Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2014/9/27//アッキータブタブ仙台演奏旅行の巻

2014-09-28 | 過去のライブ後記

なんか新しいユニット名が絶賛覚えづらいともっぱら評判のTRことタブララくん


今日は二人して中川晃教くんのサポートで仙台へ向かいました




因みに到着後の楽屋ではユニット名の話題になり
アッキーチームの人達からいろいろ弄られたタブちゃん



いやいや
弄ってもらえる存在だということが
商品価値と比例するとも言えるのではないか


私は国民のオモチャだと言ったのは
確かタモリだった


むしろ世間の皆さんから
どんどん気軽に弄られるキャラを目指したい


街で見かけたら
気軽に「タブちゃ~ん」とか「たぶたぶ~」とか
声を掛けてもらいたい




仙台の楽屋で誰が言ったんだったか忘れたけど
大坪+さかきぃーで『おっきぃー』
なんていうのも覚えやすくて可愛くて良いんじゃない?

ライブで1曲目終わって
「ど~もこんにちは...おっきぃ~です...♡」とか挨拶しちゃうんだ... ーー;



ユニット名変更の候補に
『Silencio/シレンシオ(大坪氏考案//静寂、沈黙という意)』
というのも有ったことを述べると
そっちの方がどうも良い感触



「じゃ今から『シレンシオ』にまた名前変える?」


「いや~そんなにコロコロ変えるのは、ちょっといくらなんでもね~…」


「じゃぁ!もういっそ毎月変えてくとか?(笑)」


「そしたら撮影のためにまたあの恐怖の岩山登らされる
あれは心臓が口から出るよ」








「しかも撮影だっていうから衣装用のピカピカ革靴穿いてったら
着いたらえらい岩山登山でもう靴が傷だらけになっちゃって^^;
次回があったら絶っ対運動靴で行きます!」


「いや…
意表をついて次は海かも
あ"~!海パン持ってくれば良かった
的な展開かも」


「海パン水中眼鏡でサザエもってフラーヤー撮影ですか」



大坪氏と中村氏とのタブタブ活動は
弥次喜多珍道中的な
話題に事欠かないのでありました



。。。
。。。。
。。。。。



話は遡り行きの新幹線
前日も晃教くんのホールコンサートだったという大坪氏は
相当疲れてるらしく車内で爆睡な様子



間もなく仙台到着のアナウンスが流れたのでそっと起こしたら
上瞼と下瞼がくっついちゃっててなかなか目が開かなかったところが
動物の赤ちゃんみたいでキュートでありました



今日は中川晃教くんが卒業した東北高校の
120周年記念式典の中での演奏ということで
クローズライブでした


東北高校はかなりのマンモス校みたいで
会場は学校内ではなく
仙台サンプラザホールを使って行われました




対バンが仙台出身らしい遊佐未森さんと
東北高校出身らしい有名な野球選手と有名なお坊さんのトークもありました



ここ、相当でかいホールでしたよ




この広さのステージ上に晃教くんと大坪さんと僕の3人だけが
ぐーんと離れて座って演奏するわけ

センターの晃教くんはまだ見えたけど
大坪さんが遠くて見えなかった
僕、演奏時は中近の老眼鏡だし...



ライブハウス並なバタバタでリハーサル

我々は本番はトリ


アイウィルゲッチューキス

マタドールと
ブランドと
ウィウィルレッチューゴーと
終わらない一秒
5曲のミニライブ


晃教くんは後輩たちの前で
アイウィルは高校時代に○○校舎で作ったんだと
MCで話してました



対バン居る時って
どこでやっても必ずって言っていいくらい
リハと本番の音量バランスが変わっちゃうの何故ですかね

しかも大抵
本番中にモニター音量が上下するという
雑念との苦しい葛藤を強いられる


お願いだから
本番最中にモニターだけは弄らないで

悪戦苦闘しながらなんとか終了


終演後の楽屋では多少釈然としない後味が残ったが
コンサートがメインではない式典の中でのタイトな転換環境だったわけだし
ベストは尽くしたのだから
と気持ちを立て直した



そんなこんなで
バタバタで本番前の写真はほとんど撮れませんでしたが
その分、打ち上げの写真は沢山撮りましたよ





ここからはほぼ食べ物ブログ状態です





打ち上げは晃教くんのご両親から
贅沢な海の幸を食べさせてくれるお店に連れて行って頂いたのです



僕は最近
ず~っと隠りきりで自分作品の録音に埋没してました


僕は自分の作品を誉めるのがとても下手なので
自分作品の録音は自分への過酷なダメ出しがずっとエンドレスに続くことになり
昔から録音作業は自律神経失調と背中合わせなようなとこがあります


