A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記217 「交通の教則」

2008-12-29 22:00:06 | 書物
タイトル:交通の教則[運転者用]
監修:警察庁交通局
編集・発行:財団法人全日本交通安全協会
発行日:2008年11月12日第16改訂版
内容:
特集:
最新の道路交通法改正
これから施行される道路交通法
過去5年間の道路交通法令改正点
安全のための運転知識
交通事故の実態

CHAPTER 1 歩行者と運転者に共通の心得
CHAPTER 2 自動車を運転する前の心得
CHAPTER 3 自動車の運転の方法
CHAPTER 4 危険な場所などでの運転
CHAPTER 5 高速道路での走行
CHAPTER 6 二輪車の運転の方法
CHAPTER 7 旅客自動車や代行運転自動車の運転者などの心得
CHAPTER 8 交通事故、故障、災害などのとき
CHAPTER 9 自動車所有者、使用者、安全運転管理者、自動車運転代行業者などの心得
別表
実用
(本書目次より)

入手日:2008年12月25日
入手場所:千葉運転免許センター
前回と同じく免許証の更新に行った際、講習時に配布された資料としていただいた冊子。人は言うかもしれない。いくら未読日記だからといって、こんなものまで取り上げるなと。所詮、数合わせだろうと。だが、記録とは主観で「選択」するような恣意的なものではない。条件に合えば、どんな内容の本であれ、すべて取り上げるのが、正しい記録というのものだ。

さて、本題に戻りたい。このような講習自体はとても必要なものだろうと思う。多発するする自動車事故(とくに飲酒運転等)を防止するうえでも、やっていないよりはやった方がいいと思う。だが、このような講習を行なう際に使用する「交通の教則」という冊子において、「ちびまる子ちゃん」のイラストはないだろうと私は強く思うのだ。講習は更新を向えた人たちが対象である。したがって、必然的に成人を過ぎているはずである。あるいは、この冊子が運転免許取得の教習に使われることもあるだろう。だが、それでも「ちびまる子ちゃん」はないだろうと思うのだ。子ども向けのキャラクターを使用し、かたい内容をやわらかくしようとするその姿勢はわかるが、いくらなんでもバカにしすぎじゃないだろうか。だからといって、こうしたいとかがあるわけではなく、結局は結論などなく、どうでもよかったりはする。用語・事例索引において、「ちびまる子ちゃん」は言う。

「確かめたいとき、疑問に思ったとき、調べてみよう!」

索引の意味を知らない人のためのアドバイスなのだろうか?たいへん親切な小学生である。
ちなみに、本書の奥付を見ると、[運転者用]と書かれていて、妄想が広がっていく。運転者用ではなく、同乗者用とか、歩行者用とかがあるのだろうか‥。



未読日記216 「人にやさしい安全運転」

2008-12-29 21:26:39 | 書物
タイトル:人にやさしい安全運転
監修:警察庁交通局
協力:科学警察研究所交通部
編集・発行:財団法人全日本交通安全協会
発行日:2007年7月1日
内容:
特集 テーマ1:ハイテクを活用する
特集 テーマ2:リスクに備える
特集 テーマ3:環境を考える
第1章 人にやさしい安全運転
第2章 安全運転の基本
第3章 危険を予測する運転
第4章 身体機能と運転操作
第5章 応急救護処置
(本書目次より)

入手日:2008年12月25日
入手場所:千葉運転免許センター
免許証の更新に行った際に、私は初めての更新だったため、初回講習を受けなければならかった。その講習時にもらった1冊が本書である。講習所でもらった教科書とほぼ同じような内容の冊子である。
講習は、学校か予備校の教室のような部屋で行なわれた。使い込まれた木造の板とパイプの脚がつけられたよく学校の教室にあるような机が20台ほど並べられた部屋だった。やや長方形の教室だったが、前方左斜めにはプロジェクタや書画カメラというのだろうか、プリントや本を置くとそのまま画像がスクリーンに投影されるカメラからの映像が上映・映写できるようスクリーンが天井から下ろされていた。正面にはホワイトボードがあり、ホワイトボードは2段のスライド式になっていた。私が部屋に入って、2、3分たつと係りの人が入ってきて、10時15分か20分ごろに開始いたしますと告げ、出て行った。あと5分ほどあったので、トイレに行くことにした。それにしても、あの部屋で講習を受けるだろう約20名ほどの人びとは皆、12月か1月生まれかと思うと不思議な気がする。同じ部屋に同じ月の誕生日の人さえそうそういないというのに、ここでは場合によっては全員12月生まれかもしれないのだ!別にそれはそれでかまわないのだが、同じ月(翌月の人もいるかもしれないが)の人びとが1箇所にいるという状況が初めてのため、興奮しているのだろうか。いや、こんなことで「興奮」などという言葉を安易に使ってはいけないのではないか?「興奮」とは喜怒哀楽のある出来事を経験したり、感じたりするときに使うべきであって、たかが同じ月の人が9割を占めるぐらいのことで興奮していいのだろうか?それとも、言葉の上で「興奮」などという言葉をあてがっているのだろうか。他に言葉が思いつかないからといって安易に通俗化された言葉を使っていいのか。
ということは考えず、10時17分に教室に戻り、椅子に座った。