Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

遠山の竹さん

2009-06-30 | 竹斎先生


今日、予防接種、第2回目



片肌脱いだこのもろ肌に
刻み込まれたBCG








くそっ...
やっぱ今日も泣いちまったか...







でもこないだの3種混合の時よりは痛くなかったもんね







ほらっ





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もう

2009-06-30 | ギターの栄養



もう、一幅の絵になってしまうしかない


僕は、非人情の旅に出るよ



心で笑っているために

日傘で顔を隠した








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痛み

2009-06-30 | 楽描き帳





立ち寄ってくれて、ありがとう





だけど


そこの土の中に眠っている命を

大きな物音で驚かさないで










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進化

2009-06-29 | ギターの栄養





ドグラ.マグラ

胎児は進化の旅をしてこの世に生れ出る




釣り上げたばかりの大きな魚が
身体を左右に振って、人間の手から逃れようとするように

鶏小屋のニワトリが、後ろから捕らえられた途端
首を前後に振り、足をバタつかせて人間の手から逃れようとするように

僕の腕にそういう感覚を残して、先生は(ハッとするほど)身体を震わせ伸び上がる


あなたが生まれてからは、あなたを見ながら「人間の原風景」を見、
僕は人間を生き直してる

そしてこの僕は欲が出て
あなたが生まれる以前の「命の進化の旅」も見てみたくてしかたない



もっともっと、えぐるように根本から、気付きたいのだ


命を、えぐるように










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100日大臣

2009-06-28 | 竹斎先生






100日生きた...











あぁ...

乳じゃないものを食ってみて~









指も...



おいしいんだけどね



正直



ちょっと飽きてんよ











今日は何かの儀式らしい...



キッチンで何か作ってるな...



料理が出来るまで



運動でもして待つか...



ほれっ



こうやって手ひろげてっ



あっ?もう出来たの?













生後100日目「お食い初め」

将来、この子が食べ物に困らないようにっていう願掛け儀式

だから沢山、口を付けとこうよ先生







お赤飯



牛肉



お吸い物



かぼちゃ



茄子の煮浸し
(ちょっと飽きてきたか..)



小松菜のおひたし
(もう疲れたかな)



鯛のお刺身
(あ..ちょっと雲行きがあやしい..)



サヤエンドウ
(あらら、これ嫌なの)



(あ、、、はいはい
もうイヤになったんだよね)



(これだけ口付けたら十分
一生、食いっぱぐれないよ)









御陰さまで無事、100/365歳  

ますます自由的感覚鋭く我が道をゆく

雲竹斎であります







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どうも右利き 竹斎先生

2009-06-28 | 竹斎先生





やりたいことがハッキリ観えるんよ







今日もやらずにはいられない









それっ








がはははははっっ

左手がまだ弱いか...オレ






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葉っぱカフェ

2009-06-28 | 過去のライブ後記




喫茶店の2階
こんなささやかスペースでライブをした

なんだかすごく、しっくりきた



音楽以外の物達が、さりげなく散りばめられている空間

日常の延長のような...



僕にとってはこういう空間の方がライブハウスとかより
もしかしたら音楽しやすいのかしれない...

本編が終わったのに、お客さんが残ってらっしゃる中で
気付けば、好きな曲をず~っと弾いてる自分が居た


ナチュラルで幸せな時間でした





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観察

2009-06-26 | 竹斎先生





なんと表現したら良いのだろう...

3ヶ月を越えたら急にドッシリしてきた
もう乳児というより幼児と言った方がしっくりくる感じがしてしまう




首が据わったせいもあるのだろう
ある程度、扱いも適当で大丈夫になったから
うつ伏せに転がしたりすると、起き上がることに熱中している

それをジッと見てると...なんというか...
他者を寄せ付けない一人の世界
我々大人が、生き甲斐に対し無心の熱中を見せるのと同じように見えてくる
少なくとも、そういうものの「原型」なんだろうと感じる

だから出来るだけ邪魔をしないようにしたい、なんて思う







そして対話では、盛り込む意味を複合的に重ね合わせ始めたように見える

例えば、
「今、嫌だから、泣きたいけど、それを訴えるから、受け止めてくれるなら、まだ、泣かない...」
みたいな...


一方的に訴えるのではなく、まだ僅かだが、こちらの出方を伺っている節もある


ということは、これから
「駆け引き」や「悪知恵」「嘘」なんかも発達し出すのかもしれない

そしたら面白い
この先、良く観察してみたい






今まではシンプルだった信号が「幼さ」を醸し出していた

その信号が複雑になってきたことで
ある角度から見れば竹斎先生は「大忙し」に見える
それと同時に、妙に落ちついた大人っぽい雰囲気にも見える

「組み合わせること」を学習してるところなのかもしれない



いずれにせよ
生まれてから今までは
壊れ物を扱うように触れては観察して来たが
これから先は、いよいよクッキリしてきた「彼の意志」を邪魔しないための観察と
そういう触れ合いになってゆくのかな、、、なんて思っている








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紫陽花

2009-06-26 | ギターの栄養


愚痴と自慢以外のことを言ったり書いたりするのは
本当はとても難しいことなんじゃないだろうか

本当の意味で、愚痴と自慢以外のことを



それ以外のものだな、と感じると
大抵それは、文学やら絵やら、なんらかの芸術というもの

そういうものから潤いを感じとれると、ひとまずホッとするが、またすぐ孤独に陥る


大騒ぎするような類いの孤独じゃないが
昔からずっと、連続して細かいジャブのように脇腹を叩かれ続けてる

呼吸しづらい...




その感覚を忘れてしまうほどハイになって生きることは
立てる物音がうるさく感じて嫌なのだ



誰かに美しい真心を贈ることもせず
そして脅えずに居られたら




賢人の残した言葉

「さわやかという感じを持つことができる状態をしあわせという」
(野口三千三)













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taxi driver

2009-06-25 | 竹斎先生






Bushuu........










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実家の庭

2009-06-24 | 記憶の風景

今も、じっと耳を澄ますと聞こえてくる

あの頃から繋がってる声





実家の槙の木

子供の頃、二階の窓くらいまでの高さのこの木を見上げ
この木を登って家の屋根の上に出たら、それはもう雲の上に出たも同じ
ジャックと豆の木のような見たことのない世界がありそうな気がしてた

今もまだその感覚の名残が僕の中にある




   
ピンクと水色の一輪ずつが織り姫と彦星のような風合いに残っていた

ぼくは水色の紫陽花が一番好き
そして花の位置は腰より下がいいな
その理由はきっと
遥か昔、確かあったはずの母方の実家の玄関横の紫陽花が
そんな感じだったのだと思う

きっとその場所が好きだから
その花が僕の中にすり込まれたのだ





前回来た時には無かったキュウリがツルを伸ばして実をつけていた
そのキュウリで作ったっていう酢の物を出してもらった

若い頃にはわからなかった幸せ





サルスベリ
幹がツルツルしてるから木登り上手な猿も滑っちゃうからサルスベリ

僕が小学生の頃、爺ちゃんか父がメインの幹を2メートル半くらいの高さのとこで切った
その切り口に何故か缶がかぶせてあって
何年もそのままだったのを、ある年の夏に
梯子をかけて登って、缶をとったら3匹のヤモリがいた

男子にとって爬虫類を見付けるってのは嬉しい

そういえばこの庭にはいろんな生き物がいた

10年以上居たヒキガエルは、ウチの「主」と呼ばれていたが
いつのまにか居なくなってしまった



この灯籠の下には僕と同じ年の池がある
僕が生まれた時に親が掘って作ったのだそうだ

この池にもいろんな生き物が入れ替わり住んでいた

オタマジャクシ、ヤゴ、ドジョウ、ザリガニ、金魚、
メダカ、クチボソ、タナゴ、(海で穫って来た)ベンケイガ二まで

かつて生きるのがイヤになった時、母が自分の墓穴にするのだと言った
今ではその墓で毎年、金魚が卵を産む

猫にやられて減ってしまったが、最初に10匹ほど買ったやつが
もう延べで100匹には増えた

猫にやられるから今は水槽に非難して、金魚達は今年も元気にいる


体長1.5センチほどのこいつは、息子と1日違いで生まれた子


そしてその親たち
親の中にも親子が存在する


 
金魚藻もブクブクやって日光に当てれば家でどんどん増えてく


そして柿がもう実をつけていた


オマケに柿の幹に、キノコが生えてた


田舎を持たない僕は、思い返せばこの庭の土に触れながら育って来たのだ




先日、今住んでる団地のエントランスの植え込みの中をまじまじと覗いてみたら
そこにはアリとダンゴムシが大工事現場を繰り広げていて
自分より大きな物を運んでたり押しのけてたり
それは、どんなオモチャより面白い
自分はこういうものに触れながら育ったってことを思い出していた





