Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2014/7/3(木) 【ゲシュタルトの夜會】

2014-05-30 | 過去のスケジュール記録



2014/7/3(木)
【ゲシュタルトの夜會】 
祥(Sachi)
@
simple voice



18時半開場、19時半開演
mc未定、後日追記させて頂きます






Vo:祥(Sachi)
KeyB:中嶋譲治
KeyB:久保田空
Vn:岡田邦子
Vc:岡崎健太郎
Ag:榊原長紀





祥+Band(メンバー約2名欠席)のオマケPVはこちら
(注:尚このPVと実際のライブは全く違う音楽性であることをご承知置きくださいますよう
くれぐれもくれぐれも宜しくお願い申し上げます)










コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかやまのおもひで

2014-05-29 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)





































































































































































































コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑観

2014-05-28 | ギターの栄養


今年に入ってからの僕の音楽環境は
根っこに近いところから
組み換えられつつある気がしてならない



音楽ビジネス不況に
いろんなミュージシャンが経済的な悲鳴を上げているのを耳にする



音楽は決して無くならないが
音楽ビジネスは淘汰されかかっているのかもしれない



音楽ビジネスの生命力が強い時代には
「音楽ビジネスが生み出すビッグマネー」という名の大河が
轟音で流れており


その頃の僕は
自分の中の奥深いところで心が震えた体験を
音楽にしようとしても
そんな行為自体が
その大河の激流の前にはあっという間に弾き飛ばされていた


今その大河は 源泉から枯渇し
河幅は細り流勢も貧弱になった

その大河の水の中で生きてきた人達は
陸に上がらざるを得なくなった


陸に上がった彼らは河童の頭の皿が渇くように
お金という水分が得られず干上がり苦痛にもがきながら
どうやっても音楽で大金を稼ぎ出せないことに観念しつつある


お金というのは
ちょっと使い方を間違えるだけで
人間を狂わせる存在だ


覚醒剤のように我々人間を狂わせてきたお金が得られなくなって
やっと音楽は
根元的な意味で健全な姿に戻れるように感じている


音楽だけの話ではない


一人一人が大切にしている想いを
お金はあっという間に蹴散らしてしまう

容易にはお金が得られない環境の中で
ミュージシャンも考え方によって淘汰されたり生き延びたり
と仕分けされるのだろう



僕は
かつて世の中がバブルだということも知らなかった
世の中の情勢に全く無頓着に
ただ心中を等身大にギターに乗せ弾いてきただけの僕にとっては
むしろ生きやすい時代になったように感じるのだ


過去にはお金に盲目になった濁流に弾き飛ばされてきた
僕発信の信号が今
少しずつ誰かの目に留まるようになってきている気がする

最近そういう気配が感じられる



日本中のプロミュージシャンが経済的に苦しむ中
プロミュージシャンの端っこでご飯を食べさせてもらってる身で
「嬉しい時代がやって来たように感じる」
と言ったら
不埒だろうか…










コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SP、太陽の雫ホールへ行くの巻:vol2

2014-05-27 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)





ホテルから5分ほど
パン屋さんは南仏風で
お店の名前も「プロヴァンスの朝」






小さな店内に入るとパンの良い匂いで満ちていた





売り場から細い通路を抜けると
奥には小さな中庭、パティオがあり
晴れた日にはここで焼きたてパンを食べたりお茶出来る



こういう空間
凄く好きだな

個人的な妄想が膨らんでしまう…





僕はここで晴れた日には珈琲飲みながらギターの練習をしたい

午前10時から12時まで2時間程練習して
12時15分からそのままランチミニコンサートに突入するわけ


お昼休みの30分くらいの時間
お客さんは焼きたてパンと珈琲か紅茶
それにギターの音色と太陽の光に包まれた時間を過ごしてもらう

でもう1回
14時半くらいから30分くらいにやるわけ

外での演奏がない日には毎日2回
こんな風にミニライブをやりながら生きてくわけ





妄想ですがね

願えば叶う
っていいますから^^







オーナー岡本さんとのショット
本当の手作りの良さを知ってる方でした

ありがとうございました
次は本番でまたお邪魔します
良いコンサートに致しましょう

またミッチリ準備重ねておきます



ということで
SP初旅、岡山編

下見リハーサル&一泊の旅ながら
濃くまた良き時を過ごすことが出来ました





出発



帰りはしばらく下道で




途中ラーメン食べて
15時40分






。。。





17時

いつの間にか眠り込んでいたみたいで

気付いたら神戸世良美術館の前に居た




要するにドライバー中pとしては
ETC料金割引のため
都心部に戻り高速を降りる時間を24時過ぎにしたい算段
いろいろ時間を潰しながら東京に向かっているのです



(寝起き…)



残念ながら世良美術館は本日休館





怪しくも中を盗撮




正君が
「ちゃんと僕らのフライヤーが置かれてるんですね~」
と純情な発言をすると

クールな中p
「そりゃそうです
出演するんだから」







世良美術館を後にして我々は中pの導くままに移動




トイレ探してもらったら中p
当てずっぽうで何やら巨大なファッションビルに入る

地下駐車場から一旦地表に出ると怪しげなオブジェ発見



当然やりますよね?

