Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2013/7/12//長野/柿の木カフェ・パーシモン

2013-07-13 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

リブラレコ発ツアー後半戦の1日目

今日は長野パーシモンさん

HPで見ると
太陽光がふんだんに取り込まれた明るい白壁の室内と
窓からはいい感じに緑が見える
南仏の白い石の家を連想させるような素敵な佇まいで
その空間で演奏するのが楽しみです


6月の長いツアーが終わって
酷い肩凝りが残った、というより今思い返せば…
夜中にも起きてしまうくらいの肩の痛みがなかなか治らなかったのは
狭い車中での長距離移動でエコノミック症候群になりかけていたのではないか
とか...
ーー;

前半ラストの江ノ島を終えて
僕的には燃え尽きて
空っぽになって
確か1日か2日休んですぐに譜面を作り初めたんだった

休んだといっても肩の痛みで夜中に起きてしまったりしていたから
体力回復はあまり出来てないまま
3つの違うライブの譜面を作って3つのリハーサルに行き
2つの本番をして
その合間に6曲レコーディングして
リブラの新曲譜面を3曲書いた

そうそう
そしてフェイスブックも始めたんだった


やってもやっても自分が後手に回ってるような気がして
なんとなくジリジリ焦る気持ちもあったけど
こうして今落ち着いて考えてみれば
消化しなきゃならない量が過多だったんだということを
客観的に把握出来てなかっただけかも


自分が力不足だと思い込んで
無駄に自分を責めないようにしてあげようと思う
結構人って(僕だけかもだけど)
自分が一番自分を乱暴に扱うとこある気がするから…


昨日の昼間はレコーディングに時間を取られてしまったから
リブラのリハで新曲の曲構成がだいぶ変わったりしたのを
夜になってから書き直していたら結局明け方になってしまった

ホントはプレイの方をみっちり個人練習したかったのだが…


今日は12時頃
和泉さんマネージャーさん僕の3人は合流して
機材を積み込み出発したが2時間渋滞の都内を走り続け
まだ練馬から関越道に乗れてない

ナビが示すの到着予定時間は開場時間ギリギリになっていた
まあ関越道に乗れば巻き返すだろうけど




譜面書き直しに時間を取られプレイの自己練が不十分に感じてる僕は
助手席でサイレントギターでおさらいしようか
それとも睡眠不足を補うために仮眠しようか迷ったが
結局心配性の僕は譜面を広げてエアーギターでおさらいをしてるうちに
眠ってしまっていたようだ

14時20分
漸く関越道に乗った





長野方面での演奏は初めてだから
今日は今まで入ったことのないサービスエリアで食事が出来るかな
なんて思ってたけど
遅れを巻き返すために
マネージャー中村氏は
とにかく行けるとこまで行ってしまうだろう

長野まで約200キロ

お腹空いた…



。。。。




ふと助手席側のサイドミラーに映った自分の顔が目に入る
6月のツアーの時より歳を取ったように感じる

疲れて老け込んだのではなく
責任感が増したような顔に見える

ずっとフリーのミュージシャンで来たから
急にリブラで毎月沢山演奏する環境になったことから責任感が育ってるのかしら
大人になっちゃうのかな…僕ちん



いや...
結構疲れて追いつめられた表情になってるかもな...



。。。





もう食べる時間無いと思ってたけど上里サービスエリアで食事休憩にありつけた
ラッキー

ぬるい味噌ラーメン

ラーメン屋とか中華料理屋じゃない場所で食べるとだいたいぬるい
多分厨房の火力が弱いんだよね






15時25分
上里を出発してすぐ
上信越道に乗る
会場まで130キロ




間もなく下仁田通過
トロトロに溶けかけた下仁田ネギの入った鍋を食べたい







「今日は浅間山が全然見えないな…」
と中村氏がボソッと呟く



「もう少し行くと左に妙義山が見えます」
と続ける



「もう少し行くと
富岡製紙場を世界遺産にしよう
という看板が出てきますが
多分…まぁ無理でしょうね」と
ボソボソ独演会を続ける

国内外沢山の各地に赴いて来た氏のボソボソ独演会を聞くともなしに聞くのは僕は好きだ

後部席で和泉さんのアクビ



長閑




。。。。




「私は上信越道の景色が一番好きですね」
と中村氏がまたボソッと言う









徐々に近づいてきた妙義山

こんな形の山並み
他で見たことないです




























スプラッシュマウンテンか...
。。;









































16時35分
会場まで15キロ





到着予定17時
開場18時だから
着いたらバタバタだな…

そろそろ本番モードになっていこう





。。。。

到着

今回の主催者さんたちが出迎えてくださって
搬入まで手伝っていただき恐縮です

お店も綺麗です








ばたばたセッティング

もう一つ音環境が定まらないまま開場時間

楽屋に入りサイレントギターでウォーミングアップをするが
軽い夏バテみたいにクラクラしてる

やれるかな...本番

やるしかない


。。。


本番開始


今日は新しいスピーカーシステムを使ったからか、しばらく間が空いたからか
一部はあと1ミリ2ミリ音が混じらなくて
自分の中では脂汗をかきながら格闘が続いた

以前も何処かの会場でこんなことがあったな…


1部と2部の間の休憩で 和泉さんに相談

ミキサーでギターを1ミリ上げてみようか


そして2部はだいぶやり易くなった

こんなことも以前何処かの会場であった


こういった自分にとっての音環境作りの微妙なとこまでのせめぎ合いは
普段一緒に行動してるマネージャー氏にも理解出来ない領域なようだ

ただ救われるのは
一緒に奏でている和泉さんだけは100%わかってくれている

だから安心して一緒に闘えるのだ


。。。



僕はずっと葛藤し続けた本番だったけど
無事終了です

与えられた環境の中で
出来るだけのことをした
それが次に繋がるための誠実なのだから
僕は満足とずっしりとした疲労の両方を味わってました





今回の主催者の方達と記念撮影

右から丸山さん 中村さん 寺嶋さん
ありがとうございました
こういう場を作っていただき心から感謝しています




パーシモンさんお世話になりありがとうございました



そして足を運んでくださったお客様
ありがとうございました
心よりお礼申し上げます




。。。。


主催者さんが打ち上げを用意してくださいました

ホテルにチェックインして
すぐ出



夜の街へ














そしてここに入りました



ここのマスターは
今回の主催者の一人である丸山さんとトリオのバンドやってるんだそうで
丸山さんはジミヘンのTシャツ着てるし
バンド名がブードゥーチルドレンですと

イカしてます


音楽が人の人生に食い込む深さは凄いものがありますね
楽しそうに語られる主催者さんたちの音楽話を聞きながら
そんなことを考えてました

その話はいずれまた



ホテルに帰るとシブイ朝食券



多分朝起きれないだろうな...





コメント (1)
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