Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2013/10/19//川口 Cavallino

2013-10-20 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

夕べ東京戻りで車から練習用のギターだけを降ろした


今朝早めに起きて指慣らししようと思ってのことだったのだが
体が起きなくて何度もアラームをセットし直して
結局ギリギリになってやっと起き出した


ほんの少し筋肉痛感もあるんだけど…
まさか昨日の撮影イベントではしゃぎ過ぎたからではないよなぁ…


今日は川口Cavallinoさん僕は初めて伺うお店です


今日も湿度が低くて過ごしやすい

天パーな僕の毛髪は高精度の湿度計みたいなもので
夏の間はセットしてもしても丸まってたのが
秋もこれくらい深まると湿度的にはすっかり落ち着いて髪型が決まりやすいのだ


天パーは子供の頃からのコンプレックスなので
髪型が決まると俄然ヤル気が出てくるのです


治りかけの水っぱなを勢い良くチンとかんでヤル気満々で出発した






まずは中村氏と合流だが
その中村氏が珍しく待ち合わせ時間に30分遅刻
その訳は

撮鉄と平行して
最近ランニングにもハマってるという中村氏

今朝走り込み過ぎて
右ふくらはぎがピチッと音を立て歩行困難になったのだそうだ


自宅で足湯と自己マッサージでなんとかコンディションを取り戻していての30分遅れ
だそうで

川口に着いたら
足湯とマッサージの成果を試しに
緩く走ってみる
とアスリート魂を覗かせている


大丈夫すか?プロデューサー

やめといた方がいいんじゃないのかなぁ…

ピチッ
じゃなくて今度は
ブチッ
とかなったりして…


16時
和泉邸到着
3人出揃って川口へ





天気は小雨模様に

だけど
晴れた夏より全然天パーが丸まらないから不思議




首都高に乗ると40分くらいで川口



初めてのお店はちょっと緊張もするんですが
Cavallinoさんのマスターやスタッフさんは
凄くジェントリーに迎えてくださいました






ピアノのサイズが小ぶりなタイプだったので
サウンドは低域が軽めなサウンドに落ち着いたように思います

綺麗で上品な音場だったと思います


演奏も今日の音場に合わせて
自然と丁寧なプレイになってました


今回のミニツアー
4本だけでしたが
とても起伏のある4本番でした
そしてこの先に繋がるものを感じられました


次回のCavallinoさんは12月19日
クリスマスツアーでまたお邪魔します


リブラならではの綺麗なアンサンブルでクリスマスソングや
クリスマスに似合う曲を用意してお待ちしてます
宜しければ是非聴きにいらしてください


次は11月2日
江ノ島
おしゃれ工房 游さんでサンセットコンサート

店内は180度以上ぐるりと見渡せる展望窓で
江ノ島と湘南の海がぐるりと見渡せる最高のシチュエーションの中
夕日が沈む時間帯のコンサートです

晴れて欲しいなぁ


そして少し日を置いて11月20日からは怒涛の秋冬ツアーで
いろんな土地に伺いますので
お近くの会場がありましたら
お時間の許すようでしたら足をお運び頂けたら幸いです


雨の中、足を運んでくださったお客様
そしてCavallinoさん
心よりありがとうございました






















コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013/10/18//東京へ戻り日

2013-10-18 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

もっきりやさんから一夜明けて
今日は戻り日なんですがプロデューサー中村氏
東京までの途中の何処だかの地で
最近ハマっているという鉄道の撮影をしたいとのこと


昨夜本番手前に硝子窓越しのニャンコを撮影するヒロタカくんの
無邪気な後ろ姿を撮影した僕でありましたが



今日は鉄道撮影する中村氏の鬼気迫る後ろ姿を撮影しようかと
密かに目論んでいるのでした




12時チェックアウト
そのまま昼食へ



半年前に金沢に来た時に食べに行った豚カツ屋「ぶんぷく」へ



品のある老夫婦が二人でやってる上品なお味のカツ丼を食べて
13時過ぎに出発





車内では中村さんの鉄撮り話しで一時的に盛り上がる

というか和泉さんも僕も興味が無いもんだから
ハイな状態の中村さんの話をウンウンと聞いてるだけですが…


因みに今日の撮影の獲物はトワイライトエクスプレスという寝台列車だそうで

トワイライトアッパーウエストの作曲者である和泉さんと
ナニワエクスプレスのギタリスト岩見さんとの
Duoのユニット名をそれにしようかと思って と楽しげな中村さん

更に

「和泉さんっ!
トワイライトインエクスプレスっていう曲作ってくださいよ!
岩ポンの方がいいかな… まぁどっちでもいいや
曲出来たらJRに売り込みますよっ私
ていうか
トワイライトエクスプレスもいつまで走ってるかわかりませんけどね
ワハハハハハ」