シリーズ化に向けて
あれを





生首



イマイチな感あり







生首の舞台裏



更に情けない図








また建物に入る
さっきは地下駐車場からそのまま外に出たから気付かなかったが
そこには巨大空間があった


正君がいきなり興奮した声を上げながら
中へ走り込んだ



「うわっ!なんすかこの空間
さぁきばらさんさぁきばらさん
僕が今からこの空間を全速力で逃げますから
ウハハ♪
♪待てぇ待てぇ待てぇ待てぇ~♪と
物凄く楽しげに僕を追いかけて欲しいんです♪」
と意味不明






自分の腕時計を
旅先の印象深いシチュエーションの中に置き
撮影してゆく長編写真作品「旅する時計」を撮影中の中p






最上階まで上がって来てしまった人たち

きょろきょろ







SP二人を下から舐め上げ目線で激写する中pを
上から舐め下げて激写返ししたったら喜んでます
こういう時のこの人も中学低学年くらいな無邪気さである






3匹の子猿はこの絶好の遊び場を満喫したが
そろそろ出かけようという段になっても正君だけは
まだ名残惜しそうな様子



「いや~この~巨大空間がたまらないですね~
これを使って何かしたいですねぇ~」


正君はウインクでもしそうな悪戯っぽい目をこちらに向けながら
いきなり片手を垂直に挙げて

「ミッションインポッシブルみたいにシュッとワイヤーに掴まって
シュ~ルシュルシュルシュル~~ッと
ルパン三世みたいに一気に上昇したいですね~♪」



トムクルーズかルパン三世か
やりたいのはどっちなのか…

それとも上昇したいだけなのか...

だとするなら
アホの坂田での上昇でもアリなのか…




最後まで名残惜しそう正君

「この無駄な空間がたまらんなぁ
たまらんなぁ…」








さて新名阪夜間工事の通行止めを避けるため
20時までに京都通過しなければならないそうで
やっと本腰入れて出発







東京まで時間はまだまだ沢山ある

しばらく車中は静かだったが
そのうち音楽性や活動方針などの討論が熱く始まり
ずいぶん沢山のことを話し合った





23時半
あとまだ230キロ

今日はずっと雨です

僕も中pも直球型の人間だし年も近い
遠慮なくストレートな意見を浴びせ合ってだいぶ疲れた頃に
それまでは口数少なかった大坪さんがボソッと口を開いた


「僕は、さぁきばらさんに誘ってもらって
こんな車移動の旅をさせてもらって…本当に...楽しいんです」



? 何か感謝されるのかな?
心温まる良い話しが始まるのかな?
それかヒートアップした僕と中pの精神を
鎮めようとしてくれてるのかな



「本当に楽しいんですけど、さぁきばらさんは
僕なんかじゃなくどこかの音大卒の可愛くて
ちょっと貞操観念の低い感じの女性のピアニストさんなんかと組んだ方が
きっとさぁきばらさんは車中は絶対楽しかったんじゃないかと
思うんですよね
ギャハ、ギャハ、ギャハ、ギャハ
ヒック...」




何を話し出したのかな?




「さぁきばらさんが彼女に言うわけです
『そんな男やめとけよ。騙されて遊ばれてるだけだから』
とか言うわけです
ププッ…
そうするとその娘が
『そっかなぁ…そうかもね
じゃあさぁきばらさんなら安心かな?』
とか言って
ウププッ
『私さぁきばらさん嫌いじゃないしぃ...』
とか言うわけです♪
ギャハギャハギャハギャハ♪」



いったい何を言い出すのかと思えば
車内大爆笑です

おかげで頭が一気に切り替わりました




「まぁ僕はいいとして
中pは下ネタ全く言わないよ
ね?中p」


中pクールなトーンで
「そうですね
私、下ネタが全くNOってわけではないですが
自分から言うことはほとんどと無いです」




(ムッツリかい?)






そこからしばらく大坪さんと女性という生き物についての話をしました

内容は女子禁制なんで話せませんが...^^;





大坪さんの馬鹿話のおかげで
すっかり揺るんだ車中

笑い疲れてまた車中に静寂が訪れる




さっきのは照れ屋な音楽家、大坪正流の「和」の調停行為だったのかもな

「中和」するセンスというか
もっと高尚に言えば「中庸」を促すというか


でもな...
相手の心の内を僕が勝手に決めてること自体、傲慢なことだよな


ただクダラナイ話をしたかっただけかもしれないし
ホントに場を和ませたかったのかもしれないし

大坪さんが何を目的にあんなこと喋ったかは
彼にしか解らないのだ


いや
もっと言えば
大坪氏自身にさえ解らないかもしれない



ただ人は気付いたら発していて
発すれば何かに当たり
当たれば何かしらは動く

人間にとって膠着は苦痛であり不幸だ


この3人で営まれる最小社会の役割分担が
据わるべき位置に整って行きつつある感じがしている





大坪さん本人はこういう変態トークが
ステージMCで露見しまうのが怖いと言ってます


大丈夫、大坪さん
そこに愛があるなら


もし手が付けられない程の暴走を察知したら即
僕がツッコミで瞬殺するし


または参加型でお客さんに暴走した大坪さんを
しばいてもらうのも良いと思うし

会場全体からお仕置きを受けて
物凄く嬉しそうに喜んでいるMの大坪氏の顔が容易に想像出来る

これはもうポスターやチラシのサブタイトル変えた方が良いかも?

