A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1143 『光と物質のふしぎな理論』

2016-03-01 22:24:42 | 書物
タイトル:光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学 (岩波現代文庫)
タイトル別名:QED : the strange theory of light and matter
シリーズ名:岩波現代文庫, 学術 ; 177
著者:R.P.ファインマン
訳者:釜江常好, 大貫昌子
発行:東京 : 岩波書店
発行日:2007.6
形態:ix, 221p ; 15cm
注記:原著 (Princeton University Press, 1985) の翻訳
    岩波書店1987刊の岩波現代文庫版
内容:
「ねえ、リチャード、あなたは何を研究しているの?」友達の奥さんがそう尋ねてきた。はてさて、どうする、ファインマンさん。物理が全然わからない人に、自分の研究を理解してもらえるか。それも、超難解で鳴る量子電磁力学を。光と電子が綾なす不思議な世界へ誘う好著。物理学者リチャード・ファインマン、面目躍如の語りが冴える。

目次
まえがき

ファインマンの挨拶
1 はじめに
2 光の粒子
3 電子とその相互作用
4 未解決の部分
訳者あとがき

購入日:2016年2月29日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 キュレーションを手がける「High-light scene」展の参考文献として購入。
 「ハイライト」について考えるにあたって、まずは「光」についても勉強しておこうと思い、文献を調べてみたところ、ファインマンの本なら文系の私でも読めるかもしれないと思った。私は「物理が全然わからない人」だが、果たしてどうだろうか。