恐る恐る
「何処で撮影するんですか?」
と訊ねてみると
中村氏

「それが昨日の時点で立てていたプランから大幅に変更しなきゃならないんですっっ
金沢を14時半通過
福井を15時半なんですよ その間の何処かに当たりをつけて
通過時間を算出して狙いをつけて行くんだけど
どうやらこのままだと間に合わないんです
行ったけど間に合わなかったってのが一番情けないし」


「早めに着いて待ちくたびれるくらいが良いんでしょうねぇ」
と和泉さんが調子を合わせる


「そうなんですよ
しかもっ
撮影にナイススポットかどうかも行ってみないとわからないしぃっっ」
と中村氏



話しに着いてけなくなったので
まず僕が会話からさりげな~くフェイドアウト



次に和泉さんもさりげな~くフェイドアウトする様子




…間もなく車内に静寂が戻る







しばらくして
赤信号待ちで停車中
後部席の和泉さんが急にデカイ声で叫んだ





「べんきゅ~ばるしっっ!」





ヒロタカくん
気がふれたかと思ったらトラックの右側に
進行方から後ろに向かって書かれた文字
便急―バルシ

要するに
シルバー急便




しばらくすると赤信号待ちで停車中
中村氏がクスクス笑いだした


中村氏も鉄撮りモードでハイになり過ぎて
壊れちゃったかと不気味に思ったら
右側にパチンコ屋
看板に
「パチンコ DERUZE」



パチンコ出るぜ、は
沸々と込み上げてくるものがありますな





そうこうするうち
当たりをつけた撮影スポットに到着


「この辺りがいいとこかなぁ…
ここにしとくかな…」
と中村氏



「また別のポイント探して良くなかったらなんですもんね」
と和泉さんが調子を合わせる



「ちょっと降りてみるかな…」
と中村氏





早速、柵に足をかけて踏切から試し撮り





和泉さんと僕はすかさず後ろに忍び寄り
列車を撮る中村氏を撮る





「ベストショットが撮りたいあまり
マニアとか線路内とか入る人もいるんじゃないすかね」
と僕

「危ないからいけないんだけどね
事故さえ起きなきゃ自己責任てとこあるんですかねぇ…」
と軽い駄洒落を挟み込む和泉さん


トワイライトエクスプレス通過までまだ40分ほどあるようだ





「あっちの鉄橋の方に行ってみよっかな…」
と中村氏


鉄橋の麓に移動






撮影ポジションを探す中村氏







そこに列車が


また試し撮りではあるが
列車に向けて一眼レフをサッと構えた中村氏を被写体と狙い
普段では見せたことのない非常に素早い身のこなしで和泉さんが走りより
そしてズザッッとしゃがみ込み
素早くと携帯カメラのシャッターを切ったのには大ウケした

僕はというと
大爆笑のこの二人を撮ろうとして
一瞬タイミングが遅れてしまったのが残念でしかたありません…
(p_;)

これがその貴重な一瞬を僅かに逃したショット
和泉さんが口を押さえて笑ってるのが見えます


(写真をクリックすると拡大されます)



その後
数ポイントを移動して...










中村氏は結局最初の踏切に決定したようだ



最初の踏切に戻る道すがら後部席で和泉さんが
♪今は~誰も居ない海~♪
と鼻歌うたいながらフオァ~~ッと欠伸をしている


さっきの中村氏狙いの素早い動きで
きっともう疲れちゃったんでしょうねぇ


久しぶりに長閑な珍道中であります






そして
遂に目的のトワイライトエクスプレス通過

と思いきや

がび~~~~ん

予期せぬことに


ちょうど同時に貨物列車も通過


貨物列車が邪魔をして
トワイライトエクスプレスの背景に鉄橋を入れることが出来なかった...
というちょっと残念な結果にはなりましたが
まあ
やるだけベストを尽くすことに意義がある的に
中村氏は7割がた満足した様子