【S女子はSPのライブに集合!M大坪氏にお仕置きをしようライブイベント!】





。。。





車中はもう誰も喋らなくなった





湖に落ちた葉が、ゆっくり湖底に辿り着き
静かに沈殿し
時間をかけて土に還って行くように
さっきまでの華やいだ思考はおさまり
思念が深い方へとゆっくり沈んで行く



雨や車線規制なんかで工程予定の1時間半押しな感じ








僕は
SPをやりながら
また中pと濃く関わりながら
そして僕を深い部分で強く支持してくださる人との
コミニュケートを交わしながら
自分の音楽が進みたい方向と照らし合わせながら
商業音楽内の誰もやったことのないような活動形態を模索してる


かつてボランティアで訪問した高齢者施設の
逝き際の御老人の枕元で演奏させたいただき
そこでその御老人と僕の間に交わされた
人間同士の言葉を越えた「気」の交換体験は
僕のギターに多大な覚りをくれた

でもその場を僕に導いてくれた人との
現実的な縁を僕は切ってしまったまま今も生きている


あるカフェでミュージックチャージ無しで
10時間くらい続けてBGMを奏でた時があった

それは自分らしい音楽の成り立たせ方だと感じられた

そしてあるお客さんが帰り際にこう言ってくれた
「長い付き合いの友達と来ましたが、BGMの中で過ごしながら、
友人とかつて語り合ったことが無いくらい深いところまでの話しが出来ました」


嬉しかった



僕のギターは
それ単体で聴かれるべきものではないのではないか
という想いがずっとある


例えば僕の音は
風に吹かれながら聴くべき音ではなかろうか

野外や半野外でのライブをもっと増やしてみるのはどうだろうか



例えば僕の音は
誰かと誰かの親密な会話のBGMであるべきではなかろうか


聴き手が黙って聴くのではなく
もっと普通にしていて...

例えば喋ってても良くて
でも弾き手にリスペクトを送っていて

弾き手も
御喋りする人達の空気をリスペクとして

なんていうか...
そんな風に時空を共存するような



そういうものを網羅したショーは作れないだろうか

そういうものに付けるショータイトルはないだろうか


ずっと考えてきたし今も考えている


過去にはわかってもらえない経験ばかりだったから
ほとんど誰にも話さないが
車中少しだけ
中pと大坪さんに相談してみている


わかってもらえない部分がほとんどだが
ほんの少しは動く


少し動くならば諦めず伝えよう

でも伝えるためのエネルギーが膨大にかかり過ぎて
全体的に動くまでに僕がダウンしてしまうと思う


想いは行ったり来たりする


相手が僕をわかろうとしてくれているその心は
僕の中の迷路を1つ
消し去ってくれる

その瞬間に
孤独に苦しみ続けなくとも
すぐ傍に潤いはあったのだと気付かされる


誰とでも解り合える気さえして来る


でも結局
こういったことは僕だけの
死ぬまで孤独な課題なのかもしれない


音楽の神様に守られながらなんとか
根元に辿り着きたい

そこで万人と手を取り合いたい

関わることで解けて行きたいし
解かれて欲しい

 
僕が過去に置き去りにしてきたものたちを
もう一度、この手に取り戻したい


今回のような旅も
ユニット活動も

全てはその場所に向かうための課題なのだと考えていた



今僕はきっと
スピリチュアルな体験の中にいる


こういう時間がまた
一巡してSPのライブに反映されるだろう

























コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SP、太陽の雫ホールへ行くの巻

2014-05-27 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)


2014/5/25/am10時
3人合流

岡山まで約640キロ
ノンストップで7時間以上

休憩挟み到着は多分18時くらい




リブラ ウーロンハイでは助手席担当だった僕
SPではなんとなく後部席担当になったもよう

ちょっと社長席な気分



下見&RHではあるものの
このメンツとしては初旅なわけですが
車中の「気」は至って穏やか
砕けた様子はまだ無いながら固さも無し

僕の知っている変態な大坪さんは
まだ猫を被っている様子

3人とも声の質が柔らかいので
会話になっても耳に優しい僕好みの空間になってます






10時半
早くも外の景観は緑の中

早く昼飯食べたい

本番日じゃないから僕は遠足気分で
全く緊張無しのご機嫌さん




10時50分
リブラで3日間足止めを食らった駿河湾沼津SAを通過


今思えば
あの時がリブラでの最後の旅だったことになる


人生の展開というのはタイミングだと思う

リブラが終わるタイミングにSP始動をリンクさせてくれたのは
中pのプロデュースといっていい


リブラは僕の出音の影響で
インスト音楽フィールドの中ではオーガニック&ヒーリング寄り
なユニットになっていたと思うが
和泉さん個人のファンの方たちは
もっと多くの即興性やアグレッシブな演奏を求めているのではないだろうか
と僕はずっと迷いながら全国を周っていた


