今日は「いかにも高島時雨」的天候だっった。
そんな生憎の天気の中、古くからの友人Sさんが、ご主人と一緒に、遥か彼方、琵琶湖の向こうの竜王町から、
イチジクの苗木を持ってきてくださり、力持ちのご主人が、木株を起こして、穴を掘り植えてくださった。
2,3年後には実がなるそうだ♪
他にも、リョウブを切ったままにして放置していた木株を3つも掘り起こしてくださり、
裏庭はすぐにでも畑ができそうな一角が出来上がった。感謝。
ご主人はハクのファン?だ。このところ、凛太郎よりハクの方がご近所でも人気がある。
そのハクは、S夫妻に昨年も会っているのだが、その時はまだ「怯え」の方が強かった。
今回の再会で著しく変貌しているという感想をいただいた。
社会性も養われてきたのか、母ちゃんがしゃべっている人には警戒心を解くようになっている。
今日は、作業終了後みんなでお茶をしていたら「ちょうだい」とSさんの膝に手をおくまでになっていた。
「ねだれば貰える」という知恵もついてきたのかもしれないけれど、人懐こさも出すようになってきたようだ。
S夫妻のところには、8月1日生まれの柴犬「りゅうくん」が家族に加わったそうだ。
次は、琵琶湖を渡って、みんなでりゅうくんに会いに行こうね。
ハクは、S夫妻がお帰りになった後、掘り起こされたでっかい木株に早速シッコをかけて、真っ黒けの足になって帰ってきた。
拭きがいの有り過ぎる真っ黒けの足だった。本当に畑にするには良い土に思える。
ハクへ
ニンゲンも悪いことないやろ(^^)
あんたが、捨てられたか、逃げ出したかして、ひとりで山の中を彷徨っていた時に
どんな苦労や怖い目におうたか、母ちゃんにはわからへんけど、
ニンゲンかって捨てたもんちゃんのんやで。
そら、犬がキライな人に、棒でなぐられたこともあったかもしれん、箒で追い払われたことがあるかもしれん。
母ちゃんの家に来た時、母ちゃんが箒で掃除をしようと、箒を手に持っただけで怖がっていたし、
雨が降っていた時、傘を持っただけで怖がっていたから、きっとこういうものでなんかされたんやろなとは想像はしていたけど、
そのたびに、これは箒いうて、掃除するもんやしな
これは雨が降ったらさすもんやしな、って言うてるうちに、だんだんと怖がらんようになってきたな。
ハクも、きっとこのごろわかってきたんやと思う。
「ニンゲンも捨てたもんちゃうな、エエ人もいはるんや。
誰も彼も、怖がらんでもええんや」って。
良かったな、ファンまでできて。
母ちゃんも、あんたが来てくれて、ほんまに良かったで。
さて、このところ影が薄くなっている?凛太郎は、兄貴風だけはふかしているけど、
「なんか最近分が悪い」気がしているのか、やたら母ちゃんに甘えてくる。
二人とも大好きやしな。
二人が母ちゃんのところに来てくれて、一緒に暮らせて、ほんまに良かったって思ってるんやで。
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