そんな中村氏の果敢に攻める撮影勇姿を撮影することに
和泉さんと僕の方は10割大満足





列車を狙う中村氏を
電信柱の陰からこっそり狙う和泉氏

それを狙い撮り


(写真をクリックすると拡大されます)




そしてこの愉快なイベントも終わり
15時半
東京へ向けて出発
530キロ








16時10分

太陽もだいぶ傾き
車に揺られるうち
何だか眠くなってきた



このツアーここまでの3本
僕は個人的にはなかなかハードだったからなぁ


完璧に今日は緊張が揺るんで
撮影大会ではしゃいで
それが落ち着いたら何だか眠くなってしまったようだ







そのまま寝入ってしまったらしく
気付くと養老というSAにトイレ休憩で停まってました
17時45分


何だか夢を見ていたけど起きた途端に忘れてしまった

なんか…
子供の頃の遊んだ後のような感覚だけうっすら残ってるんだけど…




起きたばかりでボンヤリしてるとトイレから戻った和泉さんが
「おはよう」



「はしゃぎすぎて疲れて寝ちゃいました」



「ウハハ
はしゃぎすぎて
っていいよね
子供が夏休みにはしゃぎすぎてその夜熱出したりするじゃない」
と言いながら
何かを一口グビッと飲んで
「うぇ~ぃ」と言った

買ってきたレモネードが想像してたより酸っぱかったらしい



18時
名古屋一宮を通過



中村さんは鉄撮りが終わった途端に
スーッといつもの寡黙なクールガイに戻った


そういえば今回の金沢では
(鉄撮りに付き合わせるから悪いってことだと思うけど)
機材の積み降ろしを気付いたら全部一人でやってくれてました




後部席から「ンフフ…」
と和泉さんの笑い声

多分アイパッドで何か観てるのだろう


昨夜の猫を撮る和泉さんの味わい深い後ろ姿を撮ってから
何かを撮る人のケツを撮る
ってのをシリーズ化しようという馬鹿話しになっている


このセンスを和泉さんと僕は面白がっているが
中村氏はクールなまま乗ってこない


和泉さんと中村さんが盛り上がり
僕は全く参加しないパターンもあり

中村さんと僕で静かに盛り上がり
和泉さんが入って来ないというバージョンもある

この3人は多分トライアングルのバランスが良いのだろう
放っておいても力関係の均衡が予想以上に保たれているようなのだ




18時半
東名三好通過
あと280キロ







明日の川口はどんな音になるのかな…


金沢では自分の内側から思い切って押し出せたから
もうマインドの出口は非日常的にまで全開になってるはず


これ以上開くとちょっと危ないかもなぁ…

金沢でも脈絡なく演奏中に涙腺が緩みそうになった場面があったから

涙腺が緩むと
良い意味での演奏の緊張も崩れちゃうから


いや…
涙腺が緩もうが毛穴が開こうが鼻水が垂れようが
やっぱり行けるとこまで行ってみようかしら…

悲しい酒を
涙を流しながら歌いきる美空ひばりの領域まで目指して

あんな風にまで演じられたらどんな感覚が味わえるんだろう


世界に素晴らしいギタリストは沢山いるけど
切ないバラードなんかを涙を流しながら歌いきるギタリストは見たことないから
一人くらい居てもいいかも


でもなぁ…

やっぱり涙を流すのは良くないかもなぁ



演者が先に泣いたのでは
せっかく泣けそうになっているリスナーをシラフに引き戻してしまうよなぁ


やっぱり

涙が出口ギリギリのとこまで溢れかけた状態で
微笑む気持ちで奏でるのが一番かなぁ




人間同士は自然に共鳴し合う生き物だから

誰かが泣いていればもらい泣きし
誰かが笑ってればつられて笑ってしまう

誰かが怒りを発すれば
傷つけられることを恐れる自己防衛本能が過剰に働きだし
自分も怒りのモードに引き込まれる

何にしても共鳴し合う



傷付いた時
上手く泣くことさえ出来たなら
人は怒りを抱かずに済む

上手く泣けたら
それはもう笑えたことと同じだから


僕は自分の音楽で
泣くという感情を一番に扱いたいと思ってるのかもしれない


もう少し煎じ詰めてってみたいな
リブラでも
僕なりに


上手に泣いた先に
命の讃歌を心から奏でてみたい

それを皆と共鳴し合いながら生きる力を増してゆきたい





