佐渡の翼

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筆者の大嫌いなときわ丸    投稿者:佐渡の翼

2015年05月06日 02時14分40秒 | 佐渡汽船

筆者は昨年の5月6日、両津発午後12時40分のカーフェリーに乗船した。配船は就航後間もないときわ丸であった。ネットカフェ「自遊空間」の経営者様は、この船の3階にあるパソコン作業が可能な電源プラグ付近の二等の椅子席が殊の外お好きなご様子である。ときわ丸の1階と2階は車両置き場になっており、3階に二等船室があり、4階に一等船室、そして5階に一等船室・特等室・スイートルーム及び展望室と甲板部分の展望デッキとがある。おけさ丸では、3階に二等船室をそして4階に一等船室を配置し、5階に特等室とスイートルームを設置してある。つまり、おけさ丸では一等と特等を別の階に配置してあるのに対し、ときわ丸では一等の一部と特等を同じ階に配置する、謂わば呉越同舟ならぬ貧富同舟の構造になっているのが気に食わないのだ。お陰で下等級室の乗客が特等室の前を通って甲板部分の展望デッキへ行ける構造になっており、特等室が持つ本来の静謐さが阻害されている。一応通路には「お静かにお通り下さい」との張り紙があるが、二等室の下衆な乗客の「お、すげえなあ~」などと言う大声を抑止する力はない。更に、トイレも特等と一等の客が共同利用する構図になっていて、おけさ丸のような特等専用のトイレが無いのである。それもこれも、5階に目玉となる展望デッキを設置した設計の弊害である。同じ特等料金を払うのなら、時間的余裕があれば筆者はおけさ丸の方を選択する積もりである。更に、おけさ丸では特等室は全7室あるのに対し、ときわ丸では4室に減らされており、残り3室をスイートルームに転用した構造になっている。そして、特等の部屋の広さはおけさ丸よりも狭いときているから、特等の快適性を犠牲にして展望室などを設置したこんなふざけたカーフェリーは筆者には不要である。今年の黄金週間は帰りは両津航路で我慢するが行きは小木直江津航路に就航した高速カーフェリーを利用する予定である。

特等室内





展望デッキへと至る通路





展望室内部。広角レンズで撮影しているので広々とした感じで写っている





展望室から見た船首部分





二等室の椅子席

毛布貸出所

船内は激混みであった







特等室のある階を子供が駆けずり回っている

特等室エリアは一応こんな感じにはなっている



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