たまたま和泉さんとの合奏の縁が巡って来たが
それまでの僕のスタンスといえば

音色や表情や空気感を一番に優先する僕にとっては
そこが崩れるくらいなら
アドリブなど全く無くても構わないくらいに考えていた

リブラでは僕なりに即興性に対しての努力をしたが
そのベクトル自体に常に自分としては無理を感じてもいた


和泉さんの胸を借りて全国を周れた幸運を感じつつ
寄り自分らしく居られるフィールドを模索していた




アランホールズワースやテリーボジオなどを
日本に呼んで興行していた経歴を持ち
和泉さんとも十余年の活動経緯を持つ中pの
現在までプロモートフィールドも
完璧にインスト音楽フィールドであり
しかも即興性がふんだんに内在するジャンルだ


リブラ脱退から急変化で
オーガニックミュージックを追及するSPの活動に転じる中

中p、僕、大坪氏
3人が考えるオーガニックミュージックはまだ微妙にズレがある


それをメールなどで意見交換すると
まるで違う価値観に感じてしまうが
実は根源的は共有出来ていることを僕は確信している


人生で3人が合流する以前からそれぞれが人として既に求め
出会わぬうちに無意識に共有していたもの



内面性の具現化や音を媒体としての内面の共有、等


それらを共有する事から自然培養的に生まれてくる
生きるための力、勇気、喜び


SP初旅の車中のこの平和な空気が
SPでオーガニックな音楽を追及する道を
既に明るく照らしている証明だと僕は感じていた








11時半


中pが「昼飯どうします?」


「久しぶりにそば吉野家行きたいなぁ」と僕


中p「じゃいつもの所に寄りますか」

中pと僕がやけにはしゃぐ


リブラで散々通った新東名掛川SAの
そば吉野家のモリ蕎麦のファンなのだ



キョトンとする大坪さんに僕は先輩風を吹かせながら説明する


説明しながら
自分がリブラに入り最初の頃
和泉さんと中pから説明してもらった記憶が蘇る


人生に於ける役処は巡る
邂逅への切なさと未来への期待を抱きながら








掛川から再出発




山の上に巨大な風車が10機以上並ぶ景観に
大坪正氏しきりにiPhoneのシャッターを切る様子



そうそう
僕もあの風車は散々撮ったなぁ






12時40分
出かける時は薄曇りだったのが今は晴れ渡る


車中には午後の閑気が満ちる


ポリッ…
ポリッ…

中pが眠気覚ましにナッツを噛む音だけが聞こえる


正君はペットボトルをオシャブリのように口元に当て赤ちゃん返りしているのか






12時50分
美合
名古屋まで50分




道はガラガラ
順調なる行程


今月だけで7000キロ運転したという豪腕ドライバー中pにとっては
東京~名古屋くらいは庭のようなものなのかもしれない


少し昼寝したくなってきた…








13時10分
新名神に入る


後ろからハーレー軍団近づく

北斗の拳的荒くれ者風である









バイカーにとって今日は絶好のツーリング日和なのだろう
気持良さそうに追い抜いて行った





「このあと通る四日市の辺りは撮影スポットとしてはなかなかですよ」
と中pが大坪さんに説明している


また記憶が蘇る
僕も以前説明してもらったなぁ
その時は
「この先はフォトジェニックなスポットですよ」
と英語で言われたのだった


なんで今日は日本語なのか…




間もなく中pお勧め四日市撮影スポット





撮影を始めた大坪氏の様子に
無関心を装いながらも
「ね、でしょ、ムフッ」と
ちょっと満足気にバックミラーに映る中pの目に
密かにウケている僕







四日市を撮りまくる大坪氏















そんな正君に追い討ちをかけて
次ぎなるオブジェが現れる


「えっ?あ~れは何ですか? 」」




中p
「長島温泉の遊園地です」


「こっ…これは…
凄…いですね…」と正君



タラ~リ... oo;







そしてSAにトイレ休憩に寄ると
北斗の拳たちも休憩していた
今日は彼らと抜きつ抜かれつの道連れになりそうだ





14時
旅路は順調
鈴鹿辺り

目的地まではまだ315キロ



14時5分
「この先 火災」の表示

起こったばかりの事故らしい





重症死亡事故にはなってないようで良かった





14時半
甲南
2台のキカイダーに追い抜かれる





14時35分
信楽、通過



車中観察に疲れたのでボンヤリ空を眺めてます



雲を見るだけで
幸せにも悲しみにも感じたりする

結局、自然は自分を映す鏡だということなんでしょうね



14時45分
大津
目的地まで225キロ
予定より早く着きそう


ほんの少し眠ったようだ
15時
桂川SA
目的地まで170キロ





15時15分
真っ直ぐ前に伸びた道はつい撮りたくなる






15時25分
山陽道に入る

前席のどちらかが
「ホワ~イ」とアクビをした


白っぽくて眠くなる西日だ

なんだかビールが飲みたくなる





15時45分
更に岡山方面へ分岐 あと145キロ



中pがいきなり
「お二人に質問なんですが
高いところは好きですか?」





「僕は高所恐怖症です」



...と
正君が俄然食いついて来た
「僕は結~っ構好きですね~(^o^)/」




「何なんですか?その質問の心は」



中p
「明石大橋のつり橋の一番高い所に昇るツアーがあるんですよ」




「うわぁ~...絶対無理」



正君
「うわぁはははっ!\(◎∋◎)/
いいっすねぇ~
昇りたいですねぇ~
日本でバンジージャンプ出来る所があるんですが行ってみたいんですよ僕
(・o・)」
そもそも巨大建造物が大好きなんですよね僕」



中p
「私、基本的に高いの興味無いんですが…(-.-)y-~~~
明石大橋のツアーだけはちょっと興味あるんですよ(・o・)」



と、僕を置いて二人は
高い所話に花を咲かせていた

四日市のくだりといい
この二人、巨大建造物的マニアか、高所快楽症か...