19時半
今どの辺りだろうか…


この車の古いナビでは道の無いとこを飛んでるから
新東名の何処か

ナビにあと150キロと表示されてる


もう考えるのはやめて
クールダウンしてゆこう

一度綺麗にリセットして
明日また熱く演れるように























コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013/10/17// 金沢 もっきりや

2013-10-18 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

今日は2回目となる金沢もっきりやさん

夕べのうちに名古屋から金沢に移動しました
午前2時過ぎに到着



FBやブログなどで頂いたコメントを嬉しく拝見して
自分も後記を書いてから朝方4時過ぎに眠りました




いきなりな話しですが


相手が…
右から来るか
左から来るか…
後ろからか…
と思いきや全力で真正面からぶつかって来るか
人生も人間関係もわからない
(喧嘩の話しではないです人が関わる、という観点の話し)

演奏も全く同じだな
と考えながらのんびり支度してました


だから
自己仕込みするとか練習するっていうのは
アンサンブルする相手がどの方角からどんな強弱で来ても
自己主張合戦のバトルになるのではなく
協調的に平和的に生産的に受けて返す用意をしておくってこと

そういうことだったよな、風邪引いてて忘れてたけど

体調がだいぶ戻って来た中で考えてました

考えてるうち
出かける時間



ホテル出発
そしてすぐに到着

2回目のもっきりやさん

初めての会場は少なくなってきて
どの会場も2回目3回目になってきました




「マスター お久しぶりです」と小さく声をかけるとニコッと挨拶を返してくれて嬉しい


岐阜も名古屋も2回目3回目で覚えてていただいて「また来ました(^^)」
ってリラックスして振る舞えたのが嬉しかった


黙々と自分の足回りを組みながらさっき思い出したことを反芻してました




体調不良のことを書いたのでご心配をおかけしてしまった部分もあったみたいで申し訳なかったのですが
僕はこんな風に考えてます


音楽ビジネスに於いては音楽と元気が一組みたいに扱われたりしがちだけど
それはむしろ音楽の力の可能性を狭めるし
音楽で元気になれないとこまで弱ってる人は
置いてかれてしまう


音楽で心が動く
というのは
決して元気じゃなくても十分に動くのだし
心が固まらなければ人は自力で幸せに向かう力を持っているから


今回僕は劣悪な体調の中で
どれだけオーディエンスの心を動かすことが出来るか挑戦したかったんでしょうね

人間は気持ちさえ負けなければ身体が駄目になっても相手に必ず届く
と証明したかったんですね

きっと自分がこの人生を終える時のために
そして
大切な誰かがこの人生を終える時に
動かなくなった身体から発する僅かな愛の信号も見落したくないから


そんな一連のことを
記し残したかったから
わざわざ体調不良を記したんだと思います


今日という一度しかない時間の中で一度しか会わない人たちと今日のこの会場で
自分の体調がどんなふうで
相方である和泉さんの状態がどんなでも
何がどう転んでも
全てを平和的に受けるためだけに今日はリハーサルをした



そして僕は今日は
胃袋をひっくり返してお見せするようなプレイが出来たと思います

演奏が荒い場面も多々ありましたが
いろんな人間模様を描けたライブだったと思えます

ミスや乱れは悔しいんだけど
その気持ちはまた未来の演奏に生かします





打ち上げでマスターが
リブラでカバー曲として取り上げてみたら良いのでは
という曲を数曲教えてくださいました

それはどれも革命の歌でした

歴史の中で乱れた国が平和に向かって革命を起こす時に皆で歌った革命歌
世界のいろんな国で
美しい平和の讃歌があることを教えていただいたわけですが
今日のリブラの選曲に
反戦歌など一曲も入ってないわけで
ホロ酔いのマスターが
何故リブラに平和の讃歌を取り上げてみては?
と提示してくれたか

