Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2012/11/30 bgmer5

2012-11-26 | 過去のスケジュール記録


30日(金)

Cafe black A




Cafeの営業時間
11:30-15:00 17:00-22:00
(15:00~17:00は一旦closeになります)

営業時間の中の
(昼の部)12:30くらいからと
(夜の部)18:00くらいからの2回
それぞれ数時間
BGMくらいの音量でギターの独奏をします

通常のCafeのメニューの料金だけで
ミュージックチャージはかかりません

お時間のある方は是非お越し下さいね




。。。



今月はこの30日で5回目になります
Cafe black AでのBGM演奏


昼の部は、開けた扉から入って来る外の光と
ギターの音がリンクするような感じがして
ちょっと...公園のベンチで弾いてるみたいな感じが
僕はします

雨の日もありましたが
雨は雨でしっとりとした静かな時間が流れていました


夜の部は店内の照明を落として
間接照明やキャンドルが灯ったりするので
何時間でも居てしまえるような空間になるみたい

僕自身も夜の部は特に演奏に入り込んでしまうみたいです

4回目の24日の夜の部は
18時から22時近くまでほとんどずっと弾いていました

多分30日も
昼は2時間半くらい
夜は4時間近く弾いてると思います


ライブではないので
好きにお喋りしてくださって結構ですし
もちろん聴いてくださっても嬉しいですし


お一人でいらっしゃって
本を読んだり聴いたり過ごしてくださる方
お友達や親子でいらっしゃって
お喋りしたり時に音に耳を澄ませたりする方

僕は密かに嬉しいと思ってるのは
皆さんが何時間も席を立たずに過ごしてくださることです


自分が長年こだわって培ってきたギターの音色が
どんな風に過ごしてる人にもスッと寄り添って
何時間でもそこに居ることを許されているような
そういう種類の幸せを僕は感じています

自分の活動としては
このスタンスで演奏するのが
今は一番しっくりきてるみたいです


他の仕事が入らない時に
Cafe black Aに来てのんびりBGMを弾いてく..
そんな緩いスタンスで
もうしばらく続けてみたいと思っています

今月はチャージ無しでお試し期間みたいにやりましたが
自分のソロ活動で儲からなくてもいいのですが
足代くらいは欲しいので
来月から1コイン500円くらいのチャージを設定してみるかもしれません
まだ考え中ですが...


クリスマスの曲なんかも選曲に加えながら
来月もまた出来そうな日に
何日かやれたら、と思っています







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年忘れ! 大好評アルコール公演!28日(金)~カナフ・シネマ・パラダイス~

2012-11-23 | 過去のスケジュール記録


年忘れ! 大好評アルコール公演!
12/28日(金)~カナフ・シネマ・パラダイス~




17:00 open 18:30  start
¥5,000 (プラス1ドリンク ¥500)

今年の夏、六本木を笑いと涙と感動の世界に無理やり引き込んだオカマショーがカナフにやって来ます! 
オカマバー「パラダイス」のママ、たか子(叶高・カナフオーナー)・
バスバリトンのバタフライ(宇野徹哉)・
チーフのバラちゃん(榊原長紀gt)・ヘルプのコバヤシくん(小林真人piano)
が繰り広げるシネマ・パラダイス! 
「慕情」から「パイレーツ・オブ・カリビアン」まで・・・演奏は真面目に!お話はふざけまくり! 


たか子より~
さぁ!今年最後の「パラダイス」の営業よ、はじけるわよ~~!あなたの今年の思い出にちゅ~~~っ!!
あはは、うふっ!



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徒然

2012-11-19 | ギターの栄養

哲学は真理を追及する学問で
人間はそこを追及しないではいられないが
永遠に答えの出ない学問だから
時に息苦しくなる

息苦しさの是非を問い出せばまた
息苦しさの哲学が始まってしまう


こんなループを脱するために
皮肉なことにまた
ある哲学者の言葉に依存する



「肉体は成長し、成熟し、老衰して死んでゆく。
ただ一回だけ。
だから本当の愛も唯一つしかない。
それにすべてを注ぎ尽くすことのできた人は幸福である。
唯一つと言ったが、本当の人生を生きる人間にとって、
愛は一つ以上あってはかえって余計で、
愛そのものを破壊してしまうのだ。
しかしその唯一つはどうしてもなければ、
その人の全人生は他に何があっても「無意味」なのだ。
その代りそれ一つがあれば、
他に何もなくても全部的に充実しているのだ。」







人間とは...

命とは...



全く不可解なものである




そして...



愛すべきものでもある



...






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俯瞰

2012-11-19 | ギターの栄養


僕は自分が自分の主観に囚われてしまった時
こんな物を頼りに俯瞰を取り戻してみてます


地球の誕生から現在まで 1

地球の誕生から現在まで 2

地球の誕生から現在まで 3

地球の誕生から現在まで 4

地球の誕生から現在まで 5

地球の誕生から現在まで 6

地球の誕生から現在まで 7

地球の誕生から現在まで 8

地球の誕生から現在まで 9

地球の誕生から現在まで 10

地球の誕生から現在まで 11

地球の誕生から現在まで 12

地球の誕生から現在まで 13

地球の誕生から現在まで 14

地球の誕生から現在まで 15

地球の誕生から現在まで 16

地球の誕生から現在まで 17

地球の誕生から現在まで 18

地球の誕生から現在まで 19

地球の誕生から現在まで 20

地球の誕生から現在まで 21

地球の誕生から現在まで 22

地球の誕生から現在まで 23

地球の誕生から現在まで 24

地球の誕生から現在まで 25

地球の誕生から現在まで 26

地球の誕生から現在まで 27

地球の誕生から現在まで 28

地球の誕生から現在まで 29

地球の誕生から現在まで 30



。。。。。。

そして…


人類消滅後の地球 LIFE AFTER PEOPLE①

人類消滅後の地球 LIFE AFTER PEOPLE②





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2012/11/29 大地 穂

2012-11-18 | 過去のスケジュール記録




大地 穂
@
赤坂グラフィティ

出演
vo:大地 穂
ag:榊原 長紀
wb:山崎 洋


タイバンあり


僕らの出番は21時からです





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bgmer3の後記

2012-11-18 | 過去のライブ後記



cafe blackAにBGMを奏でに行く企画の3回目をやらせていただきました

昼の部
12時あたりから14時半くらいまでと
夜の部
19時過ぎから22時近くまで
通算5時間以上の演奏時間になりました

cafeの扉を開け
雨の音や街の音を感じながら
長い長い時間お喋りもせず演奏しました





普通にコンサートをすると
自分の演奏力で、お客様を30分間飽きさせないでいられるだろうか
と必死になる自分がいます

でも不思議にこの生BGMという形は
2時間でも3時間でも
お客様も僕も
お互い飽きることもなくゆっくりと時が過ぎてゆく


こういう演奏体験をさせていただきながら
いろんなことを感じていろんなことを考えます





生活音と隣り合わせに居ながら
それでいてゆっくり流れる時間というものは
意識的に手に入れようとしてもなかなか難しい


無音の空間では人はかえって落ちつかない
だから
心を逆撫でしない音がささやかに鳴っていることで
何時間もの時を飽きることなく過ごせるのではないかと思います

たとえば...
それは僕のギターじゃなくても
ふと耳に入った雀の鳴き声や
公園に響く子供の遊ぶ声なんかでも同じなんだと思います

ただそれは必ず
命の歓びを歌う音でなければならない

そして雀はずっと僕らの耳元で唄い続けてはくれませんし
どんなに愛しい子供の声が聞こえていても
車にひかれないか、誘拐されないかと心配で
大人はとてものんびりは出来ない








生演奏のBGMは
その辺りにス~ッと自然に寄り添える気がします


1音1音に心の襞が見え隠れしながら
決して現実の自分が煩わされない存在


静寂を得るために山深く分け入ったり
人と関わらず孤独に引き蘢るのではなく
ささやかな音と静かに関わりながら束の間過ごして
元気を取り戻し
皆でまた明日から生きてゆく

そのための
ほんの少しの力になれたとしたら
僕はそれで十分...




自分のギターがこの先に
まだ何が出来るのか
いろいろ考えてみたいと思います













音楽は無限に横たわる時間を任意に切り取る芸術です


宇宙の営みは巨大過ぎて
僕にはただ漠然としか感じられない

奏でる、ということは
その巨大な流れに
もう少し細かく句読点を入れて
宇宙というストーリーを
もう少し読みやすい文章に整えてゆく作業だと思います


その中でも独奏という形態は
どこに句読点を置いても構わない

無限にある選択肢の中から瞬間瞬間
本能的に選び取ったポイントに句読点を差し込んでゆける

更に、生BGMという形態が
奏者とオーディエンスの両方の自由度を上げてくれる

そういう自由を与えられた時に初めて
自分が自分に何らかの固定概念を強いていたことに気付いて
愕然としたりもします


恐る恐る自由への第1歩を爪弾き
その後の音は
少し歩いては立ち止まってみたり
小走りしてみたり
一度進んだ道を逆戻ってもう1度歩きなおしてみたりと
与えられた自由を少しずつ使いこなしてゆく


巨大過ぎて漠然としか感じられなかった流れに
こんなふうに刻みが入れられて初めて
僕は
時が流れていたことに改めて気付き
流れ去った時が
二度と戻らないことを再認識する


...



そして
そんなことから人生を慈しむ心が育ち
育つにつれ
この世に「否定」ほど悲しいものはないと
少しずつだけど確実に気付いてゆく自分がいる...


そんなことを
感じたりしてます







外の雨を眺めながら過ごしてくださった方

ずっとこちらを眺めながら過ごしてくださった方

本とか雑誌を片手に聴くともなしに聴きながら過ごしてくださった方

外に漏れていた音を聴いて立ち止まり
そして入店してずっと聴いてくださった方

お友達とお喋りしながら過ごしてくださった方

それから奏でた僕自身も



僕と僕の音楽は
その誰もを愛せていると思います


音楽の神様に守られながら










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bgmer3と4 と bgmer2の後記

2012-11-15 | 過去のスケジュール記録


bgmer3
11月17日(土)
bgmer4
11月24日(土)

Cafe blackA

演奏時間は
ランチタイムの
12時半前後から
一時間前後

あと
土曜日は夜まで営業するようなので
夜の演奏も考えています



blackAのHPでは開店時間は 11:30-15:00と
一回閉めて夜の部を17:00-22:00
と設定しているようです

bgmの夜の演奏時間や回数はまだ未定ですが
もう少ししたら決めて告知出来るかな、と思います
早めにわからないと予定がたたないという方は
blackAに気軽に問い合わせてみてくださいね
TEL:03-6659-3939

ぶっちゃけるとbgm演奏の時間設定は今もまだお店と僕で模索中で
オーダーをとる前から演奏が始っていた方が良いのか
料理が出揃ってから始めた方が良いのか
演奏時間は30分くらいの短めが良いのか
1時間くらいが適当なのか
それともお客様がトランス状態になるくらいまで
エンドレスで演奏し続ける...なんていうのが良いのか
(この最後のはちょっとアブノーマルな僕だけの意見ですが...)
もしくは、もっとラフに待機してて
お客様の入り具合で始めてみたら...?
などなど...
1回やっては感触を頼りに次の形を微調整していってます


ボジョレー・ヌーボー解禁で
blackAでも15,16,17の3日間開催されるようですので
17日もワインを飲みながらお過ごしいただけるようです


独奏のレパートリーが足りないから在る曲数のループになっちゃうけど
昼の光の中
そして夜の空気の中
きっとそれぞれ音の聴こえかたは違うでしょうから
お気に入りのCDをループして聴きながら、みたいに
過ごしていただけたら幸いです
(どんどん独奏の新曲が増やせるスキルがもっと僕にあれば...と自己嫌悪です)



。。。。。。


さて

2回のbgmerを終えての後記を...

ちょっと濃いかも...



blackAさんでbgmerをやるようになって
何となくは想像してもいたのですが...
想像以上に面白いものを感じ始めています

sololiveでお客様に聴くモードになっていただきながらの演奏と
BGMとして奏でる中で自由に過ごしていただくのとでは
似て異なるものが生まれて来るように感じます


他のアーチストとの合奏で激しいプレイをお見せする部分も
僕にはありますが
僕は自分からナチュラルに出て来るものは
多分、完璧にヒーリングミュージックなのだと思います

何も当たり障りの無いツルツルの音を出すのではなく
刺や毒や鋭角的な角が自分の中存在していることを十分知った上で
それを浄化してから音に託したい

音楽で気楽に発散して
その結果、浄化されました
というのではなく
音を発する手前で
必ずちゃんと浄化装置を通してから外に初めて出したい

浄化された音は聴き手に投げかけられながら
また自らにも返って来る

その清らかな音に自分自身が守ってもらわなければ
僕という情けないガラス細工は今頃粉々に壊れていただろうと...


ヒーリングミュージシャンになろうと目標を定めて精進してきたわけではなく
自分が納得する音を追求していたら
普通のギタリストさん達とはずいぶん離れた場所に来てしまってた...
ような気もしてるんです



sololiveというような形は
席に着かれたお客様は
迂闊にトイレにも立てませんし
お喋りも出来ない

音が心地良くて、もし眠くなったとしても
演奏者に失礼だと考えて必死で寝ないようにする


奏でる僕は
お客様にずいぶんな窮屈を強いている

それが僕にも返って来て
僕も窮屈になっていたりする...


じゃぁお前はいったいどうしたいのだ?
そんなこと考えてたらライブなんて出来ないじゃないか
そういう考えはお前の弱さから来るものだ
もっと気合いを入れて
リスナーをグワッと取り込めるようなガッツリした演奏しろ
と思う方もいらっしゃるでしょうね...


でも僕は、そのガッツリ気合いの入った音というのを
どうしてもうるさいと感じてしまう人間なので
一般論からでは答えは見付からない


だからほとんど誰にも相談せず
誰の意見も聞かず
感覚だけを頼りにほんの少しずつ
自分の理想の音環境を模索してく



BGMという形は
聴く側も奏でる側も自由にしてくれる

聴き手は演奏が終わっても拍手しなくっていい
物思いに耽ったままでいい

逆に自然に気持ちが拍手をしたくなったとしたら
してくださってもいいわけで
そこもまた自由


奏者も拍手を頂いたことに御礼の笑顔をしなくっていい
もちろん、頂いた拍手に嬉しさが込み上げて来たら微笑んでご挨拶すればいい

でも今奏でた曲と次ぎに奏でる曲の間も
音のイマジネーションの中に浸っていたかったら
そのままでもいい



2回目のbgmerをやってみて
BGMなんだけど
皆さん静かに聴きながら過ごしてくださってる

でも不思議なことにお喋りもしてらっしゃる


現代という時代や都会はまた特に
飽和の世界で
それを否と唱える人たちは沢山いらっしゃるけど

例えば
スローライフとかスローフードとか
オーガニックとか
エコとか

だけどミュージシャンで
とくにポピュラーのフィールドで
そこを作り出す人を僕は見たことがありません
(僕が無知なだけでどこかに沢山いらっしゃるのかもしれませんが...)


blackAさんはお店の快適空間と音の融合という角度から
いろいろ考えてらっしゃるでしょう

もちろん僕も一緒になって考えてみてます

でも僕はそれだけじゃないものを感じてます


blackAを切り離して考えても
このbgmerという形から生まれて来る心地良さは
今まで僕が演奏して来たどんなライブより勝る心地良さが確実に存在してる...


僕はこの心地良さを
この先の自分の音楽に取り込んでゆきたい


具体的にはどうすればいいのだろう...


まだぼやけていて答えはハッキリ見えないけど
進みたい方向だけは
こんなふうに感じられているようです




。。。。。


追加

そうそう

17日は夜の部
中川和泉ちゃんにも少しだけ歌っていただこうと思ってるんです



今cafeは彼女が一人で切り盛りしてるので
大変だと思うけど
強引に引っぱり出しちゃう



彼女はcafeの人間としては少し不安そうだけど
歌う間の数分間だけ
オーダー対応が遅れるだけだよ
誰もクレーム言わないよ

なかば強引に説得しちゃいました


お楽しみに


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今年の〆

2012-11-13 | 過去のスケジュール記録

12月30日(日)
西新井 Café Clair

開場17:00 開演18:00  前売3,000円、当日3,300円
03-3880-6645
和泉宏隆 (p) 榊原長紀 (g)


和泉さんの映画音楽のアルバムリリースと合わせて
duoのライブに呼んでいただくことになって
今年中としては12/8の六本木soft windからスタートして
12/30のここ西新井 Café Claiの2本で終了ですが
来年1月2月あたり
結構沢山、duoライブをさせていただくことになりそうです




映画音楽、大好き



今までは、なんといいますか
フュージョンミュージックとしての和泉さんワールドに
「難し~よ~。。。テンポが速くて弾けないよ~」などと
ヒーヒー言いながらなんとか着いて行ってた僕ですが
ちょっと切り込む角度が変わってきました


この方向にいってくれたら僕は幸せに近付いて来たな...


こっそりほくそ笑んでいるところ




語り過ぎず
美しいメロディーをただただ素朴に奏でる

呼吸を合わせて静かに静かに


...






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Stand By Me

2012-11-12 | ギターの栄養

土日、2日間
泊まりがけで茨城県土浦市のイベントに出演してきました

相棒はいつもの山ちゃんのベースとduoで


そのイベントで土浦ローガンズというバンドの方達とご一緒させて頂いたのですが

60歳平均くらいのそのメンバーの方達は
子供のまんま歳をとって
今でも少年のように音楽を楽しんでらっしゃいました

1日目が終わり
彼らが飲み会に招待してくださって

ローガンズのメンバーのタクちゃんさんのお宅に集合して
最初、僕は少し緊張してたのですが
まぁなんといいますか
次から次へと美味しい肴とお酒
そしてローガンズメンバーの爆笑パフォーマンスの連続で

気付いたら
こんな楽しい瞬間を記録に残さないのは勿体ない
と思って
携帯でパチパチ写真を撮っている自分がいました


抱腹絶倒のパフォーマンスのことや
酔ってお話ししたローガンズのメンバー、お一人お一人の
音楽に対する想いや葛藤

そういう人生の側面を書きたいんだけど
僕の描写力ではちょっと無理
書いたらむしろつまらなくなっちゃう


僕は今、52歳
人生でいろいろあったけど、まだヒヨッコ


ローガンズは平均60歳

僕よりそこそこ先輩

だけど僕よりもずっと少年達


こんな処にこんな少年達が
元気に生きていたんだなぁ


音楽の素敵さと
人間が生きることの素敵さと
両方を満喫した2日間でした



因みに
ローガンズっていうのは「老眼ズ」ってことみたいです

皆さん譜面はB4サイズで大きめにしてらっしゃいました

今はA4の僕もそのうちB4になるんだろうな



いたって内輪ウケ的な写真かもしれないけど
やっぱり記録に残しておきたいから
パシャパシャ撮った打ち上げの写真を載せちゃいます


人生の先輩達と死ぬほど笑って
そして自分より年上の皆さんのヒューマンなピュアに触れ
胸がキュンとなって少し涙した2日間でした



会場の風景




宿泊ホテルからは霞ヶ浦が見えてました


1日目の演奏が終わり
打ち上げ会場に向かう途中
見渡す限りの蓮根畑と夕日


メンバーのタクちゃんさんは1級建築士が本職だそうで
打ち上げ会場を提供してくださった彼のお宅に着いて
ご自分で造ったという
囲炉裏の部屋に通されてビックリ

上の写真は
左から順に
リーダー宮崎さん
サイドギター酒井さん
リードギターじゅんやさん
顔が隠れてるけどキーボード湯原さん

じゅんやさんは今は現役を離れてらっしゃるそうですが
かつてフォーリーブスのバックをなさってたそうです
「にっちもさっちもどーにもブルドーック」を弾いてらしたんですね
ジャニーズ、フォーリーブスのブルドックは
後にシブガキ隊の寿司食いねぇに繋がってゆく

僕が鼻垂れ小僧だった頃
日本の芸能の一端を担ったギタリストさんなんです

この方はとってもシャイでほとんど喋らないのですが
ヒシヒシと思いが伝わって来る方
そして涙が出るほど謙虚な方でした
ギタリスト同士にしかわからないかもしれないけど
心に残る素敵な素敵な方でした

真ん中は一番のヤンチャ坊主キーボーディスト湯原さんと
右はじゅんやさんに負けないくらいシャイなドラマー松永さん

飲み会の中でたった一言
ドラマー松永さんは僕に「カップラーメン食べますか?」と聞いてくださいました
その一言だけで気遣っていただいてることがビシビシ伝わって来ました

ヤンチャ坊主のキーボーディスト湯原さんは
「今はホテルマンなんかしてるけどオレは音楽が大好きなんですよ」と語って
僕を涙ぐませました
だけど煙草吸って高校中退の不良
そして一見穏やかに見えるであろう僕もほとんど似た人生
中学3年から煙草吸って
ギターばかり弾いて高校中退した人間

普段はおとなしくしまってある
「常識なんて糞喰らえ」のスイッチが
何だか入りそうな気配...





この家の主のタクちゃんさんは
「もう少ししたら女将が出て来るから」とか言ってて
奥様が出て来られるのかと思ってたら
御本人が被り物を被ってのパフォーマンスが始りました

因みにこの人はこの家の女将「マダムヤン」なんだそうです

「今日はよくおいでくださいました」とか演じてる

実はこの方は独身貴族

ついこの間
ご高齢の母上を看取ったばかりだと聞きました

この愛すべきアホな先輩1級建築士は
自宅にスタジオも造っちゃってて
見せていただくとスタジオの扉にはこんな貼り紙
(笑いにはとことん凝ってる)


そして僕の胸をキュンとさせるのは
スタジオの壁にメンバーの少年時代の写真が貼ってあったこと

左がリーダー、右がサイドギターの酒井さん
下の写真が1級建築士タクちゃんさん

そして
同級生の女の子と結婚した酒井さん



そしてこれが現在

左から順に
シャイなドラマー松永さん
腕白小僧キーボード湯原さん
気遣いとひょうきん者のリーダー、ベースの宮崎さん
真ん中は心を込めて歌うボーカル、鈴木輝美さん
後ろ側その右がサイドギター酒井さん(高齢者施設の理事長)
後ろ一番右が1級建築士、大和田琢磨さん(パーカツ&ギター&お笑い)
右前がリードギター増田順也さん

そしてもう一人
今回は女性ボーカルさんがいらっしゃったのですが
僕はお名前を覚えそびれました
すみません

彼女は多分、鈴木輝美さんより少し年下なのでしょう
輝美さんを「ねぇさん」として立てて
しっかり下を守ってらっしゃいました

縦横、男女
の支え合いが
しっかり築かれている素敵なバンドでした






1級建築士は自宅に檜風呂も造っちゃってました

「おい榊原くん、うちの檜風呂に入ってけよ」
と言われて
「じゃ、入らせてもらいます」


「榊原くん、風呂入ったら次はハイボールを飲まなきゃ」
と言われて
ビールからハイボールに切り替え

下の写真が現在の1級建築士

自宅に設置されたカラオケで夜なのに爆音で唱うローガンズ
都会育ちの僕は、なんて良い土地だと思いました

感心して聴いてる場合じゃなく
「榊原くん、ハイボールの次は1曲歌わなきゃ」
「いやいや...僕は歌は本当に音痴で...」
「関係無い関係ない、1曲歌えば済むから」
なんて圧されて
「ン~~~~...どうしよう...
じゃ僕が中学の時、ギターを始めるきっかけになったかぐや姫の曲でも」

赤提灯を歌いまして
その頃にはもう羞恥心も無くなりハッピーになってきました

囲炉裏の部屋から山ちゃんがリビングに連れて来られて
山ちゃんこの後すぐに潰れました


囲炉裏の部屋から続々とリビングに移動して来る面々
リーダーの宮崎さんがオカマのパフォーマンスで乱入

リーダーは
イベントで現場に入った時、一番最初に声をかけてくださった気遣いの人
こういうパフォーマンスも半分はご自分の楽しみ
そして半分は周りへのお気遣いだと思う


そして同級生の悪戯小僧二人組が狩人のあずさ2号をパフォーマンスし出す
大爆笑です

♪明日~私は旅に出ます~♪

♪8時ちょうどの~あずさ2号で~♪

♪私は私は私は私は...旅立ち~まっす~♪

リーダーそれマイクじゃないよ

あ~あ~
チーク踊り出しちゃったよ


イベンターさんも一緒になって歌い出して

この表情
子供のまんま


こらこら先輩、キッチョムの瓶持ってどこへ行く


はいはいマイクですね


イベントに飛び入り参加されたおじさまが
打ち上げでも「無法松の一生」を歌い出す



リーダー早速どこから持って来たのか
タケミツを持って登場
無法松に合わせて森の石松のパフォーマンス
「可愛い子分のテメェ達とも今宵限りの...」




と思ったら今度はソロバン
トニー谷かい!
いったい幾つネタ持ってるの?


と思ったら今度はカナダからの手紙を歌い出しよった
高齢者施設理事長サイドギター担当60歳酒井さんと輝美さん(彼女は僕より年下です)



こらこら
あんまり動くとピンとが合わないよ


だから...
動くなっちゅーに

あ~ぁ~
もう最高の表情です(脱帽)

と思いきやリーダー
今度は野口五郎の曲
そして物まね?
baby booのユースケくんが60歳になる頃はこんな風貌ではないかしら...)

ベルト外して
チャック開けて
Gパン下げて
又下を短くして
リーダーは熱唱

(野口五郎さんのファンの方、ごめんなさい)


笑って泣いて
この夜のスタンドバイミーは終了したのでした

勿論
次の日の現場では
仲良くワイワイかと思いきや
先輩達は(多分)飲み会でハシャギ疲れて意外とおとなしく


僕はといえば
野外演奏で指が冷えきって
言葉も発せずテント楽屋でマジにずっとウォーミングアップ

それそれの背負ったものをきちんとやるだけ

でも昨夜の酒盛り
あれは夢ではない
素敵な人生の輝きの1ページだった

良い出会いだった

また会えたらいいな




僕等のスタンドバイミー









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bgmer:2 と bgmer後記

2012-11-08 | 過去のスケジュール記録

2012/11/14(水)

bgmer:2

Cafe black A


Cafe black AにBGMを奏でに行きます


演奏時間
13:00くらいから

15:30くらいから
それぞれ30分ちょっとくらいかな...と予定しています


通常のCafeの飲食代のみで
ミュージックチャージはありません



詳細はもう少ししたらblack AのHPにもアップされますので



。。。。。。。。。。。。。




「bgmer」
っていうのは
どういうふうに発音するのか解らないけど
「BGMを奏でる人」という意味で
僕が勝手に作った造語です

なんて発音するのかな...



こうして文字で打ってるうちはいいけど

実際にお会いした人との会話に「bgmer」が出て来たら
何て発音しましょうか...


ぶぐまー  ?

びじまー   ??


どっちにしても滑稽な響きですが



さて
昨日、11/7(水)にCafe blackAで
このbgmerの第一回をやらせていただきました


演奏時間は12時から15時の間に休みながら
という告知をさせていただいてたのですが

12時から17時の閉店間際まで
ほぼぶっ続けで弾いてしまった
また(ある意味)やっちゃった僕
(多分、正味4時間くらい弾いてたのではないかと思われます)

何度も話題に出していますが
solo live の何回目かの時
本職でもないのに1時間も朗読しちゃったのと同じようなモードだったのかもなぁ...



でもこんなに長い時間
人前で演奏し続けてことって今まで無いので
昨日感じたことなど、ちょっと(実はそうとう長く)書き残しておきたいと思います




11時にお店に入り
演奏に心配性の僕は
自分が音に入り込める環境を整えてるうちに
(スピーカーを動かしたり音量の設定を調性したり指慣らしをしてるうちに)
すぐ開店時間

blackAの扉は開放されていて外の光が心地良い眩しさでした


気温が低い季節なので指先がなかなか温まらないので
なんとなくウォーミングアップしながら過ごしてるうちに
気付いたら顔見知りの方のお顔がひとつふたつ...

そして時間は12時

平日なのに聴きに来てくださったのだな
と感謝に包まれながら
その方達とほんの少し会話を交わしながら
のんびり演奏に入ってゆきました


扉が開いてるからかなかなか指が温まらないけど
いつもならそこに神経質になるのですが
僕もゆったり構えていたように思います



そこから閉店までは5時間あります

その時間の間に僕がシラフに戻ったのは
10回あったかどうか


知っているお顔が目に入って少しご挨拶した時

それと15時を過ぎて一度トイレ休憩した時


こういった時以外は
ずっと演奏に没頭していました



面白いんですよ

ネックや譜面を見るともなしに見ながら
少し俯きがちに演奏してると
額の辺りで店内の様子を感じるんです

お客様が帰る時に席を立たれたことが視界に入るっていうより
気配で感じるんですよね


bgmですから当たり前なんだけど
僕の出す音は小さめで
それを壊さないように静かな動きで帰って行かれる

そのお心使いが嬉しいし
また、その穏やかな雰囲気から僕も安心をもらえるし

なので心の中でご挨拶するんです
「どうもありがとう、またね」っていう感じに

そして心の中に感謝が生まれると
演奏が明らかに変化します
もちろん温かい方向へと




逆に新しいお客様が入って来られた気配を感じると
どんな人かな...と
ほんの少し構える(怯える)心が生まれるみたいです

でも演奏をしている以上
心を閉じてしまうわけにいかないから...
閉じた心で奏でた音は、耳から入って
相手の心にまで届き、その場所を傷つける刃物にもなりますから

だから...なんといいますか
一生懸命に自分の心がそれ以上怯えないように演奏に没頭するんです


こういう時の僕は
演奏を現実逃避に使ってるな、と思います
そしてそれもまた悪いことではないよな、と思います


怯えてささくれた自分の刺が
現実での相手へもささくれ立たせてしまうより
束の間、現実逃避して
自分の心が安心や安定を取り戻してから再度現実に戻る

その方が大抵上手くいく


人間も動物だから
防衛本能があるわけだから
告知をご覧になって来られたお客様でも
僕という人間をよく知らなければ
まずは防衛本能が働くわけですよね


演奏で開いた無防備のアンテナには
その防衛本能がピリピリ伝わって来るみたいです

双方が発する防衛本能での微妙な衝突から
僕の演奏の波長に乱れが生まれる

演奏の乱れは演奏家である僕を自己嫌悪に陥らせるから
現実逃避してでも演奏に没頭して
音に乗せて放つもののクオリティを下げないように必死になる

そんな風にしているとタイムスリップしたように数十分過ぎている

そして気付いて、今
この店に居るお客様がそれぞれに
落ち着ける場所と
落ちついて過ごせる形を見付けて
思い思いに過ごしてる気配が伝わって来る

ようやく怯えた僕の心も安心して
今度は演奏で攻めることを始めるんです

正確なプレイだけでは人様の心を掴めない

こちらの演奏の表情が動くことによって
始めて聴き手はこちらに気付いてくれるようにいつも感じます


なので僕は自分の演奏の表情を最大限にして攻め始めます


もう既に何時間も演奏し続けているので
1時間半分くらい用意した曲は
何回り目かのループ演奏になっている状態の中で
表情を最大限にしながら



この挑戦この勝負もとても面白いんです


もう何回り目かの演奏なわけですから
ずっといらっしゃるお客様にとっては
「さっきも聴いた曲だ」って思わせちゃう

でも演奏に盛り込む表情によって
同じ曲でも全く違ったものになるものですから
僕には
聴き手から飽きられるか
更に聴き手の心を掴めるか
という真剣勝負が課せられるわけです


強く弾いた一塊のフレーズの
すぐ次のフレーズをピアニシモで弾いてみたりしながら
勝負を始めてみる

強く弾いたのは
こんな悲しいすすり泣きの嗚咽が
一瞬大きく漏れてしまっただけなんです

ギターで歌ってみたりする


小さな声でずっと会話をなさっていたお客様の声が
ちょっとの間、途絶える...

その瞬間に
僕の音が深く入ったことを僕はもうわかってる
(僕は確信犯なので)


一瞬でも誰かの心の深い部分に、自分の音、心が届く
こんな幸せなことがあるだろうか
と感じます


そういう時は僕はとても開放されて
この空間に居る誰もと繋がれている感覚に包まれている

この時間が永遠に続いたら良いのに、と思うけど
やはり集中力は減衰してゆき
ミスタッチやミストーンが出始めると
僕はこの天国から現実に引き戻されるのです


ジュースを一口飲んで血糖値を上げて
チューニングをして
気持ちをリセットしてまた次の曲にとりかかる

イントロはとても良い表情で
1コーラスはまずまずで
2コーラスくらいになるとタッチが浅くなってくる

もう弾くための筋肉が疲れてるんだろうな
そろそろ休憩した方がいいんだろうな
だけど、今、すぐ目の前に見え隠れしている幸せの音場を
途切れさせたくなくて
いつまでも休憩に入れない


時々、救急車のサイレンや加速する車のエンジン音が
驚くほど大きく耳に入って来ます

僕は演奏しながら神経がビックリして
一瞬現実に引き戻される

僕等はこんなに沢山のノイズの中で生活してるんだな、と
改めて思いながらまた演奏に没頭してゆく


チューニングの時に、ちょっと扉の外の光を見ると
テラス席のお客様が日向ボッコしながら
聴くともなしに聴いているような横顔が目に入る


お店のスタッフさんが
「そろそろ休憩なさっては?」と声をかけてくださる

頷いて
結局、やめずにずっとその先も弾いてしまう


一度、15時過ぎだったかに演奏をやめて
予定の15時もまわったので
これで終わりにしようとトイレに行ったり
お客様と少しお話させていただいたり

じゃ、終わるのにあたって
最後に1曲だけ
自分の一番得意な曲を
なんて言ってムーンリバーを弾きました

弾き終わったら
もう次の曲のイントロを弾いてる自分がいまして
そこからまた延々弾き続けて

次ぎに現実に戻った時は
「そろそろお店のクローズの時間なんで」
というスタッフさんからの声でした



夢と現を行き来する、なんと5時間を
ようやく終了


こんな無謀なペース配分も初回ならではなのかもしれませんが
僕はこの5時間、本当に生きてる感覚の中で過ごさせていただきました


次回はお店からのアドバイスに従い
13時くらいからと15時半くらいから
それぞれ30分ちょっとの演奏にしようということになりましたが
そういう演奏時間からまた
今回とは違うどんな別の空間が生まれるのか楽しみです



このbgmer企画は
開店から2年目に入るblackAとしても
僕のライブとしても新しい展開を模索しているものです

blackAのご近所のお客様にも
演奏を認知していただけたらという意味もありますし

ずっと先までの構想は決ってはいませんが
一回一回の手応えを活かしながら
音楽と空間の一番心地良い形を模索してゆく過程だと思っています





今回この木のテーブルが入りました
写真で見るよりだいぶ大きいんです
木の物ってやはり落ちつきます
ギターも木だし


blackAさんは
僕の音楽を放任主義に自由にやらせてくださってますが
なんとなく僕に求めるビジョンはあるみたいです


自分で気付かない部分を引出していただきながら
僕ももっと面白い表現者になってゆけたらと思います




p.s


bgmer前夜に
あきのりくんが急に
Cafeを彩る花を沢山持って来てくれたのだと
当日、スタッフの和泉ちゃんから聞きました

当日、僕の演奏する横には
黄色のバラの大きな花束が置かれていました

あきのりくん、和泉ちゃん、blackAさん
どうもありがとう

一言、御礼を








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bgmer

2012-11-06 | 過去のスケジュール記録


bgmerっていうのは僕の思い付きの造語

BGMを奏でる人の意(のつもり)



明日 11/7
bgmerになってきます

blackA

演奏時間はだいたい12時~15時の間
適当に休ませていただきながら

飲食代のみでミュージックチャージ無しです












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2012/12/8 ~和泉宏隆 映画音楽・CD発売記念ライブ~

2012-11-05 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

 

和泉宏隆 映画音楽・CD発売記念ライブ
@ 
六本木Soft Wind




和泉宏隆(p) 
ゲスト:榊原長紀(g)


  


昨年より発売が待たれていた映画音楽のピアノソロCDの発売記念ライブに
ゲストで参加させていただきます


音と音の行間を読むように

掴もうとした途端泡と消える夢を
掌から零さぬように

そんなふうに奏でられたら...
と思います

(2012/09/28のHOT HOUSE JAZZ LIVEからのduo動画です)



OPEN 18:00~

①19:00~20:00
②20:30~21:30

60分×2ステージ・入れ替えなし

MC/3500円+ご飲食代










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不埒な懺悔

2012-11-01 | ギターの栄養


僕以外の誰かが人生に行き詰まっていることを知ると
酷いってわかっちゃいるけど何故かホッとするのは僕だけ?




ホッとする居場所を確保しながら
誰かの役にたちたいとか
誰かの潤いになれたらとか
考えそうになる自分を諌めるのは僕だけ?





美しく生きるということを語るには
言葉じゃ役不足だよね




それでも美しく生きたいと願う人間は僕だけ?












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醍醐味

2012-11-01 | ギターの栄養



演奏という
その瞬間瞬間を生きることを求められる場所を繰り返し生きてゆく中で
合格点の日もあれば落第点の日もある



どうせなら
全部を合格点の連続にして生きてゆきたいものだと思うものだから

それを得るために何かヒントは無いものか、と
他人様が書き残した物など読んでみたりする







どなたかは知らないが
哲学をかじった人が 幸せについて語っている


長い長い文章で
1つのお題を
あちこちの角度から 切り開いて見せる




哲学は説明であるな

と思って
書き手を敬いつつ 読むのを止める






僕は説明したいのではなく
説明を聞きたいのでもなく
ただ
今という瞬間を生きたいだけなのだ
ということに気付く








だから他人様からは一見穏やかに見える僕という人間の人生は
トラブルが多いのだろう

そしてそれは
いたしかたないことでもあると思う

それに見合っただけの歓びも貰っていると思うから







生きることは矛盾の中に在る

そして矛盾とは苦痛である

そんなふうに思ってきたが
どうやら矛盾とは 苦痛ではないようにも思えてきた


陰陽を混ぜ合わせた一瞬灰色にも見える色の中に
微妙な彩がうねって存在している


その模様が観えれば人生は倍以上 面白くなる


人生の醍醐味はそこからようやく始まるように思う













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