佐渡の翼

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「麺好や ゆうじ」その後     投稿者:佐渡の翼

2011年11月17日 06時22分59秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記(ラーメン編)

「麺好や ゆうじ」の開店から早2週間以上が経過した。「麺好や ゆうじ」さんの、オープン初日のわざと(か?、それとも調理が追いつかなかったのか?)客を待たせ、繁盛しているかのように見せかけた戦略は、格好の話題作りにはなったが、店の中で待たせたのならともかく、店内座席に余裕があるにも関わらず、店外で客を待たせたのは、店に行けばすぐに入れてもらえるのに慣れた佐渡島民の神経を逆撫でし、「客さばきに問題あり」と相当の反発をかったようである。その後のなりゆきを見てみると、券売機で食券を購入後、席まで案内され、そこで「お水とおしぼりはセルフサービスにつき取りに行って下さい」と言われたら、「何だ又逆戻りかい」と舌打ちする客は多かろう。これが両津の「あじゃあじゃ」程度の小さなお店ならば苦にはならないが、旧「一龍」の店内は広すぎるので、せめて水とおしぼり程度はスタッフが運んでもいいのではないだろうか?お客様からのご意見を真摯に受け止めて、従業員全員で話し合い、軌道修正をするために、開店3日目の11月4日に臨時休業したのは賢明なる英断だったと思うし、店主の、お客様のご意見を素直に受け止める、その姿勢は高く評価されるであろう。お客様に不快感を与えない事、イライラさせない事、長時間お待たせしない事、怒らせない事、これらは自身が客の立場に立てば身に染みて感じる事である。常に客の身に置き換えてサービスを考える、それが重要なのである。麺が売り切れたため閉店時間前に店じまいと言うのも、どのくらいの客が来店するかの予測、つまりマーケテイングリサーチが不充分なためと思わざるをえない。せっかくこのお店のラーメンを楽しみにやってきた客の落胆が続けば、そうしたお店の不備は口コミで伝わるのが早い。仕入れ量と来店予想客数とをぎりぎりまで合わせ込んだ仕入れや仕込みを行えば無駄のない経営ができるが、材料切れのリスクを伴う場合があり、収益減につながりかねないし、「何だせっかく来たのに閉店かよお~」と客に思われるのは店の評判を落としかねない。米粉で作成した麺の日持ちが短く、その日のうちに売り切らないと味が落ちると言う事情があるのかなと想像しているが、麺の作成方法は企業秘密だからいたしかたのない事かもしれない。

 

スープの味、米粉使用の麺作り、などは客の好みで様々に評価は分かれると思うし、美味しいと思う人の方が大半のようだが、中には「う~ん」と言う人もいるようだ。それぞれに少しづつ改良の余地はあると思うのでお客様のご意見をアンケート方式で求め、味改良に役立てる努力も必要ではないだろうか。最後に、口さがない外野が何と言おうと、己がこのラーメンならば自信が持てると言う物を出し続ける信念と執念を持ち続ければ必ずや道は開ける。何故ならば、文句を言いながらもこのお店には頑張ってもらいたいと言う佐渡島民はたくさんいるからだ。店主に於かれては、寒さに向かう折、十分に自愛し、様々な風評に惑わされる事無くひたすら美味しいラーメン作りに邁進し、精進してもらいたいと思う。最初はけなしはしたが、あくまでも激励が本音であり、「麺好や ゆうじ」さん、当ブログは応援していますよ。  



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