Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2013/7/13// 館林/西の洞

2013-07-14 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


チェックアウトが10時と思って
いつも通りに2時間前に起床
夕べは打ち上げから帰って気絶するように眠ってしまったみたい


やっぱり食べに行かなかった一杯のかけそば朝食券


起きて湯船に浸かって体をほぐしたり
支度をしながら
昨日携帯に書き溜めたメモと写真をパソコンに移しながら
長野の後記をアップした

写真の多いこと多いこと
昨日は妙義山周辺の景観に
だいぶ反応したみたいですね 僕


マネージャー氏からメールが来てチェックアウトが11時に変更に

そのお陰で出発前に膨大な量の後記をギリギリアップ出来た


11時過ぎに出発


ここ長野市から館林までは近いので近場で昼食をとることに






今朝もまだご一緒させていただいてる主催者さんに連れてっていただいて
REST BAR Westというお店に立ち寄った








このお店は
和泉さんがたまに参加するピンクボンゴさんがライブをやったお店だそうで
元々ピンクボンゴさんのファンである主催者さんが
今回はリブラにも長野での演奏の場を作ってくださった旨を
マネージャー氏から聞きました
本当に感謝です


長野でも沢山の人に聴いてもらえるよう頑張って成長したいです

が…
ふとこんなイメージが浮かんで可笑しくなりました

巨大野外イベントで
癒し系のリブラの静かな演奏が奏で繰り広げられ
3万人余のお客さんが目を瞑って静か~に聴いている…
しかも
ヨガのポーズで...


これは怪しげな集会のようで非常~に怪しいですよ


リブラはやはり コンパクト目な空間で
カフェライヴ
アフタヌーンライヴ
みたいな感じが似合う気がしまする


主催者さんが
REST BAR Westさんの店内で「Duo LIBRA a dedicashion」を流してくださった

和泉さんが小さな声で言う
「久しぶりで聴いちゃったなぁ...これ」


「僕も久しぶりですよ」

和泉氏
「いやね、録音してから5年くらい経つと、やっと聴けるんだよ
5年前の自分はまだ未熟だったけど頑張ってたよな...みたいに
やっと客観的に受け止められるんだ」


「え~?ほんとですか?
僕も全く同じ
録音してから5年くらい経たないと自分のテイクを聴く勇気出ないです
でも録音した直後から何度も何度も繰り返し自分のテイクを聴き返すミュージシャンて居るでしょ?」

和泉氏
「やっぱりそういうミュージシャンて居ますかね?」


「僕の周りは結構多いと思いますよ
録音後すぐに聴き返せるタイプと聴き返せないタイプと
性格..というか
性質の違いなだけなんでしょうね」


なんて言いながら思った

和泉さんも僕と同じタイプで良かった

「自分が録音したものを聴き返せないとは何事かっ
自分の音に誇りが無いのかっ!」
みたいに怒る人じゃなくてホント良かった^^;

だって
音楽って
答えが出るまで追い込んで行けば行くほど
答えは遠退いて行くでしょ

精一杯弾いた自分のプレイが
良かったか悪かったかなんて
全く客観的にわからないんだもの





ところでここのお店


安い


盛りがいい


インターからすぐで便がいい


ところでこのサイドメニューの
「こぶたちゃん」
て何だろう…


主催者さんと話しながら
ゆっくり食事を採って14時出発

お世話になりました長野

いよいよ館林へ



僕は2回目になる
西ノ洞さん

前回
西ノ洞に出た時
僕はインフルエンザで39度の高熱だったんです

西ノ洞の造りって
演奏するフロアより客席が一層高く囲む感じなので
あまり視界にお客様が入ってこない感じなので
僕は集中しやすいお店

余談ですが
ミュージシャンが結構皆口を揃えて言う
意外とやりづらい
のが
お客様がリズムをとる足の動きが視界に入ってきてしまう時

惑わされちゃったりするんですよね


。。。。。。。


小雨です

14時半
会場まで150キロ




。。。。。











何故かトンネルの写真撮りたくなるみたい

トンネルフェチなのかな...僕




高圧電線にも反応する



そしてまたトンネル


橋にも反応


トンネル


高圧電線





って休む暇が無いやんけっ!






ナビ越しの…



トンネル…








ふ~…

本当にもう休もう…


...


ナビ越しの...


古い
トンネル





あぁ…

誰か僕を
止めて…




。。。。。

15時15分

昨日も通った妙義山の辺りの山並み
やっぱり奇異な形ですな




マネージャー中村氏が
ボソッと呟く
「こちら側
北側から見るのが裏妙義というらしいです
以前南側から妙義山に登ったことがあったんですが
かなり頂上の近くまで行けるんです」

「ふ~ん
高いとこ平気なんだ…」 と和泉氏


「山頂近くに着いて半日くらいそこに居たことがあります
あまりにも平和な空気だったので」
と言いながらキャッキャッと小さく笑ったマネージャー氏が平和そのものであった


15時半
高崎市に入る
会場まで68キロ


到着までメモるのを止めて本当に休むことにした



。。。。
。。。
。。

。。
。。。
。。。。





16時25分
高速を降りた
会場まで4キロ

雨はとりあえず止んでるから良かった




16時35分
会場まで僅か





到着です





今日はインフルエンザじゃないから頑張れるぞ

だって平熱だもの

前回インフルで39度あって
まずまずの良い演奏が出来たのだから
今日はもう
大リーグボール養成ギプスを外した星飛雄馬状態ですよ^^

消える魔球的な演奏を繰り広げられるはず
とか
考えてるうちに
ちょっとプレッシャーになり始め...

いかんいかん
調子に乗ってはいけませんね

演奏は常に真摯に
でなければ
ホントにすぐ
音楽の神様は僕らを見放しますから


。。。。。。






念入りにリハーサルをして
一番難易度の高い新曲をさらって
今日は本番でやることになりました



リハーサルでは
スピーカーの位置や音量バランス
自分の座る位置や向きを試して
マネージャー氏に客席で聴いてもらって
バランスの意見を聞いて 何度も微調整しました



会場に着く最後の1時間くらい車の中で
ツボ圧し棒で首筋や腕をグリグリ圧していたので
脳に血が巡って腕の張った筋肉が解れたみたい

今日は演奏で攻めることが出来そうです





。。。。。
。。。。
。。。
。。

。。
。。。
。。。。
。。。。。




一部終わって

今日は良い
とても良い
自分としては


一度紡ぎ出された音はもう自分の物じゃないから
良いか良くないかは聴いてくださる方が判断してくださることだけど
でも
今日は良い


休み時間に客席の端っこに座って休んでるのですが
後ろのカウンターのお客様が褒めてくださってる 声が聞こえてきて嬉しい
二部も波に乗れそう

弾いたニュアンスは全部伝わってると感じられてるので
安心して曲に入り込むことが出来ます

曲の中で揺れながら泳いでれば良いだけ

こういう最良の環境もなかなか遭遇出来ないから大切に味わいながら奏でよう


。。。



二部も良い状態で終了です




入り込み過ぎて
普段やらないところで目を瞑って
半ポジション間違えたりフッとフレーズをロストした場面もあったが
それらも含め何もかもが「音楽するの中」で起こっていたことに感じられる







聴いてくださったお客様
西ノ洞さん

ありがとうございました





機材をフラフラ積み込んでご挨拶して車に乗り込んで走り出したら
緊張が弛みだし虚脱状態になった

口が閉まらない

阿呆みたいに口を半開きにしながら東京に帰ります

頭ん中はいい感じに真っ白


昨日の葛藤は今日の力になる…







コメント (3)
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