自然の景物に触れて生まれる感情は
自分の心のもう一つの形


誰にも気付かれない静かなトリップ










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09/6/23

2009-06-23 | 過去のライブ後記


ライブハウスの控室が狭いから客席の片隅に居る
さっきから本番前のSEが流れてる


これ…ドラム スティーブガットだな
って思ってたら曲が変わったらリチャードティーがテケテケ出てきた


僕が育った懐かしいサウンド
ビートが落ち着いてる
エリックゲイルのトーンと置き方が好きだった


つい1年くらい前に ようやっと買ったL175で緩くカッティングしたくなる




客席の片隅に、無愛想に座ってる僕に
いつも見に来てくださるお客さんの一人が声をかけてくださる



趣味で写真撮ってるって
日本中どこでも行くって
名刺に書いてあった

いいな…
羨ましい


僕はほとんど何処にも出かけない
出かけてもなかなか楽しめない病だから ...




あと5分でステージに上がる...



またぼーっと考える







僕は共生依存タイプだから ずっと一人で居ようとする

ちょっとだけ寂しいがそれにも増してその方が気楽なんだから





あと2分でステージに上がる


鼓動の早まりが一切ない

誰のことも目に入らない

さっき話しかけられたのに、心に一つの波紋も起きない



今日は...



PAさんに食い下がったが...
音が思うように作れなかったのだ



この後、ステージに上がり、1音目を爪弾いた瞬間からずっと
戦いが続くってこと、もうわかってる

今日は指が勝手に踊るようなことは絶対ない

1音爪弾く度に、自分の好きじゃない音が出る
それをどうにかタッチで好きな方へ持って行こうとして
普段と違うニュアンスで弾弦する
そのことでプレイのバランスが崩れたまま最後まで進む

魔法などない

ただ闘うだけ



拍手は来てた

おべっかではない拍手が


でも疲れた


終わってステージでギターとエフェクターボードしまって
そのままかついですぐ箱を出た

そして帰宅

これ書き終わったら
音楽のこと
頭から100%追い出す








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対話

2009-06-23 | 竹斎先生

今日、本番があるのでウォーミングアップをしていたら
開けた扉の向こうで、先生がこちらを見ていることに気付いた

ギターを持って(鉄弦)近づいて枕元に座って
12/8拍子で  | G    |G/B  Am7|
と弾いたらニッコリ笑った

しばらく黙ったまま弾いてみたら、笑ったり、嫌そうにしたりと反応した

その表情は、普段僕が先生との対話に
日本語を使ってる時の反応と何も変わらない

まだ、先生にとっては
日本語もギターの音色も同じなのだ

そういうことがとても愉快に感じる







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知恵

2009-06-23 | 竹斎先生


赤ちゃんは3ヶ月を過ぎると顕著に知恵が付いてくるらしい

今までは、ぼんやり感じていたことが
今は自分が何をされているか良くわかるみたいだ

「あ。。。これ、オレの嫌なことだ」とか「これは嬉しい」とか
かなり細かく感じて反応してるように見える

切羽詰まったように激しく愚図りながら泣き笑いして
上半身を左右に振りながら両足をトントン踏む時なんかは
(これ全部、同時にやる)
何をしたい意思表示なのか、複雑すぎてわからない

したいことがもうハッキリと決まってるのに
言葉が使えない、筋力が足りない
すごく焦れったそうに苛立つ様子がある



早く喋れるようになりたいよね
喋れないことに、もう飽きちゃったよなぁ

こないだキッチンの方に1m滑って来たのも偶然じゃない
親の居る方へ滑ってきたんだ


先生
早く喋らないかな..


今、心の中で
どんなこと思ってるんだろう






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三種混合予防接種

2009-06-22 | 竹斎先生





先生

今日は初注射だよ








泣くかな...


ん?
テーブルの淵に足かけてんの?
面白いんだ?





着替えたからそろそろ出掛けようか
後ろの全部、キミのオムツだぞ





そして
やっぱり大泣きして...


抗体作るのにウイルス入れちゃうんだからグッタリしちゃうね


かえりにヨーカドーよって買い物





ほら...後ろ、下着売り場だよ
元気出して


ウチに帰ったら、ぐったりしたまま寝ちゃった




そのあと宅録仕事して
起きたかな?って顔見に行ったら起きてて
なんか男っぽい顔になってた





痛みに耐えた男のゴールドブレンド

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