佐渡の翼

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だいまるラーメン(佐渡市東大通り)   投稿者:佐渡の翼

2013年06月09日 04時29分00秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記(ラーメン編)

昨年の11月上旬のとある日、筆者は、かつての人気ラーメン屋、だいまるラーメンさんを訪ねてみた。かつてと書いたのは、2011年1月頃までは、美味しいラーメン屋さんだったからだ。午前10時45分頃にお店の前を通過したら、既に営業中の看板が出ていたので、えらく早い開店だなと訝しく思った。通常はどんなに早くても11時開店だからだ。お店に入ると、店内がかなり改装されていた。会計場所がテーブル席になり、かつてテーブル席だった所が、会計場所に変更されていた。一瞬、?と思ったが、別に気にも留めずに、カウンター席に座り、メニューを眺めてみた。すると、「水はセルフサービスでお願いします」との張り紙があるのに気づいた。確か以前は店員が運んで来たはずなのにおかしいなあ~と思った。スタッフの数が減ったのだろうか?厨房内を覗くと、若いおねーさんとおばさんの二人でラーメンを作っており、更にもう一人のおばさんが洗い物担当で店を手伝っていた。だが、2011年1月頃までは居たはずの男性のラーメン職人の姿が消えていた。お店を辞めたのだろうか?「麺好や ゆうじ」にでも引き抜かれたのか?どんどん?マークが増えていく。メニューの品数が少し減ったような気がするし、メニューの裏側を見たら、営業時間は午前10時半から午後3時までで、夜の部の営業を中止したようである。明らかに営業体制を縮小していた。

少々嫌な予感がしたが、気を取り直して、赤味噌仕立てのだいまるラーメン(750円)を注文してみた。「赤味噌は、佐渡味噌に京味噌、越後味噌をブレンドした物で、そのタレにはおけさ柿が使用されているため、ビタミンCが豊富で美容にいい」との能書きが書かれていた。注文後8分ほどでラーメンが出来上がった。調理時間は2年前より約6分ほど短縮されている。まずスープを一口啜ってみた、ややピリカラ味ながら、以前同様美味しいスープで、しつこさは無い。だが、麺の湯切りが不十分なため、麺が水っぽく、スープとの絡まり具合はいまいちである。麺の湯切りは力強く一気にやらないと上手くいかないので、都会のこだわりラーメン系のお店のスタッフは全員男性である。この湯切り行為を女性の細腕に求め続けても無理な話であろう。チャーシューは以前と違って硬いし、煮卵は中まで味が浸み込んでおらず、しかも冷たいと来ている。どう贔屓目に見ても、ラーメンのquorityは2年前に比較すると落ちていた。メニューには、「昔ながらの醤油ラーメン500円、特別価格でやらせて頂きます」と泣かせるような文言が並んでいたが、繁盛店が安売りをするようになったら終わりである。どんどんdownhillを下っていくだけだからだ。「マンモス」や「とっきち」のように、子供や老人ならば満足するラーメンかもしれないが、若い人は出世街道の方へ流れていくだろう。2年前までは激賞していたラーメン屋のこの突然の変化は何故(なにゆえ)だろうか?謎が謎を呼ぶのは筆者のブログ記事だけでは無かった。「鬼手仏心」と言う言葉がある、「飲食店は、その経営母体に寄らず等しく評価すべし」と言う筆者の信条を曲げる訳にはいかなかった。翼君のお気に入りお店リストから、佐和田の人気ラーメン店が又一つ外された。だいまるラーメンさんに於かれては、今後の御奮闘を期待したいが、現体制を立て直さない限り、翼君の美味しい店リストへの復帰は当分困難であろう。最後に、だいまるラーメンさん、何度も美味しいラーメンを食べさせて頂き本当に有難うございました。

メニューの品数はかなり絞り込んであった。



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