Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

LET IT BE

2010-07-28 | ギターの栄養


命がもともと持っている力を

僕等はいったいどれくらい使い切れているだろうか...



内なる声に耳を傾け
いったい自分が何をしたいのかに気付けなければ
命を使い切ることの第1歩すら踏み出せない





人はそれぞれ違う価値観や個性を持って生きているけど
内なる声は、大方のところでは皆同じ



生ききりたい
ということ

幸せになる
ということを望んでいる



理屈ではなく
内なる声を聴くことで
本当にそれを望んでいると確信出来た時

僕等はもう、何もしなくて良い

ただ、そこに、居るだけで良い




自らを「鎮める」とは
明らかにそこに向かうためにある








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オープンマインド

2010-07-28 | ギターの栄養





心を開くのは素晴らしいことである

だけどそれを他者に強いてはいけない



今はまだ

その人は開けない事情があるのかもしれないだのから






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調和

2010-07-28 | ギターの栄養

どうしても自分を折りたくないと思った時

そこに相手の事情が衝突した時

押し通す力をどんなに強く持っても
それを勇気とは呼ばない


自分を折らずに調和を得るには
なるべく自然の近くに寄るのがいい


風に吹かれ
雲の流れる様を見ていれば良い

地に頬をつけ
小さな蟻と同じ目線を持てば良い


たった一日でもそうしていられたら
調和は向こうからやってくる









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自責

2010-07-28 | ギターの栄養





自責の念には2種類ある


自らの中だけにそれが留まれば孤独を生む

外に向けば、それは気付きになり生産に繋がる



自責が人々から敬遠される理由は前者にある







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洗濯物

2010-07-27 | ギターの栄養




キッチンからベランダへ出るサッシを開けて その際に横になる

伸ばした片腕を枕にして

頭のところで不思議な乱気流が生まれて
その風が顔をしきりに撫でてゆく

その風にカーテンが細かく動いて
枕にした腕も繰り返し撫でてく

床にたまっている埃が目に入る





何故 地面の近くに目線を置くと安心するのだろう

ここに蟻が歩いていたらもっと良いのに...