二人ともそれぞれにかなりのマニアック人間故に
ツボが合うと共謀してとんでもないことをしでかすかもしれません

恐ろしくも楽しみではあります







16時10分
加古川通過
目的地まで100キロ



16時半
龍野西SAで最後のトイレ休憩
この先
播磨から赤穂を通りながら目的地まで70キロ




やはり今日は北斗の拳軍団と道連れなのだった





北斗の拳たちは全員が1つのグループではないらしく
一足先に出発する荒くれ者には
まだ残っている荒くれ者が手を振って見送っていた

なかなか良い感じの荒くれ者たちでありました




さて再出発




これから訪ねる会場、太陽の雫は
キャパ40くらいのピアノ小ホールだと聞いてるのだが
近づくにつれ段々楽しみになってきました


16時50分
あと60キロ

さすが豪腕ドライバー中p
600キロ以上の7時間以上の移動距離を予定通りに遂行しています


16時55分
岡山県に入る
あと50キロ







17時20分
岡山ICを出る









18時
先にホテルにチェックイン

そして夕日の中
すぐに会場へ移動




土地勘が無いのでよくわからないのですが
ホテルから15分くらいだったか…
市街地から離れ、川沿いの道を行き
細い橋を渡り遂に会場着






着いてご挨拶を済ませるとすぐに音リハに突入

後になって気づけば写真も一枚も撮らずに
終始サウンドチェックに集中していました


置いてあったグランドピアノは小ぶりなサイズだったと思いますが
会場の響きはバランス良く鳴ってくれるので
ナチュラルな音場で音楽しやすい環境です


SPのRHだけではなく
朗読の一部分やフルートの方とも合わせることが出来ました
これで本番のイメージがしっかり掴めましたし
ここ岡山と連日の
神戸や岐阜での音場のイメージも掴めました


リハーサル終えた後にオーナーさんと食事してホテルに戻りました


中pも大坪さんもそれぞれ忙しかったみたいで
かなり睡眠不足らしいのであっさり解散


でも今日現場でのリハーサルやれたことで
いろんなものが見えたので本当に良かった


今日の下見&RHでの音出しを1つの山場に思って練習してきたので
今夜は自分に御褒美で ずっと禁酒していたのを解禁

ホテルで1人でビール飲んでます



今日は気分良く眠れそう


そして中pとまた企んでいる榊原長紀ソロプロジェクト
のテストレコーディングが今月後半に行うことになりそうです
その様子もまたレポします


では
おやすみなさい






。。。






2014/5/26


早朝5時に目が覚めてしまった…

外は雨





二度寝しようとしたが眠れず
諦めて起きることにした




チェックアウトの11時まで全てをゆっくりやることにした

ゆっくり湯船に浸かり
昨日1日で凝った筋肉を
時間をたっぷりかけてストレッチで解した

筋肉が解れ
滞っていた血流が復活するとスーッと寝てしまったようだ


10分ほどの短い時間だったが
凝ったまま何時間も眠るより余程熟睡出来た気がした




...昨日は全てが捗った気がする


本当のリハーサルをやれた気がする



本当のリハーサルというのは
僕流の考え方ではだが
そこに居る全ての人が開く方向に動き
ナチュラルに力を合わせる流れが生まれることを意味する


若い頃は
音を固めるのがリハーサルだと思っていた


音を固める準備はリハーサルの日だけではない
毎日の積み重ねなだけだ


リハーサルの時間の中では
各々が積み重ねた成果を最大限に発揮しそれを合わせ
善の大きな波動に高めてゆくために
自分も相手も開く方向に意識を集中する

開くことは
安心から生まれ
安心は
肯定からしか得られない


いくら理屈で正論だと主張しても
日々の中で否定を行っている人は
自らが自然開花出来ない
と自戒的に考える


自らを開くのに難儀をするから
自分にも他人にも「開け開けもっと開け」と要求が強まる

それは開いてるのではなく
こじ開けているだけなのだ


僕はそういう場所では何も語りたくない
ひたすら貝
になる




心身は繋がっている

身体を解せば自然と観えてくるのだろう






朝からオーガニック思考するうちに10時半



そろそろ支度し
早目にロビーに降りコーヒーを一杯飲むことにした




。。。





ロビーに降りると大坪さんが先にチェックアウトしていた


ロビーのソファーに座り
「昨日は何もかもが上手く行きましたね」と僕

大坪さん
「いや~僕はもう終始ヒヤヒヤで
もう死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ~って思ってました」



何だか朝イチから大坪さんが面白い感じになっている




「何で?
いろいろ確認出来たし
こちらの方達ともコミニュケートとれたし
バッチリだったじゃない?」



正君
「僕はやるって聞いてなかった曲の譜面を急に渡されたりして
もう僕はずっとドギマギでした僕は」




「全然そんなふうに見えなかったですけどね
クラシック曲初見で、あれだけなぞれば十分でしょ
まぁ、そうやってすぐ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ~ってなっちゃうから
大坪さんは面白くて好きですけどね」



正君
「さぁきばらさんがテキパキやってくれたから僕はもう本当に救われました
あれでさぁきばらさんが居なかったら
僕はそれこそもうホントに死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ~ってなってましたから
ウハハハハハ」


自虐ネタ的ギャグなのか
真面目にテンパったのか
よく解らない

朝から笑わせてもらい
間もなく中p合流



今日の中pのネクタイには「5150」が10個くらい書かれている

中pは必ずいつも自分の着用する服のあらゆる所に
「5150」という数字をラメペンなどで書き入れている

その数字の意味も書き入れている意味も教えず
書き入れてる、ってことだけを大坪さんに教え
朝からモヤモヤさせてみた




今日は岡山を経つ前に
オーナーさんが営むパン屋さんに寄ってくことになっている


「美味しいパンが焼き上がるから12時半頃に来てね」
とのこと

11時チェックアウトして時間があるのですぐ近くの岡山城を見に行った




途中
子供が乗るゴーカートみたいなのが走って来たので
3人でなりふり構わず激写




ゴーカートを激写する中pを盗撮





あれが岡山城ですか...

白壁じゃないんですね








?... 正君が何か見付けたようだ




「さぁきばらさん!さぁきばらさん!
僕をちょっと撮ってください」



「見て見て~
ほら生首~」



正君はこの3人の関係性の中で解放されつつあるようだ








中p
「さて左右どっち行きましょうかね」




僕「左に行っても美術館しかないみたいね
どうせ入らないから右行きましょうよ
『水辺のももくん』を見に行きましょうよ」






正君
「これは、水辺、のもも君、なんですかね?
水辺のも、も君なんですかね?」




「...水辺の、もも君、です」



正君
「やはりキジと犬猿を引き連れた桃太郎の銅像なんでしょうかね」
などと会話しながらもも君方面へ移動








そして到着したが




キジ犬猿は居らず



桃を高々と持ち上げた小便小僧であった…







これはもう僕らの知る桃太郎ではない
やはり正君の言う通り『のもも君』だったのだ





『のもも君』を寝ッ転がりながら激写していると中pの声
「今日のさかきぃはいつにも増して激写に熱が入ってますね」
そう言いながらレンズをこちらに向け近づいて来る



その中pにだけ撮らせてたまるかと
激写返しである








中pクールに
「ふっふっふ...
これ以上無い暇潰しだったと言えるな...」



僕「中p中p
この樹のとこで軽めのアー写撮ってくれませんか
どういうポーズ取ったらいいですかね」



即座にカメラマン中p
「じゃ、枝に沿わせるように腕を開いてみましょうか」



僕「こう?ですかね?」






中p
「いいでしょう
じゃ大坪さんも同じように」


こういったポーズをとることには
絶対照れまくっているであろう大坪氏を解す意味で
「一番エロいこと考えてみてください」と言ってみた



そう言われて撮られた正君がこれ





エロいこと考える集中が切れた正君がこれ








カタツムリ発見

昔は庭にも居たのにすっかり見なくなってしまったカタツムリ





何気にこちらを意識してるニャンコ









「大坪さん
またそこで生首やってくださいよ」



大坪氏「いや…ちょっとこれはさすがに…体が隠れないでしょ…」









Nice生首!大坪さん






「これシリーズ化しましょうよ
行く先々で撮ってはブログにアップしてくうちに
えらい人気コーナーになるかもしれませんよ
でライブに来たお客さんが
『生首やって~』みたいな黄色い声援が飛ぶようになって

大坪さんはライブでは必ず一回は
ピアノのとこで生首やるコーナーが出来るわけ」



正君
「いや…僕としてはもっと遠くから撮ってもらってですね
ほら…あれ…なんて言いましたっけ…探すやつ」



僕「ウォーリーを探せ?」



正君
「そうそう、それ!
遠くから撮って遠景の中にお溶け込ませて
『生首は何処に居るでしょう?』ってクイズ形式にして
撮影距離は毎回適宜変えてゆき
今回は難易度5とか次は難易度3とかして」




正攻法のアー写撮りより生首が性に合う正君であった



。。。。



さぁ
遊んだ遊んだ


パン屋さんに行こう
焼きたてパンが僕らを待ってる






写真アップが1日の限度数100枚を越えてしまったため
この先は今日の24時過ぎに写真アップしてまた更新しますね












コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RH vol:4 @ 大坪邸

2014-05-22 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)




RHに行く途中
えらいゲリラ豪雨に遭遇




世田谷246辺りで稲光

そしてすぐにミゾレ入り豪雨





あっという間に前方に晴れ間





雨雲と晴れ間の境目





そしてまた晴れ




無事、大坪邸到着




SPの音は
どんどん生き生きして来てます

譜面を見ながら細かく細かく打ち合わせては
今度はそれを全部捨てて感情のまま弾く

テンポが揺れようがミスしようがそんなのおかまい無しで
心だけ込めて
そして音に込めた相手の心だけ見失わないようにしながら

気付くといいオジサン二人が忘我の境地で
一生懸命になって弾いてます


そんなRHを
二人のスケジュールが許す限り繰り返してます



今日は大坪さんの弾く横姿を見てたら
ちょっと涙腺が緩みそうになりました


ポーズの欠片も無い一生懸命さ、って
掛け値なく泣ける




25日は
本番じゃないんですけど
中PとSPと3人で岡山行って来ます


出来上がったばかり、という「太陽の雫ホール」に
会場の下見と音RHに行くんです


オーナーさんが人生かけて造ったという
「太陽の雫ホール」のこけら落としに出演させていただくので
念入りに進めてます



こんなふうに音楽が出来る仲間が居て
もしかしたら僕はとても幸せ者なのかもしれない





















コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきるささえ

2014-05-17 | ギターの栄養
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RH vol:3 @ 大坪邸

2014-05-16 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)




曲を理解する
(特に上の譜面の作者へのアプローチなどは知恵熱が出そうになる)



解釈を共有する
(言葉を越えたもの(音楽)を作り出すのに
初期段階では言葉を使わざるを得ないそのじれったさっと言ったらもう...)



呼吸を合わせる
(隣に座って相手の鼓動を感じるところから始まり
相手を信じて身を任すことでそれは容易に得られる)



自己解放する
(自分で決めた理想に縛られ固くならないようにする)



相手の解放を補佐する
(良き音楽は音以前に人としてのリスペクト有りきである)



くだらない話をする
(脳の休息)


笑う
(脳の休息と自己解放とハッピーの共有)



甘いものを食べる
(嗜好的時間&脳のガソリン)



聴く人の心が喜ぶことを模索する
(これを考えると自分の中の心配事がス~ッと消える
与えよ、さらば与えられん)



そしてまた老体に鞭打って奏でる
(楽器演奏者は根性を以て継続あるのみ)





そんなことを5~6サイクルやって
最後に今日の成果を讃え合って帰路につく




今日も心が泡立たぬよう

自己の中の荒ぶるものが
浄化されて透明に鎮まっていてくれますよう

そしてそれが良い連鎖を生んでくれますよう


音楽を作りながら
心の中で祈っている













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黙って座ってじっと聞け

2014-05-13 | ギターの栄養
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回目のRH@大坪邸

2014-05-12 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)

やっぱりいつもこれが一番先に目に飛び込んで来るな...



セーブしてなくて、いいアイディアやデータがうっかり消えちゃって
相当悔しいしかったんでしょうね~


今日は、音
良かったですよ
僕ら

大坪さんは前の現場ので相当疲れが溜まってたみたいだけど





アンサンブルっていうのは面白いです

どんなに細かく言葉で打ち合わせしても
大抵サウンドは良くならないんですよね

それが自分のやりたいように思い切ってやると
或る時、急に音に立体感や奥行きがパッと生まれるんです

あ、来た
って思って

重たい重力を背負って
うんうん言いながら歩いてたのが
急に無重力みたいに身が軽くなるんです

とても自由を感じられる瞬間

こういうのって
リズム隊が居ないDuoとか小編成の醍醐味だと思います





今日やった大坪さんのとてもロマンチックな曲
その曲が出来た時のイメージを聞いたんですが
そのイメージが全然ロマンチックじゃないので
そのギャップに大ウケしたんですが

しかし...
帰宅して、よ~く考えてみると
もしかしたらそれは凄くロマンチックなのかもしれない
と思い当たったりするんで


あぁ...なんか
脳味噌をコネコネ弄られるわ、このユニット





大坪氏がトイレに立った間に
今日の盗撮


これ、興味あるな...
忘れなかったら次のRHの時に内容を聞いてみよう



大作曲家が語る...
霊感...




かと思えば








なんでしょうか?







豚の耳かきです







ということで
次なる集いは金曜


更なる音の飛躍を目指したるぞ








コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギタリスト休憩中

2014-05-11 | 過去の制作日記

練習し過ぎた...

指痛いし頭も飽和状態


リセットしなきゃ



とはいえ
趣味らしい趣味の無い僕は
こんなの観てます

これ

この人達もう最高
登場第一声からウケまくってる僕(ボケの人が好み)
若い頃より爺さんになって更に面白くなってる
僕もこういう爺さんを目指したい

いや
もとい

僕もこういう爺さんギタリストを目指したい





そしてこれ

この人達の芸はホント凄い
芸の1つ1つがホンモノで
しかも4人合わさったテンポ感がまた凄い

ダイレクトにぶっ差しただけのギブソンのセミアコがやけに良い音
リーリトナーか、って^^;
フルアコもギブソンだし
三味線も良い音
歌うまいし




ずいぶん前の話ですが
ある営業仕事で地方に行った時に
玉川カルテットと一緒になったことあるんですよね


僕がサポートする歌い手さんより手前に
玉川カルテットがステージやってたわけ


自分らの出番の待機がてらステージ袖から観てたんですけど
半端じゃなく物凄いエネルギーで
もう感動しちゃって
気が付いたらステージ降りて来た彼らに
「最高でしたっっ!」って声かけて握手を求めてた僕

そんな衝動に駆られたのは後にも先にも
このとき一回だけ



それからまた何年か後になって
いろんなアーティストが出る或る野外イベントで
あるロックバンドを袖から観たんです

大ヒット曲のある日本の有名なロックバンドで
アクションとかも売りにしてるような芸風なんです

もちろん気合い入ってるのは伝わって来ましたが
なんか...
本能的に感じ取ったものとしては
玉川カルテットが
僕が過去に観たバンド(外タレも含め)の中で
一番体温が高いバンドだったなぁ...と



どうも...ポップス界の王道を上手く歩けないギタリストです


しかしまぁ玉川カルテット贔屓の僕は
変な洋楽かぶれしてる人より
むしろ日本人としての王道は歩いてる
ってことで



さて
明日は大坪さんちにSPのRHです


ホントは二人とも思考回路が相当変なんで
いろいろ面白い話はあるんですが

SP初ライブの前にあまり変態話を披露しても

ちょっと自粛してます

そのうちぼちぼち変なとこ見せてきますので



大坪さんが
僕との音楽的な馴れ初めを(真面目に)ご自身のブログに書いてくださってるみたいなので
リンクさせていただきますね

ここ






さて...もう一回
いとしこいしと玉川カルテットで笑ってから寝よう











コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マントヒヒ的な

2014-05-10 | 過去の制作日記





雲1つ無い五月晴れの中
今日は中pとのミーティングに出かけた


このところ毎日隠ってSPの自己仕込みをしていたので
外の空気が大変気持良い




いきなり話が変わるが
マントヒヒの群れというのは
毎日のように雄同士が牙を剥き合って乱闘を繰り返しているのだが
それは雄同士の力の見せ合いをしている偽乱闘であって
その乱闘で実際のところ誰も傷付かないらしい



自分が生き延びて行くためには
群れの一部でいることが最良の方法だと本能的に知っている彼らは
闇雲に相手を叩きのめし
自分の所属する群れが縮小されるような愚かなことはしないわけだ
  

ならば乱闘を丸ごとやめて労い合ってればいいじゃないか
と思うのだが
それはそれ雄というのは
そういうことをしながらでないと生きて行けない性を持っている


そこが滑稽であり
そこがチャーミングであり
実は生命の危機に晒されるような非常事態になった時のための
真剣勝負の訓練だったりする


生物の雄としての本能的本気というものが
こういう時間の中に見え隠れするのだ



リブラという濃いステージを経て
現在の新たなフィールドに立ってから
中pと僕の関係性はガラッと変わり
今このマントヒヒの雄同士の関係に近くなっている

本音のぶつけ合いという乱闘を繰り広げながら営んでいる最近である




今日もミーティングと称して
2匹は待ち合わせの場所にこんな風にスタスタやって来て
(ホントは車で来ました)




(運営方針について)
片方がこんな雄叫びを上げると




(運営方針について)
もう片方はこう返したりする






この歳になって良き喧嘩友達が出来るとは思ってなかったので
(雌の諸君にはよく解らないかもしれないが...)
雄の自分としては本能的に大変愉快である





早く大坪さんも引き込まなきゃ...











コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

instabilité gravitationnelle

2014-05-08 | 楽描き帳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母胎回帰

2014-05-08 | ギターの栄養





小さなオルゴールか

古い腕時計の

歯車の噛み合う部屋の中に入って行って



























そのもっと奥まで入って行って










薄っすら入って来る外からの光に
ぼんやりセピアに映し出された
その真鍮の歯車が発する
鈍い光の中で
ピアニシモを奏でていたい
































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独り言

2014-05-08 | ギターの栄養



僕にとっては
奏でる曲調が盛り上がってることが心地良い訳ではない

また静かな曲調が特に好きかというと
それも違う


盛り上がってゆく過程と
下がってゆく過程が心地良い
ということなのだ






感情表現のダイナミクスを
pppからfffまで表現したいがために
至って静かにpppの練習をしている時の僕という動物は
pppという獲物を狩るために非常に貪欲かつ獰猛な状態になっている肉食獣なのである










1つの決まったメロディーを様々な強さで弾くと
メロディーから伝わって来る感情や色彩情景はまるで違ってくる

そのために大抵ポピュラーの楽曲には
数コーラス分の繰り返しが必然的に施されている



「リピート記号で囲う」ということは
任意の小節数のコード進行とメロディーを繰り返し奏でることで
そこに「逃れられない執着」という人の抱える想いを練り込み

曲はリピートで反芻されることにより
「執着を続けていることに飽き
同じメロディー同じコード進行、という条件の中ででも
別の表現を模索すること」
へと意識を転じさせる


王道として言うなら
それはエントロピーの法則に従い
必ず階段を上る方向へ進む

途中で階段を下るのは更に上るための踏み台である


fffが活きるのはpppが在ってこそ初めてだと
この猥雑な世の中に物申したいが
ffffffくらいで申さねば聞こえないだろう



それよりpppの訓練に人生を費やす方が有意義だ












[to top]








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする