ奏者SINSKEさんのマネージャーさんは
この辺に住んでる北大路欣也が台車を押して表を通っている、と思ったそうだ





そこまで言われちゃ〜ね


せっかくなんで








「今日はタマちゃんのお誕生日会だからな
おされしてスーツで行くかな」




「いや…まてよ」



「急に何着てったら良いかわかんなくなっちった」




「カレー食って頭の切り替えしよう」




「ちょっとそこのお嬢さん、やってるね〜!
みたいな軽い感じで登場してみっか」




「それとも苦みばしって登場してやるか」




「いっそ、ぎゃはははは!!のってる〜?みたいな登場はどうかな」




「うへっ、、、さすがにどつかれるか…」




。。。



到着










とても素敵なホール


RHをサクサク終えて
あっという間に本番突入


サカキ先生はタマ先生の曲
「クリスマス島」が大好きである

クリスマス島の演奏の手前で
いかにこの曲が好きであるかを語りたくなり
主役であるタマ先生のMCマイクをぶんどって語り始めた

サカキ先生「クリスマス島ていうのは
本当はキリバス島っていうんですよね?」

タマ先生「キリバス諸島にあるクリスマス島ね」

サカキ先生「あ…そっか
みなさん、そのクリスマス島というのには
悲しい過去がありまして
地球温暖化によって海抜が上がって来て
この島は徐々に海に沈んでいってる、という…
ね?」

タマ先生「違うのっ
もう、マイクよこしなさい
過去に水爆実験に使われた悲しい歴史がある島で
今は魚も戻って来たけど」


結局クリスマス島の事
何も知らなかったサカキ先生
マイクを取り上げられ子供のようにしょげるも
しかしサカキ先生には愛がある

タマ先生と共に
クリスマス島を切なく美しく奏でたのであった



そんなサカキ先生にも
差し入れをくださった方が居る




「はいど〜も」
(ちゃんと憶えてますよ)



「あらあら地面が沈んでる」



「あっ!美味しそう」





「らふらんすのジュース?」




「そうざんす、、らふらんすざんす」




。。。





タマ先生という人は
きっと人一倍想いが溢れてる人なのでしょうね

切なく楽しく激しく可愛らしく
あらゆる感情表現をピアノに乗せてぶつけて来ます

表現者の熱は受け取り手に感染して行き
知らず知らずのうちに
天から授かった命の燃やし方を教えられる


僕が通常、静かな曲を好んで多く扱うのは
熱とはまた別の入口である静寂
の中から命の存在を感じようとしているから


人間という生き物は
自分の出来ない事は出来る人に任せる、
という能力を進化の過程で身に付けたそうです

だから「熱を扱う職人」であるタマ先生は
「静寂を扱う職人」であるサカキ先生に今回
声をかけてくださったのでしょう
そしてサカキ先生はそれを快くお受けしたのでしょうね

どちらとも、を合わせて
二人はそれぞれ
命の事を奏でたかったのでしょう



RHのブログで書きましたが
タマちゃんと僕はとても違う性格ですが
音楽の元では性格の違いなどあっという間に淘汰され
見事に共有が生まれます

違う性質の者同士が共有を見出す事
これこそが和
真の反戦だと僕は思っています




ということで

タマ先生
また気が向いたら誘ってね




(クリスマス島)














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「草野天平の集い」〜草野天平こころの世界〜 後記

2017-02-28 | ギターの栄養



人はほんの少しの違いにもこだわり
たった一つの言葉や音を見つけるために
膨大な時間とエネルギーを使う


それは自分の心の中の混沌とした大海原の中から
この世界の真理を見付けるためである


真理は既に自らの中に在る


それに触れることが間違いなく現世で出逢える天国である



天国に近い場所を生きた孤高の詩人の作品に
自分の音を重ねる場に巡り会えたことを
心から光栄に思っているのです
























終演後
草野心平記念館にて





















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2017/2/24//大地穂 @ 神保町 楽屋

2017-02-25 | SUI(大地穂)




大地穂
@
神保町楽屋

ありがとうございました



このメンバーで
9/16 天空劇場に向かって
エネルギーをチャージし
良いステージにしたいと思います













































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RH@下北沢

2017-02-22 | ギターの栄養



広田圭美さん
Birthday Consert 2017 のRHでした







タマ先生とサカキ先生はまるで性格が違う

性格というレベルではないかも


性質

特性

いや
違う生物だと言っておいた方が語弊なく認識して頂けるかもしれない



サカキ先生は闘いが苦手だが
タマ先生は闘いが大好きである


サカキ先生は荒くれ者が集まるような場には決して行かないが
タマ先生は荒くれ者たちの渦巻く荒野の酒場みたいな場所が大好きである

サカキ先生は家の中でちょっと筋トレすると腰を痛めるが
タマ先生はキックボクシングのジムに通って
「おりゃ〜」とサンドバックにケリを入れている


物事をやるかやらないか迷った時
タマ先生は
やらないと後で必ず後悔するから必ずやる方を選ぶが
やるかやらないか迷った時のサカキ先生は
まずやらない
そして素晴らしいことに
やらなかったことを後悔もしない



そうそう
話す順序が逆になってしまったのだが…

RHの手前
二人で腹ごしらえにスープカレー屋に入った

サカキ先生は辛さという敵を果敢に攻め辛口にするが
タマ先生はこういう敵は攻めないらしく小辛にする





最近サカキ先生は
脳科学者のYouTubeをみて
幸せホルモンであるセロトニンは
女性は男性の3分の2しか分泌されないことを知り
この年になって初めて
女性には優しくしなければならないと気付いた

最近タマ先生は
恋愛行動というものには節度が大切だと気付いた


どっちも
「その年で気付いたのかよ」と
誰かにツッコミを入れて欲しいらしい



。。。



タマ先生「自分と似てるタイプと似てないタイプの
どっちがええんやろね?」
(タマ先生は関西弁である)

サカキ先生「さぁ、それは一概には言えないでしょ」

タマ先生「もう最近どういう相手が良いんだか解らんわ〜
でも安らぐタイプがええにゃろな〜」

サカキ先生心の声(何年か前も同じ話題振られた気がする...)
サカキ先生「仕事の現場でも闘うの好きなんでしょ?」

タマ先生「大〜好き〜
闘いが無いとつまらんわ〜」」

サカキ先生「じゃ仕事では安らぐタイプの静かな男には巡り会えんな〜
プライベートで闘わない場所に行けば
安らがしてくれるような静かな男が居るんじゃないかい?」

タマ先生「プライベートはキックのジムでサンド蹴っとる」

サカキ先生「切り替えなさい、っちゅうに
僕みたいに外では物静かにジェントルマンで真摯なプレイをして
家の中で酔うと裸踊りするようなさ
ギャップですよギャップ
良い意味で期待を裏切りなさいっちゅうことやね」

タマ先生「サカキさんの外でのイメージは静かじゃないよ
鬼畜って感じだけどな〜」

サカキ先生「き...鬼畜って…
キミは僕の何を知ってるというのかね」

タマ先生「まぁ天才だから鬼畜なのも仕方ないけどね」

サカキ先生心の声(天才じゃないけど天才なら鬼畜でもええんかい…)

タマ先生「こないだ女子友と
過去の恋愛相手の話ししてて
こ〜ゆ〜タイプの人と付き合って
ダメになって
次ぎはあ〜ゆ〜タイプで
みたいに話してたら
ABC3つくらいのパターンを
何年か周期でぐるぐる回ってるだけやったわ〜ぎゃはははは」

サカキ先生「ABC、ABC、ABC、ABC…て
リピートフリーかよ
いい加減Dメロ行ってエンディングに向かわせてくれよ
って話しだな...」



。。。



RH前にスープカレー屋で駄弁り
2時間取ってあったスタジオも
音合わせの合間にちょいちょい駄弁り
1時間ちょいで全て音合わせは終了

「僕はもう大丈夫だから
残り時間タマちゃん個人練に使ってよ」

「うんわかった」

などと言っておきながら
残り時間またABC話を駄弁って来たのでありました



あまりのユルユルRH

しかし
音は保証いたします

まるで噛み合ない性格でありながら
互いが琴線に触れるツボはかなり至近距離であります






追記



人生の格闘家タマ先生に闘いで勝つ方法が
たった1つだけあるとしたら

それは
極辛100倍カレー
もしくは
赤池地獄ラーメンのようなやつを食わせれば
多分こちらの圧勝であろう


















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youtubeカバーシリーズ

2017-02-22 | SUI(大地穂)
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2017-02-22 | ギターの栄養


目には見えない存在を
観る
という修行は
もう大体
終わりに近づいてるのかもしれない


そして次に待っていたものは
何だと思う?




それはね...



目に見えないものがはっきり観えているのに
観えていない風に振るまう修行です






わかんね〜だろ〜な…




















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2017/2/20//RH

2017-02-20 | SUI(大地穂)


離れた駐車場まで団地敷地内を横切って行くと
冬の間居なかったツグミを見た

どこかの他所の地から戻って来たのだな

春が来たことを教えてる

こういう光景を見るだけでふんわりとした幸福感に包まれる



山の斜面にぶつかり上昇した湿った空気が
山の頂きまで登ると雲になる

雲は次々に生み出されるので
次々に押し出されて
何かの生き物の行進のように都心の方角へと流されて行く

雲の多く発生する日に都心の方へ出かけると
必ず目にする空の光景


今日は大地穂、バンドRHだけど
僕だけ早出で
YouTubeに載せる大地穂ちゃんとのduo動画を撮りました


久しぶりに行った穂ちゃんの店 Tampopoは
洋風にリフォームされていました





簡易的カメラ
簡易的照明
録音マイクはカメラ内蔵のもの

簡素な環境で撮ったものでも
聴き手の心に必ず届かせる、という志でduoったのであります




ミスったテイクは
いずれNG集として発表されるとかされないとか…


こないだまで録音していたジブリの時と同じ
エンドルフィンが出ないうちはボンミスでNG集オンパレード
しかし一旦出るとターボがかかったように良い演奏になります


良き人生も良き演奏も
エンドルフィンにかかってる
脳内モルヒネ
幸福の分泌物



5曲くらい撮ってから本降りの雨の中
8キロ離れたリハスタへ移動






今日は気心の知れたメンツ

僕は普段ほとんど外出ないし誰にも会わないから
多分今日みたいなRHの日は大人げなくはしゃぐんだろうな…











RH終了


今日は時間的にタイトなRHでしたが
やはり、案の定
存分に十分に
はしゃいだ榊原先生でした


(証拠写真)



FBに今日のRH動画アップしました

duoも近々youtubeにアップされると思います













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T

2017-02-16 | 「T」


自転車で目的地に向かってるうち
どこで川を渡るか解らなくなって
進むに連れて道路の右側に平行している土手はどんどん高くなってしまった

橋を見落とした自覚は無いのだが
もういい加減この辺りでとにかく渡らなければと
高さ5メートルほどにもなった土手を自転車に乗ったまま越えようとしたが
斜面が急で登れない

仕方なく自転車を降りて手押しで登ってみると
意外にも呆気なく簡単に登れた


土手の上に立ってみると川は見えず
草の生えた河川敷がまるでアフリカのサバンナのような広大さで
眼前に横たわっている

遥か彼方に小さな樹林が幾つも点在していて
きっとあの辺りに川は流れてるのだろうと思った

向こう側に降りる斜面はもっと急だったので
先に自転車だけ滑り落としてから自分も慎重に斜面を降りて行った

普通に草の生えた土だと思ってた斜面は実際降りてみると
マットレスのような材質で一足ごとに沈みこむので
歩き辛いがそれはかえって滑らずに降りることが出来た


降りる途中
斜面の中程に直径3メートル深さ1メートルほどの大きな穴が空いていて
その中に茶色の毛布のような物があり
それは少し動いてたので
巨大なウミウシのような生物なんだろうと思った

よく判らないものに関わらないに越したことは無いと
やりすごして下まで降りた


降りてみて初めて解ったことは
そこは何とかいう部族の自治区で治外法権だということだった

その何とかいう部族は首猟り族で
自治区に侵入して来る者は誰彼構わず問答無用で首を跳ね食ってしまう

一刻も早くこの自治区から出なければと自転車に股がり
左右どちらに行くか考える

右はさっきまで土手の向こうの道を来た方向
左を見ると草原は限りなく続いており
橋も無く自治区が延々続いてるのがわかる

気付けば右手遠方には河川敷の上を渡る橋らしき物が小さく見えた

あの橋を渡るはずだったのを見落としたんだな
とにかく一刻も早く右に戻るしかない

必死に自転車を漕ぎ出した
しかし間もなくその首猟り族に遭遇してしまう

4〜5人居た彼らは協力し合いながら
長さ2メートルくらいある竹を裂い棒を繋いで
長く伸ばしてるところだった

竹には白い布が巻いてあるものと何も巻いてないものがあり
1つだけ細いやつには赤青緑黄白の紐がカラフルに巻き付けられていた

渓流用の釣竿を太い方から細い方へ差して繋ぐように
彼らは長い丈の棒を繋いでいる
きっと何かを釣るための道具を組み立てているのだと思った

何かを釣る…
それは間違いなく
人間の首を狩る道具に違いないと思った

ただ何処かで昔聞いたことがある
道具が組上がるまでは彼らは至って温厚で社交的だという特性があると

やばい
あの巨大釣竿のような道具が組上がる前に
彼らの横をすり抜け自治区の外に出なければならない



道具を組み立てる彼らは前方、土手の斜面近くに居る
僕はなるべく土手から距離を取りながら進むが
彼らとの距離はどうしても近づいて来る

彼らの真横を通る前に本当に彼らがまだ温厚で社交的かを確かめるべく
こちらからにこやかに手を振りながら
「こんにちは〜」と言ってみた

彼らは全員 人懐っこい笑顔で
「こ〜ににちわ〜」みたいに応えた


まだ大丈夫みたいだ 急がねば

しかし自転車で真横を通り過ぎる時に
その道具は組上がってしまった

しまった間に合わなかったか、と焦った時
たまたまそこに
僕より彼らに近いところを違う部族の人間が2人通りかかっていたことに気付いた

首猟り族は全員で雄叫びを上げながら
何かの儀式のようにその巨大釣竿を上下に動かしながら
飛び跳ねるような踊りを始めた

首猟りの道具だと思っていたその長い棒は
儀式のための道具だったようだ

飛び跳ね踊りながら一人が腰に差していた刃渡り1メートル強の薙刀のようなものを抜き
後ろからたった一振りで通行人の首を跳ねてしまった

血も出ずポーンと数メートル首が飛んで行くのが見えた


やばいやばいやばい始まってしまった

彼らがあと一人を狩ってるうちに逃げなければとペダルに力を込め
こちらを襲って来ないか事の成り行きを確かめながら走り出した


連れが首を跳ねられたのを見たもう一人は猛然と逃げ出したが
その逃げる後ろから薙刀は振り下ろされる

動いていたから首には当たらずドカッという音を立て背中に食い込む
背中の幅の3分の1くらいが割れるがほとんど出血しない

逃げる者があまりの恐怖に
全身の血管が収縮し切っているから出血しないのだ

右肺は真っ二つに割けただろうが心臓は外れたのだろう
致命傷にはならなかったようで
速度は弱まったがまだ逃げようとしている

そこへ首筋を狙ってもう一打振り下ろされるが
逃げる方も必死に動くから首を跳ね飛ばすことが出来ない
半分ほど食い込んだ状態でまだ逃げようとしている

3打目は後頭部に食い込みカパッと大きな口を開けた
脳という臓器にはこんなに血液が溜まっているのかとビックリするくらい
初めて滝のような血液が流れ出る

もう意識も無いのだろうが
命の残像として僅かに残っている生存本能だけで
まだヨタヨタと立っている

ナマスのように切り刻まれフラフラしているとこに4打目が振り下ろされ
遂に首はポーンと数メートル飛んでいった


やっとこれで彼は痛みから解放されただろう
一発で首が飛ぶならまだしも
首が繋がっている間は大変苦しかっただろう
くわばらくわばら

次はこちらの首を捕りに来るはずだ

逃げ切れるか
一か八か
とペダルにあらん限りの力を込めて踏み込んだが
前方にはいつの間にか沢山のゴミが散乱している
あのゴミの間を避けながら逃げるのではスピードも出せない



危うし榊原先生...



というところで目が覚めた







長い夢を見せるなら
もう少し艶のある夢にしてもらいたいものだ





















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榊原先生である

2017-02-15 | ギターの栄養


今日は「Ballad of Forest」の制作インタビューを受けに出かけました

Dellaのプロデューサーさんとメディア事業部の方
メディカル系の外会社からいらしたインタビュアーさん
そして僕の4人

アルバム制作の話しから始まり
音楽と癒しについて話しは進んで行きました

癒し、歓び、痛み、
音、そして音のもうひとつ向こうに在るもの、
自然、
滞り、解放、循環、
などなど…

定義付けが難しい「癒し」という存在を
上手く言葉に表せないもどかしさを抱きながらも
それを掴もうと我々は時間いっぱいまで語り合いました

音楽には癒しの力が確実にありますが
ポピュラー音楽のフィールドでは
改まって「癒し」という存在を扱う場はほとんど見かけません
だからだと思いますが
ポピュラー音楽のフィールドでは
肌に合う水に出会えぬままここまで歩いて来た自分ですが
今日は全ての対話がしっくり感じられました

インタビュー内容は近々公開されますので
またご報告させて頂きます
ミュージシャンという立ち位置に居ながら
端的には説明出来ない自分のスタンスも未来へ抱いてるビジョンも
少しは世に示せるかもしれません



。。。



そうそう
余談ですが…
今日はインタビュアーさんから「先生」と呼ばれる貴重な体験をしましたです

「制作にあたって先生がご苦労なさったところは…」みたいな

もちろん今までこの人生で先生と呼ばれたことなど無いですから
最初は耳を疑いましたですよ
「あれ…? 今『先生』と呼ばれたような気がしたけど…?」ってね


「先生と呼ぶのはちょっと…榊原さんとか普通に呼んで頂ければ…」
と、おねだりしてみましたが
やはり会話してるうちに「先生」になっちゃうので甘受いたしましたが
「先生」が出るたびにムズムズして笑っちゃって答えられないのです

「先生がご苦労なさったところは…?」みたいに来ると

「うむ…そうじゃな…ワシの辞書に苦労という文字なぞ無いのじゃ!かっかっかっか!」
みたいにふざけて答えたくなるのを何度も堪えましたです
(もう56にもなるいい大人なので)


そして
インタビューから帰宅した榊原先生は
この先のライブの仕込みをのんびりやるのでありました




















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2017/2/12//入間市駅前イベント

2017-02-12 | 過去のライブ後記


入間市駅前イベント

「Ballad of Forest」
榊原長紀 ヒーリングギターの調べ

寒い中足をお運びくださりありがとうございました



ガットギターの独奏表現は僕にとって特別な存在のようです

仕事等でシャキッとしなければならないような時ほど
僕はガットギターの独奏から遠ざかります

元気な時よりむしろ疲れている時
楽しい時よりむしろ悲しい時
そんな時ほどガットギターを爪弾いて来た気がします

しかも
ダラダラと
弾くともなしに爪弾いて

そう
シャキッと効率よく練習するんじゃなく
むしろダラダラと
弱い自分の心の傍らにガットギターを置き

爪弾いては立ち止り

立ち止っては物思いに耽り

そんな中でふっと心に痛みが走ったりすると
そこから離れるためにまた爪弾きました

そんなふうに
音楽での仕事に直結しないような時間を
何十年も続けて来た集大成が
僕のガット独奏


。。。


今日は寒かったですね
ほんと

悴んだ指が何度も縺れましたが
でも
どんな環境でもこの独奏というものをする場がある事
それを聴いてくださる方が居てくださる事は
僕にとって掛け替えのない事です



今日は寒かったけど
でも
春はすぐそこまで来てますね


皆様の心の中にも
暖かな春の陽射しが映えますように...









あ、、そうそう



今日の主催者さんが
こんなの作ってくださってました



テントのような生地で
雨に濡れても大丈夫

しかも
括り付けてる枠は
洗濯干し、という手作り感満載^^

そして終演後

「どうぞお持ちください」とのことで
頂いて来てしまいましたこの素敵な横断幕

さて
どうしたものか…


懐かしいペナント気分で天井にでも貼るか...


いや…
今日はもう演奏でガソリン使い果たしましたので
これ以上の肉体労働は出来ません

簡単に
自分の机の目の前に
カーテン代わりに

どっこいしょ、っと





なにかこの先の自分の音楽活動に
喝を入れられるような気分になりますです






ジブリカバーの
3/3のリリースを楽しみにしつつ
この先のライブの1つ1つ
大切に奏でて行きます

皆様とはまたどこかでお目にかかれますように















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主な作品

2017-02-01 | 榊原長紀 その他の参加作品








【星のバラッド】
~ディズニーソング・オン・ギター〜



ディズニーの名曲を新旧織り交ぜ
ガットギターの独奏を中心に構築された
ちょっとJazzyでロマンティックなヒーリングアルバムです



収録曲
1, 星に願いを 「ピノキオ」より
2, 美女と野獣 「美女と野獣」より
3, アンダー・ザ・シー 「リトル・マーメイド」より
4, 不思議の国のアリス 「不思議の国のアリス」より
5, 夢はひそかに 「シンデレラ」より
6, レット・イット・ゴー~ありのままで~ 「アナと雪の女王」より
7, トライ・エヴリシング 「ズートピア」より
8, ララルー 「わんわん物語」より
9, どこまでも ~How Far I'll Go~ 「モアナと伝説の海」より
10, いつか夢で 「眠れる森の美女」より
11, くまのプーさん 「くまのプーさん」より
12, ホール・ニュー・ワールド 「アラジン」より
13, いつか王子様が 「白雪姫」より
14, 右から2番目の星 「ピーター・パン」より
15, 輝く未来 「塔の上のラプンツェル」より



Della 「Healing Plaza」
Amazon



視聴動画



2017/11/24に池袋の山野楽器さんで行われた
インストアライブの動画です
こちら





。。。









GHIBLI Songs
On Guitar
【Ballad of Forest】


ガットギターだけで構成されたジブリ曲のヒーリングカバーアルバムです



1 鳥の人〜風の伝説「風の谷のナウシカ」より
2 君をのせて「天空の城ラピュタ」より
3 カントリーロード「耳をすませば」より
4 人生のメリーゴーランド「ハウルの動く城」より
5 いのちの名前「千と千尋の神隠し」より
6 さよならの夏「コクリコ坂」より
7 テルーの唱「ゲド戦記」より
8 風のとおり道「となりのトトロ」より
9 海の見える街「魔女の宅急便」より
10 風になる「猫の恩返し」より
11 ひこうき雲「風立ちぬ」より
12 Arrietty's Song「借りぐらしのアリエッティ」より
13 もののけ姫「もののけ姫」より
14 帰らざる日々「紅の豚」より
15 Fine on the Outside「思い出のマーニー」より


Della 「Healing Plaza」
Amazon





視聴動画


2017/3/2に池袋の山野楽器さんで行われた
インストアライブの動画です
こちら


制作秘話インタビュー記事
前半
後半





。。。







Duo Libra
『A Dedication』

元、T-SQUAERのメンバーである和泉宏隆氏のピアノと
榊原長紀のガットギターのDuoアルバム


1. A Timeless Rore / 和泉宏隆
2. Cape Light / 和泉宏隆
3. Merylu / 和泉宏隆
4. Cavatina / Stanley Myers
5. Forrest Gump / Alan Silvestri
6. HIKARI / 榊原長紀
7. Sky, So Blue / 和泉宏隆
8. Leave Me Alone / 和泉宏隆
9. Sweet Sorrow / 和泉宏隆
10. Nouvo Cinema Paradiso / Ennio Morricone / Andrea Morricone
11. Prima Gioventu / Ennio Morricone / Andrea Morricone
12. Be My Love / Nikolaus BRODSZKY / Guiter Solo
13. In The Arms Of Morpheus / 和泉宏隆
14. KODAMA - A Silent Echo / 和泉宏隆


視聴動画


Amazon
iTunes



。。。





夜カフェ〜リラックス・タイム

70~80年代の洋楽ヒット曲のアコースティックカバーアルバム
アコースティックトリオ編成で演奏された渋く落ち着いた世界観


1 Saturday In The Park - Chicago -
2 Goodbye Yellow Brick Road - Elton John -
3 Lovin' You - Minnie Riperton -
4 Sir Duke - Stevie Wonder -
5 You're So Vain - Carly Simon -
6 (They Long To Be) Close To You - Carpenters -
7 My Love - Paul McCartney & Wings -
8 I'm Not In Love - 10cc -
9 Ben - Michael Jackson -
10 Clair - Gillbert O'sullivan -
11 It's Too Late - Carole King -
12 Just The Way You Are - Billy Joel -
13 Tout, Tout Pour Ma Cherie - Michel Polnareff -
14 We Are All Alone - Boz Scaggs -
15 If - Bread -


Gut Guitar:榊原長紀
W Bass:村上聖
Perc:伊達弦
Drms:岡野大介


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iTunes





。。。





おとなの休日〜a sunny day

海辺で過ごす一日の
時間の流れに添って奏でられるアコースティックなオリジナル曲と
波音とのコラボ


1 水平線
2 音航海
3 白い船影
4 南風
5 岬の灯台
6 浜撫子の丘
7 上昇気流にのって
8 凪
9 貝殻のかけら
10 夕映え
11 黄昏色




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iTunes





。。。






IMEHA
『Aloha Style』


ハワイに伝わるスラッキーチューニングを使った3本のギターユニット
イメハ(イメージオブハワイ)
レギュラーチューニングでは得られない、独特な美しい世界観に惹かれ加入
このユニットではフォークギターを担当
2枚のアルバムに参加


1 Puanani~Beautiful flower~
2 Splash
3 Hawaiian swing song
4 Blue shell lei
5 Kanon
6 Aloha Nanakuli
7 Sweet taropatch
8 Mele Aloha
9 Mermaid
10 Sunset on the beach
11 Kona Winds
12 Kau kau time~Let’s Have a Lunch!~
13 Slack key angel
14 Maka hou~Beginning~
15 Lullaby Hula
16 White sandy beach

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IMEHA
『Hawaiian Fingers』

1 Sun’s Market
2 Kauai Ramble
3 The Promise
4 Prelude
5 Windy
6 MANA
7 Take It Easy
8 Blue Moon Waltz
9 HIKARI
10 Kaimana Hila
11 Paniolo Twist
12 Haukai
13 YUBIKIRI


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『イメージ・オブ・ハワイ Ⅰ〜Ⅳ』

2016年「IMEHA」のアルバムがジャケットも一新し配信限定で再リリースされました
配信がスタートしたのは2003年~2006年にヤマハミュージックコミュニケーションズより
CD発売された4タイトルの収録曲


itunes
レコチョク





。。。







POTION(2)Relaxin’ with FINAL FANTASY


「癒し」をコンセプトに選曲したベスト・コンピレーション第二弾
FINAL FANTASY4~9までのリアレンジアルバムです
(14.曲目の「Eyes on Me」にガットギターの独奏で参加)


1. とどかぬ想い
2. 遠い日々の名残り
3. GAIA
4. Once You Meet Her
5. Nao Chora Menina
6. はるかなる故郷
7. Theme of Love
8. 大森林の伝説
9. Into the Darkness
10. セリスのテーマ
11. Fisherman’s Horizon
12. Melodies of Life
13. Love Will Grow
14. Eyes on Me(Acoustic Guitar Version)


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久遠 ~光と波の記憶~ Music From FinalFantasy X-2


FINAL FANTASY X-2の楽曲の中から3曲を、新たなアレンジで録音されたものです
(2曲目の「ビサイド」にガットギターで参加)


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