夕べ
後ろから女にそっと抱かれる夢を見た

現実に寝ているそのままの、夢の中の自分が 暖かく包まれるように抱かれて
左の頬に二回キスをされた

それが誰なのか静かに確かめようとした瞬間、空気中に溶け込むように女の気配は霧散した

今でもその暖かい感覚が残っている


夏の日の晴れた空の下に、遠くからいろんな音が聞こえてくる

しばらく身を任せる



自分の内なる声に耳を済まし
その声に忠実に生きることと
現実のギャップが
こうも沢山生まれるのは
どこか自分が歪だからだろうか



目を瞑って
この夏の暑さの中に ドロドロになって溶け込みたいと思ってみる

ホントは今、そんなこと願ってもいないくせに…




焼けたアスファルトに跳ね返って聞こえる金魚売りの声や
縁日の裸電球の心許ない灯りや
追っても辿り着けない逃げ水のことなんかを想像して…



目線を空に向けたら 3日前から干したままの洗濯物の向こうに
やけに白っぽい空が広がっていた






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落とし穴

2010-07-27 | ギターの栄養


まだ人間同士の複雑な関係性がわからない幼い子供にとっては
誰かと誰かが、いがみ合う光景を見て
ただ本能的に不快だと感じる

日常にいくらでも転がってる小さな摩擦から戦争のような大きなものまで
子供にとっては結局同じものであって、不快を生むその本質に差はない

彼らの中に不快が生まれると当然、自らが健やかに生きるために
それを排除しようとし出す

彼らは、いがみ合う誰かを諭したり誘導したりする能力はまだないのだ

だから、いがみ合う誰かと誰かの真ん中に立って自らが矛となることを選ぶ

そして
誰かと誰かが発する マイナスを一気に受けることになる

それは、彼らが不快を排除するために更なる直接的な不快を背負いこむこと、といえる

それは幼い心を容赦なく蝕む


多大なストレスを感じた彼らは
自らが壊れるのを防ぐために
何らかの自己防衛を始める


いがみ合いが始まる手前に
いがみ合う誰かが発する「変化」に敏感になる

いがみ合う人間の、目の色が変わるのを、 声のトーンが変わるのを
敏感に察知するようになる

そして、いがみ合いが起こる手前に自分が間に入り、消火活動をするようになる


いがみ合う光景が
単発的なものならば 次回のいがみ合いまでの平穏な時間の中で
自己の情緒を回復することも出来るだろうが

いがみ合いが連続的に継続する場合は
彼らの敏感な察知能力は、どんどん発達せざるを得なくなり
遂には「過敏」の領域に入る


何処で、誰が、いつ、いがみ合いを起こすか、常に怯えながら目を光らせる
そしてそのいがみ合いの間に立つことをし続けるうち、自己犠牲の塊となってしまう

それは彼らから
「自分の心が
何を求めているかを把握する能力」を奪うことになる


この不幸な悪循環に巻き込まれた幼い子供は
自分が自己犠牲の塊となってしまったことにも気付けず成長する

むしろ
「おまえは人の気持ちがよくわかる良い子だね」
などと 大人の側からの都合の良い評価を受けて
自分でも満更でもない気分で育つかもしれない


それが思春期に入り いよいよ自我が最後の仕上げ段階に入ると急に
自分でもわからない憤りや不安に包まれる

彼らの命を全うさせるために、彼ら自身の本能が彼らに信号を送るからだ

「何万何十万世代も生き抜いてきたお前の祖先からの、生き抜くためのベストな情報を、
遂にお前に授ける時が来た。
これがそのフォーマットだ。さあ受け取りなさい」

受け取った彼らは
その秘伝の巻物に記されている教えとあまりにも自分が食い違う人生を送ってきたことに愕然とする

しかしそれは自己の内部の深い深い場合で感じることゆえに
表層では、不可解な苛立ちとなって現れるだけだ

この自己の内部紛争が起きている時に
まだ尚 彼らの身近かでいがみ合う光景が繰り広げられていたら
その先は相当面倒なことになる

自己の内部紛争だけで手一杯な彼らが、その時どんなスタンスを選ぶか…

それは個体差がある

いがみ合う光景に対し、遂には自らがキレ 暴力性をもって制止しようとするのか

更に自己犠牲的に仲裁役を担い続け
病的レベルまで過敏を募らせてゆくのか…

どちらにしても不幸なこと

彼らにとっても
彼らを愛し、彼らが愛する周りにとっても

暴力性をもって制止しようとする彼らの行為は、まだ心が未熟な故に得てして「グレた」と思われる

しかしグレたのではない
不条理に対する真実の叫びなのだ

逆に引きこもり
自我を出さない者も 結局は本質的には同じことである「無言の叫び」を発してることになる

この信号は 世界中に無秩序に飛び交っている

見える者には痛いほど良く見え

見えない者には全く目に入らない

そして興味深いことに、自らがこの過敏症な人間も
自らの苦痛に囚われてばかり生きていると この他者が発する信号が全く目に入らない

痛みを知っていながら他者の痛みを感じとれない、ということになる

この落とし穴
このネガティブは
誰の中にも存在している





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くだを巻く酔っぱらいの巻

2010-07-23 | ギターの栄養

今、僕は珍しく酔ってる

酔ったまま我が儘放題にグダグダ喋ってみる



人間の活性化された魂に出逢うと、心を鷲掴みにされて
オマケに涙まで出てくるのは何故かな...

やっぱり、そこに神様が宿ってるのかな?


人間が本来持ってる力は
人間が群れて生きるために自ら作ったルールによって縛られて
何十分の一くらいまで縮小されてしまって
本当につまらない



人間が元々持ってる力を解放出来たとき
僕等は初めて自然の景物と同化出来るんだ

僕等は「木」となり「風」となり「太陽」にさえなれる

そして「神」にさえもなれる
(その代わりに「残酷」も背負い込むことになるが)


誰の中にも神が居て
そして悪魔も居る

その「神」を、ちょっと目覚めさせてやれば良いだけの話しだから




生きてる間に「神」と同化してみたくない?

そのためには
「我が儘」って、本当に大事だよ

「正義」と「抑圧」をゴッチャにしちゃダメ

どちらも表面的には「良い人」と呼ばれるから間違いやすいけど
よく区別しなきゃね

でも、こんなこと何処の学校でも教えてくれなかったでしょ

「命の意味」を教えない学問なんて
何の意味があるかね



我が儘じゃなきゃ、絶対 魂が活性化なんてしない


我が儘と、人に迷惑をかけるってことを
ゴッチャにしてるよ
世の中は



自分が「木」になりたかったら
その場所にに辿り着くには
地図もパスポートも無いんだ


自分の内なる声が、「命の力を全部使ってくれ」と言ってるのを
聞き逃しちゃダメ

自分の心の声に嘘付いても
どっかで転けるに決まってるんだから

自分に嘘付くのは傷付くのが恐いから

辿り着くために結局必要なのは
「全部使って生き切りたい」という思いに支えられた「勇気」だけなんだよね

それさえあればきっと辿り着く



辿り着くためにみんな生きてるんだもの

人の世に喧嘩が絶えないのはそのせいだよ

誰もが自分の命を解放する権利を持ってるから
我が儘に向かい
そしてぶつかる

だけど
ぶつかるってことにも2種類ある

そのぶつかりが対話になってるなら問題ない

問題なのは対話にもなってないぶつかり

諦めの中で繰り広げられる
意味の無い、誰も何も喜べない小さな戦争...





...明日になったら
今書いてることも全部忘れてるかな...酔ってるから...

...いや...
忘れないよ


何故って
こんなこといつも毎日毎日考えてることだから
忘れようもない

ただ
こういうことをストレートに言うのに
酔ってる時じゃないとなかなか言えない自分が
まだまだ小さいってだけの話


だけど明日になって
酔った勢いで書いたものを目にするのが恥ずかしければ
アップしなきゃいいんだよね

でもアップしちゃう

明日恥ずかしいけどアップしちゃう


だって恥ずかしさも結局、究極
一つの自己防衛だからね

そして自己防衛してたら
命の力を全部解放することも出来ないじゃない?



















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熱中症

2010-07-22 | 竹斎先生




オイラ

今日もやる気満々でっす




今日はまた神社に行ってみるか






 

道中、ガニ股歩きで戯けてみせたりしながら
神社到着
 




さすがに暑いぜ、、、水でも飲むか...

横断歩道以外、ここまで完全自力で歩いたんだぜ~





水飲んだついでに頭と背中にも水掛けてもらって涼んだら
いよいよオイラの本格的な熱中症の始まりだよ





オイラが最近熱中してること
このペットボトルの蓋を取ることを覚えたんだ




こうやって回すと蓋がとれるはず...





...








くそっ...取れねぇ...





取れないとこ誰かに見られてたら恥ずかしいよな...






あっ...取れた...










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2010/7/24(土) 大地穂@tampopo

2010-07-22 | 過去のスケジュール記録







久しぶりに
スイスイとのデュオです



いつもと同じ、18時半くいからスタート...だったかな?


スタート:気分が整ったら
演奏時間:気分がのってる間ずっと

...ってことにしとこう...

(お気楽過ぎな僕を誰か叱ってください)





【居酒屋tampopo】

東京都足立区千住東2-3-7(北千住駅より5分)

03-3888-5003





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郷愁の種

2010-07-21 | 竹斎先生



涼しくなってから...といっても
もう日が暮れかかる頃になって散歩に出た


なるべく本人の行きたい方向へ
本人の歩きたい速度で






先生の行きたい方向と、パパが連れて行きたい方向が食い違った時は
パパの選んだ道の方に少し歩いて
そこから先生を呼んで、あとは黙って待ってる




先生はしばらく、自分の行きたい方への欲求と葛藤したりして
迷ったり考えたりした後
だいたいパパの選んだ方へ付いてくる

なるべく抱っこして連れて行かないようにする
本人が自分の中で決断を下すまで待っていようと思うのだ




でも表通りに出たら
大好きな自動車を猛烈に見たくなるから
もうパパの言うことは聞かない

こうなったらもう、気が済むまで自動車を見せてやるしかないのだ



先生が成長する中で、本当にありがたいことに、いろんな方から絵本を頂いた
その中で一番のお気に入りになっていったのが自動車の絵本だった



今の先生にとって散歩に出るってことは
自動車を見に行くこととイコールなのだ


そんなに自動車が好きなのなら...
って
急に思い立って近くのヨーカドーまでミニカーを買いに行くことにした





最近買ったミニカーを両手に持ったまま
自分の目線くらいのテーブルの上や壁なんかの上を静かに走らせながら
一人で1時間くらい遊んでたりする



自動車のフォルムやタイヤの回転する様や
2台を擦れ違わせたり衝突させたり、好きなストーリーを自分で作って
その世界の中に浸ってるのだ



じゃなきゃ1歳4ヶ月の赤ちゃんが
1時間も一人で同じ遊びをして集中が続くわけがない
なんてパパは推察してる




一昨日、GSに停まってた真っ黄色のスポーツカーをガン見してた先生

じゃ今日は黄色のミニカーを買いに行こう

10kgの先生をだっこしてヨーカドーへ
真っ黄色のセリカとオレンジのランボルギーニと濃紫の光岡orochiっていうのの
3台買って帰った






ヨーカドーから外に出たらもう薄暗くなってた




あっという間に西の空が茜色に染まって
あたりがいっそう暗くなったから、先生を肩車した




肩車すると、先生の暖かいお腹がパパの耳と頬のとこに当たって気持ち良いんだ




夏の夕暮れは、パパにとって郷愁を運んで来てくれるんだよ

暖かくて切ない...



生まれてから1年4ヶ月しか経ってない先生にとって
郷愁なんてまだ育ってないよね?

いつか、昔を振り返るくらいの時間を生きたら
先生の中にも郷愁が生まれるのかな...

それとも今から郷愁の種がキミの中に植え付けられていってるのか...


夏の夕暮れと、ミニカーと
パパの肩車

ずっと未来に
これらが先生の郷愁になった頃

こんなに慈しみ深い時間のことを
多分パパとキミは上手く語り合えない

郷愁って
そういうものだもの



だからここにこうして書いておくんだ


















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自若

2010-07-17 | ギターの栄養


不安を抱くことも

不安を抱かれることも


寂しいと思うことも思わないことも


全ての感情を抱くことも
抱かないことも

そして
抱けないことも


全ては人智を越えた流れの中にある






愛も恋も

善意も悪意も

意識を超えたところから出てくる

大きな流れの一支流にすぎない





命の火がほとばしり出る時が巡って来るまで

ただただ自若として

夏の日々を楽しむのみ






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トンネル

2010-07-16 | 記憶の風景





今日、それは1年ぶりに僕の前に現れた




そう

それは真夏の強い陽射しの中、僕の前に現れる...








庭の燈籠の裏の石の裏側にその入り口はある


隣家の玄関先の小さな植え込みの中にもその入り口はある


近所の神社の本堂の裏側の
ジメッとした日陰の端っこの方にも入り口はある


誰も友達が居ない団地の屋上の水の貯蔵タンクの横が入り口になってる





真夏の昼下がりに
日射病にならないように子供達が昼寝をする

その時間帯にだけ現れる...


「何処か」に繋がってる時空トンネルの入り口




記憶に刻み込まれる風景と一緒に
その時々、刻み込まれてきたから
だから、幾つもある



僕はそこからゆっくり入ってゆく

キミに逢えるかもしれないから





降り積もる雪に音が吸収された静けさと違う

交通ごと停止した正月の静けさとも違う



真夏日の昼下がり
人の気配だけが無くなる...



子供を起こさぬよう

気配を消して

愛のもとに




記憶はかつて
愛によって刻まれた

それが正方向に働いたものでも負の方向に働いたものでも...






そして
時々現れるこの入り口は
もう一度
その場所に行けるパスポート







そこに行って
もう一度「問う」ための



















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錯覚

2010-07-16 | ギターの栄養




歳を取るごとに迷いが増える気がしてフッと不安になる

でもそれは
勧善懲悪では語リ尽くせない人生の本質に気付いていってる証




迷いの中にただ
身を置くことに
心地良さを感じられることもある...







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2010/10/3  ラヴソングはヒゲそりのあとで大運動会

2010-07-10 | 過去のスケジュール記録



あまりにバカバカしくて
去年1回でこの企画は打ち切りだろうと思っていたんですが
思いがけず各方面から「またやらないのか?」の声をいただき
調子に乗って今年もやってまいりました、ラブヒゲ秋の大運動会


調子に乗ったからには昨年より更なるバカバカしさで
皆様のお越しをお待ちしております




ところ 恵比寿天窓.switch

とき  10月3日(日)<登山の日>
    
開場 15:30開演:16:00

料金 前売¥5,000-(ドリンク代別途?500-)

当日¥5,500-(ドリンク代別途?500-)

ご予約(電話予約のみ)03-5795-1887 → 恵比寿天窓.switch
    
予約開始7月12日<人間ドックの日>16:00より開始 



出演 Vo;叶高・宇野徹哉・Gt:榊原長紀 Pf:小林真人 
      




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下北沢 音倉 7/9

2010-07-10 | 過去のライブ後記




この1枚の写真...


昨日の「音倉」での1場面




左からPf小林くんタカシさん
元マラソン選手の瀬古利彦さん、同じく増田明美さん
で、僕


北島三郎さんの「まつり」という曲を演りまして
まずは僕のストロークからスタートいたしました

ビートが腰に来るように、とゴリゴリ弾いておりますと
なんか...タカシさんが後ろを向いてる気配...


僕は恥ずかしがりなもんで
ネックとか譜面ばっかり見て弾くものですから
ギターソロの時とかタカシさんが僕の方を見てくださってることに
しばらく気付かなかったり、ってことがよくあるんです

また僕の方を向いて笑いかけてくださってるのだろう、なんて思って
ふと視線を上げますと

黒い丸いシールで作った「北島サブちゃんの鼻の穴」を
ご自分の鼻のところに必死に張り付けてる姿が...

しかもバッチリ目が合ってしまったので
一気にツボにハマってしまって..
何度か込み上げる笑いを抑えながら、なんとか1コーラス終了

すると
ブリッジの間に
「と!し!ひ!こ!!   と!し!ひ!こ!!」 と呼ぶタカシさんの声


お客さんとして いらっしゃることがわかってたノリの良い瀬古さんを
ステージに上げてしまおうという仕込みはあったのですが...

黒々とデッカイ鼻の穴のタカシさんが
元オリンピック選手を捉まえて
「と!し!ひ!こ!!    と!し!ひ!こ!!」と呼ぶ図は
また込み上げてくるものがありました
(だってリハではやらなかったからインパクトあったんです)


ステージに上がった瀬古さんも、間奏の間に
鼻の穴シールを装着

この時、僕は初めて
鼻の穴シールの真ん中に「呼吸穴」が開いてることを発見

心の中で
ナイス!マネージャーさん
と叫びました

そうですよね
やっぱり呼吸が出来なきゃ歌えないですもんね


鼻の穴シールの真ん中に開けてある小さな穴で
ぷす~っぷす~っと呼吸してるんだと想像したら
だいぶ弾けないくらいに可笑しさが倍増

そういう状態で2コーラス目をなんとか演っていると
曲も終盤にさしかかった当たりで
僕側のステージ上手側から
黒いデッカイ鼻の穴シールを貼った増田さんが
最高に楽しそうに手拍子をしながら登場してきたのが目に入った

この時点で完全に僕はノックアウトです


今日という日が巡って来てくれた幸せに感謝

南無~

ポクポクポク...





今回の増田さんとタカシさんのコラボライブは
打ち合わせに行った時から楽しいこと満載でしたが
その中でも本番でのこの曲は圧巻でありました


タカシさんがよくおっしゃってることで
「ライブって、音楽の部分でちゃんと押さえてれば、
あとはどんなふうに崩して遊んでも大丈夫なんだ」って

タカシさんのそのフィーリングに
スポーツのプロのフィーリングが加わり
そして相乗作用で膨らみ
本当に可笑しくもハッピーな時間でした



スポーツも音楽も

人間が「生きてる喜び」を感じられることに於いて
根本ではきっと同じものを見てるんでしょうね


とても良い時間に参加させていただきました^^














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