それは今日のリブラの演奏の言霊の中に
そういうスピリットを感じたからだと
僕は勝手に解釈したのです


8月のツアーまででは見えなかった可能性が1つ
見えた瞬間でした


具体的に革命歌を取り上げるかはわかりませんが 1ヶ月前には見えなかったものが見えてくる

こんな風にこのユニットの未来を切り開いてゆけたらと思います


肌寒い中
足を運んでくださったお客様
そしてもっきりやさん
ありがとうございました







そうそう

これも平和的な1スナップ


本番直前の和泉さんのオマケ画像

窓越しの猫ちゃんを撮るひろたかくんを撮りました

詳しくは和泉さんのツイッターにアップされますので























コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013/10/16//名古屋 Doxy

2013-10-17 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

今日は秋ミニツアー2日目
名古屋ドキシーさん

ここ大阪のホテルに2連泊していたのだけど
ずっと隠っていたので出かける30分前に初めてカーテン開けました



台風は北へ通り過ぎたみたいで
楽器搬入もあるし
雨が降ってなくて助かりました


11時
厚い曇の中
名古屋に向けて出発



2連泊の間に十分な睡眠とかなり仕込みも捗りました
これで少しは後手にまわっていたペースを取り戻せそう


生楽器の演奏の怖さは
ギミックが全く通用しないとこです
それが醍醐味でもあるけど
体調や精神状態が良くないと音の張りに顕著に出ちゃうし
ホントにシビア




出発してすぐ眠気が…

十分に眠ったはずなんだけどな…

むしろ体がリラックスしたから
いくらでも眠り続けてしまいそうな…

あぁ…

寝ちゃう…






いつの間に眠りに落ちていたようで
気付くと12時45分
大津SA


カツ丼で勝機を呼び寄せ
ぶ厚かった雲から晴れ間も見え始めた






カツ丼をハフハフ食べながら
「青空って本当に気持ちが晴れますよね」
と和泉さん

「全くです」
と僕もハフハフ答えた



13時15分
再出発

すすきの高速をひた走る





しばらく走ると雨
( ̄▽ ̄;)
せっかく晴れ間が出たのに…



また晴れ間が出て
そして天気雨



そこからピーカンになって
名阪 鈴鹿辺りで大きな虹が出た




だいぶ横風に煽られてはいますが
最終的にはパリッと晴れ上がりました



14時15分
会場まで35キロ



今日のプチお気に入りの幾何学的風景
こういうのに惹かれちゃうんです







14時半
名古屋西で高速を降りる会場まで9キロ















15時
会場着





結構開場ギリギリまでリハをしました

リハの途中で和泉さん
「やっとデュオリブラのモードに戻ってきたよ」と

Tスクエア35周年の大会場大編成大音量2本が秋リブラと重なって交互に本番だったから
切り替えも大変だったでしょうね

僕は本番まで
いつものように練習用ギターを触って過ごしました



そして5分押しで本番

最初の曲
新曲でまだ2回目なんだけど良い感じにサウンドしてきました


リブラというユニットは リズム隊が居ないDuoだから
リズム曲を良い感じに演奏するのは難しい面があるのですが
二人の音が上手く溶け合ってサウンドしたり
リズムの揺らぎまでピッタリ合ったりすると
この上なく幸せを感じられるんです


でもそれはとても繊細な作業なので
1ヶ月開いて久しぶりなので
勘を取り戻すのに少し苦労してましたが
ミニツアー二日目の今日はだいぶお互いに勘が戻って来てるのを感じました


これがバッチリにまでなると
曲の緩急を二人揃ってピッタリ作れるから
力が二倍というより
二乗になるんです

もうこれは音楽を越えて人間関係の縮図のようにまで感じます

他人同士が力を合わせて大きな仕事をするような

1+1が2ではなく
3にも4にもなるような良い関わり

明日はもっとそこが増えるように目指します



演奏がもう1つ2つ
そのピッタリまで達せられなかった曲は
もう悔しくて悔しくて…

だってピッタリになったら
奏でてる側も客席側も
絶対双方共に凄く幸せだと思うから


今夜のうちに金沢まで250キロ移動します

そして明日は16時半まで自由行動なので
また出来る限りみっちり練習して
会場入りしたら和泉さんともまたみっちりリハをして
今日より更にパワーアップして臨みますので



