Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

ジャケットデザイン完成

2015-12-31 | 榊原長紀 「キミと僕」



画家小田さんには通算5回の修正をお付き合い頂き
年内ギリギリでジャケットデザインが完成した


「時を股がった心の中の想い」という
非常に説明しづらい観念的なイメージを
なんとか言語化しながら伝え、現実での「絵」にまでするのは
小田さんも僕も
また見守りつつ要所要所で意見してくださった菊池さんも
3人とも難しかったのではないかと思うのだ


人の世では「我」を通せば摩擦が起こるばかりだが
芸術の世界では「我は折らず、合わせて和とする」ことが重要だと常々感じている

そこが芸術の神に近い部分だ


完全なる神に人は決して届かない
だが
この作業
そこへ近づけるステップにはなった

それだけで十分な命の仕事をしたと思える



あとは音のミックスダウンとマスタリングが上がって来たらプレス
ということになる


30年来の音楽仲間に紹介してもらった今回のエンジニアさんは
昨今の音圧戦争に辟易している僕と同じような価値観を抱き
僕がこのアルバムを作るのにあたり多大なインスパイアを受けた
藤代誠二さんの影絵の世界を僕と同じように愛する人であった

こういうご縁にも必然を感じる

このまま
我を折らず和する縁を引き寄せて行きたいものである



自分ごときには
まずまず立派な年越しとなった


















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2015/12/25//銅版画

2015-12-26 | 榊原長紀 「キミと僕」


表ジャケットの下絵が決定してからずいぶん経ったが
小田さんより初の銅版画が添付されて来た

作者の制作時間が長いほど
その人の心情が作品に織り込まれるように感じるのだ

だから待つのはいつまで待ってもいい
僕が生きている間にでも間に合えば
くらいに本当に思っている

もしこのアルバムを引き継いで作ってくれる人が居るなら
僕が生きてる間に間に合わなくてもいい
くらいな呑気さだ



下絵から銅版画になることで
予測不能なノイズ的な小さな線や点や
モチーフの1部分が小さく欠けていたりする

そういう計算外の産物がとても好きだ


ただ下絵の時より黒見が多くなっていたのが
僕のイメージとは逆だったのでご相談させて頂いた


銅版画は濃くする分には幾らでも出来るが
薄くするのは難しいそうだ

ただ、なんらかの手立てで調整してみてくださる
という



。。。



表ジャケ絵の完成が見えて来たので
音源の方のミックスとマスタリングの手配をした


アルバム構成はほぼ独奏だが
プロのエンジニアにミックスを依頼する事にしたのだ


20年以上の付き合いのあるミュージシャンの友達に
信頼の置ける近しいエンジニアさんを紹介してもらった


「僕のこだわりはある意味特殊だし相当だけど
最後まで付き合ってくれる人かな?」

と心配で、よくよく友人に確認したが
大丈夫と太鼓判を押してもらった


自分以外のしっかりこだわりを持つクリーエーター達と関わりながら
少しずつ自分の作品が完成に近づいていることに
沸々と喜びを感じている



帯状疱疹で左瞼完全撃沈
左おでこ半分だけ発疹で見事に真っ赤
右瞼も半分しか開いてない
という見た目には悲惨な年の瀬ではあるが
精神はかなり上機嫌である

























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不届き者

2015-12-18 | ギターの栄養


「不届き者」とは
「取り決めや法に従わない者。不埒な者。」
という意味らしい





今日も気持ち良い冬晴れ









不届き者は朝からビールを飲んでいる

しかも柿の種を食べている








輪をかけて不届き者はビールを飲みながら柿の種を食べながら
仕事をしている




全くどこまでも不届き者なのである







不届き者には当然すぐに罰が当たる




柿の種が止まらない


柿の種をボリボリ食べながら録音していると
ヘッドフォンからのギターの音が全然聴こえない




然して
いつまで経っても仕事は終わらない







そういう呑気な年末を過ごしている















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何とかいう名前の醤油と上空の気流

2015-12-18 | ギターの栄養


昨夜は2つ夢を見た

凄く美味しいダシの効いた何とかいう名前の醤油、をかけた豆腐が
何とかいう名前の料理で
それに一字違いで酷似した名前の
日常的に使われている名詞があるので
この豆腐料理の名前を説明してもしても誰も覚えてくれない

「この絶品の豆腐料理は○○○という名前ですよ」
と説明しても
「ほう、それは○○×というんですね」
と言われてしまう

「いや○○○ですってば」

「あぁ、だから○○×ですよね」

こんな会話を夢の中でエンドレスで繰り返して夜中に目が覚めて
あまりの馬鹿らしさに声を上げてゲラゲラ笑ってすぐまた寝た


そして次は空を飛ぶ夢を見た


臍下胆田あたりから喉仏の辺りまで縦に意識を通して
右手親指付け根の筋肉と連動させてググッと力を入れてゆくと
身体が浮き上がる


舵は頭部の傾き加減で取れるらしい


多分何度も夢に出て来てる風景、の住宅地から浮き上がり
最初は家々の庭木にぶつからないようにゆっくり前進した



障害物が鬱陶しいので電線の上に出ると一気に視界が開けた


この辺は起伏の多い地形らしく
飛んでいるとすぐ目の前に樹の生息した小高い崖が立ち塞がった


その崖に近付きながら高度を上げ
てっぺんの樹の枝ぎりぎりを掠めて
更に上空へ斜めに駈け昇ると急に強い気流に身体が流される


下腹と頭と親指でバランスを取りながら気流の強い上空を
しばらくの間、行きたい方へと好きに飛び回った


地上を移動する時のように上空ではブレーキになるものは何も無いから
思わぬ方向に吹き飛ばされないように風向きを読みながら
前もって方向をコントロールしながら飛んでいた


生まれ変わったら
鳥になって空を飛びたいと言うような人が居るが
空を飛べたら飛べたで結構飛ぶのも神経を使う
地上を歩くよりむしろ大変じゃないか
と夢の中で思った


小学生の頃は夢の中で飛ぼうとしても
必ず地上50センチしか浮かばず
後からウルトラマンに出て来た怪獣に追われて焦りまくる夢を何度も見た

その頃から思えば
上空を飛び回る夢を見るとは
現実の中で自分の意志で
だいぶ望みを叶えられている反映なのだろうと思った


生きてる間にもっと上を目指し
大気圏を突破する夢でも見てみたい


。。。


紅葉した銀杏の葉が黄色に輝く中
今日はRHに出かけた


今日もギターでコミニュケート出来ることの幸せ
である





















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温泉とギターと

2015-12-13 | ギターの栄養


温泉ランドの営業仕事で弾いて来たど

結構こういうローカルな雰囲気好き






宴会場のカラオケステージみたいなステージがあって
その両側にある1,5畳くらい袖が控え室になってます

狭い空間でちょっとおさらい





昔、深夜にホストクラブで演奏してた頃をちょっと思い出した
控え室なんて無くて電気室みたい所とか
非常階段とかが控え室だったりもしたなぁ


あの頃は、こういう所から抜け出してやるんだ、と思ってたけど
今はね、だいぶ違う


何処でも誰の前でも
弾ければ幸せ


まさに、これでいいのだ
です




1stやった後、こんなの頂いて


ホントはもうビール等飲んでしまいたかったが…
2ndもあることだし
我慢...




その後、温泉入って
壷湯だとか長寿の湯だとかブクブク泡が出てるのだとか入って

そして
このありさまですよ






なんという呑気な年の瀬












帰ったらビール飲もう





















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2015/12/7//大地穂@Graffiti後記

2015-12-08 | SUI(大地穂)



今日は大地穂ちゃんと今年最後の赤坂見附Graffitiさん

今年は沢山出させて頂いて感謝です


会場へ向かう車の中
なんだかよく解らないんですが気分が良くて
なんでかよくよく考えてみたら
頭の中でずっと昨日のアッキー曲を歌ってたことに気付きました

恐るべしアッキー曲の引き上げ力

昨日から楽しい気分がずっと続いている


だけど
楽しいと感じる時
それだけに浸ってはいけないような強迫観念を
子供の頃からずっと抱いてる自分が居るんです


この影のように付いて来る強迫観念を
消し去り生きることが出来たら
どんなに自由だろうと長年考えて来たんだけど
消し去るのはもう止めることにした

今日、止めにした


どうしてかって
光も陰も両方共に受け止めた先に
空騒ぎではない慈しみの宿った楽しさが生まれると
フッと思い当たったからでした



脳内再生がいつの間にか大地穂曲に入れ替わって
会場到着


対バンのリハ中
次が僕ら
無愛想な顔に写ってますが僕はご機嫌です
向こうは穂ちゃん




対バンの編成の中には女性ビブラホン奏者さんが居たのですが
4本のマレットさばきがとてもしなやかで目を奪われました

久しぶりに気持ち良い揺らぎを奏でるプレイヤーの音を聴きました

自分がイメージしていた理想的な弾弦の指さばきを
ビブラホンのマレットさばきが体現してたんですよね

確かビブラホンて
クラシックでは打楽器扱いなんですよね?

もっとしなやかなギターを弾こうとしたら
マレットのトレーニング方法を
フィンガリングに置き換えてやったら開眼するかもなぁ

終演後ビブラホン奏者さんと話したけど
名前聞きそびれたな…
聞いとけば良かった



そして自分たちのRH開始

今日は力みも無く
驕る気持ちも無く
良い感じみたいです



。。。




待ち時間が長いのでハーヤンとファミレス



ハーヤンとは以前ユニットやってた仲なので
久しぶりでもすぐ学生ノリみたいに戻って
男子話しで盛り上がる


そして会場に戻って本番

最近の穂ちゃんは
どこか吹っ切れてる感じがします
思いっきり自分らしくやれてる感じが伝わって来る

そろそろ何かブレイクするかもなぁ

すると良いなぁ


久しぶりのパーカツとのアンサンブルも楽しかった

ずっと楽しいことばかりで申し訳ないみたいな年の瀬です




今年の僕のライブはこれで終了です

1年、聴きに来てくださってありがとうございました


メリークリスマス























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忘れてないこと

2015-12-07 | ギターの栄養



我を忘れて楽しかった時とか
そんなような時ほど

身の回りの解決出来てないこと
どうにも出来なかったことを思い出す

クリアーしてないことを意識する



でも
それで良いんだと思う



忘れてなければ

無かったことにしてなければ


それで良いんだと思う






こんな話
解る人にしか解らないだろうけど…


















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2015/12/6//中川晃教君//コットンクラブの日のこと

2015-12-07 | ギターの栄養


昨夜夢に母方の祖母が出て来た

亡くなって30年近くになるが初めて夢に出た


やけに背筋がしっかり伸びていて
黒檀の大きな仏壇の前に観音像のように立っていて
何故か背丈が僕より大きく2メートル近くあった

「おばあちゃんずいぶん姿勢が良いね
僕も年とってもおばあちゃんみたいに良い姿勢でいたいよ
普段からどういうケアをすればそうなれるの?」と聞いたら
上半身着物を脱いで
「姿勢良く見えるけど実はおっぱいは垂れてるんだよ」
とペッタンコの胸を見せて笑った

夢の中の祖母は笑ってたから先祖不幸はしてないらしい
多分...


祖母だけでなく母方の人間がだいぶ出演して
それぞれがそれぞれらしい振る舞いをしていた


この夢は何の啓示かと考えたが
僕の精神の中にあの世と交信しやすい装置が新規開設されたので
あっちの人達との対話が始まったのだと思うことにした

こういう思い込みは楽しい
そしてあながち間違ってもいないかもしれない
なんて思う



。。。。



今日は「ファンクラブ限定」ということでクローズのライブでしたが
中川晃教くん@コットンクラブでの本番

昼からサウンドチェックなので早く出かけた

運転していて今日はやけに遠くまで良く見える
多分、視力1,5ありそう

そして精神も面白いくらい落ち着いている

世の中の動きが
ジオラマの中の風景のように俯瞰出来る

夢で2メートルの祖母と話した恩恵かもしれない



。。。



またしてもいつものように早く着いて地下駐車場でしばらく待機

会場入りしたらタイトなタイムテーブルでバタバタと進むだろう






。。。



入り時間5分前に搬入開始

裏導線聞いてないけど表から入って良いのかな?









コットン入口



閉まってます



大坪さん到着

二人入れず



早く入れてよぅ
リハ時間になっちゃうよ~

あ…
この二人が居なければリハは始められないのだ

じゃぁひとまず安心か


。。。


やっと入れてもらって

打って変わってゴージャス空間にてリハーサル開始












これは僕のナルシズムですが...
僕の愛器
初めて中1の時のお年玉で買った定価2万5千円のモーリス
を未だに使い続けてるのですが
この格安モーリスとコットンクラブのロゴのコラボ画像

これでコイツ(モーリス)も思い残すことは無いだろう
この世に生まれた時
名店コットンクラブで自分が爪弾かれるとは思ってもいなかっただろうから



。。。

RHの中でアップ曲を落ち着いた感じで弾いてたら
「さかきぃ
しっとり感じゃなくポジティブ感の方向ね」
とアッキー(33才)から諭された僕(55才) ^^;


「ポジティブね、、、了解っす!」




しかしコットンクラブは音がとても良いなぁ


演る側にとっても(ステージ中も)ホントにとても良い音場です



RHも大した問題なく終了


。。。


そして楽屋にて

よっ!待ってました!

今日のアッキーカクテルが運ばれて来ました


「ねぇ晃教くん、また白目剥いてカクテル紹介してよ」
とリクエストしてみましたが
今回はアッキーは白眼は剥いてくれませんでした


その代わり、と言っちゃ失礼ですが
我らが大坪氏が晃教カクテルを試飲品評
最高の表情を写真に収めることに成功

「ん~~
これは甘酸っぱい青春の味がします」なんて
言ったとか...言わなかったとか...




。。。


そして1stがスタート


1st終了


糖質補給




晃教くんへの差し入れが続々と集まっております




僕が頂いた物ではありませんが
僕はこれが興味在ります


あと、これも




。。。



大坪さんと馬鹿話しながら過ごすうち
2ndの客入れ時間


すると!

大坪氏と僕とにも差し入れが

やったぁ







羊羹?ですかね


「あ。。。さぁきばらさん
僕のには羊羹が入っていませんっ!」
と大坪氏




「あ…大坪さん
多分これは僕が自分のブログ
RHの様子を羊羹越しの写真載せたことへの洒落ですよ
じゃ羊羹越しの大坪さんを撮ってあげますから」



大坪氏
「じゃ、さぁきばらさん
これは是非ともこの羊羹を2ndのステージに持って行って
最後の曲が終わってハケる時
客席に手を振る時にこの羊羹を手に持って手を振ってください
うははは」


「なんすか?それ
嫌ですよ…」

大坪氏
「しかもですよ
羊羹を手に持っていることに自分がビックリして
『なんだこりぁ~』みたいに
一人ノリ突っ込みしてください
うははははは」


「...嫌ですよ…」

などと突き合いながら
羊羮について語り合う二人でありました



。。。


さて2nd開演、5分手前

隣りの楽屋から晃教くんのハイトーンの発声が聴こえて来ると
本番へのスイッチが入る

馬鹿話は一旦終了
アホおやじ二人も本気モードに入ります


。。。


大坪さんと僕が一足先にステージへ

後から客席全体に手を振りながら練り歩きながら登場する晃教くん

その執拗なまでに全体を網羅する感が面白かったので
晃教くんがステージ上に辿り着いた時
「逆に僕からアッキーからに手を振る 」
というギャグをやってみたんだけど
アッキーに気付いてもらえなかった可哀想な僕 ;;


。。。


2ndが始まって

晃教くんのMCってね
黙ってステージ上で聞いてますが
込み上げる笑いツボにはまらないようにするのが
結構大変だったりするんですよ

だってアッキーのMCって
「AであってBではないんですよね
でもBだったりもするんですけど
だったらどっちなんだって話ですがエヘヘ
そんなことを思う今日この頃なんです」
みたいな事を何度も言うでしょう

もうずっと心の中で
AなのかBなのかどっちなんじゃい
と突っ込み続けておりました

ちょっと油断すると脇腹にジャブが入りそうで
そうなるとツボにはまって演奏にも支障も出かねないので
僕は実はここだけの話
ステージ上でアッキーのMCはほとんど聞いてません


そういう、聞いてないモードでボンヤリ油断してた時
1stの時に「焦らずに進めばいい」という曲の前に
アッキーのいきなりのカウントに僕がビクッと焦ったのが面白かったのか
悪戯っ子アッキーは2ステージ目でもいきなりのカウントを仕掛けてきたわけですな

でもね
あの曲はいきなり歌部分になるから
ガイドコードを鳴らしてキーを示してあげないとならないわけで
そのための短いイントロを用意してたのです

その打ち合わせをすっ飛ばしていきなりカウントした悪戯っ子

演奏に突入するのを一回止めたけど
あのまま曲が始まってしまってたら
ガイドコード無しでアッキーは最初の音程取れたのかな

というか
最初のガイドコードなんかどうでもよくて
「焦らずに進めばいい」という曲で
2度までも僕を「焦らそう」と仕掛けて来たアッキーの
本番での遊び心を僕は評価しますよ

ライブは楽しいよね
アッキー

「焦らずに」の曲で焦ったけど僕も楽しかったよ



。。。



ということで2ndも滞り無く終了

客席には判らなかったでしょうが
打ち合わせに無いことも何回か突発的に起こり
それも楽しみつつ無事に終えることが出来ました



真面目な話

今日は楽しかった



曲を当たり前な解釈でシンプルに演奏して
それだけで良い世界観を描けるには
声や楽器一本だけで
ちゃんとストーリーを描けるスキルが無いと具現化させられない

そういう意味では
やっとそういうオーソドックスな形をとっても
(奇をてらったコンセプトを取らなくても)
良いと感じてもらえるくらいの音が出せるように
やっとなって来れたかも

「普通」の中に幸せは宿っている
ってのが僕の信条なんです


普通にやって喜びを共有する
そんな音楽
そんな人生


これって長い年月
感覚を磨いて訓練を重ねて来たご褒美だよな
(自画自賛みたいかもですが…)


せっかくここまで辿り着いたのに
不摂生をして健康を害して早死にしたら勿体無い

もっと磨いてもっと素敵な音を奏で合いたい


。。。


帰り道

運転しながら
なんかつくづく
楽しかったなぁ今日のライヴ

沸々と音楽の喜びに浸りながら運転したのでした




こういう場に参加させて頂くことに心から感謝しています




聴いてくださる皆さんのお陰で幸せ
今後ももっともっと精進したくなりました



ありがとう
音できっとまた
皆さんに喜びをお返しします

















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本番前夜の日記

2015-12-05 | ギターの栄養


前夜にフォークギターの弦を替えながら
先日のRHでぶれてたところ思い返しながら
手と頭の両方で修正した

RHでハマる時は大体
歌と演奏のグルーブがズレてるときだ

今回も多少だけどRHの中であった



僕は晃教くんくらいリズムに固執した歌唱をするボーカリストに
かつて巡り会ったことがない


僕がよくduoで感じる
一体感から解放感へと突入する感じと同じような化学反応を
アッキーはリズムという入口から求めているのを感じるのだ



メトロノームで表されたテンポの数字を共有しても
グルーブの共有にはならない
ビックリするほど点がズレてることもある



身体というか意識というかの中を
1小節に2回転する生き物が僕らの中に在って
その回転の楕円具合を合わせないと駄目なのだ

正円は存在しない


明日やる曲の彼の歌の歌を聴きながら
歌が乗っかっっている楕円のレールの形を感じながら
弦を替えてるうちに
もう演奏が始まってるのと同じモードに自分が入る


若い頃はこれで興奮して眠れなくなって
本番当日に寝不足、なんてことも多々あったが
年とったからか全然興奮しないのである


12月のライブはクリスマス仕様だし

しっとりで良いか



たゆって流れて
たまにスパークさせるくらいで
良いのでは


クリスマスだし



優しくていい













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RH for 赤坂見附Graffiti

2015-12-04 | SUI(大地穂)


出かける前に湯船に浸かって
身体がホカホカになって出かけて
今日は夜からの大地穂ちゃんのリハ

今日は久しぶりにハーヤンのパーカツと一緒です




アコギ1本と違ってリズムでの会話がプラスされるからかなり楽しい


今年も穂ちゃんと沢山演奏させて頂きましたが
今年最後の赤坂見附Graffiti弾き納めです^^





















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RH@black A

2015-12-02 | ギターの栄養





今日は中川晃教くんのリハ

大坪さんと
ブラックAで



いきなりな切り口ではありますが…

そもそもなんでブラックAと名付けたのか…

ホワイトBじゃ駄目だったのか…

グリーンPとか結構可愛いと思うのだが

いっそ
江戸紫Zとか駄目?



付き合いがもうだいぶ長くなってるもので
どうも晃教くんの現場に来るとふざけてしまう癖がついてます

それも男子ウケしかしないような幼稚なやつね


仕掛けられたブーブークッションに
晃教くん(もしくは大坪さんでも可)が引っ掛かる様を妄想して
ニヤニヤ運転しながらブラックAに到着














大坪さん到着


羊羹越しの大坪氏
おさらい中







おさらいは続く




晃教くん到着




羊羹越しにおさらい中




羊羹越しの二人





そしてRHは滞り無く進み終了





おつかれさま







では6日

この3人でコットンクラブでお目にかかります

どうぞ宜しくお願い致します




















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音楽家

2015-12-01 | ギターの栄養



どちらも本人は無意識な場合がほとんどだが

割り切れない想いを音楽に反映させてしまった音楽家と
割り切って仕上げることが出来る音楽家が居る


そしてこれも無意識のうちに
両者が音を描くために用いている画材は
漆黒の墨とパステルほどに違う



勿論、どちらが良い悪いではないが...







今日は午後からこの方のRH







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まだ知らない

2015-12-01 | ギターの栄養



詩人を痛め付けると良い詩が生まれる
と言ってたのは誰だったっけか

精神が負った苦悩は即、芸術の糧だという意味だ

そういう意味で
僕が関わった中で一番濃いアーティスト性を秘めた歌手のリハが
故あって1年以上のブランクを経て今日再開された



音はスムーズにまとまったが
ご本人の精神は心もとなくヨロヨロとしていた
背負った苦悩が大きすぎるからだ

そしてこの苦悩の大きさが全て作品の糧になっている
という素晴らしい事実を
当のご本人はなかなか俯瞰することが難しいからだ









いずれ大輪の花が咲くであろう事を

本人はまだ知らないだけ…













































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