だから今日の演奏は難しい環境だったとしても良き気分転換であり
そして打ち上げはもう救いの神でありました




ほら

こんな感じから始まって












松茸のドビンウイリアムス


松茸は天然ものなんだそうです



そしてお刺身




今日終わるまで忙しい状況が続いていたという大坪さんは
少し飲むとアルコールによる自己解放が始まったようで
隣に座ったヘアメイクさん相手に雄弁に何か語り出している

何を語っているかどうしても聞きたくなって
こっそり聞き耳を立てる人の悪い僕



そうそう
この写真貼付けながら
大坪さんの真ん中分けの髪型見て思い出した


楽屋でのユニット名話しがエスカレートする中で
「センターパーツ(真ん中分け)」てのはどう?
っていう案もあったんだった
二人とも真ん中分けでビッチリ撫で付けた髪型で
1曲目終わって「こんにちは~センターパーツで~す」





話がそれたけど
反対側には中川家とVOJチーム






中川家といってもこっちではない









今宵の中川家はこちら


盗撮、半分失敗
それとなくお母さんに気付かれて睨まれております



VOJ.T女史は飲んでもクールです
でも冷めてるわけではない
うっすら目元だけで笑いながら人間観察してるようにも見える
生粋のプロデューサー気質なのかな

うちの中pとは相性は悪くないみたいだから
またタブラでブラックAさんを使わせていただきながら
面白い展開にして行けたらと思う




蟹タブラ


じゃなかった


蟹サラダ
登場





天然物の舞茸とナメコとなんとか言うキノコ
スーパーで売ってるのと香りが全然違って
優しい甘い香りがしました





僕はのんびり飲みながら今夜のメンバーや
お店の他のお客さんなんかを人間観察しては
隣に座ったマネージャーH女史に報告する
という遊びに興じてました


これは僕が自意識過剰だから
他人の目の動き1つで何考えてるか解る
(現実は外れてることも多いけど
自分では当たってると思い込んでいるので)
無責任勝手に他人を分析するの大好きなわけ





2度目の盗撮

気付かれた



大坪さんは優しい表情ですなぁ






こっちも気付かれた


キメ顔ですか?




一番奥の父上
アルコールが巡り始めると
適度な間合いでボケをかまし始める

そういうの嫌いじゃないらしい ^^




僕の不摂生と不健康をアッキーの母上が心配してくださるのがありがたい

鬼平犯科帳のエンドテーマが好きだとおっしゃるので
いつか弾いて差し上げる約束をした






目の前には清々しい包丁捌きを見せる店の大将



子供時代のアッキー君は大将に弟子入りして板前になりたいと本気で考えてたらしい


大将はアッキー父上の同級生らしく
一時は板前を目指そうとしたアッキーを息子のように思っているらしい


その大将に
(お客側からお酒を進める)という粋な行為のタイミングを
マネージャーH女史に仕込むアッキー君


料理が一品出来上がるタイミングでH女史から杯を受ける大将は
徐々に酔って雄弁に語り出す

そのうち小指が立ってお姉言葉がちらつき出した


面白くなる予感...




一番冷静に人間観察してるつもりだったが
こうして後で写真見ると僕が一番酔ってたのかもしれない

行きの新幹線朝早くて
結局眠れずに出発したので
起き続けで34時間目のさかきぃ





この美味しそうな牡蠣を見て
運んで来た仲居さんに
「この牡蠣、トゥルントゥルンですね」と言って
少し笑われたような記憶がある




旬は過ぎたけど
と言いながら出してくれた
今年最後の海鞘




何かお酒に漬けた香の物




断末魔の表情の金目
驚くほどにトロトロ
目が合わないように食べ進め
骨や顔もしゃぶるんだと教わって
顔面まで殆ど食べてしまいました




焼き海老
これ、大将が水槽から金魚掬い網みたいので救い上げるんだけど
大将もうだいぶ酔ってるから
海老が捕まらなくて
代わりに石ころが網に入っちゃって
それ見て密かにウケてました




左側からひと際大きな大坪さんの声

見るとドラムを叩く動きをしながら
「チッ!…からタッ!…までが一拍だ、っていう話なんです」
とメイクさんに説明してる



気付けばその向こうに座ったカメラマンさんが
更にその向こうに座っていた別客のオバチャマから
ナンパされているではないか



オバチャマは黒柳徹子と水森亜土を足して2で割ってから
大分撹拌したような派手な装い

来世で私を待ってる男(ひと)がいる
なんていう話を聞かせた挙げ句
電話番号を教えてっ、、と迫っている


終始柔らかく躱すカメラマンさんを見ながら
この人は善人だ、と思った






忘れた頃にアッキー父上がまたボケを挟んでくる



から


僕もボケたくなる




蟹があまりに生きが良かったもので...
















マネージャー女史が大将に杯を進め
大将が酔うごとに面白くなって行く

大将の様子を見ながら
笑点のメンバーにこんな人が居たような気分になってくる





アッキー君は彼のお祖母ちゃまの隣でずっと話している

彼は年配の人に対し自然体で優しい


彼の歌の卓越した技術は唯一無二の存在だと思うが
彼の歌の言霊には
こういった優しさが実は練り込まれていて
それは目には見えないがリスナーに投げ掛けられ届いているのではないかな…
とか酔った頭で考えた

しかし
年下には結構厳しい意外と体育会系でもある



大将が言うには
メニューには載ってない
中川家にしか出さない海鮮雑炊
を最後の〆に



ホントにどれも美味しかった^^




この素敵な宴も〆が近付いた頃
ひたすらボケ続けてた父上が大将に言うのが聞こえた



「皆が喜んでくれてるから嬉しい
連れてきて良かった
ありがとう」

そう言って
「明日お袋に食わせたいから」
と高価そうな毛蟹をお土産にした

お袋とは奥様の母君
そして大将へのお礼なのだな…


僕のようなズボラな男にはとても気付けない
素敵な男前を見せて頂いたのでした




家々のDNAは面白いものだ




僕の父親は金というものを
悪いものとしていた

そう聞かされ育った僕も
物心つく頃には同じような価値観になっていたし
その分、人一倍ストイックな性質になった

それが榊原のDNAだ



中川家のDNAは
清々しくお金を使う

僕にはとても出来ない


叶家のDNAは
家族愛を照れずに表現する

榊原家は照れまくり全く表せない



榊原家は人間関係を白黒はっきりさせるが
大坪家のDNAは柔らかく人間関係を扱う



違うDNAが
お互いに必要だとして縁が繋がり
良い影響を与えることは
素晴らしい営みだと思う


人間関係は基本的に疲れる

必要と感じ合えた上で
リスペクトし合えたなら
こんなに嬉しいことは無い




店を出てタクシーに乗るまでの僅かな時間
アッキーのお父さんと話したくなった


横に並んでフラフラ歩きながら
ちょっと真面目な感じで話しかけてみたが
最後までボケ続けられ
笑わされて
打ち上げは幕を閉じたのでした





。。。。。。。





ホテルに着いて
皆でエレベーター乗って
酔いで真っ赤な大坪さんの胸元の皮膚を指で押すと白くなるので
面白がってバカとか文字を書いて遊んで三々五々解散した

酔ってました
すみませんでした




部屋に戻って
甘いものが欲しくなって
楽屋から貰って来たチョコレートを食べた






チョコかと思ったら中に餅みたいのが入ってる四角のを噛んだら
虫歯に詰めた金属が取れた




酔ってて面倒臭かったので
よく洗ってから
爪割れ対策に持ち歩いているアロンアルファでくっ付けて
今日という日の全行程終了


あっという間に眠りに落ちたようです





。。。




翌日
熟睡したみたいで快適に目覚めました




気持ち良く晴れてます




まだ眠い

もっと眠りたい...




チェックアウト

仙台駅で牛タンカレーを食べて新幹線乗ったら
すぐ爆睡







気付いたらもう東京駅

大坪さんとタブララーサの新しい曲作る話し交わして解散しました



なんか...
タブララーサというアクの強い名にした影響なのかわかりませんが
扱う曲調など何でもアリな感覚になっています

音楽を良い意味でオモチャにして遊ぶことが
タブラでは出来そうな気がしてます

全然違う切り口で曲を作ってみるつもりですので
また是非聴きに来てくださいませ


次回は

【Tabula Rasa】



10月23日(木)blackA
18時半開場、19時半開演
ミュージックチャージ3,500円 ご飲食別
03-6659-3939  http://www.blacka.net/



10月30日(木)柏Studio Wuu
18時半開場、19時半開演
前売・予約:3,500円、当日4,000円 ご飲食別
04₋7164₋9651  


















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「Tabula Rasa」

2014-09-20 | 参加ユニット『Tabula Rasa』



突然ではありますが
2014/4より始動しましたユニット「Silent Passion」
ユニット名を「Tabula Rasa」に変更させて頂きます


トータルプロデュースもしてくれているユニットマネージャー中村尚樹氏から
ユニット名変更の提案があり
一度決めた名を変えることに迷いも感じましたが
この機会に寄り自分達らしいものを再考するうちに
大坪氏による提案からこの名に決めました


「Tabula Rasa」

タブラ ラーサ

ラテン語なので聞き慣れない響きだと思います


「魂は外部からの刺激により初めて観念を得る
その経験以前の魂の状態」
という意味



「無垢」

「生まれた時のまままだ何色にも染まっていない心」

「魂の原型」

とも言い表せる





「Sailent Passion」を結成し半年弱

ピアノ&コンポーズの大坪正氏
そしてユニットマネージャ&プロデューサーでもある中村尚樹氏
そして僕

結成以来、音楽を支軸にし
3人がお互いを急速に理解して行った結果
「Silent Passion」という名から生まれる枠が窮屈になった
ということだと思います


結成から半年弱でのユニット名変更は大変我がままな所作とは思いますが
より自分達らしい音を産み落とす糧として頑張ろうと思います
「Silent Passion」を応援してくださった方達にも
この名を愛して頂けたら幸いです



自分から産み落とされる音が
僕の中の無垢な場所から湧き出たものであることを
僕は願って止みません

そしてその場所で多くの人と交わりたいと思っています



音楽家は人々に支持されなければ生きて行けません

でも
支持されることに迎合しては本当の音は産み落とせない



そんなこと考えながらアー写撮られたら
僕はずいぶんふてぶてしい面構えに写ってました

大坪氏は泣きべそをかいてるような困ったような顔で可愛いです

これが今写真撮られる時の僕ららしい顔なんでしょうね





春夏秋冬毎に1回か2回くらいずつ
マイペースで活動して行こうと考えています




Tabula Rasaとして最初のライブはここから


【2014年秋の会】


10月23日(木)blackA
18時半開場、19時半開演
ミュージックチャージ3,500円 ご飲食別
03-6659-3939  http://www.blacka.net/



10月30日(木)柏Studio Wuu
18時半開場、19時半開演
前売・予約:3,500円、当日4,000円 ご飲食別
04₋7164₋9651  









。。。。。



以下は
ユニットマネージャー中村尚樹氏から
皆様へのメッセージです


今年の春から準備を始め、6月に神戸、岡山でFebian Reza Pane氏とのコラボと言う形で「Silent Passion」として産声を上げ、
7月5日六本木CLAPS、8月7日松戸Corcovadoで単独公演を行った、
エレクトリック・アコースティック・ギター榊原長紀とピアノ大坪正のデュオは、
そのユニット名を改変し10月より活動を再開いたします。
「Silent Passion」…静寂の情熱と言うユニット名も「?」と言う印象を持たれた方もおいでかと存じますが、
新たなるユニット名「Tabula Rasa」はそれこそ「?????」と言うことではないかと存じます。
これは大坪正の発案で、ラテン語タブラ・ラーサの意味合いは「白紙状態」を指し、
魂が感覚論において外部からの刺激による経験で初めて観念を獲得するとされているその経験以前の魂の状態を意味します。
かなり哲学的な言葉でもありますが、無から生まれる無限大ではないですが、
2人でより純粋に人の心に沁みるサウンドを提供してゆければと考えております。
「Silent Passion」と言う意味深なネーミングもユニークなものではあり、
何かの折に別な形で活用する機会もあるかもしれませんが、
より前向きな今後の活動を企画するために「Tabula Rasa」と言うユニット名に変更したものです。
榊原長紀と大坪正と言う2人のアーティストの、「似た音楽的方向性と違ったキャラ」の
より自由奔放でピュアな順列組合せの化学反応の喚起を期待すべき上方修正です。
どうかタブラ・ラーサをよろしくお願いいたします。

新ユニット名での活動再開に併せ、9月18日に群馬県の妙義山に出向き、写真撮影をしました。
富士五湖の本栖湖を第一に考えておりましたが、
富士五湖周辺が晴れそうもない見通しから、当日行先変更で妙義山としました。
妙義山はのこぎりそのものの大変奇異な形の岩山で好きな風景です。
具体的には中之岳神社と言う巨大な大黒さんのある神社の裏手から岩山を上って行ったところがメインの撮影地でした。
今回は夏と秋の中間で紅葉もまだ始まっていない時期でしたが、
桜の時期と紅葉のピーク時は本当に絶景となることは間違いない場所です。
あまり教えたくない場所とも言いますが、「Tabula Rasa」のファンで居てくださる方には、喜んでお教えしましょう。
日本の自然にご興味の強い方は、世界文化遺産に登録された富岡製糸場と組み合わせて行ってみては如何でしょうか?

「Tabula Rasa」としてのお披露目公演は、榊原、大坪両氏にゆかりの深い最寄り駅両国のblackAさんです。
今回の公演を出発点に、blackAさんを拠点に、四季を意識し定期的活動をしてゆきたいと考えております。
どうぞご支援をお願い申し上げます。

ユニット・マネージャー中村尚樹








オマケ画像


 















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2014/9/18//撮影

2014-09-18 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)

ちょっと訳有りで今日はSPの撮影に出かけました


何かスピリチュアルな場所まで中Pが連れてってくれるそうで

都内で3人合流後
練馬から関越道乗る





車中では中Pとの世間話や
最近仕事で徹夜続きだったという相方大坪さんの
面白可笑しく話す苦労話に笑いながら

さりとて特に爆発的に盛り上がるということもなく











15時過ぎ
練馬からは120キロほど走っただいぶ山の中
目的地周辺に近づいてきた














メインのポイントに着く手前に
道の駅みたいな場所のコスモス畑の前で可愛らしく撮影
(写真は無いけど)

久しぶりの撮影なので人目が気になる

ほとんど人が居なかったから良かった






そしていよいよメインスポットに到着


僕に言わせれば
中Pの撮影場所選びは普通のアー写撮影の感覚とはまるで違うと思う


過去に自分が実際に足を運び
スピリチュアルな感覚を感じた人の知らないような隠れスポット
に連れて行ってくれる


リブラの頃から
「えっ!本当にここで撮影するの?」と
結構驚かされてきた


しかし撮影が終わってみれば毎回
「いやいや、何だかえらく楽しかったなぁ」という感触が残る



今日も不思議な場所に連れて来られた




ここ...






マジっすか...


真っ黄色な巨大な大黒様

その後ろに聳え立つ切り立った岩山

あの岩山の頂上まで登り撮影するんだそうだ





げっ...想像はしていたが...この急階段


中Pニヤニヤしながら
「まずここで撮りましょうか」









そして岩山頂上目指して階段を登り始める







私事ではありますが
不摂生がたたって最近高血圧で病院の検査に引っ掛かり
処方された血圧下げる薬の副作用で目眩やふらつきが起こり
更に目眩を止める薬を飲んでいることを話していたので
大坪さんが
「さぁきばらさん!僕がギター持ちますよ」と持ってくれたのです


涙涙で感謝しつつ
自分がなんとなく老人の域に入って来たような気分を味わう

周りから愛され労ってもらえる老人になりたいものだと思う






中pはとにかく元気



手ぶらなのに
ギター持ってくれた大坪さんよりだいぶ遅れてなんとか到着



既に虫の息






これだけ登って来たのに
ここから更に岩場を200m登るのか....









ギターを持ってくれる大坪さんの後ろ姿が
さっきの黄色い大黒様よりありがたく見える





しかし
その大坪さんも焦るような急勾配になって来る





どんどん急勾配に...











持ってもらっといて不謹慎だが
ギター背負って必死に登る大坪氏の後ろ姿に笑いが止まらなくなり
それで更に息切れる



頂上間近の最後の狭い直線で
ギターケースの端をこすりながらやっと到着





「こんなとこまでギター持って来たのは
さぁきばらさんが初めてでしょうね」と大坪氏


僕は息を切らしながら「へへへ...まったくね」と笑いながら
(持って上がったのは大坪さんだけどね)と心中思った






自分らが登った岩山は
轟岩という名らしい

周囲にも似たような岩山が幾つも聳え立つ



空には縁起の良さげな龍の雲

ここは絶対「山伏」の修行ルートだと思った



少し休んでから何とはなしに 撮影が始まって行く







ひとしきり撮影した頃

自分らが居る轟岩の隣にもっと高い天狗岩があり

そいつの頂上までは
鉄の鎖を辿って登れるようになっていることに気付いた大坪氏が
「ちょっと僕あそこまで行ってきます」と出掛けた



高いところ苦手な僕は
勿論見学


しばらくすると天狗岩の上に小天狗現る





じゃーん





ふっふっふ...
小僧っ!
この巻物はこの服部半蔵が貰っておくぞ


...









小天狗服部ちょっと背後を振り返る




「うわぁっ
こ...
こえぇ~
これ
まじこえぇ~」
と小天狗服部の声が周辺の天狗岩達の間で反射しショートリバーブがかかる


「こえぇ~」 と言いながらも
両手を広げた大坪氏と
それを撮る中Pの後ろ頭




それを見て
股関節ソワソワしながら
頼むから落ちないでと懇願する僕





無事に大坪氏が戻って
もう少し撮影して







シリーズ化されたものの最近ご無沙汰だったSP名物
大坪氏「生首シリーズ」もちゃんと撮った








撮影もだいたい終わった頃中Pが
「さっきの天狗岩からの景色を撮影に行く」と言い出す


すると大坪氏も
「僕ももう一回行く」と言い出し
二人してまたあの天狗岩に登って行く








中Pは頂上までは行かず手前のポイントから撮影していたが
冒険少年大坪ただし君は
今度こそビビるものかという意気込みで頂上まで上り詰めるやいなや
下界を見下ろし両手を挙げ勝者のポーズをとったのであった




天空に向かって大放電


これで小天狗ももう思い残すことも無いだろう


下山は自分でギター持ちながら
膝プルプル言わせながら慎重に降りて来た



長い急階段も降り切り
茶屋の前を通る時
茶屋のオバチャマがニヤニヤしながら
「ちょっと聞いていいですか?」
と声を掛けて来た


神様の祀られた場所で悪ふざけし過ぎたことを叱られるのか、、、と
一瞬身構えたが

「もしかしてガンダーラ歌ってた人?」と言われた

「...いいえ...
無名のギタリストです」


「そうなの~....
ふ~ん
似てる気がしたからさぁ
じゃお名前だけでも聞いとこうかしら
ね、お名前だけでも聞いとこうかしら」

僕が恥ずかしがって小さい声で
「さ...さかきばら
といいます」

と言うとオバチャマ

「ふ~ん...^^
こないだ千原ジュニアも来たのよ
神社好きみたいだから」


だからぁ...名前言ったってどうせピンと来ないんだから...
いっそガンダーラ歌ってました
とでも言っとけば面白かったかも


すると中Pが急にデカイ声で
「榊原っ!とっ、、、大坪っ!でございましたっ!!」

その素っ頓狂な調子にオバチャマ達は楽しそうに笑ってたけど
10分経ったらもう聞いた名前絶対忘れてると思う^^;


さて
今日も中pマジックの中
奇異で楽しい体験をさせてもらったな





今日赴いた場所は群馬の妙義山





大坪氏は
「自力できっとまた来て天狗岩の上で日の出を見るんだ」
と言っていた

それを聞いて中pはニコニコしていた



今日の写真がどんなになってるかは全く想像出来ないのですが
近々SPの告知とともにブログにアップします
ちょっと訳有り告知ですが






さぁ東京へ帰ろう

夕暮れの妙義山にサヨナラして























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2014/9/14//叶ありさライブ 「秋の夜長、月明かり」@カナフ

2014-09-14 | 過去のライブ後記



叶ありさライブ
「秋の夜長、月明かり」

平塚カナフ
にお越し頂きありがとうございました



遠くから来てくださった方のお顔も見れて
嬉しかったです



写真、全く撮り忘れてたことに気付き
最後に撮ったのがこれ


終演後、片付けをする山崎隊長



この編成での音も
だんだんと育って来た気がします


実現するか予定は未定ですが

この3人で地方に出てみたい
などと楽屋で話しました


ありさちゃんが溌剌積極的娘なので
ホントに実現するかもしれません

隊長の車に機材積んで1台で皆乗って






ということで

僕のライブ予定は今日のカナフの先は出てませんが


SPが2つ
SPでないものが1つ

予定が組まれて行ってますので
近々また告知させていただきますね


宜しくお願い致します



















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