足を運んでくださったお客様
ドキシーさん
ありがとうございました
次のドキシーさんは
クリスマスの曲を用意して12月12日に伺います

クリスマス曲やクリスマスに似合う曲を綺麗にアレンジしておきますので宜しければまた聴きにいらしてくださいませ



23時過ぎに金沢に向けて出発です


途中SAでトイレ休憩した時に
深夜で閑散としたフードコートに何気に立ち寄ると
ショーウインドーに凄い奴、発見


お子様ランチならぬ
デカMAX大人様ランチ

豚カツ×2
半分はカツカレー状態
コロッケ
メンチ
唐揚げ
ライスだけで600g
アメリカの旗が立って
2250円
3722キロカロリー



絶対に健康を害するのわかってるけど
ちょっと食べてみたい…

まぁ…大人様ランチは置いといて

リブラで活動してると
生きてる感じがします

良い演奏が出来た時も
イマイチだった時も
ちゃんと生きてる感じがします

だからこのユニットはもっともっと成長すると思います


自分を過度に大きく見せることもなく
過度に卑下することもなく
等身大の自分で誠実に奏で、育てたいと思っているので
どうぞ温かく見守ってやってください












コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013/10/14//岐阜 Island Cafe

2013-10-15 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


今日は約1ヶ月ぶりにリブラ
秋ツアー4本の初日
岐阜アイランドカフェさん


9月初旬にレコ発ツアー最終日が終わってからの僕は
レコーディングと名義の違う複数のライヴの準備にずっと追われながら過ごしているうち
疲労が溜まりに溜まって遂に体調を崩してしまってました

結石、ぎっくり腰、風邪、慢性腱鞘炎と体調不良のオンパレード^^;
爪が無事なのがまだ不幸中の幸い
(だいたい忙しい時に割るので...)


記憶容量を超えてるのか
予習しても予習しても曲が体に入っていってくれない
そんな中での久しぶりの秋リブラ初日

新曲を増やしての初日です
なんとか良い爪跡を残したい一心で挑みました



出発すると直に車中でも曲の予習...でも小1時間やったら車酔いして沈没


SAで昼食を摂った後、再度予習に挑戦
1時間ほど粘ってまた車酔いで沈没


お店に到着して開場時間に食い込むくらいリハしましたが
まだまだ足りない感じ


本番が近づいてくるとプレッシャーで逃げ出したくなった
こっそり2階の控え室から見える客席の片隅を様子見ながら
どうやって気持ちを整えるか考えてた


大丈夫と自分に言い聞かせてみたり
楽観的に考えてみたり
逆に息苦しくなるくらいシビアに神経を研ぎすませてみたり

でも今日はどれも役に立たなかったなぁ...


僕自身が納得出来るプレイと聴き手の耳が納得出来るプレイはどこなのか
僕は多分もう解ってるんですね

そのプレイが出るには
曲が体の一部のようになって
無意識にでも奏でられるくらいまで仕込まないとならないのだ

今回そこまで到達出来てないの感じてたから

あとはこういう時はもう
やるしかない

熱血馬鹿みたいに自分に思い込ませてステージ上がるしかないみたいです僕の場合は


で、本番

いい歳して怖かったなぁ本番が

そして同時に楽しかった

わかりますかね?この感じ



攻めて転けてまた攻めてまた転ける

何度転けても必ず最後は
攻める
で締めくくる


本番終わって
細かいことはちょこちょこあったけど
お客さんとかプロデューサー中村さんとかの感想は良かったって言ってもらえたので
なんとか初日が出たみたいで本当にホッとしてます

本番手前も本番中も
ずっと葛藤しながら攻めた甲斐がありました



足を運んでいただいたお客様
そしてアイランドカフェさん
ありがとうございました






合わせて
このところ最近のライヴも後記を書けなかったので
この場を借りて…
kaolune Cafe
大地穂さん
叶たかしさんのライヴに足を運んでくださったお客様
御礼が遅くなりましたがありがとうございました


岐阜終わりで大阪に移動です



明けて明日
5日は和泉さんはTスクエア35周年の大阪公演に出演されます

観に行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか
楽しんでくださいね


僕は1日オフなのでホテルで1日ゆっくり体を休めながら
名古屋に向けて再度リブラの曲をじっくり自己仕込みしようと思います


良い音を名古屋に持って行きますので楽しみにしてくださいね











そうだ

今日のお客様の一人から言われた事

僕のギターから
William Ackerman

Richard Clayderman
と時々
Keith Jarret
を感じた


そんな力量は無いので褒められ過ぎなのですが
この3人の音楽のスタンスに僕は共鳴してるので
その意味で嬉しかった

しかし...

改めて
すご過ぎる...
Keith Jarret




















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする